Rynten ゲスト #453 PANTAさん pt.2

世はハナミズキ、サツキを通り越して紫陽花の季節がやってまいりました。もう少し帆を進めるとひまわりの季節がやってまります。いかがお過ごしでしょうか?

以前と比べると部屋の湿度計が上がっています。
僕も仕事が立て込んでいる時には、カップラーメンをよく食べます。
ただ、よく見かける〇〇屋のラーメン、〇〇地方のラーメン、老舗あるいは繁盛店を模してその味を提供するカップラーメンもたくさん出てきています。これは僕個人の意見ですが、そう言ったラーメンを美味しいと感じたことがないんですよね。確かに企業努力もあるとは思いますが、最初から「これはあくまでもカップメンです。」と作られたものの方が美味しい。
名前を出しますと、カップ麺草創期に作られた、日清のチキンラーメンやカップヌードル。うどん系のカップ麺というのは、良く出来ていると思います。赤いきつやどん兵衛など出しは絶品です。麺にこしを期待するのは無理かもしれませんが、よくここまで美味しく作れるな、と関心します。
みなさんはいかがでしょうか?

■Ryntenゲスト《PANTAさん
先週に引き続き《PANTAさん》にお越しいただきました。《マーラーズ・パーラー》を聴きながらのスタートです。

倫『〝PANTA〟さんといえば《頭脳警察》、日本のロックの低迷期、草創期を支えた人。それまでは日本のロック?は、グループサウンズしかなかった。』
P『お手本がいなかった。「日本のロックってどういうことやったらいいんだろう?」とまず言葉の選び方から始めた。今までの歌謡曲などの既成概念をぶち壊していかなければならないから、すごく毛嫌いされた。今だに業界からは違う目でみてる方がいらっしゃる方が多いと思う。』
倫『でも「だからどうした!?」という感覚もお持ちでしょ?』
P『はい。』

倫『グループを組まれた時のバンド名は〝ピーナッツバター〟でしたっけ?』
P『それは仮の名称。一時期、大手プロダクションに入りアイドルグループの弟バンドにされそうになって、「冗談じゃねえや!」と喧嘩して辞めた。でも今は、そのグループのギターの方とすごく仲がいいんです。そんな事件が毎日でした。時代がそうしてたと思います。その一年後、頭脳警察を創りました。』

「どうしてモノマネばかりが流行るのか?」「どうして横文字じゃなければいけないのか?」「モノマネ猿の大行進!」「グランドファンクをうまく演奏して何がいいんだ!」「レッドゼッペリンをうまくコピーして何が偉いんだ!」「世界に出るのは英語だ!」と、メンバーとよく喧嘩したそうです。カナダの〝フラワー・トラベリン・バンド〟が世に出た時、答えが出た!とおっしゃっていました。

フラワー・トラベリンバンド参考文献:https://ja.wikipedia.org/wiki/フラワー・トラベリン・バンド

ここで一曲。頭脳警察の後に結成された《PANTA & HARU》のアルバム《マラッカ》に収録されている《裸にされた街》。

倫『これもちょっと色が違う。アルバムを1曲目から通して聴くと生きるし、他の曲も生きる。いろんな側面がありますね。』
P『はい、必ずあるんです。倫典さんの生ギターの爪引きでこのメロディーをやっていただけると嬉しいかな、と。』
倫『いいですねえ。でもこのテイクもいいギター弾かれているじゃないですか?!素朴さの中でもキラッとするものがある。』
P『これが難しんです。』
倫『なんでもそうです。誤魔化せない。』
P『世の中簡単に見えるほど難しい、って。』

倫『先ほどお話の中で、頭脳警察を結成されたのが69年。丁度同じ時期にウッドストックでフェスティバルがありましたね。その影響ってありました?』
P『69年は本当にいろんな年でした。東大安田講堂陥落、渋谷の東横劇場でミュージカルヘアーが上演され初めてのミュージカル体験しました。これは大きかったです。

その後、このミュージカルが大阪へ行く途中、劇団全員がマリファナで逮捕され幻の公演と相成った…わけです(苦笑)。

PANTAさんは映画にも出演されて、〝稲村ジェーン〟や〝沈黙〟にまで。その沈黙の監督〝マーチン・スコテッシ〟さんと撮影中、ウッドストックの話をしたことが一生の宝物、と話されてました。

〝これから全国を回る〝犬婿入り〟という映画にも出演されていますので、ぜひ観てくださいね。

倫『プロデュースや楽曲提供もやられてますね?』』
P『そちらの方が好きです。オファーもされないのにうちにこもって曲書いて「俺だったらこうするんだけどなあ。」と勝手に料理するのが好きです(笑)。』
倫『日本中・世界中回っているのが好き、というのは限界がくるじゃないですか?!』

P『そうですね。ホテルの中で曲を創る、とかそんな器用じゃないですから。自分の手がとどくところに電源のスイッチがあって…。』
倫『一緒です。椅子を一回転したら全ての用が終わる。』
二人で(爆)

