Ryntenバイエル #435 フィンガーストローク奏法 Pt.2

Ryntenバイエルの動画を公開しました。遅くなり失礼いたしました。スタッフ
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年明けしたばかりだと言うのに、あれよあれよと時は流れて行きます。しかし寒い冬は続きます。いかがお過ごしでしょうか?

昔に比べると外来語、英語だけではなく横文字表記で言葉が使われる機会が多くなった様な気がします。
〝positive〟〝negative〟とか、会話の中に出て来ますね。中には〝identity〟〝priority〟などの言葉を交えながら会話が進むケースがよく聞かれます。この辺り、日本語に置き換えても意味は通じるしおかしくないと思いますが、時々「日本語にしたらおかしいよね」と言う言葉があります。最近、社会に出てくる言葉に〝ベビーカー〟があります。「ベビーカーOK」「ベビカー論議」。日本語にすると〝乳母車〟。「乳母車OK」はピンと来ませんね。あとは、〝バイク〟原動機自転車です。「原動機自転車が事故を起こした」は、ちょっと聞きづらいものあります。日常生活でも〝ティッシュ〟ちり紙。「ちり紙取って!」はあまり聞きません。
この様にに非常の言葉の中にどんどん入り込む外来語。しかし日本語より意味は通じるし絵面が浮かびやすいと思います。自分の目の前に〝ポット〟があります。魔法瓶とは言いません。
皆さんも、周りを眺めてみては如何でしょうか?

【Ryntenバイエル】
Ryntenバイエル、前回と今回はリスナーさんからの質問にあったフィンガーストローク奏法についてです。今回は、ボクのオリジナル”SierraSiesta”とイーグルスの”Hotel California”を取り上げながら解説していきます。ぜひご覧ください。
https://youtu.be/Ih6NmfvKmjA

今週最後は、Queenのカバー「We Will Rock You」。ぜひ、お聴きください。
https://youtu.be/SSKDVms-kf8

■Ryntenダイアリ
【なんでモール@浜松 -新春-】
僕にとって今年最初のソロライブです。いつもここからスタートです。
いつもより早めに入り、念入りのリハーサルをしました〜(笑)。

その前に、〝なんでモール三部作〟の第一部は〝うなぎ〟です。
今回もみんなで完食!美味しかった。なぜか食事中はみんな無口になりひたすら食してましたねえ(笑)。日差しは強いし風が強くてこんな顔に…。

で、写真を撮った後、偶然にもかつてご一緒させていただいた、シンガーソングライターの〝相曽晴日さん〟に遭遇。なんと器具な…。ライブにも来てくれました。有難う〜。

そして、第二部は僕のライブです。相変わらず、ノリのいいお客さんたちです。盛り上げてもらいました!僕も演奏していて楽しかった!
第三部は打ち上げ。これがメインかも…(苦笑)。今回の会場はここです。

記念撮影。

食べて呑んでの1日でした〜(笑)。

【スタジオM@愛知江南】
僕も弾いているギター、〝Furch(フォルヒ)〟の輸入代理店です。
お店の入り口。社長にモデルになってもらいました(笑)。

もちろん他のメーカーもあります。店内はこんな感じ。一部だけですが。

年に一度のライブですが、今回もたくさんの人たちが来てくれました。「初めてです」という方もちらほらと。有難いですね。

帰り際、お店のスタッフと。

【今日の富士】
浜松への道中見えた霊峰富士。青空に浮かんでました。綺麗でした〜。

【音座銀座@ヤマハ銀座ホール】
“音座銀座”とは、ここ〈中央FM〉でもO.A.されている、俳優の〝佐野史郎さん〟がホストのイベントです。毎回、色々なゲストを迎えトークショーを繰り広げます。今回で12回目になるそうです。凄いですね。
今回のゲストはつい先日僕の番組にゲストに来てくれた〝高田漣さん〟。主催であるヤマハの方からご招待頂きました。有難い事です。
お二人の音楽談義、ギター談義はあっという間の1時間半でした。楽しかった!

