2月下旬、弥生3月を迎えようとしています。気温の乱高下が著しい東京です。みなさんのお住まいはいかがでしょうか。いかがお過ごしでしょうか。
暖冬であることには変わりない様です。スキー場では雪がなく営業を止めざるを得ない、という死活問題。災害を起こす自然の力も勿論ですがジワリジワリと真綿で首を閉める様な攻め方をする自然が怖いですね。冬に限った事ではありませんが、雪が降れば「よかった!」と思う人たちと「マズイ!」と思う人たち立場によって違いますから何とも言えません。東京はちょっとでも雪が降れば大変な騒ぎになります。
さて、話は変わり。先日世界の〝GDP〟国内総生産の発表があり日本はドイツに抜かれ世界で4位に転落。昨年まではアメリカ、中国に次いで3位でしたが、国民総生産として考えれば微妙な差=2000億程度の違いなので国レベルで考えれば非常に小さいですが、アメリカや中国は何十兆にないっていますのでダントツではありますが。このニュースを見て自分たちのこれから先、日本を担っていく子供たち、あるいはこれから生まれてくる子供たちが将来どんな日本の…日本という国の環境の中で生活していくのか?将来の子供たちに残していく、という意識はあるのか?と疑問です。
「全身全霊を傾けて」とか「スピード感を持って」など国会答弁で聞かれますが「何をやるか?」というと「国のためではなく…もしかしたら自分の為なのか?」と僕個人では頭をよぎる昨今です。
【Opening】〝愛はきらめきの中に〟フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集より
【Rynten Impression】岡崎倫典音楽絵巻 Vol.96 オリジナルの履歴 -3- 今回はアルバム『Promenade』からのピックアップです。2001年リリース これまでのレーベルから別なレーベルになり、21世紀の新たな倫典サウンドがスタートしたました。ライブで核となる曲を多くレコーディングしました。
・雲の上を散歩 :1994年から北海道富良野の山奥に閉じこもり「チャペルコンサート」をやっていました。その時に作った曲でライブで披露し、会場でお客さんに「タイトルありますか?」と募りそこでタイトルが決まった曲でもあります。
・Scarecrow Suite :〝案山子〟組曲と言ってもいいかもしれません。Suiteをスーツと呼んでいますが英語圏ではスイーツと耳にします。他の楽器が入りギターも多重でレコーディング。このアルバムの楽曲たちはギター1本でソロでも弾けます、というコンセプトでもあります。
・トトラの島 :多くの方に「この曲が好きだ」とよく言われます。舞台は南米。行ったことはありません。よくステージで話しますが、アンデスの山奥の湖に草を編んで湖に浮かべて水上生活をしている人たちが主人公だった曲。当初のタイトルは「草の島」でしたが、同じ風景から生まれた詩があってそのタイトルが「草の島」でしたから「ダブってしまうとマズイ!」とこのタイトルに変わった経緯があります。
・Adieu!:コロナになってからは行ってないのですが、韓国との繋がりができた曲でもあります。ソウルの大学生がこの譜面を探しに日本来たことがありました。彼は英語も日本語も話せませんでしたが、リットーミュージックの国際部に飛び込み探したらしいのですが、当然譜面はありません。でもそのカバー譜面集を買ってCDも買ってました。すごい行動力です。この曲とは関係ありませんが、後日、実際に韓国との繋がりを作ってくれた青年が現れ、ソウルでライブをする事になりました。ちなみにその彼が好きだった曲は「さらば愛しき日々」でした。
【Key of R】
今日お届けするのは『Promenade』からのピックアップで〝雲の上の小さな島〟。生まれは北海道知床半島。その空撮写真から生まれました。1989年あたりだったでしょうか。リットーミュージックから出版されている現在の「アコースティックギターマガジン」の前身となった雑誌「アコースティックギター」というMOOKがありました。その中で〝吉川忠英さん〟と僕の二人で取材でその時に「付録でCDをつけよう」という事になり、お互い2曲づつ曲を持ち寄り、僕はこの「雲の上の小さな島」と「めざめの瞬間」でした。後日、どちらも『Promenade』に収録しました。この曲の中に一般的にはちょっとマニアックですな〝分数コード〟〝C/D〟〝C on D〟と呼ばれるコードがあり、一般的なベース音ではなく別なベース音をとっています。その時に吉川忠英さんから「倫典らしいなあ。」と言われた思い出があります。
(Youtube先での再生になります。)
■Ryntenダイアリ
【とある日】
「春節」という事で横浜中華街へ行って来ました。
何年か前にも丁度「春節」と横浜でのライブが重なり、中華街へ繰り出しのですがコロナ禍ということもあり、街中がシャッター通りになってしまい、寂しかったのを覚えています。
今回は賑やかでしたね。さすがに爆竹はありませんでしたが、場所によってはあるそうです。
やっぱり中華街の中華は旨し!