お別れの曲は、《時代はサーカスに乗って》。
〝アイドルグループ制服向上委員会〟と〝寺山修司さん〟の血をひく〝血色咸宜弾〟という女の子の劇団と合同でやった時代はサーカスの像に乗って、というミュージカルの最後に自分が書いたこのテーマソング。それを頭脳警察でシングル化。「「オリコンチャートだ!」と歌ったのが、この曲。」と話して下さいました。

収録を終えて。
PANTAさんといえば頭脳警察。頭脳警察といえばPANTAさん。僕らにとっては先輩であります。大学時代、僕もロック小僧でしたから、幾度となく耳に届いていた頭脳警察です。日本のロックの幕開けを演出した当事者が今も現役で日本各地を回っていらっしゃるところにエールを送る、感動すら覚えます。放送禁止になるような曲をたくさん書いたRockerですが、30年前あれだけの波風を立てたのか?!というくらい柔らかい方でした。今後ともよろしくお願いします、という感じです。ライブスケジュールもたくさんあるようですので、ぜひチェックしてみてください。

PANTAさん、また遊びにきてくださいね。

【PANTA スケジュール】
・6月22日大阪高槻「Music Square 1624 TENJIN」
・6月23日名古屋「TOKUZO」
・6月24日東京下北沢「風知空知」
・6月25日東京目黒「アピア40」
・7月2日浜松駅前
・7月9日横浜「ロッキーシティー」

PANTAHP:http://www.brain-police.com

【中国南端〝海南〟】
〝福州〟から飛行機で約2時間、海南省〝海口市〟へ。迎えてくれたのは、3年前も主催してくれた〝珠さん〟と昨年7月北京でお会いして以来の再会です。

街は至る所で開発中。長閑な風景は消えてしまうのか…と残念な気持ちも。これも時代の流れですね。

ホテルはというと…町の外れでしたが、すごいリゾート地。ゴルフがメインなんだとか。夏には賑わうんでしょうね。

ライブの方は、超満員。本当に有難い。スタッフの皆さんに感謝。

オープニングには、〝ワン君〟と珠さんの息子さん13歳。僕は、彼を〝珠ジュニア〟と呼んでました(笑)。で、息子さんから「「トトラの島」を演りたい!」とオファーが。完璧に弾いてましたねえ。前回、お会いした時もかなりの腕だったので、楽しみにしていました。ソロは押尾君のカバーでした。

アンコールでは「質問コーナー」を設けました。「何か質問ありますか?」との問いかけに手をあげる人の数が半端ない。

急遽、終演後にインタビューが。

打ち上げはバーベキューのお店で乾杯。

【天津へ】
海口から、急遽キャンセルとなってしまった〝南昌〟経由で天津へ。なんと!5時間もかかりました。中国って本当に広い。
移動で疲れきった僕たちを迎えてくれたのは、楽器店を経営する〝皮さん(ぴさん)〟一行。早速夕食へ。用意してくれた紹興酒が嬉しかったなあ。

そして、その翌日のライブ前、ぴーさんのお店で取材。S Yairiを製作している〝王さん〟との出会いも大きかったですね。

お店の前で、女性スタッフと。

ここは〝音楽ストリート〟と言われ、楽器屋さんや衣装屋さんなどがずらりと立ち並んでいます。とあるお店の前に一匹のアヒル。聞いたところによると番犬なら〝番アヒル〟なんだそうです。よく吠えて?鳴いてました〜。

そしてライブ。430人もの人たちが来てくれました。お客さんがとても暖かかった(涙)。

打ち上げはバーベキューのお店で。

【ライブ@上海】
上海に戻り夜の街を闊歩(笑)。

中国ツアー最終日は〝上海〟。以前も演奏させてもらった会場です。たくさんの人たちが来てくれました。オープニングには、地元〝ワン君〟と〝ウッディー君〟。とても面白いユニットでした。
ここでもワン君と一緒に〝トトラの島〟。最終日だけに感慨深いものがありました。

福州の主催者〝りーさん〟が「もう一度観たい!」と新幹線で5時間もかけて来てくレたんです(涙)。

打ち上げはみんなで鍋を囲んで乾杯!

みんなで記念撮影。

【戻り日】
上海に滞在する時には、スタッフのおすすめで、必ずここでランチしてました。安いし美味しい!決して広いとは言えない店内はいつも超満席。
空港へ向かう前の最後のランチ。お店のマスターと奥さんと写真を撮らせてもらいました〜。

ここには猫がいます。1匹や2匹ではありません。4、5匹いるんだとか。マスターと奥さんが面倒を見ているそうです。レジカウンター奥には、生まれたばっかりの5匹の仔猫も。そして、入り口には爆睡した仔。何をやっても起きない(笑)。来るお客さん皆さんは、猫がいるのを承知で来店しています。皆さんも、この仔にちょっかい出すんですが、我関せず…でした〜。
マスターと奥さんはきっと優しい方なんだろうな…だから料理も美味しい…美味しいからお客さんが集まる…そんなことを思っていました。

最後に、今回、上海での主催・ツアーコーディネイトやPAに限らず、細かなところまで気遣いしてくれた〝RUSIさん(僕の左側)〟とコーディーネイト・アテンド・オープニングと奮闘してくれた〝ワン君〟。本当にありがとうございました。謝謝!
最後に、RUSIさんのスタジオ前で。