■Ryntenライブスケジュール
・2月12日(日)大阪河内長野「百年邑」
・2月17日(金)岡山笠岡「萌」
・3月25日(土)広島・三原「八天堂 Cafe Lie(カフェリエ)」
・4月14日(金)東京「バックインタウン」
●ギターセミナー
・2月18日(土)~19日(日)福山「バーカブロ」
●山木康世&岡崎倫典ジョイントライブ
・3月10日(金)代々木リブロホール
・3月11日(土)九段教会
●イベント出演
・4月8日(土)フィンガーピッキングデイ@横浜「赤レンガ倉庫」今年も審査員で参加します。

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

Ryntenバイエル #434 フィンガーストローク奏法 Pt.1

〝地球温暖化〟が叫ばれて久しいですが、それでも毎年の様に〝豪雪〟に見舞われる地域の映像が必ずメディアに登場する昨今です。如何お過ごしでしょうか?

いきなりスケールの大きな、つかみどころのない話でスタートしました。
〝宇宙〟が誕生して138億年と言われ、地球が誕生して46億年とも言われています。僕たちが子どもの頃、確か、地球の寿命は45億年と言われてた様な気がしますが、ここ数十年の間に1億年伸びました。これも科学の進歩、と言っていいでしょうか。宇宙の年齢、138億年という数字も科学の進歩がはじき出した数字だと思いますが、では、その前は何だったのか?何があったのか?知りたいところですねえ。もっとも天文学者の方々もその答えを導き出すべく日夜研究されているんでしょう。「その前を知りたい!」と言っても、それこそ掴みどころのない部分かもしれません。夜が寝られなくなるだけ損、というところでしょうか。
年明けに何人かの方からご年始お便りを頂きました。個人個人のお名前は、今は避けさせて頂きますが、本当にありがとうございました。

【Ryntenバイエル】
Ryntenバイエル、今回と次回はリスナーさんからの質問にあったフィンガーストローク奏法についてです。ボクなりのやり方ですが、ぜひご覧ください。
https://youtu.be/_UE4UFbfERI

今週最後は、エルトン・ジョンのカバー「Your Song」。ぜひ、お聴きください。
https://youtu.be/2Cz2xxLSVKE

■Ryntenダイアリ
【山木康世さんと打ち合わせ】

3月に〝元ふきのとう〟の《山木康世さん》とジョイントライブ【山木康世&岡崎倫典 春のホールコンサート 2ナイト】することになりました!それに先駆けて、打ち合わせという名の宴会がありました(笑)。宴会は宴会ですが、真面目な話が中心です。どう展開していくか?どうぞお楽しみに。

・3月10日(金)東京代々木「リブロホール」
・3月11日(土)東京九段教会

お待ちしております!
帰り際、ツーショット。

【らじおマンジャック@NHK-FM】
久々にお邪魔してきました。

今回のゲストミュージシャンは《押尾コータローさん》とバイオリニストの《岡部磨知さん》。
押尾くんに会うのも久しぶりです。昨年の夏のジョイント以来ですね。
セッションも勿論、ありました!
写真は押尾くんとのリハーサル風景。

もちろん、磨知さんと3人でも演りましたよ。
コントの台詞も頂きました。楽しかった〜!

で、出演者全員で記念撮影。
ちなみに、メインパーソナリティーでもある《赤坂さん》が持っているのは…〝マイキュー(ビリヤードの棒)〟です。カッコイイのなんのって…(笑)。

【新年会with古きよき友達】
いつもメンバーでいつもお店で少し遅めの新年会に行って来ました。主催は僕のステージでキーボードを弾いてくれている《平井宏さん》。久しぶりにみんなに会えて嬉しかったし、和気あいあいと気兼ねなく楽しかった。

■Ryntenライブスケジュール
・1月29日(日)福島いわき「The Queen」
・2月4日(土)高知「Bee Station」
・2月5日(日)香川高松「黒船屋」
・2月12日(日)大阪河内長野「百年邑」
・2月17日(金)岡山笠岡「萌」
・3月25日(土)広島・三原「八天堂 Cafe Lie(カフェリエ)」
●ギターセミナー
・2月18日(土)~19日(日)福山「バーカブロ」
●山木康世&岡崎倫典ジョイントライブ
・3月10日(金)代々木リブロホール
・3月11日(土)九段教会

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

Rynten ゲスト #433 高田漣さん 2

正月気分から抜け出した方は多いのではないでしょうか?中には、まだ正月ボケがぬけてない、という方もいらっしゃるかもしれません。如何お過ごしでしょうか?

