2024年3月 – 岡崎倫典の Acoustic Wind

[最終回]Rynten #808 インプレッション ”岡崎倫典：音楽絵巻” #100

3月下旬に入りました。今回「Acoustic Wind」最後のO.A.です。たくさんメールを頂きましたのでここで一つご紹介させて下さい。

ーいつもメールを頂いてる〝AM〟さんから『倫典さん、今月いっぱいで番組終了とお話された時はショックでガックリしてしまいました。私にとってはこの番組は『今週も１週間無事過ぎました。頑張りました。また、１週間が始まる…』締めの様な生活の中のリズム〝ご褒美〟にもなっていました。４月からどうなるのかなあ！倫典さん！長い間本当にありがとうございました。お疲れ様でした。元気を下さりましてありがとうございました。音楽のルーツというか昔から素晴らしい曲は色褪せない…表現が難しいのですが、色んな曲を聞かせていただいたし、倫典さんがアレンジされた曲は原曲の素晴らしさを引き出していて改めて聞く様になった曲達がなんと多いことか！倫典さんが作られた曲にも沢山慰めて頂きました。そしてギターを初めてギターの難しさ楽しさを教えていただきました。番組でのレッスンは画期的で、有難いコーナーでした。もう無くなってしまうんですねえ…中央FMの方々にもこれまでこんな素敵な番組をありがとうございました。出来ればこのまま続けて頂けないでしょうか？番組スタッフの方々にお願いしたいです。いつかまた聞けることを願っています。m(__)m 』

番組が少しでも皆さんのお役に立ってる、と聞くとやりがいがありますし嬉しいです。局の方に「またやりましょう！」とか「続けてください！」とお願いしてどうにかなるのか？は僕にはわかりませんが、何らかの形で継続されてみなさんのお耳に伝えられると思います。それ以上にリリースやライブ活動は変わらず続けていきますので、よろしくお願いいたします。

【Opening】〝After All (That We’ve Been Through)〟〜アルバム〝New Vistas〟より

【Rynten Impression】岡崎倫典音楽絵巻 Vol.100 オリジナルの履歴 -7- 僕の一番新しいアルバム『New Vistas』からのピックアップです。岡崎倫典音楽絵巻100回目。キリのいいい数字ですが、最後のO.A.ですが、計算したわけではなく、偶然の成り行きです。
このアルバムがリリースしたのは、2010年、コロナ禍が始まる時でした。ですから「コロナと共に歩んできたアルバム」と言ってもいいかもしれません。
・Ape in Snow：季節的には今頃か、少し後くらいでしょうか。舞台は東京。
・Good Morning MAPO：このアルバムの中で〝Ape in Snow〟と双璧をなす楽曲。韓国ソウル生まれの曲。コロナ前韓国に行った時、スケジュールが全て終わってから数日滞在していた時に作りました。その直後、コロナ禍に入り韓国には未だ伺っていませんので披露していないんです。もっとも、CD音源としては韓国にも届いています。
・ La Foret Bleue：このアルバム（New Vistas）に純粋にカバーした曲もありますが、僕の友達が作った曲をカバーしたテイクがあります。僕の大好きな曲です。何年間かかけてやっと実現しました。というのは、彼が亡くなって随分経ってから…です。彼が亡くなって今年1月で10年経ちました。曲を作ったのは〝松谷康晴くん〟。彼は富山のフォークバンド〝楽屋姫〟のメンバーでした。昨年11月、富山で彼に捧げたライブをやりました。楽屋姫のメンバーも応援に駆けつけてくれ、そして今は富山在住のパーカッション〝ながはら元さん〟も駆けつけてくれました。楽しいライブでしたね。
・オジロワシの憂い：このアルバムのために書き下ろした、北海道を舞台にした曲。長い曲なんです。

