Ryntenバイエル~vol.209「時の流れに身をまかせを弾こう 9回目」

【河童のひとり言】
とあるニュースで、外部から脳へ記憶を植えつけることに成功したという研究発表を見かけました。記憶形成の解明を行うために、死んだネズミの脳を使って行われた実験だそうです。現在、記憶させることができるのは、ごく短い時間とのことですが、まさにsf映画そのものです。この技術を応用すると、譜面や演奏テクニックを脳へインプットさせて、簡単にギター演奏ができるようになるのではないでしょうか。夢のような技術にも思いますが、ボクの場合、寝ている間にカミさんから夕飯の買い物をインプットされてしまいそうで、おちおち寝ていられなくなりそうです…

【今週のRyntenNews】
今年年末のクリスマスあたり、あるいは来年正月に向けての商戦がもうスタートしている気配です。あれよあれよと時が流れています。
ご機嫌いかがでしょうか?

【河童のひとり言】に“SFそのもの!”という話を出しました。
例えば、僕がまだ小さい頃、白黒の番組だったと思うんですけど《タイムトンネル》というアメリカのテレビドラマがありました。ワクワクしながら観ていた記憶があります。これは、絵空事ではなくて本当に実現するかもしれないですねえ。。。

小学生の頃にはいろんな本を読みました。中でも心躍らされたのが、《ジュール・ヴェルヌ》の《海底2万マイル》とか《月世界旅行35日》。《海底2万マイル》これは今で言うと“原子力潜水艦”です。《月世界旅行35日》も当然のごとく、今は現実化しています。

いずれにしても、当時は「信じられない事、もの」が「現実化」していく、という時代に入ってきた様に思います。

■おたよりコーナー
今週もいくつかおたよりを頂いています。海外からが多いですね。
いずれも【番外編】の《Close to you》についてのコメントです。
・poyfaiさんから『Perfect』。ー…とたった一言。
・edofvermilionさんから『Nice, very nice, Good work』。ー嬉しいですね。
・tarkineWildさんから『fantastic』。ーありがとうございます。
日本の方からのお便りもご紹介します。
【番外編】の《雲の上を散歩》へのコメントです。
・kouhinsanから『癒されます。寿命が延びる気がします。酔えます。』ー有り難うございます。

■Ryntenダイアリーです。
先週は、兵庫は“尼崎”、と和歌山の“紀伊田辺”の2カ所でライブをしてきました。
いずれも初めての土地、お店です。
いつも初めてのライブというのは、道中からいつもより、より以上に緊張するもの。。。
でも、どちらもドアーを開けた時の、スタッフのみなさんの笑顔にホッとした瞬間でもあります。

尼崎《Blue Door》。

名前のとおりドアーがブルーなんです、それも真っ青なブルー。

とても素敵なお店で、オープンしてまだ間もないそうです。
この日は若手ギターリストの《伊藤賢一》君とのジョイントです。
一ヶ月程前に初めてお会いし、このライブ直前に東京でリハーサルをしました。
とっても好青年でクラッシックギターも弾かれます。

とても楽しかったですよ~。
打ち上げも盛り上がったところで、恒例の記念撮影。

伊藤君、今度東京でも是非ご一緒しましょうね。

翌日は紀伊田辺《Oran-chi》。
特急に乗って2時間弱、山々を抜けて、やっと『海が見えた!』と思ったら到着。

海側を走るのかと思っていたら、意外にも山々の間を走っていくんですね。
街中には“弁慶まつり”の文字。
弁慶出生の地なんだそうです、知りませんでしたねえ。

ここのご主人は“ボブマーリー”が大好きなんだそうです。で、そんな雰囲気を持っているんですね。
音楽の話を始めたら二人とも止まらなくて…。

ライブの方は、というと…初めてライブをするにも関わらず、来て下さったみなさんの拍手が暖かかった。
アンコールには『アンジー、やってください。』のリクエストまで頂き…もちろん演奏しました!
このお店もまたオープンして2年なんだそうです。
みんな頑張っています。

