Rynten #670 インプレッション ”オリジナル&カバー 聴き比べ” #11

7月も終わり8月に入ります。今年は例年より少々早い〝梅雨明け〟でしたが、その梅雨が明けてから〝猛暑〟が続いております。いつまで続くのでしょうかねえ。ご機嫌いかがでしょうか。

〝オリンピック〟前倒しで行われた〝女子ソフトボール〟のオーストラリア戦では、5回コールド勝ちした幸先の良いスタートを切った日本でした。その〝日本女子ソフトボールチーム〟優勝しましたね。なんやかんやで問題の多い〝オリンピック・パラリンピック〟ではありますが、開幕したからには「応援したい!」と僕はその一途ではあります。中でも特に応援したい種目は〝男子陸上〟。何故か?!出場する《山縣亮太選手》は6月、〝9秒9〟の日本新記録を叩き出しました!実は…彼は僕の中学・高校の後輩なんです。そんな繋がりがあり、余計に応援したくなります。出身学校が同じだけでなく大学ともなると「同じ学校に通っている!」なーんて選手もいるかと思いますし、あるいは、遠い血縁関係という方も。そんな人たちは余計に力が入りますよね。同級生たちと応援メッセージを送ることは出来たのですが、その〝メッセージ募集〟のメールを受け取ったのは締め切った後だった…これはちょと難点ではありました…。メッセージは送れていませんが、画面のこちら側で熱く応援します。もちろん《山縣亮太選手》だけではありません。素晴らしい選手はたくさんいます。「好成績よりベストを尽くした後悔のない走りが出来ると良いな。」と思います。

M1:真夏の果実(フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集〜珠玉のメロディー)

《Rynten Impression》
ー オリジナル&カヴァー聴き比べ ーその Vol.11
・We Are All Alone / Boz Scaggs:1976年アルバム〝Silk Degrees 〟に収録。B面でしたがヒット。タイトルを訳すと〝ふたりだけ〟〝ひとりだよ〟とどちらの意味にも取れる、そんな意味合いでタイトルをつけたそうですが、今では英語表記のみとなっています。
・ We Are All Alone / Rita Coolidge:1977年アルバム〝Anytime Anywhere〟に収録。1960年代はコーラスがメインではありましたが、1971年にデビュー。日本公演は一回だけでしたが、日本ではこの楽曲、〝Boz Scaggs〟より受け入れられた気がします。
・Smoke Gets In Your Eyes / The Platters:この楽曲は「Only You」などの大ヒットで知られる〝作詞 Jerome Kern / 作曲 Otto Harbach〟のゴールデンコンビによる作品。ミュージカルのために書かれ〝The Platters〟がカバーし世に広めました。
・ Smoke Gets In Your Eyes / Nara Leao & Roberto Menescal:1989年リリース二人で作ったアルバム
〝Nara & Menescal〜Um Cantinho, Um Violão(ギターひとつの部屋で)〟に収録。

《Key of R》
今日の生演奏は、番組で流れた《Smoke Gets In Your Eyes (煙が目にしみる)》。僕にとっては思い出深い曲です。はっきりとは覚えていませんが、ライブでこの曲のリクエストをもらったのですが、別な曲を弾いてしまった、と言う苦々しい過去を持っています。
1990年の映画《 Always》でも使われました。その映画の中で〝John David Souther〟が呑み屋というロケーションでキーボードの弾き語りで歌っている、というシーンが非常に印象的でした。
《Smoke Gets In Your Eyes 》をアレンジするにあたり、もちろん〝The Platters〟は当然ですが、番組最後に流れた〝Nara & Menescal〟のコードワークはかなり参考になりました。

【Rynten Live】
・8月5日(木)奈良ビバリーヒルズ「Rynten Okazaki Live 2021」
ゲスト:押尾コータロー
※受付は終了しました。
https://flower6.jp/index.html

・8月26日(木)北海道札幌「No Boggy」
ゲスト:堺長生
19:00スタート 3,500円
(問)同 TEL 011-531-0788
http://www.findglocal.com/JP/Sapporo-shi/720876331313030/No-boggy
・9月12日(日)福山「とおり町交流館」
※定員の半数での開催となります。
18:30スタート 前3,500円 当4,000円(1ドリンク付)
(問)バーカブロ TEL084-926-5966(営業20:00〜)
https://www.bar-caboulot.com/news.html