ここで頂きましたお便りをご紹介したいと思います。
〝KM〟さんから『毎週楽しみに聞かせて頂いております。この3月で番組終了ということで、非常に驚いたと共に寂しくなりました。ネット局も渡り歩き同じ放送を複数回聞いてきましたので、週末の楽しみがポッカリ抜け落ちる気がしています。倫典さんのお話やギターが聞ける貴重な機会、是非復活も検討いただけたらと思います。』
〝H〟さん『先ほど「岡崎倫典の Acoustic Wind」の放送で今月で終了との非常に残念なお話がありました！音楽、アコースティックギターの醍醐味を堪能できる数少ない番組でファンも少なくはないと思います。何とか、近いうちに再開して欲しいと切に願う思いです。よろしくお願いいたします。』
ーRynten『有難うございます。』
〝せがわ〟さんより『3月で終わる…とても、残念です。毎週楽しみにしていたのにー。またやってください！』
ーRynten『有難うございます。短いメールですが気持ちはみなさん一緒ですね。』
〝副本部長〟さんから『初めてメールします。岡崎倫典さんのファン歴30年以上、毎週アコースティックウインドを楽しんで聞いています。しかし、3月末で終了…とのこと。残念(T_T)何とか続けて頂けませんか!ご検討よろしくお願いいたします!』
ーRynten『これは初メール、といっても最後のお便りですね。』
〝Hiro Tkada〟さんより『倫典さんの番組が今月で終了すると聞きました。私はこの番組でソロギターの魅力を感じて今もギター演奏を続けていますので、今後も番組を継続して頂くことは出来ないでしょうか？バイエルコーナーでは1ポイントレッスンで譜面を追いながら何とか弾けるようになったのです。最後の生演奏は毎回の楽しみなのです。何とか番組を継続して欲しいです。宜しくお願いします。』
〝Ryntak〟さんより『お願い　先週のAcoustic Windの番組で、倫典さんが3月末で番組終了であるとご案内頂きました。私は番組がスタートしたときからのファンで毎週欠かさず聞いていました。３０分の内容に、倫典さんのギターに関わってきた軌跡と色々な音楽を勉強してこられたことが、ギター人生の中で大いに生かされておられたことが今の自分への励みにもなっております。どうか今後も番組を続けて頂きたく、切望致します。』
〝ほぼ同い年の一ファン五十八、夏そしてアコギ〟さんより『岡崎倫典様　Acoustic Windの放送を終えられるとのこと、長年に渡りお疲れ様でした。放送では広範囲な音楽に触れさせて頂くことができ、大変大変楽しませて頂きました。ライブなど、今後のご活躍もお祈りしておます。』
ーRynten『お祈りだけではなく、ぜひお越しいただきたいと思います。』
〝まさてん〟さんより『倫典さん、長い間楽しみをありがとうございました！アコースティックウインド、今月で終わってしまうのはとても残念です。楽しみにしていましたし、勉強にもなります。倫典さんの体力が続く限りずっとやっていてほしかったです。でも、お疲れ様でした。
本心は.….、リクエストしたい曲もまだまだありますので、また新しくアコースティックウインドウ2などお願いします！』
ーRynten『〝アコースティックウインドウ2〟いいですね！また何かの形でやりたいと思いますので、その時にはぜひリクエストを頂きたいと思います。』

【終わりに】
2008年から始まりました「岡崎倫典のAcoustic Wind」は本日をもって最終回となりました。お陰様で約16年間番組を続け放送回数も808回、ここまでたどり着く事ができました。僕自身、まだまだライブや出版物など活動は続けていきますので、応援して頂ければ幸いです。番組に関しては思い出もたくさんあります。「Acoustic Wind」以前に1年間「Heartful World」もあり、そこから聴いて頂いてる方も中にはいらっしゃると思います。またいつかお目にかかれる日、お耳にかかれる日が遠からず来ることを願っておりますし、信じております。これまでライブ会場で「Acoustic Wind聴いてます！」とお声を耳にする事も何度もありました。これからも「Acoustic Wind聴いてました！」とお声がけ頂ければこれまた嬉しいです。この番組の前身である「Heartful World」の時代から聴いてくださってた方、あるいは「Acoustic Wind」から聴き始めた方、ごく最近知って聴いてくれいた方…全ての方に、ご愛聴有難うございました！