今回の富士は、残念ながら雨が降っていたため、雲に被われ稜線がわずかにみえただけでした。

■ライブスケジュールです。
・10月6日(土)東京お茶の水「JAZZ祭」お茶の水で開催されるイベントでの出演です。
・10月7日(日)群馬高崎「青春の唄」いつもお世話になっているフォーク好きなマスターのお店でのライブです。
・10月14日(日)北海道滝川「三浦華園」FM G’skyをお聞きのみなさん、是非足をお運び下さい。
・10月20日(土)埼玉越谷「大野楽器メンフィス」今回は地元のアマチュアのみなさんもオープニングで参加します。
・10月27日(土)岐阜高山「ピッキン」今年は秋のライブとなりました。マスターに会うのが楽しみです。
・10月28日(日)三重志摩「商工センター」毎年たくさんの方々に来て頂いています。今年も是非いらして下さい。

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。

http://www.rynten.com

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenバイエル】
Ryntenバイエルは、「時の流れに身をまかせを弾こう」の9回目です。ご存知の方も多いと思いますが、テレサ・テンさんのヒット曲です。ボクのアルバム「Etrenal」のマッチング。譜面集『Eternal』を元に紹介していきます。Tuning:Standard/CAPO:5で演奏していきます。ぜひ、チャレンジしてみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=dtw6TMjHgYQ

今週最後の曲は、The 5th Dimensionのカバー曲「Aquarious /輝く星座 」。ぜひ、お聴きください。
http://www.youtube.com/watch?v=vccsO0PIhc4

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)以上、12局のコミュニティエフエム局で放送中です。

Ryntenバイエル~vol.208「時の流れに身をまかせを弾こう 8回目」

【河童のひとり言】
先日、外務省と駐日フィンランド大使館との間で、ツイッターを使ったネット上の交流を行ったという記事を見かけました。面白い試みをするなぁと感心したものの、いわゆるつぶやきはたったの4往復で終わってしまったそうです。1時間という時間制限の中で行われたつぶやき交流は、日本側がつぶやき毎に上司の許可を取っていたために、あっという間に時間がすぎてしまったというなんともお粗末な結果に。いくらツールが新しくなっても、使う側の意識が変わらなければ意味をなさないという典型的な例ではないでしょうか。日本の官僚制度、もう少しなんとかならないものでしょうかねぇ…

【今週のRyntenNews】
9月も終わろうとしています。残すところあと3ヶ月あまりとなってしまった、2012年。

ご機嫌いかがでしょうか?

【河童のひとり言】の官僚制度。『この日本、何とかして!』とい事例が最近多いですね。しかし、世界中に目を向けてみますと…。
先日、スペインだったでしょうか?教会のキリストの絵を修復したところ、とんでもない絵になり『あれっ?!』みたいな…。
全くの別人になってしまった!修復したご婦人はただただ平謝り、教会関係者の人たちは『冗談じゃない!』みたいな状態だったんですが。。。
ところが、絵を観る為に毎日見学者が何千人とやって来る。おまけに、そこで売られているのは“写真”だけではなく、“Tシャツ“その”絵”がプリントされた“チョコレート”まで売っているという、商魂たくましい…と言ってしまうとそれまでなんですが、『あ~、どこの国も一緒なんだ。日本人だけじゃないんだなあ。』と。。。
悲しき人間のサガなんでしょうかねえ。

■おたよりコーナー
  “yarm210”さんから『Fantastic Musician!』。
 ー番外編の《影丸と14匹の仔猫たち》へのメッセージです。
  いつも観て聴いて下さって有り難うございます。
  ただ、どこの国の方か、知りたいですね。

■Ryntenダイアリーです。
打田君とのジョイントライブを終えた僕ら一行…打田くんらは東京へ戻り、僕らは富山は魚津の友人に会いに、一気に日本海側へ。
富山も暑かった。。。

魚津は“蜃気楼”が見える町としても有名ですね。蜃気楼がでると街中でアナウンスが流れるんだそうです。
僕も一度見たいんですが、地元の人たちは『それほど頻繁には見えない。』と言ってました。

電車から見える田んぼは、もう稲刈りが始まっていて、『暑い』『暑い』と言っても収穫の“秋”なんですね。
あぜ道と田んぼの色がきれいなコントラストを創り出しています。

先週半ばになりますが。。。
今年6月、東京でご一緒させて頂き、僕の番組にも出演してくれた《谷山浩子さん》のコンサート《猫森集会》に行ってきました。

このコンサートは毎年開催されて、10日間ほどでしょうか?結構長い期間やっています。
いくつかプログラムに分かれていて、ゲストが入れ替わります。僕も何回か出演させて頂いた事があります。

この日のゲストは“六角精児”さん。『一体誰?』と思っていたら、何とあの“水谷豊”さんでおなじみのテレビドラマ“相棒”に出演されている“米澤”さん役の方でした!ギターの弾き語りもされていて、時々ライブも演られているんだそうです。“米澤”さん?と谷山さんとのコラボレーションも良かったですよ。

楽しかった!