・9月18日(土)福岡朝倉「音茶」配信あり
※コロナの状況によっては、無観客となる場合もあります。
19:00スタート 3,500円(要ドリンク)
配信チケットはこちら
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/90011?fbclid=IwAR3NBm_GTPoPbSwZrVnco5ntXGT8zos3SEGNa20i2Mt0iM07ULEdlhDkuwU
(問)同 TEL 0946-52-3672
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

●ギターセミナー開催
・9月19日(日)音茶
全プライベートレッスン、50分 8,800円(税込)
(問)同 TEL 0946-52-3672
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・12月18日(土)大阪八尾「F2音楽教室」
全プライベートレッスン 50分 11,000円(消費税込)
(問)同 TEL 072-923-8112
<フリーダイヤル> TEL 0120-448-112
営業 10:00〜23:00 日曜・祝日休
https://f2music.com/special01/index.html

■アルバム/譜面集情報
●お知らせ
譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 珠玉のメロディ20 (CD付)』

Rynten #669 インプレッション ”オリジナル&カバー 聴き比べ” #10

やっと!と言うべきか…ついに!と言うべきか…〝オリンピック〟が開幕。来月には〝パラリンピック〟もあります。ご機嫌いかがでしょうか?

さて、3週間ほど前になりますが〝東京都議会選挙〟がありました。僕も行ってきました。僕の投票した方が当選!これは実に珍しいケースです(笑)。ところで、当選された〝都民ファーストの会〟の〝木下富美子都議〟が〝無免許〟運転で交通事故を起こした事が発覚・除名、ということがありました。その事故自体や木下議員云々よりも、僕が非常に興味を持ったのが…この選挙で〝自民党〟が獲得した席は33席。〝都民ファースト〟は31席。この微妙な差で自民党が第1党となった訳ですが、残念ながら自公民合わせても半数には届きませんでした。さて、ここでこの差…〝都民ファーストの会〟が31から30に減った…これは大きい!〝都議会〟の議長さんは第1党から選出されますから、そうなると自民党の実際の投票権を持った議員さんは32となります。〝都民ファーストの会〟に〝無所属〟 で当選された方1名の議員さんが合流する、との話もあり仮にその 1名加われば本来なら32となるはずだった。つまり、自民党と同じ票になる。非常に興味深い話です。僕も「面白い展開になりそうだなあ。」と思った矢先に 1人除名となり、また微妙な差が出てしまいました。今後の都議会の展開と成り行きを見守って行きたいと思います。

M1《Balloon 〜Marbleから》

《Rynten Impression》
ー オリジナル&カヴァー聴き比べ ー そのVol.10をお届けします。
・This Masquerade / Leon Russell:オリジナルテイク。キャリアも素晴らしい僕の大好きなミュージシャンでもあります。〝ベンチャーズ〟の〝10番街の殺人〟〝朝日のあたる家〟ではキーボードを弾いたり、と数多くの名曲を残しています。
・This Masquerade / George Benson:〝カーペンターズ〟のカバーも有名ではありますが、今回はこれをご紹介したいと思いました。1972年リリースした同タイトルのシングル盤 B面に収録されていましたが、1976年アルバム〝Breezin’〟に収録。グラミー賞祭優秀レコード賞を獲得。特色の一つとして、ギタープレイと同時に同じメロディーを口ずさむ、指と発想が同期という才能。
・This Night Won’t Last Forever / Bill LaBounty:AORの世界では有名なミュージシャンです。1978年リリースSndアルバムのタイトルソング。唯一の大ヒット曲と言っていいでしょう。
・This Night Won’t Last Forever / Michael Johnson:1979年リリース5枚目アルバム〝Dialogue〟に収録。残念ながら4年前になくなりましたが、かなりのスパニッシュを弾かれるギターリストでもあります。

《Key of R》
番組最後は、僕の生演奏をお届けします。今日の生演奏は《The Monkees》の名曲《Daydream Believer》。作曲は〝John Stewart〟。名前を聞いて「あっ!」と思われた方もいらっしゃると思います。〝The Kingstone Trio〟のメンバーの 1人ですね。ちなみに、日本でも〝忌野清志郎さん〟が〝The タイマース〟というバンドで1989年にカバー。確か、日本語で歌われたのはこれが最初のシングル盤だったかと思います。その後〝The タイマース〟のテーマなんてのもありました。「それって〝The タイガース〟だろう?!」って(笑)。しかしながら、日ではThe Monkeesに負けず劣らず、有名なテイクですよね。この楽曲〝John Stewart〟は〝The Monkees〟の為に書き下ろしたのではなく、」誰かのために事前に書いてましたが、それが却下されずっと保留状態だったそうです。それをThe Monkees〟のプロデューサーが〝John Stewart〟に「いい曲ないかな?」と話したところ「これはどう?」と差し出したところ、いたく気に入り、一部を書き換え〝The Monkees〟のとひてリリース、といった経緯がある様です。6弦をDにおとす〝Dropチューニング〟・2Capoでお届けします。