■Ryntenダイアリ
【ラジオ出演】
〝沢田知可子さん〟の番組「アフタヌーンパラダイス」世田谷FMにゲストで呼んで頂きました。知可子さんにお会いするのは何年ぶりになるでしょうか。5年、6年それ以上お会いしていないかも（苦笑）。
今回、知可子さんのリクエストで知可子さんの歌と僕のギターで「リンゴ追分」を、ソロで「Thanks My Dear」を演奏してきました。「リンゴ追分」は知可子さんとの思い出深い曲なんですねえ。その昔、ご一緒した時にこれをセッションすると、結構感動するお客さんが多かったんです。番組途中、僕の番組をネットしてくれてる岡山の「FMゆめウエーブ」から応援メールが…嬉しかった〜（涙）。

【僕のバースデー】
教室生徒たちがバースデーを祝ってくれました！有難いですね…（涙）。ついに僕も70歳。まだまだ頑張ります！

【最後の収録日に】
お世話になった〝中央FM〟の社長さんから大きなお花を頂きました。また収録後はずっとお世話になったスタッフ達と食事に最後の晩餐？（笑）。本当に有難いことです。局の皆さん、大変お世話になりました。僕の人生において画期的なお仕事でした。有難うございました。感謝しています。

【Rynten Live】
●ソロライブ
・3月31日（日）高知「Bee Station（ビー・ステーション）」
　17:00スタート　前3,500円　当4,000円（ドリンク別）
　（問）同 TEL 088-855-6066
https://beestation.jp/

・4月5日（金）岡山笠岡「Cafe De 萌」
　20:00スタート　2,000円（1ドリンク付）
　（問）同 TEL 0865-63-5293
https://cafedemoe.amebaownd.com/

・4月28日（日）宮崎高鍋「Jazz Spot Dolphy（ドルフィー）」
　19:30スタート　前3,000円　当3,500円（1ドリンク付）
　（問）同 TEL 0983-22-0784　または永友 TEL 090-1165-6752 https://takanabe-kankou.com/gallery/jazz-spot-dolphy/
　

・4月29日（祝月）福岡朝倉「Tea & Live音茶（おんさ）〜昭和の日ライブ」配信あり（Twicas）
　ライブ：開場18:00　開演19:00　前3,500円　当4,000円（要ドリンク）
　　　　　O.A.櫻井憲一郎
　配信：岡崎倫典ライブ19:00〜　料金2,500円　
　　　　チケットはこちら↓
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/290529
　（問）同 TEL 0946-52-3672　又は　フィールドウイング TEL 0946-52-3671 http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月3日（祝金）三重四日市「Live House Galliver（ガリバー）」
　19:00スタート　前3,500円　当4,000円（要オーダー）
　（問）同 TEL 059-346-7321
http://www.galliver.gr.jp

・5月5日（日）広島「Live Cafe JIVE（ジャイブ）」
　19:00スタート　4,000円（要オーダー）
　（問）同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/

・5月19日（日）奈良「Beverly Hills（ビバリーヒルズ）」
　18:00スタート　前4,000円　当4,500円（要2オーダー）
　（問）同 TEL 0742-26-7444
https://flower6.jp/schedule.html

・6月9日（日）北海道幕別「百年記念会館多目的ホール」…詳細未定

・6月15日（土）東京水道橋「Cafe Rjin（ライン）」…詳細未定
　（問）同 TEL 03-3262-4675
　営業：平日 9:00～20:00、土曜日10:00～15:00、日曜祝日休み
https://www.caferijn.com

・6月30日（日）兵庫県宍粟「まちライブラリー」
　16:00スタート　前3,500円　当4,000円
　（問）テレマン楽器 TEL 0790-62-7500

★イベント出演
・3月30日（土）『2024 Morris FingerPicking Day』@横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール
　12:30スタート　前3,200円
　（問）モリダイラ楽器 TEL 03-3862-5041
https://www.morris-guitar.com/information/2023/1013_01.html

・5月25日（土）＆26日（日）Tokyo Hand Craft Gitar Fes.＠東京錦糸町「隅田産業会館 8F サンライズホール」
　25日「Super Acoustic Live」に出演します。17:00〜17:50
https://handcraftguitar.jp/