これから北国では雪が多くなっていく季節ですね。
昨年の話になりますが、生まれて初めて北海道富良野で〝スノトレ〟を買いました。それまでは着る物には非常に気を遣っていたのですが、不覚にも履物には全く…でした。“滑るわ、滑るわ”で地元の人に「それでは危ない。必ず怪我する。」と言われ靴屋に連れらて行った訳ですが、まあ、滑らない事!雪をホールドする力に関心しました。人間の英知英知です。
車もスタッドレスになりましたね。僕は持っていませんが北海道へ行きますと、その威力をまざまざと見せつけられます。
まさか、自分の足で、とは驚きでした。雪の上を歩くのが楽しくなってきました!地元の方には失礼ですが唱歌の『あるきはじめた みいちゃんが 赤い鼻緒の じょじょはいて おんもへ出たいと 待っている』の〝みいちゃん〟の気持が分かります。

■Ryntenゲスト【ゲストコーナー 髙田漣】(2016年12月の収録でした。写真のなかのクリスマスツリーはご愛嬌ということで!/スタッフ)
今週も先週に引き続き《髙田漣さん》にお越しいただきました。2015年、カバーアルバム《コーヒーブルース〜高田渡を歌う〜》をリリース。今週の始まりは、そのアルバムから“渡さん”の楽曲の中でも最も有名な《自転車に乗って》。

倫『このアルバムを制作したきっかけって何かありましたか?』
漣『はい。父が亡くなって10年目でしたので、アルバムだけでなく、父がデビュー前に書いた〝フォークソングについて〟等の日記が出て来てそれを書籍化したり、父のベストアルバムを編集したり…と一連のイベントの一貫として自分が歌うカバーアルバムを出させて頂きました。』

編集されたオリジナルテイクのベスト盤も同じ曲が並んでいますが、全然違うんです。渡さんのアルバムは「懐かしい」。でも漣さんの場合は「懐かしい」では済まない、と強く感じました。

倫『漣さんご本人が操る弦楽器には、スティールストリングスもあれば、マンドリン系、エレキ系、9弦ギターが出てきたりとか、本当にが幅が広い。お父さんとの環境もありますが、自分自身の好みを切り開いてきた世界が大きいと思います。』
漣『父の友人のミュージシャンの方々には、中川イサトさんらギターを一筋でやってきた方もいらしたんですが、マルチプレイヤーがすごく多かったんです。子供ながらに〝楽器を弾く〟というスタンスは、一つの楽器を弾くというより〝色んな事が出来るのが音楽に携わるという事〟と勝手に思ってましたので、早くから色んな楽器をやってました。』

お父さんの影響で小さい時から楽器に触っていたものの、楽器を意識的に弾き初めたのは中学生の頃。しかもきっかけとなったのは、何と〝ローリングストーンズ〟!「エレキを弾いて見たい!」とその時思ったそうです。意外でした。

倫『(ローリングストーンズの)気になる楽曲ありましたか?』
漣『当時、ギターマガジンを買ったら表紙にミックとキースが写っていて、楽曲というよりミックの佇まいに憧れてしまい、お年玉を貯めその半年後には近所の楽器屋さんで初めてエレキギターを買いました(笑)。』

今日の1曲目は《フィッシングオンサンデー》。
曲を聴き終えて。

倫『先ほど話に触れた9弦ギターって?』
漣『父がずっと使っていた12弦ギターの6弦と5弦部分を外しました。』
倫『オープンチューニングですね。1曲ごとの表情の違いが、まるで十二支を辿る様に色が変わっていく。お父さんも喜んでいらっしゃるでしょうねえ。』
漣『父と一緒にアルバムを創っている様な感覚でやってました。オヤジを喜ばせようと手を替え品を替えて(笑)。』