■Ryntenダイアリ
【ライブ生配信〝音茶〟@福岡朝倉】
今回も福岡県では〝蔓延防止〟発出中。よって〝無観客〟ライブに。でも生ライブ配信はやりましたよ〜。チケットご購入されたみなさん、リクエストをくださったみなさん、ありがとうございました。

オープニングには山口からお越し下さった〝真鍋さん〟と朝倉のお隣久留米市からの〝名越さん〟。ありがとうございました&お疲れ様でした。お二人で〝Anji〟を演奏。いいステージでした!

今回も〝音茶〟のバンド〝The もー〟とのセッション、ありました〜、が、ドラムの〝かずちゃん〟こと〝梅野さん〟が足を怪我してしまい、一ヶ月の要安静となってしまい急遽おやすみ。そこで、ドラムなしでベース・Eギター・イーウイと。楽しかった〜。

終演後は音茶ママこと〝美恵さん〟が作ってくれた手料理で乾杯!いつも有難うございます。感謝!前月下旬、誕生日だったオーナー〝羽野さん〟のバースデーも。

【ギターセミナー@音茶】
翌日はギターセミナーでした。このコロナ禍で来れなかった方も。前日オープニングをつとめてくれた〝真鍋さん〟は毎回参加してくれています。いつも有難うございます!

【食レポ(笑)】
朝倉に少し前に入った僕ら。早速、いつもの居酒屋〝八蔵〟へ。営業していてよかった(笑)。で「今日からよろしく!」の乾杯。

お腹がいっぱいになったところで、再び〝音茶〟に。〝ミカちゃん〟こと〝三ケ尻聖一さん〟が「音茶16周年記念」のお祝いに差し入れてくれた焼酎をのおすそ分けを頂きました。これがとても呑みやすくて…危険かも、です(笑)。

翌日はランチにいつもラーメン店〝龍の屋〟に久留米まで。僕だけラーメンと生ビールで!

夜には、10年ぶりに伺った〝高級食堂 亜紀〟へ博多まで。〝音茶〟の〝羽野さん〟がサラリーマン時代、会社帰りに毎日の様に立ち寄ったそうです。で、〝羽野さん〟がいつも食べていたという、お店の名物〝カレー〟を注文。でも、どのお料理も全て美味しいんです。

帰り際に僕らが「お母さん」と呼んでる、ママの〝亜紀さん〟を呼んで記念撮影。10年も経ったと思えないほど、お母さんは変わらなかった。すごい!

そのまた翌日のランチは僕がいつも東京に戻る日に立ち寄る〝キリン Beerファーム〟へ。この日は東京に戻らないのが嬉しくて(笑)、ワクワクしながら出かけました。

黒ビールで乾杯!いつもはランチだったけど、いろんなおつまみをオーダー。やっぱり旨し!

ライブ当日のランチは〝インドカレー〟。前回お邪魔した時とは違うお店に連れていってもらいました。やっぱり旨し!ナンがでかい(笑)。

いつも思うんですが〝朝倉市〟ってやや?田舎ではあるものの(笑)、一般的に言われる〝田舎〟とは違い、あらゆるお店が勢ぞろいなんです。住んでいても不自由はしない街だと思います。土地も広し!(笑)。

以上、倫典の食レポでした!

【Rynten Live】
●Rynten ライブ
・8月5日(木)奈良ビバリーヒルズ「Rynten Okazaki Live 2021」
ゲスト:押尾コータロー
※受付は終了しました。
https://flower6.jp/index.html

・8月26日(木)北海道札幌「No Boggy」
ゲスト:堺長生
19:00スタート 3,500円
(問)同 TEL 011-531-0788
http://www.findglocal.com/JP/Sapporo-shi/720876331313030/No-boggy

・9月12日(日)福山「とおり町交流館」
※定員の半数での開催となります。
18:30スタート 前3,500円 当4,000円(1ドリンク付)
(問)バーカブロ TEL084-926-5966(営業20:00〜)
https://www.bar-caboulot.com/news.html