■Ryntenライブスケジュール
・6月24日(土)千葉九十九里「シーブリーズ」
・7月1日(土)福岡朝倉「音茶」
・7月15日(土)静岡浜松「なんでモール」
・7月16日(日)福山「とおり町交流館」
・7月22日(土)岐阜高山「ピッキン」
・7月23日(日)三重志摩「プルーフ」
●北海道ツアー
・7月5日(水)釧路「釧路倶楽部」
・7月6日(木)釧路「HOBO’s」
・7月8日(土)札幌「札幌スクールオブミュージック&ダンス専門学校7F LS-1」
・7月10日(月)富良野「きつつき」
・7月11日(火)増毛「牛田屋」

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

Rynten ゲスト #452 PANTAさん pt.1

東京も梅雨の足音が聞こえ始めてきました。いかがおすごしでしょうか?

僕自身、あまりテレビを観る方ではありませんが、ニュース番組はよく観ます。最近の話ですが、よく耳にする、目にするのは「先ほど〇〇とお伝えしましたが、〇〇の間違いでした。お詫びして訂正します。」あるいはテロップで「〇〇という文字が間違っておりました。正しくは〇〇です。」とやたらと多い様な気がします。もちろん、そういった事は昔からありましたね。子供ごごろにそういった画面が流れてきたのを覚えています。しかし、こんなに頻繁だったかな、というくらい多いです。

僕に言わせると、スタッフの方はもう少ししっかりした方がいいのではないかな?という気がします。チェックのゲートをもう一つ二つ増やすとか。何か方法はあるのではないでしょうか?まあ、人間のやる事ですから全く無くす事は無理かもしれませんが。

お便りをご紹介します。
・TAKさんから先月、ポール・マッカトニーの来日公演についてのコメントです。
『50年前の楽曲を同じキー同じアレンジで本人の肉声で聴ける、これが素晴らしい。中学高校時代に熱狂した曲たち、それを生で聴く事ができる。限界もあると思いますが、少しでも頑張って欲しい。』
・また、僕のアレンジに対するメッセージも頂きました。
『原曲のエッセンスを非常に大事にされます。弾いて観たいと感じるのもそこに惹かれるからです。』
・さて、ビートルズ…『日本人なので詩の世界よりメロディーに惹かれる。コード進行、アレンジ、ポールならばベースライン。全てが揃って聴いていて感動になるんだな。』

■Ryntenゲスト《PANTAさん

今週と来週は、ロックバンド《頭脳警察》から《PANTAさん》をお迎えてしての放送です。もちろん、お名前は以前から存じておりましたが、お会いしたのは初めて。とても紳士な方、という印象を受けました。
アルバム《PANTAX WOLD》から《マーラーズ・パーラー》を聴きながら。

倫『ようこそおいで下さいました!PANTAさんと言えば伝説の方。この曲はソロになってからの?』
P『’75年に頭脳警察を解散
し’76年に出したアルバム。「今まで出来なかったことをやろう。」と、バラードとかを中心に創りたかった。でも世の中見渡したら“やわな音楽”ばっかり。「俺がギャーギャー言わなきゃいけない!」と出したアルバムです。』
倫『「ぎゃーぎゃー言わなきゃ…」とは言っても、頭脳警察はもっと凄かった!とのイメージもあるし、日本のロックの曙、草創期を支えてきたグループ。実際、どんなメンバー構成だったんですか?』
P『最初は6人の男女混成。ひとり消えふたり消え4人に。でもその後、メンバーでトラブルが起こり、ボーカルの自分とドラムのトシしか残らなかった。そして自分のギターとボンゴの2人編成に。〝ティラノ・ザウルス〟の〝マーク・ボラン〟という人がいて「あんなのをやってもいいよね。」と新しくメンバーを探す、という発想にならなかった。』

〝ティラノ・ザウルス〟は一世を風靡したTREXの前進です。

倫『影響を受けた海外のアーティストは?』
P『ニューヨークの“グリニッジ・ビレッジ”に《吠える》という詩文を書いた《アレン・ギンズバーグ》という象徴的な人を中心に“ビートニク詩人”たちが集まっていた。その中の新人たちが楽器を持ってグループを結成した《FUGS》が大好きだった。後に《マザーズ・オブ・インベンション》という《フランク・ザッパ》のグループを知り「FUGSに似てる!」と好きになりました。』

その後フランク・ザッパは〝Who Are The Brain
Police?〟(邦題「僕は誰だ?」)という曲リリース。それを直訳し“頭脳警察”になったんだそうです。
アレン・ギンズバーグ参照文献:https://ja.wikipedia.org/wiki/アレン・ギンズバーグ
FUGS参照文献:https://ja.wikipedia.org/wiki/ファッグス
フランク・ザッパ参照文献:https://ja.wikipedia.org/wiki/フランク・ザッパ

