Ryntenゲスト #748 崎谷健次郎さん 後半

2月を迎えようとしています。、が、冬は続きます。いかがお過ごしでしょうか。

降雪量の多い地域の皆さん、いかがでしょうか。毎年の様に雪害があり亡くなられた方もいらっしゃいます。また、インフラが止まってしまったニュースも多くあります。まだしばらく続きそうですね。

先日のお話ですが。車で走っていた時のこと。大きな交差点で先頭で止まった僕の車。目の前に飛び込んできたのは、横断歩道に差し掛かる10mほど手間でおじいさんが自転車で転倒。転んだ後動けず起き上がれない。手助けしようにも信号が変わる恐れがあるので僕自身は車から出られない。ほどなくして手助けの人たちが集まりはじめましたが、みなさんおじいさんばかり。転んだおじいさんを抱え上げようと両脇に手をかけるものの、みなさん一緒に転んでしまいました。若者の手助けが全くなかった、のではなく若者がたまたま通りがからなかった、だけの理由なんです。もし、そこに若者がいたら間違いなく手助けしていただろう、と思います。もし、僕がそこを通りがかっていたら、やはり手を差し伸べていたと思います、が、察するに僕も一緒に転んでいただろう…と思います。非常に切ないところに繋がってきましたね。その後、そのおじいさんや手助けした方々はどうしたのか?見届ける前に信号が青に変わり車を走らせはじめました。そんな暖かくもあり切なくもある風景を目にした一瞬でした。
みなさんはそんな風景を目にしたことはありますか?

【ゲスト:崎谷健次郎さん】
今週も先週に引き続き〝崎谷健次郎さん〟にお越し頂きました。先週同様、大ヒット曲《もう一度夜を止めて》を聴きながらのスタートです。
崎谷さんは以前、喉の調子が悪かった時期もあり歌えなくなり喋る事も来なかった時期もありましたが、今ではすっかり回復。KEYも全然変わっていません。昨年リリースされたアルバム〝VISON〟を聴いてても克服された事がすごいと思います。崎谷さんも「喉の事で困っていらっしゃる方がいたら相談に乗る事もあるかも」とおっしゃってました。そんな意味でも、勇気を与えるアルバムですね。

R『先週話されていた「音へのこだわり」が色になってる感じがします。』
崎『僕はシンセサイザーが好きで、その隙が高じて有名なとあるシンセサイザーのプリセットを創る事までやらせてもらったほどです。音作り一つにしてもプログラムでも通常のキーボードやボーカリストとは違うアプローチが出来ると思います。』

かつて〝シンクラビア〟を扱っていた事もあるそうな。〝Michael Jackson〟や〝Stevie Wonder〟らのおとを創っていた機械。キーボードのロールスロイスの様な一億ほどする様なキーボードシステムを使わせてもらっていた事もあったそうです。

崎『今聴いてみて、昔の音ではあるけど音が太いし重量がある。今のシンセサイザーで再現できないし、かなわない。』
R『ハモンドオルガンとか近いですね?』
崎『そうです。でも今その音は出せません。』

その〝シンクラビア〟ですが、〝Michael Jackson〟が来日した時メンバーがそれを弾いていて東京のスタジオでその説明する集まりがありました。僕も早速参加したことがありますが「これが億単位するのか?!」とそんな時代でした。

R『崎谷さんは日本の先駆けですね。』
崎『いえいえ、ユーミンさんも使ってました。ただ、海外でこんなものが流行ってる、といち早く日本に紹介したい、という気持ちはありました。』

今日の1曲目は、アルバム〝VISON〟から書き下ろした中の1曲 〝Feel So Good〟
曲を聴き終えて

R『隋書で音へのこだわり、アンサンブルとしてもこだわりを感じます。』
崎『他の巷に現れてるサウンドとは一線を画してる、と言われます。一番みっともないのは、キャリアを積んだ人間が今の最先端の音楽をやる!と言っても若者の服を着て変!となるから、今のエッセンスを入れつつ自分の時代の方々に聴いてもらっても違和感のないオシャレ感をかんえてます。』
R『オシャレの絶対欠かせない要素、妥協がないそれらが個性に繋がります。』