僕にとっての渡さんの思い出を少し。

倫『その昔、北海道で渡さんのライブで呼び出され飛び入りで出たことがあるんです。』
漣『ホントですか?!』
倫『「ボトルをやれ!」と。でもボトルがないので、お店のグラスを借りました。また、僕のライブを観に来てくれた時「お前、気取ってんじゃねーか!」と言われて…。』
二人とも(爆)

倫『音楽を演る演らないに関係なしに〝ブレない〟という生き方にみなさんがついて行っているんでしょうね。一番影響を受けているのが蓮さんじゃないかな。』
漣『そうですね。父と生前から一緒に演奏する時間、共演する機会が多かったので色んなことを教わったな、と思います。』

岡山の笠岡というところに〈カフェ・ド・萌〉というお店があり、渡さんから初まった様なところです。渡さんが「入場料は2,000円!それ以上は取るな!」と言われ、今もそれを守っています。僕は年に一度ライブをやらせてもらっていますが、漣さんは昨年初めてお邪魔したそうです。

倫『時代も物価も変わり料金を上げるアーティストも多いらしいんですが、僕は上げない。「渡さんを超えちゃまずい!」と。これは、渡さんから教えてもらった信念です。』
漣『昨年ママと初めて話をして色んな貴重な話を聞かせてもらいました。ホントに落語の様な世界、面白い話が満載でした。』

今日の2曲目は《絵空事》。
これは、“コーヒーブルース”より以前に、〝鈴木茂さん〟がフューチャーしたもの。そのアルバムを創っている中で、徐々に渡さんの歌を歌う事を意識し始めたそうです。

最後に。
倫『お話しできてよかった!』
漣『ホントですか?!ありがとうございます。』

収録を終えて
ゲストに来て頂いた、髙田漣さん。知る人ぞ知る、高田渡さんの息子さんです。たまにですが、親の七光りで芸能界に入ってくるご子息、ご息女がいらっしゃいますが、そんな中で全く独自の世界を創っている、ある部分お父さんを超えている、と感じさせられました。音楽的にも高いところにあり、僕自身「話したいな」「ライブを観たい!」と思うアーティストでありました。

漣さん、楽しかったです!
また遊びに来て下さいね。

【髙田漣ライブスケジュール】
・1月25日(水)第12回音座銀座スペシャル@ヤマハ銀座スタジオ
 「カントリー&ウエスタンを巡るアコースティックギターの世界」佐野史郎 vs高田漣
・2月1日(水)東京代官山「晴れたら空に豆まいて」『春節のかりゆし2017』大工哲弘×高田漣
・2月5日(日)和歌山「COFFEE HOUSE GORILA」高田漣&濱口祐自LIVE
・2月26日(日)東京大岡山「Good Stock」ソロ
http://tone.jp/artists/takadaren/

■Ryntenライブスケジュール
●ソロライブ
・1月21日(土)静岡浜松「なんでモール」
・1月22日(日)愛知江南「スタジオM」
・1月29日(日)福島いわき「The Queen」
・2月4日(土)高知「Bee Station」
・2月5日(日)香川高松「黒船屋」
・2月17日(金)岡山笠岡「萌」
●ギターセミナー
・2月18日(土)~19日(日)福山「バーカブロ」
●山木康世&岡崎倫典ジョイントライブ
・3月10日(金)代々木リブロホール
・3月11日(土)九段教会

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

Rynten ゲスト #432 高田漣さん 1

2017年 明けましておめでとうございます。
本年も【岡崎倫典のアコースティックウインド】を宜しくお願いします。

2017年の年明け、いかがお過ごしでしょうか?
通り過ぎた2016年を振り返りますと、毎年の事ではありますが様々な事件・事故・がありました。そんな中で、10月の話でしたっけ?日本を訪れる外国人観光客・旅行者が2,000万人を突破した!凄い数です。政府としては、2020年〝東京オリンピック〟の時期には、4,000万人を目指したい、と。因みに、前回のオリンピック1964年の時には、353万人だったそうです。そうすると、次のオリンピックにはその100倍以上を狙っている、という事になりましょうか。
宿泊施設の確保を政府は謳っていますが、料金の高騰や交通機関はどする?電車でも荷物を置くスペースが全く足りない。サラリーマンの出張への影響は必至でありましょう。我々も困っております。
そんな国内への悪影響も考えて、2017年はここを出発点として改善に向かって頂きたい!と切に願っているところであります。