★セミナー開催＠広島福山「Bar Caboulot（カブロ）」定員に達しましたので締め切りました。ただいまキャンセル待ちあり。
・4月6日（土）& 7日（日）
　（主催・問）Bar Caboulot（バーカブロ） TEL 084-926-5966
https://www.bar-caboulot.com/

・5月18日（土）大阪八尾「F2音楽教室」定員に達しましたので締め切りました。ただいまキャンセル待ちあり。
　（問）同 TEL 0120-448-112 または TEL 072-923-8112
　　　営業 10:00〜23:00 日曜・祝日休
https://f2music.com

★中国ツアー
・4月13日（土）上海
・4月14日（日）杭州
・4月17日（水）海口
・4月18日（木）福州
・4月20日（土）広州
・4月21日（日）深セン

★ソロギターの日スペシャルイベント
『岡崎倫典&小松原俊ジョイントライブ』
　O.A.伊藤光希
6月1日(土)東京二子玉川『GEMINI Theater』
https://www.geminitheater.jp
19:00スタート　予約5,500円　当日6,000円（要１ドリンク）
（問）Acoustic Guitar World 重枝 TEL 070-5074-7918
shige@aco-world.com
http://www.aco-world.com/

★お知らせ
2月に開催しました「音茶」でのライブの模様・アーカイブ（Twicas）がご覧頂けます。
アーカイブチケットはこちらから購入できます↓
https://note.com/onsa_asakura/n/n063dabe9a7ce

■アルバム/譜面集情報
【譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集至宝のメロディ20 (CD付)』】

譜面集【New Vistas】発売！
2021年3月20日　KMP出版より　2,500円+税
AMAZONで販売中。

10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Rynten #807 インプレッション ”岡崎倫典：音楽絵巻” #99

先週、この番組終了のお知らせをしました。番組O.A.のチェックをしていたら、局によって60代のO.A.と70代に入ってからのO.A.の日付が違う事に気付きました。今週は〝ラス前〟。番組だけでなく色々な面で区切りを感じる昨今であります。
いかがおすごしでしょうか。ご挨拶が遅くなりました。

さて〝政治倫理審査会〟なるものが先月下旬から今月上旬にかけて衆議院で開かれています。中継がなかなか面白い番組ですね（苦笑）。公式ではありませんが、どこかのSNSで「説明責任（つまり裏金問題）を果たしているのか？」という質問に対して「あまり果たしてない」「全く果たしてない」の合計が98%！という、誰も「信じちゃいない！」期待してはいない？という数字でした。お金だけではなく色々な発言にしろ、問題を起こし揉み消す。そして」また問題を起こし揉み消す。その繰り返しの中でも〝歳費〟という給料が発生しているわけです。あの人たちは一体何をしているのでしょうか？？？
そんな話から目を転じてみれば「タバコの値上がり」が止まらない、というところに僕は行き着いたりして。僕自身、今ははタバコは吸っていませんが、頭にきてることがあります。この30年の間にタバコの値段が3倍になってる！その上タバコには税金がかなりかけられていますね。〝特別税〟〝国税〟〝地方税〟そして〝消費税〟と税金だけでこれだけの税目があるとは…それだけで50%をはるかに超えています。JTに入るお金は4分の1ほどで販売店も10%程度。残りは全てお国に持って行かれる。「ちょっと変な話でしょ！」という気持ちもします。喫煙所にしても「ここはダメ」「あそこはダメ」ではなくもっと自由に吸える場所を作った方がいいのでは、と思っています。自分がタバコを吸ってた時代を考えるとますますそんな気持ちあ強くなってる気がします。

