スタジオの前の〝楓〟、もみじが遅ればせながらいい色になってます。如何お過ごしですか?
先週、韓国の話に触れましたが、もう1つ、今回の訪韓でしか経験出来なかった事があります。
〝大統領辞任要求〟の大規模な〝デモ〟がソウルでありました。11月半ばの土曜日だったと思います。100万人規模。おの時、僕たちは釜山にいました。その夜、テレビの報道番組でデモの模様がずっと流れていたわけなんですが、それを観ながらスタッフの一人が「恥ずかしい!」と漏らしました。これはデモが恥ずかしいのではなく〝今の体制〟が、という意味なんですね。警察の発表では〝20数万人〟。「冗談じゃない。そんな数じゃ済まないぞ!」というのが大方の意見で、一般的には〝百万人〟規模と言われています。そんな中、ソウルの地下鉄の車内で車掌さんが「僕は残念ながら今日、デモに参加出来ません。しかし、みなさんをそこまで安全に運ばせて頂きます。韓国の為に頑張って下さい。」と車内放送。これを聞いた乗客の人たちから大歓声と拍手が沸き起こったそうです。
もしこれが日本だったら処分ものです。個人的な意見を車内のマイクを通してしゃべる事は許されない。これはお国柄の違い、あるいは地下鉄の運営の違い、というのもあるのかもしれません、がどうなのでしょうか?尤も、それだけすごい〝団結力〟と出来事、そう感じました。
■Ryntenゲスト:【ゲスト:The JAYWALK】
先週に引き続き、The JAYWALKからドラムの〝田切純一さん〟とギターの〝知久光康さん〟がゲストです。
故《柳ジョージさん》に捧げたカバーアルバムでもある《酔って候》を引っさげての登場です。
そのタイトルソングでもある〝酔って候〟を聴きながら…
知『素敵なゲストの知久光康です。』
田『それより上の素敵なゲストの田切です。』
倫『二人とも1週間考えてきたなあ』
全員(爆)
アルバムジャケットには〝フェンダー〟のギターがポツンとあり、それと相反する様に筆で書かれたタイトルのバランスが絶妙です。これを見ていると、日本文化とその時代に押し寄せたアメリカ文化との融合を感じます。
ジョージさんは、いっとき、グループサウンズ《ゴールデンカップス》に籍を置いてました。その時はベースを弾かれていましたねえ。
田『僕、テレビで観てました。ジョージさん観て、お〜!となった。』
知『画面でわかった?』
田『うん、わかった。ゴールデンカップスはリスペクトしてたし、みんな上手かったしすごいと思った。そんな中でジョージさんは本物の香りがあった。』
倫『すごかった。音楽ってみんな横で繋がってんだなって思う。じゃあ、岡崎倫典とJAYWALKはどうやって繋がってるんだ?どこに接点があるんだ?!』
田「昔よく呑んだ。』
全員(爆)
JAYWALKはメンバー全員がリードヴォーカルを取れるすごいバンド。だからコーラスをしてもバッチリです。
倫『〝酔って候〟のボーカルはお二方で取られてる?』
知『いえいえ、恐れ多い。』
田『一応やってみたけど「ダメ」って言われ…。』
倫『やってみただけ勇気あるよね。』
知・田(爆)
田切さんがリードボーカルを取った曲もあります。『それは余興の部分』と笑ってましたがそんなことはありません。ここで今日の1曲目はその楽曲で《When The Moon Light up The Night》。
アルバム〝酔って候〟は、誰もが聴いて「これ、知ってる!」という楽曲を選曲してあります。「全盛期だっただった頃のジョージさんを知って欲しい。」という願いも込められています。
エリッククラプトンを好きだったんじゃないか?という話もよく耳にしましたが…
知『そうじゃなく、デイブメイソンとか好きだった。』
倫『あっ、ステージでの雰囲気がよく似てる!立ち方がそっくり!デイブメンソンがアコースティックを抱えているイメージが近い。』
知『本人も「俺っていけてるな。」って思ってたかも(笑)。』
知久さんが弾いている、黒いストラドは柳ジョージさんのギターです。知久さんは「ジョージさんのギターを弾いているんだ、という喜びでジョージさんのフレーズがでてしまう。」そうです。
倫『知久さんは、JWALKのオリジナルでも曲を活かすいいギターを弾くなと思いますね。もちろん、ベース、ドラム、キーボードも含めてそれで一つのJAYWALK。』
田『嬉しいなあ、ありがとう。実はね、倫典がライブ来てくれた日、家に帰ったらスマホが鳴って「なんだろう?」と見たら倫典からメールがあった。「今日、老人の音楽会があって行ったんだけど良かったよ。』って。俺「何の事だろう?…あっ!俺たちのところに来てたんだ。」と分かり「楽屋に来てくれれば良かったのに。」と返したら「余韻に浸って赤坂の街で酒を呑んでます。」って。「この人、なんかいいねえ〜!」と思った。今日お礼を言おうと思って。』
と盛り上がったところで、時間切れ。
最後に《フェンスの向こうのアメリカ》を聴きながらお別れしました。