■Ryntenゲスト【シンガーソングライター 高田漣さん】
(2016年12月の収録でした。写真のなかのクリスマスツリーはご愛嬌ということで!/スタッフ)

今週と来週はシンガーソングライターの《高田漣》さんにお越し頂きます。〝漣さん〟と言えば、僕も尊敬して止まない、故【高田渡】さんの息子さんです。ずっとお会いしたかったし、じっくりお話もしたいと思うアーティストのおひとり。〝漣さん〟は僕のライブに何度か来て下さっているんだそうです。びっくり!

2015年、トリビュートアルバム《コーヒーブルース ~高田渡を歌う~》をリリースされました。先ずはそのアルバムに収録されている《自転車に乗って》を聴きながら。。。

倫『最初は、昔のオープンリールテープで録った様な音が流れ、そして今風なサウンドに切り替わる。これを聴いていると〝Nitty Grity Dirt Band〟の〝Mr. Bojangles〟を思い出します。』
漣『父の昔のSP盤のをそのまま丸々拝借しました。』

このアルバムはカバーとはいえ、全く違う新しいアルバムを聴いている感覚です。また、ジャケットもいい!アルバムの中にも写真がたくさん散りばめられていて、愛されていたんだなあ、と。

当時「凄いギターを弾く人がいる」と“渡さん”を聴きステージも観に行きました。〝カーターファミリーピッキング〟とも言われる「〝チャーチリック奏法〟だ!」とギターを弾く者同士で言ってましたねえ。

倫『“渡さん”の中でも超有名な〝自転車に乗って〟のこのテイクは、〝Ry Cooder〟を思い浮かべます。』
漣『はい、だいぶ意識しました。〝Nitty Grity Dirt Band〟もそうですが父との共通の話題が〝Ry Cooder〟だったり〝Jerry Garcia〟だったり、お互いがリンクする興味の対象だったので、父の歌を歌いながら「そのあたりを絡められたらな」とアレンジしてました。』

今日の1曲目はスタジオで生ライブ、セッションさせて頂きました。曲は《仕事探し》。
https://youtu.be/tD9hJ-LJUfg

倫『コードの数も少なく、構成も込み入ってない。一発でジョイント出来る曲はいいですよね。最近のはやたらと転調も多く分けわからない歌詞や語呂合わせで終わってたりで、なかなか弾けない。』
漣『父の歌で全国を回る様になり、フォークソングってそいうところが「凄くいい」と感じ、逆に自分が今まで書いてた曲が難しくて(笑)。』
倫『でもこちらが出来て、これがある。出来ないからある、とは訳が違う。』
漣『そうですね。』

そのあたりの裏付けされてる素朴さが“漣さん”のアルバムに出ている気がします。

倫『僕の中で光っているのがアレンジとしてではなく録られた音。歌やメロディー、詞を増幅させている。で、中ジャケットを見たらアナログでレコーディングされていると書かれていて。』
漣『そうです。昔ながらのテープで録音しました。殆どはカラオケを録り歌い直すなどの作業がありますが、そういったことは一切せず、演奏しながら歌って録音していく、というスタンスでしたので演奏にも反映していると思います。』
倫『音が溶け込んでいる。もちろんアレンジやミュージシャンの力量もありますが、アナログレコーディングの手法も大きいなと。』
漣『父だったらどうやって録音したかな?と考えながらやったまでなんです。』
倫『でもアナログ機材って手に入らないでしょう?』
漣『はい。たまたまそのスタジオに予備があって、すごく助かりました。』