【Opening】〝会いたい〟フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集至宝のメロディー

【Rynten Impression】岡崎倫典音楽絵巻 Vol.99 オリジナルの履歴 -6- 2007年リリースアルバム『Spiritdance』からのピックアップ。このアルバムに「水舞」という曲が収録されていますが、ギターは多重、長めの曲。組曲です。グループで弾いてくれてる人はいらっしゃる様ですが、一人では出来ません。
・Spiritdance：アルバムタイトル曲アルバムタイトルが決まった後に作った曲。つまりアルバムの中で最後に作った曲です。アルバムジャケットデザインも既に決まっていました。そのアルバム写真を眺めながら作った記憶があります。Liveでもよく取り上げる曲でもあります。
・Cheers：アルバム1曲目に収録最近はあまり演奏していないですね。
・Rebirth：元々はCMからから生まれた曲 1分ちょっとの曲をフルに作り上げました。ちなみにこのCMは商品ではなく企業CM。キャッチコピーが「やがて命に変わるもの」でここからこんなタイトルがつきました。
・消えた街：僕の生まれ育った広島の街が舞台。広島は何十年も前に一度消えました、が、立ち直り今や100数十万人という、すごく大きな街です。広島の復興も含めた形で曲を作りたい、と作った曲です。気持ちとしては今回の能登半島など壊滅的な打撃を受けた街がありますが「広島という街をどこからかの角度でみてもらえたら…」「人間の底力を信じて！」という意味もこの曲に隠されています。

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今週は〝G線上のアリア〟。アルバム「Spiritdance」に収録したカバー曲です。〝Johann Sebastian Bach〟 18世紀い作られた楽曲で元々は「管弦楽組曲第三番ニ長調BWV1068」という組曲の第二曲「Air」。組曲の中の一部分です。ずいぶん後になってから、これをドイツのバイオリニスト〝アウグスト・ウィルヘルミ〟がバイオリンの弦一本で転調して4弦目を弾き、4弦目の音程をとって「G線上」と呼ばれました。単独で演奏されることが多い、そんな楽曲です。ちなみに「アコースティックウインド」第一回目で演奏したのがこの「G線上のアリア」でした。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ
【Back In Town＠東京】
今回はゲストにアナウンサーの〝白井京子さん〟をお招きして朗読とのコラボ企画です。白井さんとのコラボは2年ぶりです。会場はたくさんのお客さんが足を運んでくれました。ほぼ満席！急遽来れなくなった方もいましたが、それは仕方なし、です。でも本当に有難いことです。寒い一日でしたが、お陰さまで店内は熱気で溢れてました〜。

今回の朗読タイトルは「ラブレター」。〝石川啄木／菅原芳子〟〝北原白秋／福島俊子〟〝倉田百三／山本久子〟〝芥川龍之介／塚本文〟そして〝白井京子父／母〟と色々な方のラブレターを読みました。アンコールには〝吉本ばなな〟の「いつかのラブレター」。面白かった〜！会場のお客さんも耳がダンボ？になっているのがよく分かりましたねえ。僕もそれらに合わせてギターを弾き…もちろんソロたっぷりと演奏させてもらいました。

白井さん、またやりましょうね。

【Rynten Live】
●ソロライブ
・3月23日（土）群馬中之条町交流プラザツインホール
　「中之条大学公開講座・岡崎倫典ギターコンサート」
　住所：群馬県吾妻郡中之条町大字伊勢町1005-1　TEL 0279-76-3111 https://www.town.nakanojo.gunma.jp/site/tp-gakusyuu/1098.html
　14:00スタート　料金 2,000円
　（問）中之条町立公民館（中之条大学） TEL0279-76-3113

・3月31日（日）高知「Bee Station（ビー・ステーション）」
　17:00スタート　前3,500円　当4,000円（ドリンク別）
　（問）同 TEL 088-855-6066
https://beestation.jp/

・4月5日（金）岡山笠岡「Cafe De 萌」
　20:00スタート　2,000円（1ドリンク付）
　（問）同 TEL 0865-63-5293
https://cafedemoe.amebaownd.com/

・5月5日（日）広島「Live Cafe JIVE（ジャイブ）」
　19:00スタート　4,000円（要オーダー）
　（問）同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/

■アルバム/譜面集情報
【譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集至宝のメロディ20 (CD付)』】

譜面集【New Vistas】発売！
2021年3月20日　KMP出版より　2,500円+税
AMAZONで販売中。

10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Rynten #806 インプレッション ”岡崎倫典：音楽絵巻” #98