突然話が変わり…
崎谷さんを調べていたら〝プラモデル〟が…嬉しかったですねえ。
R『プラモデル好きですよね?』
崎『おーっと、来ましたね!2009年からやってます。』
R『どちらの方面?』
崎『特に船が多い。一番好きなのが〝地球探索船〟』
R『あの船は結構静岡港に止まってますよ。』
崎『そうなんですか?!新幹線に乗ったら必ず写真撮ってます。』

あの船は背が高いのですぐにわかるんですね。

R『海面からトップまで何百メートルある。』
崎『この前初めて見に行って想像を絶する大きさ。』
R『地球の内部の深いところまで掘り下げる。』
崎『メタンハイドレートがあり、それを汲み出せるかどうか?を研究している。』

こんな話をしていると、崎谷さんってどんな方?と思ってるリスナーの方もいらっしゃるかと思いますが、ミュージシャンです。地球物理学者さんではありません(笑)。
崎谷さんを調べていたら、もう一つYouTubeで「Isn’t She Lovery」を見つけました。

R『あれはいい!』
崎『2023年正月にシンセサイザーをPCでシュミレーション出来るソフトを操っていたら〝Stevie Wonder〟の1970年代に使っていたヤマハのモンスターシーズン、これもまた数百万円するシンセサイザーに近い音が出た。それを使ってる一番有名な曲といえば、この曲なので正月三が日にアップしました。』
R『オリジナルではハーモニカで間奏をとってるけど、フルートで。ご自分で吹きました?』
崎『勿論です。スティービーはハーモニカの名手。とてつもないキャリアとテクニック。自分で吹いて歌って演奏してる楽しさがある。僕がハーモニカとシンセサイザー..それは違う!と生楽器というところでフルート吹いて見ました。』
R 『すごいじゃないですか!』
崎『せっかくYoutubeやってるから聴いて頂く方に楽しんで頂こう、おめでたい気持ちになる様な曲から、とこの曲にしました。』

話はつきませんでしたが、時間がきてしまいましたので、最後にもう1曲《Feel So Good》を聴いてお別れしました。

【収録を終えて】
2週に渡りお越しいただきました〝崎谷健次郎さん〟久しぶりに…というより昨年12月、奈良ビバリーヒルズでスケジューが隣り合わせでした。崎谷さんが終わった日、翌日は僕のライブ、という状況でした。崎谷さんがライブを終えてから「ご一緒しましょうか」という事で20数年ぶりにお会いし、話がトントンと進んだわけです。番組の中でも触れましたが初めてお会いした初っぱなの〝富良野チャペルコンサート〟1996年、そこから22年以上の月日が経ちましたが、本当に変わらない崎谷さんです。

【崎谷健次郎〝VISION〟ツアー】
・2月18日(土)東京南青山「マンダラ〜SunSet Cafe in Feb.」
・4月8日(土)京都「都雅都雅」
崎谷健次郎公式サイト
http://impression-inc.net

崎谷さん、また遊びに来てくださいね。ライブもどこかでご一緒したいです。

■Ryntenダイアリ
【なんでモール@静岡浜松】
今回も無事に開催することができました〜。ご来場いただきました皆様、有難うございました。

いきなり、霊峰富士!
綺麗だった〜。

前日に入った僕らは、なんでモールへ。
この日のライブは〝La Rencontle〟という女性ボーカル〝臼井さん〟と男性のギター〝高田さん〟とのボサノバがメインのユニット。臼井さんの衣装が素敵でしたねえ。ギターも勉強になりました!

そして翌日は恒例のうなぎひつまぶし!今回初めて知ったのですが〝お茶漬け〟で通るそうです。
この冬も乗り切れそうです(笑)。

ギターを弾く板さんもお元気で何より…ですが、写真がボケてしまってアップできません…板さん、ごめん!夏は必ず。

そして完食。お店の前で記念撮影

ライブです。

お客さんに盛り上げてもらいました〜(涙)

終演後はマスターとお店のスタッフ〝スーザン〟と4人で居酒屋で「お疲れ様でした」。
敢えて写真は撮りませんでしたが、美味しかった〜!