僕は今関西に滞在中、今回初登場のお店でのライブが続きます。
ライブレポートはまた次回に。

■ライブスケジュールです。
・9月29日(土)京都「都雅都雅」今回は秋バージョンでお届けします。
・10月6日(土)東京お茶の水「JAZZ祭り」初めて参加させて頂きます。
・10月7日(日)群馬高崎「青春の唄」フォーク好きのマスターのいるお店です。
・10月14日(日)北海道滝川「三浦華園」FM G’Skyを御聞きの皆さん、是非足をお運び下さい。
・10月20日(土)埼玉越谷「大野楽器」楽器店の中にあるライブスペース、今年で3回目となります。

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。

http://www.rynten.com

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenバイエル】
Ryntenバイエルは、「時の流れに身をまかせを弾こう」の8回目です。ご存知の方も多いと思いますが、テレサ・テンさんのヒット曲です。ボクのアルバム「Etrenal」のマッチング。譜面集『Eternal』を元に紹介していきます。Tuning:Standard/CAPO:5で演奏していきます。ぜひ、チャレンジしてみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=YgNEMjzK2tk

今週最後の曲は、カバー曲「Killing Me Softly with His Song /やさしく歌って」。ぜひ、お聴きください。
http://www.youtube.com/watch?v=JtDO_-rQDzg

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、ダラズエフエム(http://www.darazfm.com/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)以上、13局のコミュニティエフエム局で放送中です。

Ryntenバイエル~vol.207「時の流れに身をまかせを弾こう 7回目」

【河童のひとり言】
もうすぐ秋分の日。春分と秋分は祝日ですが、夏至や冬至は祝日ではありません。調べてみたところ、もとは春と秋に行われていた皇霊祭という歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る儀式だったそうで、戦後に春分と秋分の日に改められたそうです。皇霊祭がどのような儀式だったかはわかりませんが、察するに、春は先祖に五穀豊穣を祈り、秋は収穫に感謝するといったところでしょうか。そしてボクにとっては、ツアー先の食べ物がよりいっそう楽しみな時期でもあります。都会にいると忘れがちな季節感を感じながら、ツアーに励みたいと思います。

【今週のRyntenNews】
《天高く馬肥ゆる秋》がやってまいりました。ご機嫌いかがでしょうか?

【河童のひとり言】から《春分》と《秋分》。
これから暖かくなっていく“春”、とこれから寒くなっていく“秋”。
どちらが好きかは、人によって様々でしょう。
例えば今年の夏の様に“猛暑”に襲われると分かっていたとしたら、《春分》ももしかしたら辛いものになるかもしれません。また、極寒の冬がやって来ると分かっていたら《秋分》ももしかしたら、辛いものになるかもしれません。

昔、《春分》そして《秋分》の日は、同じ日だったんですが、最近はどうも日にちが揺れ動いている様です。
まあ、それは祝日配分、あるいは日曜日との兼ね合いもあるんでしょうが。。。

実は僕は、誕生日が《春分》の日、なんです。
昔は家それぞれが玄関または門に“日本の国旗”が立てられていました。
近所でもあちらこちらで国旗が目につく…『あ~、僕の誕生日を祝ってくれているんだ!』と、喜んでいたのを思い出します。

今は…《春分の日》《秋分の日》が揺れ動くだけではなく、どちらもなかなか国旗を見る事は出来ません。

■Ryntenダイアリーです。
2012年の“打田”君とのジョイントライブも無事に終わりました。
暑かったけど、雨も降らずにお天気にも恵まれ、楽しかったですよ。

初日は福岡朝倉の《音茶》。
オープニングは地元で活躍する、“Par West”。

アコギとベースのユニットで、主に僕のオリジナルやカバーを演奏します。なかなかよかったですねえ。
打ち上げは、もっぱら“カラオケ”に…。
打田君の唄を初めて聴きましたが、上手い!昔、演歌歌手を目指した事があったそうな。。。意外な一面を見ました!
ついでに?僕も…。