・9月18日(土)福岡朝倉「音茶」配信あり
※コロナの状況によっては、無観客となる場合もあります。
19:00スタート 3,500円(要ドリンク)
配信チケットはこちら
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/90011?fbclid=IwAR3NBm_GTPoPbSwZrVnco5ntXGT8zos3SEGNa20i2Mt0iM07ULEdlhDkuwU
(問)同 TEL 0946-52-3672
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

●ギターセミナー開催
・9月19日(日)音茶
全プライベートレッスン、50分 8,800円(税込)
(問)同 TEL 0946-52-3672
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・12月18日(土)大阪八尾「F2音楽教室」
全プライベートレッスン 50分 11,000円(消費税込)
(問)同 TEL 072-923-8112
<フリーダイヤル> TEL 0120-448-112
営業 10:00〜23:00 日曜・祝日休
https://f2music.com/special01/index.html

●中止
・8月21日(土)群馬「野反湖フィールドフォークコンサート」

■アルバム/譜面集情報
●お知らせ
譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 珠玉のメロディ20 (CD付)』

Rynten #668 インプレッション ”オリジナル&カバー 聴き比べ” #9

〝オリンピック〟まもなく開幕ですね。いかがお過ごしでしょうか。

収録の時は、関東甲信の〝梅雨明け〟は間も無く、といったところです。(7月16日に関東甲信越は梅雨明けしたようです。)
早速ですが、お便りをご紹介します。おなじみ《宮城の中年ライダーさん》からです。『いつも有難うございます!』『Blogが遅れている』というご指摘をいただきました、というより、お叱りですかね?
R『申し訳ありません。色々と事情があるとは言え、ここは謝るしかありません。ただ、嬉しかったのは、しっかりblogを読んで番組を楽しんで頂けている、という事が本当に有り難かったです。こちらも鋭意努力いたしますので、これまでと変わらず番組共々blogもよろしくお願いします。引き続き楽しんでいただければ、と思います。』
また、同じメールの中で先日お話した〝車〟について書かれています。
宮『アイドリングストップは燃費に多少貢献していますが、バッテリーへのダメージの大きさなどを考えると、最近では〝つけない車種〟が増えてきたとか。』
R『確かに最近減っている様です。これまで低モード燃費の表示がありましたが、一つに表示が改正された、変わった、というのがあります。車の性能自体もかなり良くなってるしバッテリーのみならず、様々な装備に対して、より大きなものにするためにそこにお金をかける…そうなると車の値段も上がる!と、そのあたりも懸念されアイドリングが減っている様でもあります。』
そう言えば、先日横浜ー東京に向けて高速を走っていたら、事故渋滞に巻き込まれノロノロ運転に。助手席に乗っていたマネージャーと「こんな渋滞の時はアイドリングストップは大変!』と話している最中に前の車が追突事故!とは言ってもムチウチになる程の大きな事故ではなかったものの、危うく巻き込まれそうになった瞬間でした。

M1《ロビンソン〜フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集 珠玉のメロディーより》

【Rynten Impression】
今週も《オリジナル&カヴァー聴き比べ》と題し、その Vol.9です。
The Girl From Ipanema / Getz & Gilberto:1964年リリース。オリジナルテイクとして定着していますが辿ってみると、1962年〝Antonio Carlos Jobim〟が作曲直後、〝ペリー・ヒベイロ〟がレコーディング。しかしこのテイクがあるのか?ないのか?僕も聴いたことがありません。この楽曲には〝Heloísa(エロイーザ)さん〟という実際にモデルとなった女性がいます。
2. The Boy From Ipanema / Sarah Vaughan:1964年にカバーし1965年リリースアルバム〝V IVA! VAUGHAN(ビバ!ヴォーン)〟に収録。タイトルが変わっています。〝 Sarah Vaughan〟ジャズボーカリスト御三家の一人。声量・ビブラートの美しさ…と、素晴らしいボーカリストです。
3. California Dreamin’ / The Mamas & The Papas:男性2人、女性2人のコーラスグループ。テイクとしては〝Barry McGuire(バリーマクガイヤー)〟の方が先ではありましたが、その時のコーラス〝The Mamas & The Papas〟がナンバーとしてリリース。印象的なギターのイントロは、ご存知の方も多いと思います、〝P.F.Sloan(スローン)〟。1969年〝From a Distance(孤独の世界)〟を世界的にヒットさせたアーティストです。
4. California Dreamin’ / Jose Feliciano:いろんな方がカバーされていますが、この人のカバーは「いいなあ。」と思います。