今回もマスターにはお世話になりました。有難うございました。
次回は7 月。コロナはどうなっているのでしょうかねえ…。
よろしくお願いします。

帰りに見た霊峰富士。幻想的でした。

■アルバム/譜面集情報
譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』

譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Ryntenゲスト #747 崎谷健次郎さん 前半

1月も終わろうとしています。いかがお過ごしでしょうか。2023年に入ってからのひと月が終わろうとしています。このスピード、参ります…。

さて、少し暗い話ではありますが、1月10日世界3大ギターリストのひとり〝Jeff” Beck〟が亡くなりました。享年78歳。僕個人としても、本当にたくさんの思い出があります。昨年を振り返っただけでも〝Olivia Newton=John〟、映画「フェーム」「フラッシュダンス」の〝 Irene Cara〟カントリー〝Loretta Lynn〟、日本では「マジンガーゼット」「仮面ライダー」を歌っていた〝水木一郎〟さん、昨年ではありませんが、僕らが聴いて育った〝 Van Halen〟〝Charlie” Watts〟も他界。アーティストや音楽関係の人たちもかなり亡くなりました。これからも僕たちがよく聴いた音楽の世界を作ったアーティストたちが消えていくのでは…と思いますが、そんな中のひとりに自分もいるのかな?という気もします。
そんなニュースを探っていたら、これも訃報ですが…一つ見つけました。今月、宮崎県での最高齢の方が亡くなった。この方は宮崎県の中では最後の明治生まれ。既に明治生まれのいない県は、岩手・福島・石川・群馬・栃木・和歌山・高知・長崎だそうです。そこに宮崎が加わりました。どんどん明治が遠くなっていく感じです。とは言っても、今の若い人たちにとっては「えっ?歴史上の年号でしょ?」という感覚もあるかと思います。
そんな時の流れが与えてくれたテーマかな?とふと頭を横切ったりします。

【ゲスト:崎谷健次郎さん】
昨年12月、奈良で崎谷さんと数十年ぶりにお会いし、そして今回のゲストに繋がりました。ご縁というものは不思議ですね。崎谷さんとは最初の〝富良野チャペルコンサート〟で初めてお会いし、ご一緒しました。その後も何度かご一緒させていただいています。

さて、崎谷さんは、昨年10月26日NEW アルバム《VISION》をリリース。それを引っさげてツアーの真っ最中。崎谷さんの大ヒット曲「もう一度夜を止めて」を聴きながら富良野の話から。

倫『思い出深い曲です。』
崎『富良野で倫典さんの独特な演奏スタイルと独特な世界、そして僕の音楽とのコラボが面白かった!凄く刺激になった。』
倫『当時はダンスミュージックとかテクノと呼ばれていた部分を持ってる、先取りしてる崎谷さんの世界に俺のギターをどう突っ込んでいいのか?って考えた。』
崎『有難うございます。』

倫『昨年リリースしたアルバム〝VISION〟これがまたいい!これは、元々は以前組んでたバンドの名前?』
崎『綴りが〝VIZION〟。あのバンドは一枚だけアルバム作って解散、という謎めいたバンドでした。』

まずはこのアルバムから1曲《Won’t You Dance》

倫『VIZONのカバー?』
崎『リメイク。このアルバムの中で書き下ろしが3曲ありその中の1曲。』

倫『ご出身は僕と同じ〝広島〟。〝福山〟ですね。お父さんの影響が強いとか?』
崎『はい。父は元々音楽好きで学生時代横須賀で下宿していて米軍基地でアルバイトしていた時、東洋一のクラブがあり本物の JAZZに触れ、その音楽を教えてもらった。』
倫『早いうちからピアノを?』
崎『昔〝巨人の星〟というアニメがあって、大リーグ養成ギブスをつけ小さい穴にボールを通す…それに近い感じでスパルタで音楽を教えてもらった。』