打ち上げも宴たけなわ、の頃、仔猫がやってきました。
こんなバックに入ってしまうほど小さい。

二日目は、岡山・倉敷《ヤマハホール》。
僕は10年程前に行ったきりだったので、懐かしかったですね。
満場のお客さんで、オープニングの“土師 剛(はじ ごう)”君は、ここはもちろん、あちらこちらでギターを教えている先生なんですが、今回、たくさんのお力添えを頂きました。
オープニングはその“土師”君。個性のある自分の世界観を持ってるギターリストです。
セッションも楽しかった!

彼もまた将来が楽しみですね。

翌日はOFF。打田君とはしばしのお別れ。まあ、その翌日に名古屋で再会しましたが。。。
お客さんが少なかったのは残念でしたが、そんな中、足を運んでくれた皆さん、有り難うございました!
名古屋での打ち上げは、江南“スタジオM”の水野さんが、仕切ってくれて…盛り上がりましたねえ。
真夜中過ぎまで大騒ぎでした。
そのショット

今年はあと一本、大阪「サウンドメッセ」での会場で“打田”君とのジョイントライブがあります。
どうぞお楽しみに。

■ライブスケジュールです。
・岡崎倫典&伊藤賢一ジョイントライブ
 9月21日(金)兵庫・尼崎「Blue Door」初めてのジョイント、そして初めてのお店です。
・イベント出演:岡崎倫典&打田十紀夫ジョイントライブ
 9月30日(日)「サウンドメッセ」大阪・南港
ATCホール内「Dホール」
・ソロライブ
 9月22日(土)和歌山「オレンチ」こちらも初登場です。
 9月29日(土)京都「都雅都雅」恒例の京都・秋のライブです。
 10月6日(土)東京お茶の水「Jazz祭り」お茶の水駅前特設ステージ
 10月7日(日)群馬・高崎「青春の唄」高崎にあるフォークバーです。
 10月14日(日)北海道滝川「三浦華園」FM G’sky をお聴きのみなさん、是非足をお運び下さい。

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。

http://www.rynten.com

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenバイエル】
Ryntenバイエルは、「時の流れに身をまかせを弾こう」の7回目です。ご存知の方も多いと思いますが、テレサ・テンさんのヒット曲です。ボクのアルバム「Etrenal」のマッチング。譜面集『Eternal』を元に紹介していきます。Tuning:Standard/CAPO:5で演奏していきます。ぜひ、チャレンジしてみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=Pcg3xZ456ec

今週最後の曲は、カバー曲「Close to you/遥かなる影」。ぜひ、お聴きください。
http://www.youtube.com/watch?v=RB0fTI-0Jd0

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、ダラズエフエム(http://www.darazfm.com/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)以上、13局のコミュニティエフエム局で放送中です。

Ryntenゲスト ~Vol.206:中川イサトさん 2週目

【河童のひとり言】
まもなく敬老の日。お年寄りを敬い、長寿を祝う日であるのですが、いったいいくつからお年寄りと言ってよいのか、なかなか難しいところです。60になれば還暦ですが、多くの会社の定年は65歳、そして街を見回してみれば、70歳でもまだまだ元気でスポーツを楽しんでいる方も大勢いらっしゃいます。人間、毎年、誕生日を迎え年老いてゆきますが、自分もいつかお年寄りの仲間入りするのかと思うと複雑で、また、なかなか想像がつきません。
まぁ、難しいことを考えるのはやめて、たまには実家に電話でもしてみようと思います。

【今週のRyntenNews】
あの真夏の暑さはどこへやら…。すっかり秋の風が吹き始めています。
ご機嫌いかがでしょうか?