今日の1曲目は〝ヘルマン・ヘッセ〟の詩に曲をつけたと言う《さよなら世界夫人よ》。

この楽曲を創った背景を語ってくれました。

P『17歳の時、本屋で〝リルケ〟〝ハイネ〟〝ゲーテ〟が並ぶ中、手に取った本をめくった時、この詩に出会い「こんな世界があるんだ!」と衝撃を受けました。著作権という概念もなく早速曲をつけ、3番も勝手に創り直して自分の言葉で歌ってました。’69年頭脳警察を結成し72年にセカンドアルバムに収録。しかしヘルマンヘッセの詩という理由で、著作権協会から申請を拒否し続けられました。ところが先日「ヘルマン・ヘッセの権利が切れたので申請して下さい。」と連絡があり、発売1
ヶ月で発売禁止になったセカンドアルバムが〝ビンテージロックシリーズ〟という形で再発。やっと世に認知されました。』
倫『放送禁止とか発売禁止…。』
P『放送でかけて頂けると本当に嬉しい。ライブではずっと歌い続けていてましたが、頭脳警察結成後、’72年にファーストアルバムをライブレコーディング。案の定、プレス前に発売禁止勧告が出て、急遽スタジオ録音したセカンドアルバムも発売1ヶ月で「大至急回収せよ!」と。2枚続けて発売禁止となりました。』

倫『当時そんな事があったから、グループ自体が伝説となったんですよね。』
P『発売禁止になった時、新聞社が一面に特集を組んでくれ、色んな方からコメントもありました。〝寺山修司さん〟は「音楽の中の事件は音楽の中で取り締まればいい!」と、本当に有り難かったです。それからは放送禁止用語など気を配り「その中で何が出来るか?」と考える様になりました。』

その後、サードアルバムが初めて世に出た訳ですが、事前にレコード委員会に「自分が見ても酷いな。」という歌詞を送り、それが戻って来てからオリジナルの詩を返送する。そうする事によって、通ったんだとか。

話題に上ってる頭脳警察セカンド。セカンドとは言え実質上、頭脳警察が世に紹介される先駆けとなったアルバムです。

今日の2曲目は、そのアルバムから《振り返ってみたら》。

倫『僕がこの曲を聴かせてもらった時、“毛色が違う”“コードも他の歌とは違う”。ギターもちょっとジョージハリスンを彷彿させるなあ、と。』
P『「頭脳警察のイメージとは違う。」と言われますが、大好きな歌で今でも一人で歌っています。〝メージャー7〟を使う事は、頭脳警察の時とは違いました。後の〝PANTA
& HAL〟時代に、冗談で「メジャー7禁止令」と言ってました。』

来週もお越しいただきます。

【PANTAスケジュール】
・6月4日渋谷「SIFTY」
・6月22日大阪高槻「Music Square 1624 TENJIN」
・6月23日名古屋「TOKUZO」
・6月24日東京下北沢「風知空知」
・6月25日東京目黒「アピア40」
・7月2日浜松駅前
・7月9日横浜「ロッキーシティー」

PANTAHP:http://www.brain-police.com

■Ryntenダイアリ
【中国ツアー@上海】

ツアー前日、上海に上陸。夕食は〝フージョン料理〟なるもの。「どんな料理?」と尋ねたら「香港と上海の料理のコラボです」とのこと。
美味しかったですよ~。

【セミナー開催@上海】

急遽決まった、今回のツアー最終日でもある上海の主催者、楽器店を経営する〝RUCIさん〟のお店でのセミナー。

集まってくれたみなさんは、フィンガーピッキングをされていて、CDを出されている方も。
グループレッスン特有の僕の講義は、基礎レッスン。キーを変えたドレミやハノン。また、アドリブの作り方など。みなさん、真剣な眼差しでしたねえ。
夜には、上海の湾岸=外灘を散歩。観光客でごった返してました。

翌日は、上海でギターをデザインしている〝セブンさん〟と会食。野菜だけのレストランです。どれも見事でした。

写真は、鶏をかたどったもの。もちろん野菜で作られています。鶏肉を食べてる様な感触でした。どれも見事でしたねえ。

食後の後は、バーで乾杯。上海に活動拠点を移したギターリスト〝GINさん〟も駆けつけてくれました。

【セミナー@長沙】

早朝に上海を出発。迎えてくれた、主催者の〝ジョンさん〟と〝朝さん(ちょう)〟一行が迎えに来てくれました。5年ぶりでしたが、暖かく迎えてくれました。で、早速昼食。長沙は内陸のためか?やや辛い料理が多かったですね。でも味付けは美味しいです。

主催の一人、ギターショップを経営されているジョンさんのお店でのセミナーが急遽決まり…ここでも関わらずたくさんの人たちが集まってくれました。メインは「質問コーナー」。相変わらず貪欲です。質問が矢継ぎ早に…。貪欲さに頭が下がるばかりです。

【ライブ@長沙・芸術学院ホール】
今回、中国に入ってからの初ライブ。

たくさんの人たちが来てくれました。3年前、僕の曲でダンスを踊ってくれた〝片片(ぺんぺん)〟も来てくれて…急遽、《大地の輝》でジョイント。楽しかった!