色々な肥やしで〝崎谷健次郎〟の音楽が築かれているんですね。メロディーラインやコード進行が実に洗練されています。

倫『今のミュージシャンって妥協が多い。そんな中、崎谷さんの音楽は打ち込みとか多いかと思うけど妥協がない。ビート感のあるサウンドでも手抜きがない。凄いと思う。』
崎『確かにこだわり症というのもあります。例えば〝スネアー〟。ドラムの音一つ決めるのも10や20の音じゃなく何百もの音を聴き直してます。』

アニソンなどは、どんどん入れ替わるけど、そんな音楽を聴くと崎谷さんの様な努力をしているのか?というところに結びつくんです。

倫『VISION、何回聴いても飽きない。』
崎『ホントですか?!有難うございます。』

崎谷さんの曲がいいんですね。妥協のない音の選びがあります。

アルバムコンセプトの中で〝SF〟サイエンスファクションがあり「SFとはレトロをフューチャー」という意味のSFです、と書かれています。

倫『ジャケットの表紙に1983という数字は?』
崎『学生時代のアルバムリリースの年。』
倫『2022が真ん中でこのアルバムのリリース年ですね。その隣は3022』
崎『一千年後。洒落として歌の中に「1000年のロケットで宇宙旅行しようよ」という歌詞があってそこから取りました。』

実にコンセプトがはっきりしています。これが聴きやすさに繋がっているのかもしれません。

今日の2曲目《Sunset Cafe 1981》
崎谷さんの学生時代のバンドVIZIONのアルバムがリリースされたのが1983年。その時代の渋谷。パルコの前にアートが描かれていたり,,,優しい街だった。そんな中で過ごした青春時代を描いた曲。

倫『ツアーが始まってますね』
崎『ニューアルバムで「すごく元気でエンルギーをもらった」とか耳にして「皆さんに楽しんでもらえるのならしばらくやってみようか」と。』

倫『東京は〝マンダラ〟でやられていますね?』
崎『以前、無観客で配信ライブをやらせてもらいました。有観客になってお客さんがいて初めて音楽って成り立つんだな、と改めて感じました。』
倫『配信でもお客さんはいるけどやっぱり目の前にいて欲しい、という本音はありますね。』
崎『そうですよね、』

ここで時間切れ。この続きはまた来週に。

【崎谷健次郎〝VISION〟ツアー】
・2月18日(土)東京南青山「マンダラ」
・4月8日(土)京都「都雅都雅」
崎谷健次郎公式サイト
http://impression-inc.net

【Rynten Live】
★ソロライブ
・2月4日(土)横浜「イギリス館」
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/british-house/
13:30スタート 前4,000円 当4,500円
(チケット予約&問合)サウンドポート TEL 045-243-9999
info@soundport.co.jp
http://www.soundport.co.jp
チケット発売:ローソンチケット・https://l-tike.com(Lコード:73879) 、イープラス・http://eplus.jp

・2月11日(土)福岡朝倉「音茶」
19:00スタート 3,500円
配信あり チケットはこちらから↓
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/208032
これまでの「音茶」でのライブ配信アーカイブを販売しています↓
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shop/?fbclid=IwAR0Wi2xQU1WW1hffyYZHP0a0gCiRVjefoH6ZOEOSfVBVLHl8PXcfcH3WZLI
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671 http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・3月11日(土)「中之条大学公開講座・岡崎倫典ギターコンサート」@群馬中之条・交流プラザツインホール
14:00スタート 2,000円
(問)中之条町立公民館(中之条大学) TEL0279-76-3113

・3月18日(土)鳥取米子市「岡崎倫典ライブ2023@Live Bar HI! HIGH? PECADOSS(ハイハイピカドス)」
O.A.あり 19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要ドリンク 500円)小学生以下無料
(問)BEXX Yonago bexx.info@gmail.com

・3月21日(祝火)愛知江南「スタジオM」
16:00スタート 4,000円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 0587-53-6416
http://www.studio-m.net

・4月7日(金)岡山笠岡「カフェ・ド・萌」※予約受付はありません。直接、お店までお越し下さい。
20:00スタート 2,000円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 0865-63-5293
http://cafedemoe.com