【河童のひとり言】から《お年寄り》の話題。そんな時期になりましたね。

自分の残の人生、これまでの人生を計算してみると、残りの方が短い…というのは確実なところでもあります。僕個人の見解と致しましては…《お年寄り》…電車やバスのシルバーシートの前に立った時、席を譲られたら、そこが境目ですね。そこからあなたはお年寄り、という事になります。僕自身もなるべく席を譲られない様、頑張ってみたいと思います。

さて、先週に引き続き、“ETERNAL”譜面集へのご応募の中から幾つかのメッセージをご紹介させて頂きます。
・群馬県安中市 Tさん:ギター講座で取り上げて頂きたいのは、“ミュート”の重要性と“クロマチック奏法”のアレンジへの応用を。
 ーこれは大切ですね。またいつかやりたいと思います。
・埼玉県 Yさん:石川さんとのジョイントライブ、最高でした。
 ー有り難うございます。
・三重県津 Tさん:FMのスタッフのみなさん、頑張って下さい。
 ーこれは嬉しいご意見ですね。
・福井市 Kさん:優しい音色がとても素敵。
 ー女性の方ですね。
・富山県新川郡 Tさん:素敵なギターの音色を聴かせて頂き感激でした。
・大阪住之江区 Hさん:ナットキングコールのクリスマスソングを聴きたい。
 ーこれは冬のテーマですね。

■Ryntenダイアリーです。
今年も僕の【ギター教室生徒による発表会】がありました。
場所は昨年と同じ、東京幡ヶ谷のライブハウス、《36°5》。

この数字…見た事ありませんか?これは《さんじゅうろくどごぶ》、つまり“平熱”’という意味なんだそうです。
妙に納得!した僕でした。
でも何故こいう名前にしたのかは、分かりませんが。。。

さて、その発表会、みんなで頑張ってしっかりとタイムテーブルを組み、流れを考えながら進行させていました。
だんだんと成長していく姿は、嬉しいですね。
軸となった、高田君と翔ちゃん、お疲れ様でした。

僕もゲストで演奏しましたよ。
来年もまた、楽しみです。

さてさて、僕は今、打田君とツアーの真っ最中です。
今回も珍道中、繰り広げています!
ライブレポートは次週に。

このツアー前に、打田君の事務所《TAB》でリハーサルがありました。
打田君は、“ジャイアント馬場さん”マニアで有名なんですが、事務所には“馬場さん”のフィギュアーがあるんですね。それを並べて写真を撮ってみました。

真ん中にあるフィギュアーに注目!
ヘッドロック?というのでしょうか?技をかけられている人は…見た事ありませんか?
なんと打田くんなんです!
しかも後ろから見ると…パンツが脱げそう…。

大爆笑でした!

リハーサル後は、もちろん居酒屋で一杯。
旬の『さんま』を一匹平らげた打田君。

見て下さい、このきれいな食べ方!骨と頭とシッポしか残っていないんです!
これは自慢できますよねえ。
もっとも打田君は自慢してましたけど…(爆)。

■ライブスケジュールです。
・9月21日(金)兵庫尼崎「ブルードアー」若手ギターリストの“伊藤賢一”君とのジョイントライブです。
・9月22日(土)和歌山「オレンチ」初めてお邪魔します。
・9月29日(土)京都「都雅都雅」恒例のライブとなりました。
・9月30日(日)大阪「サウンドメッセ」打田君とのジョイントライブで参加します。

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。

http://www.rynten.com

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
今週も先週に引き続き《中川イサト》さんにお越しいただきました。

【Sketch】の“Little Horse”に乗って今回も登場。先週尻切れトンボになっていた、“中国ツアー”の話からスタートしたわけですが、色々な問題が勃発している中、『不安は多少あるけど行ってきます!』と話していたイサトさんは、孫悟空が好きで、そのふる里“西安”にも行かれるとの事ですよ。
こういった問題は、中国国内でもほんの一部で、それがメディアにクローズアップされているんだそうです。

この日の【河童のひとり言】の《お年寄り》から、『年寄って何才からだと思いますか?』との僕の質問に『昔は50才でおじいさんに見えた。』と言うイサトさんも65才、まだまだバリバリです。

倫『僕がギターを弾き始めた頃、「40才50才で弾いてる」という想像が出来なかった。実際弾いている人もいなかった…。田畑義男さんくらいだったかな?』
イ『あとは…木村義雄さん。』
倫『海外だともっと凄いんだろうけど、日本をみても60代70代は当たり前。』
イ『知ってる範囲では僕より先輩は“石川”さんで70才前?』
倫『69才。シンガーソングライターや歌い手さんだと“かまやつ”さん“加山雄三”さんとかバリバリじゃないですか?そういうのって勇気をもらうと同時に時代は変わったなあ、って。』
イ『ただ65才になったら体力がね…演奏も1時間やると集中力が落ちてくるのよ。ポジション間違うとか…こんなところで?!と。まあ老眼もあるんやけど(笑)。』
倫『あと気力。』
イ『気力!気力!それも考えて曲づくりも変えていかな。。。』