【Rynten Live】
●ソロライブ
・3月9日(土)東京曙橋「Back In Town」
ゲスト:白井京子(アナウンサー)
19:00スタート 料金4,000円(要1フード+1ドリンク)
(問)同 TEL 03-3353-4655
https://backintown.jp/schedule/
・3月23日(土)群馬中之条町交流プラザツインホール
「中之条大学公開講座・岡崎倫典ギターコンサート」
住所:群馬県吾妻郡中之条町大字伊勢町1005-1 TEL 0279-76-3111 https://www.town.nakanojo.gunma.jp/site/tp-gakusyuu/1098.html
14:00スタート 料金 2,000円
(問)中之条町立公民館(中之条大学) TEL0279-76-3113
・3月31日(日)高知「Bee Station(ビー・ステーション)」
17:00スタート 前3,500円 当4,000円(ドリンク別)
(問)同 TEL 088-855-6066
https://beestation.jp/
・4月5日(金)岡山笠岡「Cafe De 萌」
20:00スタート 2,000円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 0865-63-5293
https://cafedemoe.amebaownd.com/
・4月29日(祝月)福岡朝倉「Tea & Live音茶(おんさ)〜昭和の日ライブ」配信あり(Twicas)
ライブ:開場18:00 開演19:00 前3,500円 当4,000円(要ドリンク)
O.A.櫻井憲一郎
配信:岡崎倫典ライブ19:00〜 料金2,500円
チケットはこちら↓
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/290529
(問)同 TEL 0946-52-3672 又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671 http://www.asakura.ne.jp/onsa/
・5月3日(祝金)三重四日市「Live House Galliver(ガリバー)」
19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 059-346-7321
http://www.galliver.gr.jp
・5月5日(日)広島「Live Cafe JIVE(ジャイブ)」
(問)同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/
・5月19日(日)奈良「Beverly Hills(ビバリーヒルズ)」
18:00スタート 前4,000円 当4,500円(要2オーダー)
(問)同 TEL 0742-26-7444
https://flower6.jp/schedule.html
★イベント出演
・3月30日(土)『2024 Morris FingerPicking Day』@横浜赤煉瓦倉庫
12:20スタート 前3,200円
(問)モリダイラ楽器 TEL 03-3862-5041
https://www.morris-guitar.com/information/2023/1013_01.html
・5月25日(土)&26日(日)Tokyo Hand Craft Gitar Fes.@東京錦糸町「隅田産業会館 8F サンライズホール」
25日「Super Acoustic Live」に出演します。17:00〜17:50
https://handcraftguitar.jp/
★セミナー開催@広島福山「Bar Caboulot(カブロ)」
・4月6日(土)、7日(日)広島福山「Bar Caboulot(カブロ)」
全グループレッスン(2名〜3名)自由課題
(主催・問)Bar Caboulot(バーカブロ) TEL 084-926-5966
営業:20:00〜翌3:00 日曜日定休 連休の場合、連休最終日休み
下記HPよりご予約できます。
https://www.bar-caboulot.com/
・5月18日(土)大阪八尾「F2音楽教室」
(問)同 TEL 0120-448-112 または TEL 072-923-8112
営業 10:00〜23:00 日曜・祝日休
https://f2music.com
■アルバム/譜面集情報
【譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』】