★ジョイントライブ
・3月4日(土)「岡崎倫典×吉川忠英」@東京バックインタウン
19:00スタート 5,500円(税込)要ドリンク+フード
(問)同 TEL 03-3353-4655
https://backintown.jp/

★イベント出演
・3月25日(土)フィンガーピッキングデイ@横浜赤レンガ倉庫 1号館 3F
コンテスト;12:30スタート
ライブ:16:30スタート 19:00終演
(問)モリダイラ楽器 TEL 03-3862-1641 平日10:00〜18:00
https://moridaira.jp/fingerpicking

★セミナー開催
・2月12日(日)福岡朝倉「音茶」
形態:プライベートレッスン
内容:自由課題
時間と料金:50分、8,800円
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・4月8日(土)&9日(日)広島福山「バーカブロ」
形態:全グループレッスン(2名〜3名)
時間と料金:1回50分を2回ワンセット 11,000円(消費税込)
内容:岡崎倫典のオリジナルからカバー、また、フォークソング伴奏なども伝授します。
(問)バーカブロ info@bar-caboulot.com
http://www.bar-caboulot.com

■アルバム/譜面集情報
譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』

譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
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10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Rynten #746 インプレッション ”岡崎倫典:音楽絵巻” #51

1月半ば。いかがお過ごしでしょうか。光陰矢の如し…では済まないほどの時の流れです。

さて、話題は…僕個人的に〝左利き〟です。自分が左利きですから、世の中は左利きがたくさんいるのかな?と思ったら、日本の場合は約1割しかいない様です。10%〜11%あたりとのデータが出ております。
では、世界的にはどうなのか?「左利きがドーッといるのではないか?」と思って調べてみたら、世界で左利きの多い国は〝オランダ〟だそうです。しかしこの国も15.7%と日本とほとんど変わりません。第2位が〝ニュージーランド〟で15.5%、第3位が〝ノルウエー〟の15%、とせいぜい15%台しかいない、ということになります。希少価値…価値があるかどうか?はわかりませんが、希少ですよね。僕の場合、左利きのくせして最初に持ったギターは右利きのギターだった、という事で今でも右利きのギターを使っております。弦を押さえる側と弦を爪弾く側の利き腕は逆になってる、のが〝メリット〟として僕は捉えています。ただ「それは何?」と尋ねられても「〇〇です」と答えるのはちょっと難しいかもしれませんが、人がマネできない様なものが生まれた!逆に言えば人がマネしてくれないものが生まれた、という世界かもしれません。以前「左利きだったらゴルフセットは右利きがいいよ。その方が飛ぶよ。コントロール出来る。」と言われたことがありますが、残念ながら僕はゴルフの道はかじりませんでした。もし、そちらに進んでいたら…というよりたしなんでいたら、やはり右利きのセットを使っていたのではないか?と思います。みなさんはどちら利きでしょうか?

【Opening】
〝Tactics〟〜オリジナルアルバム〝Promedande〟より

【Rynten Impression】
岡崎倫典音楽絵巻 Vol.51 80年代後半に注目した女性アーティスト〝 Tracy Chapman(トレイシー・チャップマン)〟特集 1988年リリースデビューアルバム〝Tracy Chapman〟からピックアップしました。アメリカのみならずイギリスでも話題にのぼったアルバムであり、アーティストとしても話題にのぼり、大ヒットした楽曲も多いのでご紹介したいと思います。人権問題、アパルトヘイト、人種問題など、彼女の作った世界は世界中で認められたという経緯があり、グラミー賞では、最優秀新人賞、最優秀女性ポップス・ボーカル賞、最優秀コンテンポラリー・フォーク賞を獲得しています。
・Talkin’ Bout A Revolution アルバム1曲目に収録されています。
・Fast Car  同じフレーズを歌い、同じコードを繰り返していますが、ラップの匂いを感じます。歌詞の内容が社会問題を掘り下げています。グラミー賞新人賞・ボーカル賞・コンテンポラリー賞を獲得しています。
・Across The Lines この楽曲も白人と黒人問題を内容です。
・Mountains O’ Things 日々の暮らしにおわれながら、金持ちになる日を待っている、といった内容です。