閉館前に全員で記念撮影。

終演後は、ライブ会場とお店は道路を挟んだ向かい側にある、もう一人の主催者でもあり、同じく楽器店を経営している〝朝さん〟のお店でCDの販売とサイン会。終了後に、5年前にスタッフで奮闘してくれた〝さん〟が僕の曲を弾いてくれました。思わず、お店のウクレレでセッション。

で、お店のマスコットでもある《モンモン(雄犬)》とツーショット(笑)。

全て終了した後は、エビとカニのお店で乾杯!みんなで記念撮影。

夜は更けていくのでした(笑)。

【福州へ】

〝長沙〟スタッフと昼食を共にし、空港へ。次は〝福州市〟です。初めてお邪魔しました。
とてもおっとりとした静かな街です。
早速、主催者である音楽学校〝〟を経営する〝李(リー)さん〟と合流。福州の料理を頂いた後、学校へ。

校長室で名物でもある色々なお茶を頂きました。セットがすごい。さすがは、お茶の名産地〝福建省〟です。そして、李さんが弾いているのは、かんからとほうきで作った〝二胡〟。これがまたいい音出すんです。

僕も手取り足取り伝授して頂き、トライしてみましたが、これがなかなか難しい(笑)。

【ライブ@福州 李超ギターセンター】

昼食には100年も続いているという魚のお店に連れて行ってもらいました。スープの中にすり身にし団子状の魚が入っています。

昔からある住宅の路地にも。もちろん、それぞれはリニューアルされ、レストランや博物館などに変わっていましたが、当時に思いを馳せます。

50人ほどの学校内にあるホールでの開催です。当然のことながら、二胡との共演もありました。写真はリハーサル風景です。

もちろん、李さんのコーナーも。ギターと二胡の弓を使った奏法。

夜は街に繰り出し、「お疲れ様でした~!」
向かって左端から2番目のスタッフは、日本のアニメで日本語を覚えたんだとか。結構、日本語の単語を知ってましたねえ。おそるべし、アニメ!(笑)

そして、中国の最南端〝海南〟へ。
この続きはまた次回に。

■Ryntenライブスケジュール
・6月3日(土)京都「都雅都雅」
・6月4日(日)福井越前「ソバーズ」
・6月17日(土)鳥取「大輪路ルルカフェ」
・6月24日(土)千葉九十九里「シーブリーズ」
・7月1日(土)福岡朝倉「音茶」
・7月15日(土)静岡浜松「なんでモール」
・7月16日(日)福山「とおり町交流館」
・7月22日(土)岐阜高山「ピッキン」
・7月23日(日)三重志摩「プルーフ」
●北海道ツアー
・7月5日(水)と6日(木)釧路
・7月8日(土)札幌「札幌スクールオブミュージック&ダンス専門学校7F LS-1」
・7月10日(月)富良野「きつつき」
・7月11日(火)増毛「牛田屋」

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

Ryntenバイエル #451 アレンジでのコード付け Pt.8

〝梅雨〟は目の前、という東京です。いかがお過ごしでしょうか?

少し古い話になりますが、《復興相》の〝今村さん〟でしたか。一度ならず話題にのぼりニュースに取り上げられ、結局、復興相を辞任されました。復興相はお辞めになったが、議員はお辞職しない。復興相だけでなく不祥事、失言が相次いでいます。復興相だけを取り上げてみても、震災直後の〝松本さん〟、やはり失言で数日間の任期で、と言いますか、復興相が数日間で終わってしまった。また、《政務官》〝務台さん〟は、長靴業界の話で辞任。女性問題で失墜する方など政治家の失態・失言相次いでおります。僕としては「本音を聞いた!」というところですね。
復興相を辞めるというより、『議員を続ける事が出来る。』ということが不思議でしょうがない。『こういう人たちが国民を代表する議員としてまだ続いている。』という事に、僕の頭の中でクエスチョンマークが駆け巡っています。
みなさん、どうお考えでしょうか?

■Ryntenバイエル
Ryntenバイエル、今回は「アレンジでのコード付け」の8回め、唱歌「ふるさと」を例に取り上げています。ぜひご覧ください。

今週最後は、ボクのオリジナル「Spiritdance」です。ぜひ、お聴きください。
https://youtu.be/Xs8YoWaBelY

■Ryntenダイアリ
【らいんライブ@水道橋】
今回もキーボードとパーカッションとのバンドバージョンで演奏させて頂きました!リハーサルは当日のみ。十分とは言えませんでしたが、本番はバッチリでした。さすがは、平井・土屋のご両人。頼もしい限りです。
お越し頂いた皆さんも楽しんでいただけた様です。ニコニコと聴いてくれているのを見ると、僕らも嬉しくなります。次回は秋かな?〝らいん〟ならではのライブを企画したいと思います。
終演後はいつもの中華料理で乾杯。今回も楽しかった!
写真はリハーサル風景。

ここのところ、写真をついつい忘れてしまってます。。。気をつけます。すみません、です。

■Ryntenライブ
・6月3日(土)京都「都雅都雅」
・6月4日(日)福井越前「ソバーズ」
・6月17日(土)鳥取「大輪路ルルカフェ」
・6月24日(土)千葉九十九里「シーブリーズ」
・7月1日(土)福岡朝倉「音茶」
・7月15日(土)静岡浜松「なんでモール」
・7月16日(日)福山「とおり町交流館」
・7月22日(土)岐阜高山「ピッキン」
・7月23日(日)三重志摩「プルーフ」
●北海道ツアー
・7月5日(水)と6日(木)釧路
・7月8日(土)札幌「札幌スクールオブミュージック&ダンス専門学校7F LS-1」
・7月10日(月)富良野「きつつき」
・7月11日(火)増毛「牛田屋」

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

Ryntenバイエル #450 アレンジでのコード付け Pt.7

五月半ば、みなさん如何お過ごしでしょうか?