ここで、今日の1曲目、気力、体力も考えて変えていった曲の一つ《黄昏の来々軒》。
この演奏で使用した機材やその“来々軒”について聞いてみました。


倫『これは、ストリングベンダーですよね。』
イ『アコースティック用のね。』
倫『これはもともとエレキ用に開発されたものですよね。僕らがよく知っているのは“クラレンスホワイト”。これをアコースティック用に作られた?あちらの方が作られたんですよね?』
イ『クラレンスと一緒にやってた人が作り始めて…15、6年前かな、すぐ手に入れて。でもやっぱり難しいのよ、唄もんのバックではいいんやけど、ギターソロでやりたかったから。で、やっと去年から曲を書き出して。』

その“来々軒”とは…イサトさんの住む家の近くにある定食屋さんだそうで、【Sketch】のジャケットにも写真が写ってます。なんでもメニューが‘和’‘洋‘’中’と100種類くらいあって、初めて行った時、定番の“ラーメン”を注文したら…『ひどかった!』らしい。。。『肝心なスープに納得いかなかった。』と笑っていました。

倫『お店のご主人に進言したらいいじゃないですか?!』
イ『そんなん、言えまっかいな!』

イサトさんらしい気遣い?

イ『僕は昔から‘揚げ物’が好きで…その後行った時には、‘フライ’にしたのよ。そしたらこれが美味しかった!きつね色のサクサク。‘あじフライ’‘キスフライ’‘イカフライ’一番豪華な‘ミックスフライ’と全部食べたけど旨い!』
倫『オーダーがあって揚げるんでしょね。油はいいのを使ってる?』
イ『あれはラード使こうてはるね。で、その揚げ物のトンカツが乗っかった‘カツカレー’、これがダントツ!』
倫『カツの旨さ?』
イ『それとルーも!今みたいなおしゃれなのじゃなくて、子供の頃の昔なつかしい、ルーにメリケン粉入れた…トロッとしてて、ぶつ切りのタマネギが入っててじっくり煮込んでるわけね。それがカツの上にドワーっと乗ってる!』

ギターとか音楽の話より全然盛り上がりましたねえ、この話題!

で、“来々軒”に通ってるうちに親しみを憶えて、一昨年前、そのベンダー使って曲を創った時に、テーマを“来々軒”にしようと決めたんだそうです。

倫『曲のタイトル《黄昏の来々軒》の由来は?』
イ『“黄昏”は、昭和30年代の子供の頃、地球上の空気もきれいでその時の青空とか‘真っ赤な夕焼け’。』
倫『‘三丁目の夕日’みたいな…。時間的な‘たそがれ’で人生とかお店的な‘たそがれ’ではない?!』
イ『そうそう。30年代の夕方、‘たそがれ’の中に‘来々軒’がある、という想定にしたのよ。』

この曲では、ベンダーの音が雰囲気を創っています。それと三拍子。やっぱりイサトさんの三拍子は独特でなんです。

倫『普通の人がやると、いかにも‘ワルツ’って感じになるのけど、イサトさんがやると‘ワルツ’というより、‘三丁目の夕日’じゃないけど、‘いにしえ’の時代が出て来る。』
イ『‘ブン・チャッ・チャッ’にしたくない。たぶん、三拍子の中で強調しているところがないのよね。だからずっと繋がってて、たまに小節割りすると1小節に3拍しか入ってない、というだけ。』
倫『他のアーティストに比べると三拍子の曲って結構多いですね。それが“イサト節”の一つの色になってる気がする。』
イ『メロディーを考えた時、自然に「三拍子になってんな~」みたいな。はなから三拍子を意識して書いてたんじゃない。それで多くなったん思うね。』