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日お送りするのは〝 John Lennon(ジョン・レノン)〟の名曲〝Imagine(イマジン)〟。昨年の12月8日は42回目の命日。40歳で亡くなりました。生きていれば82歳。まだまだバリバリやってる年齢だとは思いますが。
1971年リリースしたアルバムのタイトルソング。このアルバムのプロデュースはJohn、Yoko、Phillip Spector(フィル・スペクター)。この曲のアレンジは、Johnがピアノを弾きベースとドラムが加わっただけ、という非常にシンプルです。
〝Beatles〟が結成された時、参加し損ねた〝Klaus Voormann(クラウス・フォアマン)〟というベーシストがいます。そのKlaus Voormannがこのアルバムに参加している!これが非常に興味深い。 ずっと関係が続いていたのか?ここで関係がも戻ったか?は分かりませんが、ホッとする部分でもあります。
(Youtube先での再生になります。)

【Rynten Live】
★ソロライブ
・1月 21日(土)静岡浜松「なんでモール」
19:00スタート 3,500円(要ドリンク)
(問)同 TEL053-474-8889
http://www.nandemall.com

・2月4日(土)横浜「イギリス館」
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/british-house/
13:30スタート 前4,000円 当4,500円
(チケット予約&問合)サウンドポート TEL 045-243-9999
http://www.soundport.co.jp
info@soundport.co.jp
チケット発売:ローソンチケット・https://l-tike.com(Lコード:73879) 、イープラス・http://eplus.jp

・2月11日(土)福岡朝倉「音茶」
同時配信あり
19:00スタート 3,500円
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671 http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・3月11日(土)「中之条大学公開講座・岡崎倫典ギターコンサート」@群馬中之条・交流プラザツインホール
14:00スタート 2,000円
(問)中之条町立公民館(中之条大学) TEL0279-76-3113

★ジョイントライブ
・3月4日(土)「岡崎倫典×吉川忠英」@東京バックインタウン
19:00スタート 5,500円(税込)要ドリンク+フード
(問)同 TEL 03-3353-4655
https://backintown.jp/

★イベント出演
・3月25日(土)フィンガーピッキングデイ@横浜赤レンガ倉庫 1号館 3F
コンテスト;12:30スタート
ライブ:16:30スタート 19:00終演
(問)モリダイラ楽器 TEL 03-3862-1641 平日10:00〜18:00
https://moridaira.jp/fingerpicking

★セミナー開催
2月12日(日)福岡朝倉「音茶」
プライベートレッスン、自由課題、50分、8,800円
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

■アルバム/譜面集情報
譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』

譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Rynten #745 インプレッション ”岡崎倫典:音楽絵巻” #50

2023年卯年 明けましておめでとうございます。《岡崎倫典のAcoustic Wind》今年もご愛聴のほど宜しくお描いします。

2023年幕が開きました。いかがお過ごしでしょうか。
まだまだ厳しい冬が日本列島を待ち構えていて、既に大雪の便りもあちらこちらから届いております。
2022年を振り返りますと、個人的にも世界的にも「ロシアのウクライナ侵攻」が一番大きな話題ではなかったでしょうか。そしてその影響をいうものは当然今年にも及ぶわけで〝継続〟と言っていいかと思います。
日本の立場や立地という事を考えても〝北朝鮮〟や〝中国〟などの〝軍備拡大〟が気になるところですが、これは世界的な傾向で日本も含めてではありますが「軍備の拡大に走る」「軍備に頼る」傾向がどんどん強くなっていて、それが懸念に結びつく…2023年はそれが大きく前に出てくる気がします。昨年12月の話題ですが太平洋戦争の初頭の〝真珠湾攻撃〟そこから81年。3年ぶりに式典に一般の方々も出席可能になりましたが、その〝真珠湾攻撃〟を実際に体験した元兵士の方の出席は9人でした。この数字は増えることはありません。元兵士の方は「未来の世代に理解して欲しい。」というを残していらっしゃいました。この〝真珠湾攻撃〟に限らず今年の戦争や紛争など世界中の情勢に対する一つのメッセージにもなっているのではないでしょうか。
今年も頑張っていきますので、よろしくお願い致します!