先月下旬の話になりますが、九州の方へお邪魔しまして何箇所かライブをやらせてもらいました。最初に着いたのは〝宮崎〟。夜半まで雨が降っておりましたが、あとは天候に恵まれて心地よいツアーをさせてもらいました。4月23日あたりだったかと思いますが、大分で鮮やかに桜とツツジが同じ場所に咲いている、そんな光景を目にしました。東京ではつゆぞ、そういった風景を見た記憶はないのですが、どちらも満開状態で綺麗に咲き誇っていました。同じ場所で同時に、というのは有難いのですが「ちょっと自然体系もずれて着ているのかな。」という気もしなくもありません。
地元の方がおっしゃるには「桜は例年に比べると非常に遅かった。それに比べるて野に咲く花々は非常に早かった。」。つい数日前までは丸裸同然だった楓の木が、今は緑を満々とたたえてそびえ立っている新緑。地元の人も驚いている様です。
〝エルニーニョ現象〟の間、などと言われていますが、実際はどうなんでしょうか?ただ一つ言える事は、植物たちは着々と季節を感じ取って自分たちが色づく時期を見失っていない、という事ですね。

■Ryntenバイエル
Ryntenバイエル、今回は「アレンジでのコード付け」の7回め、唱歌「ふるさと」を例に取り上げています。ぜひご覧ください。

今週最後は、イーグルスのカバー「Desperado」です。ぜひ、お聴きください。
https://youtu.be/XuoArVaXqg8

■Ryntenダイアリ
【ガリバー@三重四日市】
今年のゴールデンウイークツアー中は、本当にいいお天気に恵まれました。新緑も綺麗でした〜!
初日は〝ガリバー〟。年に2度、演らせて頂いてます。ゲストには四日市在住のギターリスト《竹内いちろ》さん。
店頭にある大きな柱に、ツバメが巣のチェックに来てましたが、その後どうなったかなあ。

いちろさんとのセッションでは常連さんからのリクエストでハイファイセットの〝フィーリング〟。今回も楽しかったなあ。

店内にはマスターの書いた絵が飾られてます。その中の一枚。うまいですよね。

帰り際、みんなで記念撮影。

また秋によろしくお願いします!

【ビバリーヒルズ@奈良】

今回初めて関西在住の若手ギターリスト〝川畑トモアキ〟君とご一緒しました。彼は数年前、〝フィンガピッキングコンテスト〟で最優秀賞を取っているほどの腕前です。一緒の写真を撮るのを忘れてしまいました。。。残念。
川畑君とのセッションも楽しかったですよ〜。

終演後はみんなでいつものおでん屋さんで。
最後まで残った僕らで記念撮影。男三人で…(苦笑)。

【J’s Bar@広島】
1年とちょっと、ご無沙汰してしまいました、僕の故郷広島でのライブです。

今回は、地元で活躍するボーカリスト〝NOKO〟さん。彼女の歌声は本当に素晴らしい。ファンもたくさんいるんです。お陰様で早々にSold Out。嬉しいですね。
ご一緒したのは〝The Water is Wide〟など4曲。僕も楽しかった!

また、次回もご一緒したいですね。NOKOさん、ありがとう〜!
そして、打ち上げ。
夜は更けていくのでした(笑)。

【今回の霊峰富士】
お天気は良かったんだけど、雲に隠れて頭だけちょっと見えただけでした。
霞んでいたので見えにくいかもしれません。

【中国からのお客さん】
ゴールデンウイーク中、中国の友人が来日。2年前、〝長沙〟というところで僕の演奏でダンスをしてくれた〝ぺんぺん(奥・ヒゲの青年)〟とそのお弟子さんたち。

ぺんぺんは大阪で開催されたダンス世界大会への出場のために来日。見事に入賞されたそうです。数日後の僕の広島ライブに、みんなで来てくれました。しかも日帰りで。有難いし嬉しいし脱帽でした。
帰り際みんなで記念撮影。白いTシャツを着ているのは、僕の中国ツアーをコーディネイトしてくれている、京都在住の大学院生〝片矢〟君。今回のこの再会もコーディネイトしてくれました。ありがとう〜!この夏には、アメリカの名門校・デューク大学院に留学します。これもまたすごい!