2024年もあれよあれよと〝弥生〟3月。ご機嫌如何でしょうか。

さて、皆さんにお知らせがあります。今月いっぱいをもちまして、この「Acoustic Wind」は終了とさせて頂きます。忍びないですね…今日の放送を含めて残り3回。最初のO.A.が2008年10月5日。そこからスタートして足掛け〝16年〟。寂しくもありますが、逆に「よくここまで続けさせて頂いたな。」と本当に〝有り難さ〟が先にたちます。番組のお陰で自分の知ってる曲やアーティストをもう一度調べ直し「えっ、そうだったんだ。」と新しい発見もあり、たくさん勉強することができました。これは番組から頂いた恩恵ですね。いつもメールをくださる方々や支えてくださってる方々、お聴き頂いてる方々に感謝しています。ただ、番組で「〇〇を抽選で◯名の方にプレゼント！」となった途端にドーっとメールが増える（苦笑）これも今となってはいい思い出です。「メールを頂かないまでも、聴いて下さってる方がいる！」と再確認しましたね。実際ライブでも「ラジオ聴いてます」「参考にさせてもらってます」「あの曲に挑戦しています」などメールに勝るとも劣らない、嬉しい一言を頂くこともありました。ゲストの方にもたくさん来て頂きました。スタジオセッションがとても楽しかったです。〝100回記念〟での〝ヤマハホール〟コンサートにもたくさんの方に足を運んで頂きました。それに〝東京駅ライブ〟などなど、全てがいい思い出です。もちろん、ライブは続いていきますので「アコースティックウインド聴いてました。」と声をかけて頂ければ嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。有難うございました！

【Opening】〝サボテンの花〟フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集〜永遠のメロディー

【Rynten Impression】岡崎倫典音楽絵巻 Vol.98 オリジナルの履歴 -5- 2005年リリースアルバム『Musings』からのピックアップです。21世紀になってからレーベルが変わり、2001年「Promemade」2003年「Heartstrings」と続き、新たしいレーベルからの第3弾です。ジャケットも好きで緑色が基調としてギターが描かれています。このギターは「グレーベン」。アルバムはライブでも中心になる曲が多く収録されています。アルバムにはカバーが1曲だけでその他は全てオリジナルです。
・Tecchi -影丸 Part 2- ：ご存知〝猫〟の曲です。
・Thanks My Dear：アルバムでもライブでも核になる曲。シンガーソングライターの〝池田聡さん〟がカバーして歌ってくれています。ギター何本かの多重録音。ナイロン弦を使いました。数年後にリリースした「Your Selection」ではギター1本で演奏し収録しています。「Musings」リリースから何十年も経ち、ライブで演奏する時、リズムの違いはありますが「いい方向に変わって来てるな」と感じます。
・Living Naturally：間奏にスライドギターが登場し、僕としては珍しい構成です。2回目の中国でのツアーの際、どの会場のオープニングアクトもこの曲を弾いてくれました。「すごいな。」と思ったと同時に嬉しかったし、まるまるコピーではなく人それぞれが違っていて「レベルが高いな」と感じました。日本国内でも弾いてくれてる人はたくさんいます。中には「Living Unnaturally」とタイトルを変えて弾いている人もいます。嬉しいやら迷惑やら…（笑）。
・Wilco：アルバム最後を飾ってる曲。これも唱歌や海外の民謡、古くから伝わる民謡のような、素朴で一聴いたら忘れないメロディー、そんな目標から作っていった曲。普段、そういった曲を作っていると目標からはみ出してしまうケースが多々ありますが、そこに注意しつつ作りました。〝Wilco〟とは、航空機の交信で「ラジャー」という言葉が出て来ます。確証はありませんが、それを〝Wilco〟に置き換えられているケースがあり、おそらく軍用空軍に出て来た言葉ではなかったかな？！という記憶があります。友達に「了解。了解」と言ったりしますが、そんな意味合いでこのタイトルをつけました。