今回もお二方にお越し頂きました。何度も来て頂いてますが、同じ世代となると話は尽きまじ、です。次から次に話が沸き起こりそれが広がっていって…とキリがない。これは僕たちの世代だけじゃなく、あらゆる世代、同じ年齢層の人と話すとそうなっていくのかな、と思います。何度かステージを観させてもらって、この年にならないと出来ないサウンド・世界、バンドとしてのまとまり方を強く感じさせてくれます。9月に観たライブがDVDになり《〝WEEPING IN THE RAIN 雨に泣いてる
・・・〜THE JAYWALK PLAYS GEORGE YANAGI TOUR FINAL〟》と題され、12月28日リリースされます。柳ジョージさんのカバー曲がたくさん入っていますが、THE JAYWALKのオリジナルも多く収録されています。
【THE JAYWALKプレミアムライブ〜アンコール公演】
・12月11日(日)名古屋ブルーノート
・12月24日(土)東京品川インターシティーホール
http://www.jaywalk.co.jp/top.php
田切さん、知久さん、楽しい時間を有難うございました。
また、遊びに来て下さいね。
■Ryntenダイアリー
【ガリバー@四日市 ゲスト:竹内いちろ】
秋の陣。四日市在住のギターリスト《竹内いちろ》さんも一緒です。ガリバーは今年で15周年。
壁にはこれまでの軌跡が。
今回もいちろ君とセッションあり!
毎回ながらコード譜だけ渡してリハーサル、という無茶振り(苦笑)。でも決して〝いじめ〟ではありませんので、悪しからず(笑)。彼はこういった事でもこなす凄腕なんです。彼とのセッションは本当に楽しい。彼もまた「楽しい!」と言ってくれるのが嬉しいですよね。
恒例の記念撮影。
終演後は、街に戻り居酒屋で一杯。時間があっと言う間に過ぎていきました〜。
で、今回の〝霊峰富士〟。久しぶりに見えました!
【とあるパーティーにて@Bill Bord 東京】
少し前になりますが、〝とあるパーティー〟に行ってきました(笑)。
この会場では《内田勘太郎さん》や某放送局で時折ご一緒する面々も。プロの方々の生演奏やゲームなど、かなり盛り上がってました〜。途中、勘太郎さんに「演ろうぜ!」と言われ、なんとエレキギターを弾いてきました。楽しかったですねえ。ちなみにドラムは《赤坂泰彦》さん。みんな楽しそうでした!
勘太郎さんとは「今度一緒にライブしよう。」とお声がけを頂き、光栄至極。
【高畠ワイナリー倶楽部にて】
山形県の高畠ワイン。毎年秋に〝収穫祭〟が開催されます。これまで出演されたアーティストを招待してのパーティーです。ワインはもちろん、美味しい食事も用意されています。
当然のことながら、スケジュールの都合で足を運べない方々もいらっしゃいます。僕も、まだ2回目なんです。山形で演奏させて頂いたのは、もう5,6年前になるでしょうか?今も、忘れずにパーティーに呼んで頂けるなんて、本当に有難い事ですね。
座長は《小室等さん》。なんと!この日がお誕生日だったんです。急遽御誕生会に。
今回初めてお会いした《四角けいこさん》。昔、客席から観ていた時と全然変わらない。
そして《あがた森魚さん》。大昔、杉田二郎さんのお手伝いをさせて頂いていた頃に一度お会いした記憶があります。
初めてお会いした《友部正人さん》。
会場となった、東京下北沢《音倉》。
お店の女将は《庄野真夜さん》なんです。〝還暦ーず〟以来の再会でした〜。
終盤にはライブもあります。大御所のみなさんの演奏は、本当に素晴らしかった!僕もワインをたらふく頂いた後、1曲だけ…なんとか…(苦笑)。
で、イベントやこのパーティーのキーマンはこの方!ありがとうございました!
■Ryntenライブスケジュール
・12月16日(金)東京「バックインタウン」
・12月18日(日)奈良「ビバリーヒルズ」ゲスト:MCタレント 南かおり
・12月23日(祝・金)福岡朝倉「音茶」
●冬の北海道ツアー最終日
・11日(土)北見「Live Bar Vienus(ヴィーナス)」
●2017年
・1月21日(土)静岡浜松「なんでモール」
・1月22日(日)愛知江南「スタジオM」
・1月29日(日)福島いわき「The Queen」
・2月4日(土)高知「Bee Station」
・2月5日(日)香川高松「黒船屋」
・2月17日(金)岡山笠岡「萌」
・2月18日(土)〜19日(日)ギターセミナー開催@福山バーカブロ
■アルバム情報
『Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 』
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。
【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。