【河童のひとり言】
梅雨も明け、暑い日が続きます。今年は特にクール・ビズも咎められることなく軽装で働けるのは良いことと思います。さすがに“裸”とはいきませんけど、あっ、いましたね“裸のヒト”。もはや内閣は“裸の王様内閣”と言っても良いのかもしれませんね。とっくに国民は王様は裸だよ”と言ってるのに、まだしがみついたり、ぶら下がったりと暑苦しい。「策がなければ助けてやらないぞ」ってのはこっちのセリフだと思うんですよね。
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【今週のRyntenニュース】
今年もまたまた猛暑の記録が塗り替えられるのではないか?!と思わせる程の日差しが照り続けています。如何お過ごしでしょうか?
「暑い!」「暑い!」と他にセリフがないのか!というほど「暑いですねえ。」「おあつーございます。」「いや~まいった!」の連続です。
そこにたたみかける様な『節電』。どこまで節電すればいいのやら…というよりも果たしてその『節電』というのは必要なのかどうか…と不信もなきにしもあらず、です。よく分からない世の中です。
『節電』そのものはいつの世も心がけるべきものだと思いますし、それ自体は悪い事ではないのですが、その為に熱中症にかかる人が例年の何倍という話になると、これも困りものです。
「河童のひとり言」の『クールビズ』『裸の王様』。非常に夏っぽい言葉ですが、国会中継などを観るにつけ、恐らく今の時代はエアコンがきいているでしょうし、クールビズを着られている方もいらっしゃいます。振り返れば、国会議事堂ができたのは70数年前の話。その頃にエアコンがあったとは思えません。しかし、その当時、夏は涼しかったか?というとそうでもなかった様に思うのです。当時はみなさん、ビシッとスーツを着込んで国会に臨まれていたわけですが、どうされていたんでしょうか?
今では想像がつかない環境だったのではないか?
一人で考えています。。。
■Ryntenダイアリーです。
台風のさなか、無事に湯布院に到着。
先ずは「亀の井別荘」でのライブをコーディネイトしてくれた「Club Yufuin」へ向かい、動物たちとご対面。長老のタマも元気でした。
新入りの「イチロー」はもともと野良猫。どこかの別荘で飼われていたそうですが、ご主人たちが戻る時に捨てられたとか。幸せになってもらいたいですね。
ここに来ると空気と景色のせいか、ギターを弾きたくなりますねえ。
http://fm840.jp/blog/rynten/wp-content/uploads/2011/07/Club-Yufuin.jpg
初めて演奏させて頂いた「天井桟敷」は、由緒ある「亀の井別荘」という老舗旅館の敷地の一角にあり、昼間は喫茶、夜はバーとなります。こんな場所でライブが出来るとは…本当に光栄でした。
泊めていただいた部屋にはもちろん檜風呂の温泉も。。。贅沢をさせて頂きました。
翌朝、「亀の井別荘」の社長さんと総支配人と3人で記念撮影。
お二人とも僕の演奏をじっくりと聴いて下さいました。有り難い事です。
その足で大阪へ直行、打田君とのツアー再開です。
大阪「5th Street」。毎回オープニングで演奏してくれる、地元大阪のケルティックギターリストの「天満俊秀」君と最後にセッション。楽しかったですねえ。マスターが打ち上げで用意してくれた、「馬刺」。「倫典さんの為に一切れ残しましたから。」と殆どは打田君の胃袋へ…まっ、いいか。
翌日は打田君にとって初登場の愛知江南「スタジオM」へ。
ここでのオープニングには、春に行われた「フィンガーピッキングコンテスト」で準優勝した「つるみまさや」君。彼はスタジオMのスタッフでもあり、名古屋在住ギターリストの「竹内いちろ」君の生徒さんでもあるんです。まだ大学生との事。僕に色んな質問をしてきた時の真剣な瞳には、胸にぐっと来ましたねえ。将来が楽しみです。
そして、静岡三島の「After Beat」。前回同様、オープニングには「たかいのもへじ」君。彼も何年か前に「フィンガーピッキングコンテスト」で賞を取った方です。今現在は静岡を中心に活動されてます。彼自身で創りだした、ハープ付きのギター。いい音出してました。彼もまた将来が楽しみです。
ひとまず、ここでツアーは中締め。後半は8月下旬からスタートします。お待ちしております。
■スケジュールです。
・8月6日(土)ソウル「Art Hall Bom」18:30~
・8月7日(日)釜山「Busan Art Center」17:30~
2年ぶりの韓国ライブです。今回は釜山でもライブをします。凄く楽しみです。
・8月20日(土)群馬県野反湖「フィールドフォークフェスティバル」6時間以上もの長い野外イベントです。
・8月21日(日)長野県佐久「れもん」初めてのライブです。是非足をお運び下さい。お待ちしております。
●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
■Newアルバム情報
『Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 』
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。
■好評発売中!