《Key of R》
今日はオリジナル曲で《雲の上の小さな島》。僕のオリジナルの中では、比較的初期の頃の作品です。舞台は〝北海道・知床〟、とは言うものの一枚の写真から生まれました。その写真には〝知床半島〟は写っていません。何が写っているのか?!ただただ一面真っ白の写真。でも、よくよく目を凝らすとそこには、いくつかの黒い点々が…。世界地図のハワイ諸島を少し角度を変えて見てみる、と言ったイメージです。黒い点々…それらは〝知床〟の山々のイタダキが雲の上に顔を覗かせている…ある意味これは一つのシャッターチャンス、なかなか目にする事が出来ない風景・光景だと思います。そんな写真を見ながら作作りました。僕のオリジナルの中には、〝知床〟のすぐ隣の〝オホーツク海〟が舞台になっている《オジロワシの憂い》という曲もあります。〝知床〟〝オホーツク〟のみならず〝北海道〟はかなり刺激が多くインスパイアーされた曲が多いです。そんな中の1曲です。

■Ryntenダイアリ
《なんでモール@静岡浜松》
〝なんでモール夏バージョン〟のライブ。今回は前日入りしたので、お店に伺い《もやし》という女性と男性二人のユニットを観に行きました。客席で演奏を聴く、いいものですね!(笑)。オリジナルあり、アイドルのカバーあり、とステージは賑やかでした。

終演後にささやかながら、マスター《花村氏》の少し遅めのバースデー。マスターのバースデーのお祝い、って初めてだった…ゴメンね〜(汗)。

翌日は恒例の《なんでモール3部作》。第一部の〝鰻ランチ〟。僕にとっては待ちに待った!!!でした(笑)。

当然ながらみんなで完食。

恒例の店頭での記念撮影。

第二部のライブ、は定員の半数での開催です。足を運んで下さった皆さん、有難うございました。今回は、ギター2本でのステージでした。

第三部の終演後の打ち上げ!いつもの居酒屋〝凛〟…は、残念ながらすでに閉店してしまった様です(涙)。お料理も美味しかったので、とても残念です。でも、同じくお料理の美味しいお店に連れて行ってもらい、みんなマスク顔で「お疲れ様でした〜。」コロナ…早く終息してもらいたいものです。

《なんでモール〜春のライブ》は、2022年1月22日(土)を予定しております。来年はどうなっているのでしょうか?少しでもコロナが終息に向かっているといいのですが。。。

【Rynten Live】
●Rynten ライブ
・8月5日(木)奈良ビバリーヒルズ「Rynten Okazaki Live 2021」
ゲスト:押尾コータロー
※予約は締め切りました。
https://flower6.jp/index.html

・8月26日(木)北海道札幌「No Boggy」
ゲスト:堺長生
開場18:30 開演19:00 料金3,500円
(問)同 TEL 011-531-0788

・9月12日福山「とおり町交流館」7月11日からの延期
開場18:00 開演18:30 前3,500円 当4,000円(1ドリンク付)
(問)バーカブロ TEL084-926-5966(営業20:00〜)
https://www.bar-caboulot.com/news.html

・9月18日(土)福岡朝倉「音茶」
開場18:00 開演19:00
料金3,500円(要ドリンクオーダー)
(問)同 TEL 0946-52-3672 又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

●中止
・8月21日(土)群馬「野反湖フィールドフォークコンサート」

■アルバム/譜面集情報
●お知らせ
譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 珠玉のメロディ20 (CD付)』