“漣さん”は、色々な素晴らしいミュージシャンに囲まれてレコーディングされ、核にはマルチ弦楽器奏者たる人たちがいます。

倫『弦楽器と呼ばれるスティールギター、ペダルスティールギターとかルーツにあるんですか?』
漣『そうですね。最初はギターとマンドリンから始めましたが、早い段階でスティールギターに興味を持ってました。』
倫『何かで見たんですが「キーボードやピアノの方が好きで見てくれがそちらに近かったから」と。』
漣『そうなんです。何となくスティールギターの佇まいに惹かれ、音というより全然見たことない楽器、というイメージで始めました。』

スティールギター奏者は、日本では少ないのが残念ですね。

倫『それと、ペダルスティールって弾く前に組み立てなければならないし、時間もかかりますね?』
漣『そうですね、大変です。重いし。』
倫『組み立てるのに時間がかかってライブが出来なった事件ってないですか?』
漣『流石に無いですが、大雨の野外ステージで袖で組めなくてステージ上で組ざるを得なかった事はありました。』

今日の2曲目はアルバムタイトルソングである《コーヒーブルース》
歌の中に「三条(京都)のコーヒー屋」という歌詞が出てきます。

倫『これも渡さんのナンバーの中ではかなり有名な曲ですよね。よく行かれたんですか?』
漣『父に連れらて。母方が京都、僕も生まれが京都なので親戚に行くような感覚。』
倫『ギター1本で淡々と弾かれてますが、自分で弾き語りとなると多少サイズが違っていても構わない、という世界。レコーディングでまちまちになったりしましたか?』
漣『弾き語りの醍醐味なんですが、このアルバムのどの曲も2回以上歌ったものはないです。どれも1回歌って、はい次って。ライブやってるみたいでした。』

ここで時間切れ。また来週もお越し頂きます。どうぞお楽しみに。

【高田漣スケジュール】
・1月25日(水)第12回音座銀座スペシャル@ヤマハ銀座スタジオ
 「カントリー&ウエスタンを巡るアコースティックギターの世界」佐野史郎 vs 高田漣
・2月1日(水)東京代官山「晴れたら空に豆まいて」『春節のかりゆし2017』大工哲弘×高田漣
・2月5日(日)和歌山「COFFEE HOUSE GORILA」高田漣&濱口祐自LIVE
・2月26日(日)東京大岡山「Good Stock」ソロライブ
http://tone.jp/artists/takadaren/

■Ryntenダイアリ
昨年の事になりますが。。。

【クリスマスイブイブライブ@音茶】

恒例の〝 酔っぱライブ〟です。盛り上がりましたよ~、打ち上げが(笑)。
今回のライブは、偶然にも祝日。「休みの日じゃないと行けない。」という人たちが来てくれました。「やっと来れました。」という方や「こちらの方に出張が重なって、ラッキーでした」という方も。有難いことですね。

セッションももちろん演りました!楽しかったですよ。

打ち上げのテーブルにはローストチキンが!美味しかった。

今回、メイン?である〝ミカちゃん〟が「参加出来ないので動画で参加します」と、DVDを送りつけてきてました。まあ、いつものごとく僕のパロディーですが、あまり面白くなかったなあ(笑)。

今年もお世話になった〝音茶〟のマスター、ママ、その長女・えりかちゃんと。

僕のスタッフのお誕生日までお祝いしてくれた音茶の皆さんに感謝!

東京に戻る日。いつもの〝キリンビアーファーム〟でランチ&ビール。写真を撮ったんだけど写ってない…残念。

【ギター教室忘年会】
みなさん、お疲れ様でした~。

ここでもスタッフの誕生日をお祝いしてくれました。有難うございました。ただ、写真を撮ったんですが、うまく写ってない、残念。

■Ryntenライブスケジュール
・1月21日(土)静岡浜松「なんでモール」
・1月22日(日)愛知江南「スタジオM」
・1月29日(日)福島いわき「The Queen」
・2月4日(土)高知「Bee Station」
・2月5日(日)香川高松「黒船屋」
・2月17日(金)岡山笠岡「萌」
・2月18日(土)~19日(日)ギターセミナー@福山バーカブロ

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。