■Ryntenライブ
・6月3日(土)京都「都雅都雅」
・6月4日(日)福井越前「ソバーズ」
・6月17日(土)鳥取「大輪路ルルカフェ」
・6月24日(土)千葉九十九里「シーブリーズ」
・7月1日(土)福岡朝倉「音茶」
・7月15日(土)静岡浜松「なんでモール」
・7月16日(日)福山「とおり町交流館」
・7月22日(土)岐阜高山「ピッキン」
・7月23日(日)三重志摩「プルーフ」
●北海道ツアー
・7月5日(水)、6日(木)釧路
・7月8日(土)札幌「スクールオブビジネス&ダンス専門学校
・7月10日(月)富良野「きつつき」
・7月11日(火)増毛「牛田屋」
■中国公演
5月20日(土)南昌、21日(日)南昌(セミナー)、22日(月)長沙、24日(水)福州、26日(金)海口、28日(日)天津、30日(火)上海

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

Rynten ゲスト #449 ながはら元さん pt.2

東京では桜も通り過ぎ、“ツツジ”“さつき”“ハナミズキ”の季節に入ってまいりました。如何お過ごしでしょうか?

ひと月以上も前の話ですが。東京での事。
葛飾区のとある小学校の卒業式で、高熱の為、式に出られなかった卒業児童。〝3日遅れのひとり卒業式〟というニュースがありました。本来なら、校長室に伺いたったひとりで卒業証書を受け取るはずだったのが、なんと!体育館に招き入れられるとそこには同じ年に卒業する40人の児童が一同に揃っていた。ひと足先に証書を受け取った子供たちのお母さん方々がネットワークを通じ、「もう一度その子の為に集まろう」というお話でした。
この世知辛い世の中でささやかではありますが、本当に心が暖まるニュースでした。たったひとりで卒業証書を受け取った児童も一生の思い出、そしてそこに集ってくれた同級生たちは一生の友になっていくのではないでしょうか?素晴らしい出来事であり、お互い素晴らしい経験をしたのではないかと思います。
こういうニュース、増えて欲しいですね。

■Ryntenゲスト《ながはら元さん #2》
今週も先週に引き続きパーカッショニスト《ながはら元さん》にお越し頂きました。アフリカ・ケニアで現地のミュージシャンたちと一緒に録音した《チャカチャ》を聴きながら『ジャンボ!』。

倫『このコスチュームはあるんですか?』
元『
はい。CDだとお見せ出来ないのが残念ですが、目の前でダンサーのコスチュームをつけて、男性と女性の4人くらいで踊ってます。その後ろにパーカッション隊が4、5人。』
倫『踊りのテーマやドラマはある?』
元『はい。〝チャカチャ〟は、最初スローに始まってこのリズムで盛り上がり、ダンサーが集まり踊ります。』

先週は、アフリカに行き日本に戻り〝ボ・ガンボス〟の《どんと》さんとの出会いが大きな人生の転機となった。そして“どんと”さんについて沖縄に行った際に《平安隆さん》と出会い、刺激を受けプロとしての道をスタート。それが平安さんのアルバムレコーディング…と、そこで時間切れとなってしまいましたので、その続きからお聞きしたいと思います。

倫『沖縄から戻ってからは?』
元『Jazzのピアニストの〝ネイティブサン〟の《本田たけひろさん》との出会いがありました。』
倫『出会は宝物ですね。』
元『本当にそう思います。リズムという楽器を演ってたお陰でジャンルを選ばない。歌やメロディーがあればリズムをつけられる。人ともジャンルに関わらずお付き合いさせてもらってます。』
倫『それが音楽の原点じゃないか?!アフリカには常に原点を振り返るチャンスをもらった、という気がします。』
ネイティブ・サン参考資料:https://ja.wikipedia.org/wiki/ネイティブ・サン_(バンド)

今現在、元さんは多くの方々と一緒に演られています。

倫『すごい数ですね。』
元『北海道から出てせっかく東京にいるのだから、いろんな人に会って演奏しようと決めています。』
その末席に僕も加えていただければ嬉しいですね。

ここで、“元さん”の出身でもある北海道生まれの僕のオリジナル《 Still Life
》を一緒に生演奏。

先週は《花田植》でしたが、《 Still Life
》は6拍子。最初、元さんの音源を聴かせて頂いた時に「エイトビートより6拍子ってハマっているよな。」と思い、この楽曲を選びました。

倫『奇しくもこれは、北海道の極寒の日本海側が舞台。ケニアの話をしながら…そんな話もいいかな、と(笑)。ケニアは暑いイメージがある、でも、サバンナも氷河もありますね。』
元『ナイロビ自体は標高の高いので、夜はジャンパーがないと寒い。』
倫『日本から見るとアフリカは赤道というイメージがあって、そういった暑さを抱きがち。』
元『太陽がめちゃくちゃ近い(笑)。』
倫『空気も綺麗だから余計近い(笑)』

“元さん”の十年程前のインタビュー記事の中に「一瞬一瞬全力投球し、いち音いち音に思いを込め、早く一流と呼ばれるプレイヤーになりたい。一流とは、共演する人に安心感を与える存在。そんな一流になりたい。」と書かれているの見つけました。

倫『それは変わってない?もう到達?』
元『いや、ソロアーティストをサポートする時、その包容力・音楽力は半端ないと思います。「そんなプレイヤーになりたい」という思いは今でも変わりません。』