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日はイタリア生まれの〝Funiculi Funicula〟。2005年リリースした「Musings」に収録しました。このアルバムで唯一のカバー曲。チューニングは「オープンG」。昔からこの曲は知ってましたし、日本でもCMに使われたり子供達の間では「鬼のパンツ」で歌われ浸透していきました。19世紀イタリアの〝ベスビオ火山〟に登山電車が作られましたが勾配が急でしかも座席は車体に囲まれていなかった様で野ざらしだったため客が集まらない、ということでこの曲が作られたそうです。「世界で最初のCMソング」という冠がついています。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ
【とある日】
プラベートで用があり広島へ。夜は〝ブービーブラザース〟へ。
楽しいひと時でした〜。広島はあまり寒くはなかったですね。

・4月5日（金）岡山笠岡「Cafe De 萌」
　20:00スタート　2,000円（1ドリンク付）
　（問）同 TEL 0865-63-5293
https://cafedemoe.amebaownd.com/

・4月28日（日）宮崎高鍋「Jazz Spot Dolphy（ドルフィー）」詳細未定
　TEL 0983-22-0784
https://takanabe-kankou.com/gallery/jazz-spot-dolphy/
　

・5月5日（日）広島「Live Cafe JIVE（ジャイブ）」
　19:00スタート　4,000円（要オーダー）
　（問）同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/

■アルバム/譜面集情報
【譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集至宝のメロディ20 (CD付)』】

譜面集【New Vistas】発売！
2021年3月20日　KMP出版より　2,500円+税
AMAZONで販売中。

10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Rynten #805 インプレッション ”岡崎倫典：音楽絵巻” #97

〝弥生〟3月に入りました。いかがお過ごしでしょうか。

3月生まれの僕としては間も無くまた一つ歳が増え、喜んでばかりいられませんが、そんな季節ではありますが〝桜〟の季節でもあります！沖縄県ではとうの昔に咲いていますが、本土（沖縄から見ると）は東京が先陣を切って〝ソメイヨシノ〟が3月18日に開花予想され、〝上野恩賜公園〟では3月19日だそうです。大阪は22日、鹿児島・金沢が26日、新潟あたりまでが3月内の花予定、秋田4月8日、札幌4月18日、最後は釧路5月の開花とのこと。一般的には沖縄の〝彼岸桜〟から始まり、北海道の芝桜で終わる、と言われているそうです。これは、全般的というより地域によって桜の種類が違うところからの話ではあります。開花予想の核となっている〝ソメイヨシノ〟という品種は桜の中で「一番新しい」と言っていいでしょうか。江戸時代末期から明治初期に掛け合わせて作られた〝オオシマザクラ〟と〝エドヒガンザクラ〟のかけ合わせらしい。〝かけ合わせ〟というと中央FMのビル敷地内にも〝河津桜〟がありますが、3月あたま時点で既に葉桜になっています。これもかけ合わせらしいですね。余談ですが、ビルすぐ近くに「秋に咲く桜」という桜〝10月桜〟や〝四季桜〟という桜もあるそうです。局の周りは桜に恵まれている環境です。