Rynten #667 インプレッション ”オリジナル&カバー 聴き比べ” #8

7月半ばに差し掛かろうとしています。ご機嫌いかがでしょうか。

茹だる様な〝夏〟は目の前。「待ちに待った!」という方や「また、あの灼熱地獄が…」という方もいらっしゃるでしょう。悲喜こもごも。今年も色々な催し物が中止になったり縮小されたり、と大変な夏になりそうです。目前に迫ってる〝オリンピック〟も無事に開催されるのでしょうか?
さて、話は変わりますが。ふと頭をよぎることがあります。「ちょっとそこの〝筆箱〟取って!」しかしその中に〝筆〟はありません。小学校で「ご父兄の皆さん、履物は〝下駄箱〟に入れてください。」しかし〝下駄箱〟に〝下駄〟な無し。昔ながらの呼び方が残っているもの…便利だから残っているのでしょうね。そんな中に〝歯磨き粉〟があります。みなさんは何と呼んでいますか?歯磨きチュープ・歯磨き剤・練り歯磨き…いずれもピンと来ませんが「ちょっとそこの歯磨き粉取って!」と言われるとすぐに分かります。今の時代〝歯磨き粉〟を使っている人は殆どいません。実際、練り歯磨き自体のシェアは、7割以上。3割弱の27%くらいは〝液体歯磨き〟つまり〝洗口剤〟と言われる、口の中を洗う液体。ちなみに現在の〝歯磨き粉〟シェアは0.2%だそうです。僕が小さい頃、おじいちゃん・おばあちゃんの家にありましたねえ。今のチューブ入りが発明されたのは、20世紀に入ってから。それでも1950年代中は〝粉〟が主流だった様です。先日、小学生に〝筆箱〟を「何て呼んでるの?」と聞いたら「ペンケース!」という返事が返ってきました〜!

M1《Adieu!〜Promenadeより》

【Rynten Impression】
ー オリジナル&カヴァー聴き比べ ー そのVol.8をお届けします。今週は『Bob Dylan(ボブ・ディラン)の曲』特集②です。
・All Along The Watchtower(見張塔からずっと) / Bob Dylan:1967年アルバム〝John Wesley Harding〟より。この楽曲を広めたのは〝Jimi Hendrix〟。こちらのカバーが有名ではあります。
・All Along The Watchtower / Dave Mason:1976年アルバム〝Certified Live〟より。カバーした〝Jimi Hendrix〟編より、敢えてこちらのカバーを取り上げてみましました。
・I Shall Be Released / Bob Dylan:1971年〝The Basement Tapes(地下室)〟:〝Big Pink〟のちの〝The Band〟と一緒にレコーディングされたアルバム。やはり詩の世界が強力!日本でも数多くのアーティストがカバーしています。
・I Shall Be Released / The Band:1968年〝Music From Big Pink〟より。Bob Dylanよりもいち早くリリースされた。

【Key of R】
今日お届けするのは《Bob Dylan》のナンバーから《 Blowin’ in the Wind(風に吹かれて)》。〝Bob Dylan〟の楽曲の中でも1、2位を争う有名な曲です。1963年の2ndアルバム〝 The Freewheelin’ 〟からのシングルカット。詩の内容や素朴なコード進行、覚えやすいメロディーが合間って日本のフォークシンガーにも取り上げられている曲でもあります。〝 Bob Dylan 〟がこの曲を書いた当時、雑誌にコメントを寄せていますので、引用します。『誰にも見られず、理解されず、紙切れの様に飛んで行ってしまう世の中で、一番の悪党は、間違っているものを見てそれらが「間違ってる!」と分かっていても目を背けるヤツ。俺はまだ21歳だが、そんな大人が大勢い過ぎる事が分かってしまった。あんたら21歳以上の大人の人は年長者。もっと頭がいいはずだろう?!』。曲を書いた20歳そこそこの頃、そんな下敷きがある。ちなみに10分ほどでこの曲を書いたらしい。〝Bob Dylan〟がアルバムでリリースしたのが1963年5月。6月には〝PPM(ピーター・ポール&マリー)〟がカバー。7月、そのカバーバージョンがTOPチャート2位まで昇った、そんな楽曲です。

■Ryntenダイアリ
【イギリス館@横浜】
関東地方も前日から大雨に見舞われ、新幹線が止まっていたり高速道路も閉鎖された場所もあり、かなりの悪天候でした。「今日のライブは開催しますか?」という問い合わせも多かったそうでたが、無事に開催。〝蔓延防止〟発出中の中、お越し下さったみなさん、ありがとうございました!