つまり、自分のソロとしてのステージ、サポートとしてのパフォーマンスともに両立し進んでるという事ですね。

倫『例えば、支える時と自分が前に立つ時、切り替えは必要ですか?』
元『支える、は恐縮ですが、人と演る時は出来るだけその人の個性や表情を生かせたら、と。ソロの時は自分がずっと蓄積してきた経験や色が表現出来たらな、と思ってます。』

そのインタビューに最後に「やっぱり一番大事なのは、愛だよ。」という言葉で結ばれてました。初めてお会いした時、そういった部分を感じました。

倫『今後のスケジュールは?』
元『色々な方のサポートさせてもらったり、地方も行ったりしますので、HPなどチェックして頂ければと思います。ジャンベ教室とは言わず「ワークショップ」と言う形で渋谷と国立でやらせてもらってます。子供からご年配の方まで、みんなで楽しく僕が経験したケニアのアンサンブルで叩いたり歌ったりしてますので、興味のある方は気軽に参加して下さい。』

倫『漢字で検索する場合は「永原元さん」で検索して下さい。』

最後にオーストラリアのアボリジニーのトラッドをちょっとアレンジした《イナネイ》を聴きながら、お別れしました。

収録を終えて。
2週に渡ってゲストにお越し頂きました《ながはら元さん》、素晴らしいアーティスト・ミュージシャンです。“ドラムス&ジャンベプライヤー”という紹介がありますが、“パーカッショニスト”というより、“アーティスト”という感じます。
いろんな人に出会い、その度に人によっては「人生を変えてくれた」「導いてくれた」という気持ちを大事にし、その人たちの為ににも「自分もガンバらなくちゃ!」という気持ちが感じられます。
最初、元さんの音源を聴かせてもらった時も一緒にやらせてもらった時も「これは本物だ!」とひしひしと伝わって来ます。
20歳の時にケニアに渡った。当初、アメリカに渡る予定だったが旅行会社に行き、チケットを手配してもらっている時に目にした行き先別の航空運賃表のずっと下の方にケニアナイロビという文字。そこで行き先を変えてケニアに行った。そこで自分の人生が大きく変わった。

僕自身、表を見て行き先が変わる、というのは分からないし信じられない。「そんな人がいるのか?!」と疑ってしまう程です。とても面白い人です。いつかご一緒する時があれば、と願っております。

元さん、ぜひどこかでご一緒しましょうね!

ながはら元 HP:http://gene.kachoufuugetu.net

■Ryntenダイアリ

kayoko.ma@gol.com
今日, 1:49田中 和樹
【谷山浩子45周年記念コンサート~大収穫祭~@東京国際フォーラム】
〝谷山浩子さん〟デビュー45周年記念コンサートにゲストで呼んで頂きました。大変光栄な事です。会場は満席。かなり早いうちからSold
Outになっていたそうです。すごいですね。
会場も熱気に溢れていました。

参加ミュージシャンは、僕の他に谷山さんには欠かせない〝石井AQさん〟、こちらもまた、欠かせない〝斉藤ネコカルテット〟、近年ご一緒されていると言う〝栗コーダーカルテット〟。
かなり大きなコンサートでした。
リハーサルもそれぞれが2日間づつ。出来上がっていくのがワクワクしましたねえ。

今回、写真がそれほど撮れなかった、と言うより写真を撮ると言う気持ちに余裕がありませんでした(苦笑)。残念。
ステージはと言うと、かなり大掛かりなセットでした。

僕が参加したのは、後半です。その昔からご一緒させて頂いた楽曲の数々を演奏しました。緊張の連続…(苦笑)
アンコールには、コーラス隊も加わりフィナーレにふさわしい雰囲気でしたねえ。

終演後、谷山さんとAQさんと。

そこに栗コーダーカルテットの面々が通りがかり。

ネコカルテットや栗コーダーカルテットのみなさんとは楽屋のフロアーも違っていたので、本番以外お会いできませんでした。Cホールとは言え、国際フォーラムは広い!久しぶりにこんな広い会場での演奏でした。

お土産に、この日の会場限定販売されていたと言う、カステラを頂きました~。この女の子は〝のこちゃん〟というそうです。知らなかった!

楽しい一日でした。

■Ryntenライブスケジュール
・5月13日(土)東京水道橋「らいん」キーボードに平井宏、パーカッションに土屋‘大魔王’祐介をお迎えし、バンドバージョンでお届けします。
・6月3日(土)京都「都雅都雅」
・6月4日(日)福井越前「ソバーズ」
・6月17日(土)鳥取「大輪路ルルカフェ」
・6月24日(土)千葉九十九里「シーブリーズ」
・7月1日(土)福岡朝倉「音茶」
・7月15日(土)静岡浜松「なんでモール」
・7月16日(日)福山「とおり町交流館」
●北海道ツアー:7月5日~7月11日予定:釧路、札幌、富良野、増毛
■中国公演
5月20日(土)南昌、21日(日)南昌(セミナー)、22日(月)長沙、24日(水)福州、26日(金)海口、28日(日)天津、30日(火)上海

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。