イサトさんの2曲目は、アルバム【Sketch】から、セルフカバーで《加壽帝羅2011(カステーラ)》。
これは不思議なタイトルがついています。

倫『もともとはオランダ語?』
イ『ポルトガル語。』
倫『それを漢字で書いて“加壽帝羅(カステーラ)”。73年のアルバムでは、“カステラのかおり”というタイトルでしたよね。今度は“加壽帝羅2011”。』
イ『何度もカバーしてるけど、今やってる‘ミュートサウンド’でもう一回やりたかったのね。この曲が一番‘和’で日本的だから、余計に今の音でやりたかったんよね。』

2週に渡り【中川イサト】さんにゲストに来て頂きました。
《こだわり》…こだわる‘形’、あるいは‘もの’や“食”へのこだわり、それとインターネットでイサトさん自身がアップしている‘今日食べたもの’などの“撮影”へのこだわり。そして‘音づくり’へのこだわりも【Sketch】の中で聴かせてもらいました。
その移り変わりは僕自身も感じるところがあります。“こだわる”と同時に《ゆとり》。楽曲や演奏もそうですが、生きて行く中での‘ゆとり’とか《遊び》…‘遊び心’を持つ。その為には自分をセルフコントロールしなければなりません。それは昔、イサトさんから教えられました。でも、この世代に入って、改めて教えられた気がします。

中川イサト最新アルバム【Sketch】

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、ダラズエフエム(http://www.darazfm.com/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)以上、13局のコミュニティエフエム局で放送中です。

Ryntenゲスト ~Vol.205:中川イサトさん 1週目

【河童のひとり言】
とある大学のアンケート調査によると、ロンドンオリンピックで感動した度合いの上位は女子で独占されたそうです。28年ぶりにメダル獲得の女子バレー、惜しくも決勝戦で破れてしまったサッカーのなでしこジャパン、そしてメダル初獲得の卓球女子団体と、確かに日本人の女性選手の活躍が目立ったオリンピックでした。ふと思うと、ギタリストとして活躍されている女性の方はそれほど多くありません。スポーツばかりでなく、アコースティック・ギターの世界で活躍する女性が多く現れてきてくれたら、と思う倫典でした。

【今週のRyntenNews】
あれよあれよと言う間に夏も通り過ぎ、2012年も残すところ4ヶ月を切りました。如何お過ごしでしょうか?

先日より、アルバム《ETERNAL》のマッチングスコアーブック“譜面集のプレゼント”に、たくさんのご応募を頂いております。その総数、10,000…と言いたいところですが、そこまでは…(笑)。

メッセージを添えて頂いておりまので、いくつかご紹介します。
・‘和歌山のKん’『倫典さんの譜面集がなかったら、僕の人生は考えられない、』
・‘東京のCさん’『アレンジがとても素晴らしく、音色に癒されます。』
・‘東京のOさん’『番組のYoutubeは参考になる場面がたくさんで、眼から鱗状態です。』
・‘福岡のIさん’『元来すばらしいメロディーメーカーだと確信しています。倫典さんの世界観のあるオリジナル曲を期待してます。』
・‘兵庫のMさん’『私の最高のギター教材です。名作映画音楽の教材も聴いてみたい。』
・‘千葉のMさん’『倫典さん独特のストローク音をもう一度細かく解説して下さい。』

みなさん、ありがとうございます!また来週もご紹介させて頂きます。

■Ryntenダイアリーです。
年に一度夏に開催されている《野反湖フィールドフォークコンサート》今年も行ってきました。

今回で27回目。凄いですね。

地元スタッフのみなさんのパワーは、全開!
昨年は前日から雨に見舞われ、屋内でのコンサートとなってしまいましたが、今年はいいお天気で…と言うよりも、よすぎる程のお天気でした。

コンサートが終わる頃には、スタッフはもちろん、出演者もお客さんもみんな日焼けで顔が真っ赤。
中には短パンをはいていた人の足が真っ赤になっている人も。。。きっと痛いだろうなあ。

今年は、マンドリンの巨匠“宮崎”さんとギターの“古橋”さんにも1曲だけお手伝い頂き、このコンサートならではのセッションも演らせてもらいました。

ソロステージは、もちろんいつものメンバーとバンドバージョン、キーボードに平井さん、パーカッションや色々な楽器を操る土屋さん、パーカッションは河野さんです。コーナー最後の曲《Living Naturally》ではチェロの“早川”さんにも参加して貰いました!
本当に楽しかった!