イギリス館からは〝ベイブリッジ〟も見えます。

雨のせいか、ホールから見える中庭も違った意味で風情があります。

終演後に中華街へ。しかしながら〝時間短縮〟発令中のためか、まだ夕方だというのに閉めてるお店も数多く…。

空いていたお店で〝紹興酒〟で乾杯。通りに出たら大きなお寺が。。。〝横浜関帝廊〟。〝関帝〟を祀る商売人の守り神なんだそうです。主催イベンターサウンドポートの〝城生さん〟と。

【Rynten Live】
●Rynten ライブ
・7月17日(土)福岡朝倉「音茶〜17周年記念ライブ」
〝まんえん防止〟発出中により無観客ライブ・生ライブ配信のみ、となりました。
19:00スタート O.A. 18:30〜眞鍋正宏(配信はありません)
配信チケット 2,200円 購入はこちらから↓
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/71809

・8月5日(木)奈良ビバリーヒルズ「Rynten Okazaki Live 2021」
※予約は締め切りました。
https://flower6.jp/index.html

・8月26日(木)北海道札幌「No Boggy」
ゲスト:堺長生
開場18:30 開演19:00 料金3,500円
(問)同 TEL 011-531-0788

・9月12日福山「とおり町交流館」7月11日からの延期
開場18:00 開演18:30 前3,500円 当4,000円(1ドリンク付)
(問)バーカブロ TEL084-926-5966(営業20:00〜)
https://www.bar-caboulot.com/news.html

●ギターセミナー
・7月18日(日)福岡朝倉「音茶」
全プライベートレッスン、50分、8,800円(消費税込)
(問)同 TEL 0946-52-3672
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

●中止
・7月14日(水)広島@Cafe Jive「アコースティックギターと朗読の夕べ vol.2」
・8月21日(土)群馬「野反湖フィールドフォークコンサート」

■アルバム/譜面集情報
●お知らせ
譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 珠玉のメロディ20 (CD付)』

Rynten #666 インプレッション ”オリジナル&カバー 聴き比べ” #7

7月に入りました。2021年半分を折り返しました。いかがお過ごしでしょうか。

関東甲信はまだ〝梅雨〟の真っ只中ですが、皆さんのお住まいの地域はいかがですか?〝梅雨明け〟のニュースもあちらこちらで飛び交う時節です。
〝新型コロナ〟の影響もありお休みしている【Ryntenバイエル】ですが、それを『参考にしながら、日々ギターを練習しています。』というお便りを中国から頂きました。『中国の方にも観てもらっている。お役に立ててる。』と思うと非常に嬉しかったです。ご質問を兼ねてのお便りでしたが、質問には直接お答えさせて頂きますね。さて、先日「日本の人口が世界で第11位に後退した」というニュースがありました。それまではベストテンに入っていたのですが…つまり日本の人口が減った!と言う事ですね。それは「あっ、そうか。」で僕の中では終わったのです。第 1位はやはり中国。14億あまりの人口を抱えている国です。ところが 2位にインド!間も無く14億に届こうか?!という人口らしい。僕が知ってるインドの人口は 4億や 5億の時代まで。「もうそうんなになったのか?!」と、驚きました。以前「インドの人口が世界一になるだろう。」というお話をした記憶がありますが、いずれにしろ中国とインドの 2つの国の人口を合わせただけで、世界の人口の 3分の 1をはるかに超える、それほどの人々がそこに住んでいる、ということですね。国の面積が広いから、とはいうものの人口密度というのは高いのではないでしょうか。

M1《Misty Eys〜Heartstringsより》

【Rynten Impression】
今週もオリジナル&カヴァー聴き比べ ー そのVol.7をお届けします。今回と次回は『Bob Dylan(ボブ・ディラン)の曲』特集です。今日はその1です。
・The Times They Are A-Changin’ (時代は変わる)/ Bob Dylan:詩の世界は60年経った今でも十分通じる、ものがあります。時代を飛び越えて普遍的なものを歌う詩の世界はすごいものがあり、新しい世界を切り開いた、と言っても過言ではありません。ノーベル文学賞を受賞したのは画期的でしたね。
・The Times They Are A-Changin’ / Simon & Garfunkel:1964年〝Wednesday Morning(水曜の朝午前3時)〟から。これよりも6、7年前に〝トム&ジェリー〟で一度デビューしていますが、名前を変えての再デビューアルバムです。プロデューサー〝Thomas Blanchard Wilson Jr(トム・ウイルソン)〟が〝 Bob Dylan〟のプロデューサーでもあり、その繋がりからのカバーです。彼は〝Simon & Garfunkel〟の〝Sound Of Silence〟にリズムセクションをつけ、それが全米NO.1に輝きました。
・Lay, Lady, Lay / Bob Dylan:1969年アルバム〝Nashville Skyline(ナッシュビル・スカイライン)〟に収録。〝Barbra Streisand(バーバラ・ステライザー)〟の為に書いたという発言もあったとか。これまでの歌い方や声が全く違います。元々は映画〝Midnight Cowboy(真夜中のカーボーイ)〟のために作られましたが、映画に間に合わず〝John Barry(ジョン・バーリー)〟の楽曲に変更された、という経緯があります。多くのアーティストがカバーしています。
・Lay, Lady, Lay / Bryan Adams:この楽曲で僕が一番好きなカバー。カナダのボーカリスト。