【Opening】
〝春の海〟〜フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集至宝のメロディーより

【Rynten Impression】
岡崎倫典音楽絵巻 Vol.50 80年代後半に注目した女性アーティスト〝Suzanne Vega(スザンヌ・ベガ)〟特集
これまで1970年代〜1980年代までのギターリストを紹介してきましたが、1980年代後半に活躍した女性ボーカリストをご紹介していきます。Suzanne Vega〟1987年リリース2ndアルバム〝Solitude Standing〟からのピックアップです。なぜこのアルバムか?彼女が世界中に飛躍したのがこのアルバムでした。
このアルバムのレコーディングメンバーは若手が多いせいか、特にギターパートではコード進行はコロコロ変わっているにも関わらず、ずっと同じ音を取る〝ペンタングルノート〟などの斬新で新しい奏法多く、アレンジの勉強になりました。
また、最近の話題として…ロシアのウクライナ侵攻の恐怖をテーマにした『Last Train From Mariupol(マリウポリからの最終列車)〟〜神でさえも最終列車に乗ってマリウポリを去ってしまった。ここで怯えている。(ニューヨークタイムズより)』。
動画配信のみですがぜひアクセスしてみて下さい。
・Tom’s Diner 息の長い曲です。世界で初のMPフォーマット、がこの曲でした。
・Gypsy 虐待を受けてる少年が主人公。セカンドシングルとしてピックアップされた楽曲でもあります。
・Solitude Standing アルバムタイトルソング
・Luka 大ヒットナンバー

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日お送りするのは〝Bread(ブレッド)〟の名曲〝If〟。
1960年前半から1970年後半にかけて、大ヒット曲を生み出しました。1971年にリリースされた3枚目アルバム『Manna』に収録されています。
Breadのリーダー〝David Gates(デビッド・ゲイツ)〟が家族が寝静まった夜中、ダイニングテーブルで書いた曲で5分で出来上がったそうです。
大きくチャートを賑わす様なヒットではありませんが、息の長い名曲。そして後世に伝わっていく、そんな曲だと思います。
演奏自体も簡単ですが、ギターを弾く方にはわかるかと思いますが、12フレットをフルに使うアレンジをしています。当然のことながらカポは使いません。
(Youtube先での再生になります。)

【Rynten Live】
★ソロライブ
・1月 21日(土)静岡浜松「なんでモール」
19:00スタート 3,500円(要ドリンク)
(問)同 TEL053-474-8889
http://www.nandemall.com

・2月4日(土)横浜「イギリス館」
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/british-house/
13:30スタート 前4,000円 当4,500円
(チケット予約&問合)サウンドポート TEL 045-243-9999
http://www.soundport.co.jp
info@soundport.co.jp
チケット発売:ローソンチケット・https://l-tike.com(Lコード:73879) 、イープラス・http://eplus.jp

・2月11日(土)福岡朝倉「音茶」
同時配信あり
19:00スタート 3,500円
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・3月4日(土)「岡崎倫典×吉川忠英」@東京バックインタウン
19:00スタート 5,500円(税込)要ドリンク+フード
(問)同 TEL 03-3353-4655
https://backintown.jp/

・3月11日(土)「中之条大学公開講座・岡崎倫典ギターコンサート」@群馬中之条・交流プラザツインホール
14:00スタート 2,000円
(問)中之条町立公民館(中之条大学) TEL0279-76-3113

・3月25日(土)フィンガーピッキングデイ@横浜赤レンガ倉庫 1号館 3F
コンテスト;12:30スタート
ライブ:16:30スタート 19:00終演
(問)モリダイラ楽器 TEL 03-3862-1641 平日10:00〜18:00
https://moridaira.jp/fingerpicking

★セミナー開催
2月12日(日)福岡朝倉「音茶」
プライベートレッスン、自由課題、50分、8,800円
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

■アルバム/譜面集情報
譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』

譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中