【Opening】〝贈る言葉〟フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集追憶のメロディーより

【Rynten Impression】岡崎倫典音楽絵巻 Vol.97　オリジナルの履歴 -4- 〜今回は2003年リリースの『Heartstrings』からのピックアップです。このアルバムも『Promenade』同様ステージで活躍してる楽曲が多く収録されています。
・Spiral：元々はCMのために作った曲。ダイヤモンドの映像からこんなタイトルがつきました。CMではせいぜい1分程度ですから、膨らませて追加パートを加えて作りあげました。エフェクターが大きなウエイトを占めていますからステージではあまり演奏しませんが、エフェクターを開発してくれないかな、とこの曲を聴きながら考えました（笑）。
・ Misty Eyes：この曲は色々なギターリストたちとセッションしています。もしかしたら一番多いかもしれません。
ここでKMさんからのメッセージをご紹介します。
KM『倫典さんの曲ができた成り行き、生い立ちなどなど他のいろんな曲についても紹介して欲しいな、と思います。例えば〝Misty Eyes〟〝Lover’s Effect〟は何をイメージされているのか？よければ折を見てお願いします。
この曲は漠然としたイメージで…女性がいるのは当然ですが（笑）。この曲はマネージャーがつけた記憶があります。イメージを説明していたら「Misty Eyesというタイトルは？」となったわけです。主役はもちろん「女性の潤んだ瞳」。まあ、男性の潤んだ瞳だと曲にならないと思いますが（笑）。
・Reflection：番組のオープニングに使われている楽曲です。なぜこの曲を選曲したか？というと、僕の教室生徒さんたちがリモートオンラインセッションしているシーンを観て「みんなで挑戦してくれた」「みんなで取り上げてくれた」というのがすごく嬉しくて、ここで取り上げました。ステージでは一人では出来ませんが、富山の楽屋姫のギターリストだった「松谷康晴くん」とやったのが覚えています。収録ではかなりギターが重なっていますので、フレーズ、ストロークで弾くだけでなくパーカッシブに弾く部分、そんな効果を狙って弾く部分もあります。ギターアンサンブルというと、なんでもかんでも弾けばいい、だけではなく今流行りのボディーヒットやストリングアタックなども出てきてもいいと思います。奏法選択肢は多くありますから縦横無尽に柔軟にアンサンブルに取り上げていって欲しいと思います。
ここでもう一つお便りをご紹介します。〝Hさん〟から。
H『お便りをメールにて送らせていただきます。』
R「もしかしたら初めてでしょうか。」
H『Acoustic Wind聴き始めて12年くらいになります。倫典さんのルーツも面白かったですが、今回からのオリジナル曲についての、曲ができた背景や、レコーディングエピソードなどとても楽しく、興味深々です！曲のエピソードを沢山聞きたいです』
R『この〝Reflection〟レコーディング中にフレーズだけでなく演奏も変わっていき「こんな演奏を被せたら？」と変化していった典型でもあります。』
・Tummy Rol l：これも一つのフレーズが微妙に変わっていくことで風景が変わっていった曲です。

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日はアルバム〝Heartstrings〟からのピックアップで〝愁〟。漢字ひと文字。僕はこの漢字がすごく好きで趣と幅広い解釈を感じる漢字、タイトルをつけた所以ではあります。曲は「〝唱歌〟の様な曲を作りたい」と曲を描き始めたスタートラインがそこにある、ということは多いのですがこの曲もその中の一つ。作っている間にだんだんと複雑になっていく傾向もあるのですが、そこは抑えつつ目メロディーが印象に残る様に作り込んだ曲でもあります。ちなみに、何度かご一緒しレコーディングにも参加したことのある大好きなアーティスト〝加奈崎芳太郎さん〟のアルバムの中に同じタイトルの曲があります。大好きな曲です。今でも「歌え」と言われれば口ずさめる曲です。そんなこともあり同じタイトルをつけさせて頂きました。
(Youtube先での再生になります。)

・4月5日（金）岡山笠岡「Cafe De 萌」
　20:00スタート　2,000円（1ドリンク付）
　（問）同 TEL 0865-63-5293
https://cafedemoe.amebaownd.com/

・4月28日（日）宮崎高鍋「Jazz Spot Dolphy（ドルフィー）」詳細未定
　TEL 0983-22-0784
https://takanabe-kankou.com/gallery/jazz-spot-dolphy/
　

・5月5日（日）広島「Live Cafe JIVE（ジャイブ）」
　19:00スタート　4,000円（要オーダー）
　（問）同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/

★セミナー開催＠広島福山「Bar Caboulot（カブロ）」
・4月6日（土）、7日（日）全グループレッスン（2名〜3名）自由課題
　（主催・問）Bar Caboulot（バーカブロ） TEL 084-926-5966
　営業：20:00〜翌3:00　日曜日定休　連休の場合、連休最終日休み
下記HPよりご予約できます。
https://www.bar-caboulot.com/

・5月18日（土）大阪八尾「F2音楽教室」
　ご希望の方は直接お問い合わせ下さい。
　（問）同 TEL 0120-448-112 または TEL 072-923-8112
　　　営業 10:00〜23:00 日曜・祝日休
https://f2music.com

■アルバム/譜面集情報
【譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集至宝のメロディ20 (CD付)』】

譜面集【New Vistas】発売！
2021年3月20日　KMP出版より　2,500円+税
AMAZONで販売中。

10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中