【Key of R】
今日の生演奏は《 Simon & Garfunkel》のレパートリーから《Scarborough Fair(スカボロー・フェアー)》。〝Scarborough Fair〟はもともと、イギリスの伝統的な歌、と言ってもいいでしょう。17世紀に存在していた歌。18世紀には歌詞は、今の形があるという記録があります。ちなみに〝Simon & Garfunkel〟は単純にカバーするだけではなく、そこに別バージョンを〝Art Garfunkel〟が作り〝Paul Frederic Simon 〟がオリジナルの主旋律を歌っていく中で〝Arthur Ira Garfunkel〟が違う歌詞で絡んでいく、というcanticle(キャンティクル)・詠唱が加えられています。〝Arthur Ira Garfunkel〟がメロディーを作り、〝Paul Frederic Simon 〟が詩を書いた。どちらかというと、反戦的な内容。そのメロディーが全く色合いの違う美しいバラードの〝Scarborough Fair〟に絡んでいく辺りをところどころに再現しながらギター1本にまとめてみました。

■Ryntenダイアリ
【ギターセミナー@F2音楽教室】
毎年冬に開催していただいている〝F2音楽教室〟でのセミナーです。今回、春のセミナーとして主催して頂きました。

コロナ禍にも関わらず、ご参加頂きました皆さん、ありがとうございました!やはり、教える、ということは本当に勉強になります。

新しいアルバムからの選曲や基礎レッスン、ご自分で僕の楽曲(譜面になってない)譜面を起こしてきてくれた方、などなど本当に有難かった〜。

終演後は〝ビバリーヒルズ〟へ移動し、店主の〝坂口氏〟の手作り料理を頂きました。どれも美味しかったなあ。中でも前日から煮込んでいたという〝おでん〟は絶品でした!有難いことです(涙)。末娘の〝すずちゃん〟も付き合ってくれました〜。ありがと〜!すずちゃん!だけど、写真を撮るのを忘れてしまった。。。
〝F2音楽教室〟でのギターセミナーは、冬だけでなく来年から〝春〟も開催して頂ける様、頑張ります!レッスンが終わった後、校長先生とツーショット。おしゃれですね。

そして、〝F2音楽教室〟でアコギ・エレキ・ベース・作曲や作詞・編曲と幅広く教えている、専属講師の〝蒲生(がもう)さん〟と。好青年です。

今回の〝霊峰富士〟。奈良入りした日から帰京するまで、ずっと雨だったなあ。まあ、梅雨ですから仕方ないですが、富士山が幻想的に浮かんでいた…。

【Rynten Live】
●ライブ
・7月10日(土)静岡浜松「なんでモール」
18:30スタート 3,500円(要ドリンク)
(問)同 TEL053-474-8889
http://www.nandemall.com

・7月17日(土)福岡朝倉「音茶〜17周年記念ライブ」
〝まんえん防止〟発出中により無観客ライブ・生ライブ配信のみとなりました。
19:00スタート O.A. 18:30〜眞鍋正宏(配信はありません)
配信チケット 2,200円 購入はこちらから↓
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/71809

・8月5日(木)奈良ビバリーヒルズ「Rynten Okazaki Live 2021」
ゲスト:押尾コータロー
19:00スタート 前6,000 当6,500(共にD別)整理番号順/全席自由
チケット:ビバリーヒルズにて電話予約のみ TEL 0742-26-7444
※ソーシャルディスタンスにより、40名限定。
※お一人様2枚まで。
https://flower6.jp/index.html

・8月26日(木)北海道札幌「No Boggy」…詳細未定
出演:堺長生、岡崎倫典

●ギターセミナー
・7月18日(日)福岡朝倉「音茶」
全プライベートレッスン、50分、8,800円(消費税込)
(問)同 TEL 0946-52-3672
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

●延期
・7月11日(日)福山「通り町交流館」→9月12日(日)
●中止
・7月14日(水)広島@Cafe Jive「アコースティックギターと朗読の夕べ vol.2」
・8月21日(土)群馬「野反湖フィールドフォークコンサート」

■アルバム/譜面集情報
●お知らせ
譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 珠玉のメロディ20 (CD付)』