弟4弾CD付き譜面集「フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集ー永遠のメロディー20」
御陰様で大好評です!
■『Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 』譜面集の出版が決定。2011年発売予定、KMP出版から。
【ゲストコーナー】
今週は11ヶ月ぶり、『池田聡』さんの登場です。
僕はいつも『聡君』と呼ばせてもらっているので、番組でも『聡君』と呼ばせてもらう事にしました。
「暑いですねえ」の挨拶からスタート。
「僕は夏生まれなので『自分の生まれた月は元気でいよう。』という気持ちがあって。。。歌い手としては秋・冬シンガーと言われる時がある。だから『夏なんだよ』とアピールしたいが為のカラ元気も…」と笑っていました。
僕は、聡君は日本のAORの最右翼だと思っているので、秋・冬というのは分かる気がします。
AORって暗めの照明とお酒、夜…のイメージ、季節に例えるとどうしても秋・冬に行ってしまうんですね。
聡君は大学生時代にデビュー、テレビやラジオにも多く出演されていました。
ある歌番組で階段からおりて来るシーンをよく覚えています。その頃から、僕はAORを感じていました。
「当時は黒人系ソウルとかが好きだったので、AORは意識していなかった。でもやっていくうちに、『和製という言い方でもいいからAORでいいかな。』」と、どんどん思う様になったそうです。
今年4月、聡君に名古屋「ボトムライン」に呼んで頂き、ご一緒しました。
「僕のギターの師匠は倫典さん、と勝手に弟子入りしてます(笑)。教則本も何冊も買って日々練習、『そうか…こんな事もギターは出来るのか?!』と学んでいます。」と、なんと嬉しい事を!
ライブではギターアンサンブル、ギターインストまで演りました。僕も本当に楽しかった。
今現在のツアータイトルは「ぶらりツアー」、「いつくらいまで続くんですか?」と聞いてみたら「これはある種のライフワーク。昔は大都市や県庁所在地とかは行ってたけど、その隣の町…もう一歩足を延ばすところには行けなかった。何とか行く方法はないか…と思った時『ギター1本持ってぶらっと旅に出るように行こう!』と始めました。やれる限りやっていきたい。」と意気込みを話してくれました。
これは僕にとっても原点です。
「小学校の終わりに姉がフォークギターを弾いているのを聴き、目覚め、アコースティックギター買ってもらった。」そこから音楽がスタートしたわけですね。
この日の1曲目に流れた「ハナノタネ」は、ぶらりツアーの核になっているそうです。
最後に8月6日『25周年リサイタル』について。
「デビューが8月5日、丁度まるまる25年経って、新たな1日目に演ろう!と。僕はリサイタルものが苦手で、誕生日企画したり、何周年とか全くやらなかったけど25年というのは4分の1、四半世紀たつし、これはやった方が良い」と企画したとか。
コンサートには「中西圭三さん」「沢田知可子さん」「伊勢正三さん」と豪華なゲストがずらり…「『中西君』は僕の大学の後輩、『沢田さん』は同い年でよく呑む仲間、『伊勢さん』は姉が好きだった『かぐや姫』『風』を聴いてギターを始めた、憧れの大好きな方」という繋がりを説明してくれました。
最後にデビュー曲の「モクロームヴィーナス」を聴きながらお別れしました。
素敵なコンサートになると思いますので、みなさんも是非足を運んでみて下さい。
聡君、頑張って下さいね。
またご一緒しましょう!
<インフォメーション>
池田聡さんのデビュー25周年を記念するリサイタルが来る8月6日に東京国際フォーラムホールCにて開催されます。伊勢正三さん、沢田知可子さん、中西圭三さんといった豪華ゲストも登場します。詳しくは、池田聡さんのオフィシャルサイトで確認してください!(中央エフエムスタッフ)
今週最後の曲は、オリジナル曲「消えた街」。ぜひ、お聴きください。
http://www.youtube.com/watch?v=nl2K315d7W0
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