毎年通り過ぎる“八ッ場ダム”。去年は工事が止まっていたけど、再開されかなり進んでいましたね。
複雑な思いが…。


翌朝は、野反湖でスタッフ手づくりの朝食を頂き、長野県佐久へ出発。
今回で2回目のライブやらせていただく、《れもん》。本当に和食の美味しいお店です。

着いて早々にお昼を御馳走になってのですが、これが美味しくて美味しくて…。
ライブ前はほとんど食べない僕ですが、平らげてしまいました。
ライブは、盛り上がりましたよ。

“れもん”では、いつも休憩時間に飲物と軽食のサービスがあります。今回の軽食には、なんと“まつたけのおにぎり”が…。
みなさん、しっかり食べて飲んでましたねえ。
打ち上げも美味しい料理の数々が登場。
食べてばかりの一日だったような。。。

翌日はギターのメンテに‘SUMI工房’へ。
途中、いつも通るたびに気になっていた‘津金寺’に立ち寄ってみました。
威厳がありましたねえ。

今回はゆっくりと見る事が出来なかったので、今度ゆっくりと見てみたいなあ。

■ライブスケジュールです。
・恒例となった、僕の番組にもゲスト出演してくれた‘打田十紀夫’君とのジョイントライブツアーです。
 9月8日(土)福岡・朝倉「音茶」
 9月9日(日)岡山・倉敷「ヤマハホール」
 9月10日(火)名古屋「パラダイスカフェ」
・若手ギターリスト‘伊藤賢一’君とのジョイントライブです。
 9月21日(金)兵庫・明石「ブルードアー」
・ソロライブです
 9月22日(土)和歌山「オレンチ」初めてライブをやらせてもらいます。
 9月29日(土)京都「都雅都雅」
・イベント出演:打田君のジョイントライブです。
 9月30日(日)大阪・南港 ATCホール内「Dホール」

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。

http://www.rynten.com

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
今週と来週は、ゲストに“個性的な音色とフレーズ”の《中川イサト》さんをお迎えしています。
僕のギター人生の師匠でもある、この方に来て頂かないと片手おちではないか…?!
やっと来て頂けて、ホントに嬉しいです。

新しいアルバム【Sketch】の“Little Horse”に乗って登場。記憶をたどってみると、イサトさんと二人で音楽の話をした事も楽器屋さんに行った事もないんです。
初めて出会った時も、いきなりプラモデルの話しでした(ちなみに、僕ら二人とも船や飛行機が大好きなんです。)。

イ『音楽の話は当たり前の世界、おもしろないから全く違う話しもありとちゃう?』
倫『いや、日本のフィンガースタイルのインストゥルメンタルの世界を創り、牽引してきたのがイサトさんだから、そのあたりの話も聴きたい。』
イ『じゃあ、ちょっとやったらええ?(笑)』

という事で新らしいアルバムについてちょっと。

イ『創ったのは6年ぶり。60才前になった時に「無いものがある…何が足らんのかな?」と考えた時、それは《音色》やった。「音だけで日本人を感じれるもの、“音色”を“和”の方向に持っていきたいな。」と。』
倫『イサトさんの世界はこれまでも“和”だと思ってたけど、最近ライブに行って「‘音づくり’も変わり随分柔らかくなったな。」とって感じました。』
イ『それは“ミュート”。低音だけというのは今までのスタイルだけど、6本は消せない。上を何とか消そうと考えてたら、“紙テープ”に至ったわけ。“紙テープ”を挟み込むと上をミュート出来る。ビニール・プラスチックとかあるけど、素材にこだわる方やから“紙”が一番よくて、幅は“5mm”。4mmだど実音が出るし、6mmだとポコポコミュートして音程がようわからん。』


そんな“こだわり”が詰まったアルバム【Sketch】から、2曲目は“Hazy Moon”。

倫『この曲も“5mm”の“紙テープ”で音を止めて…ですね。ちょっとクラッシックに寄ったサウンドだけど、それとは違う。』
イ『スティール弦の“芯の音”のまあるい“音色”。』
倫『弾く時のタッチ・メロディーそのものの“音”がやさしいから、伝わり方が余計にやさしい。“音色”がまるい分サスティン・スティール弦が短い、そうすると次の音が出るまでに微妙に隙間ができる。だからリバーブ等をかけた時、奥行きが見えるし心地いい。逆に言えば、リバーブの深さや長さにかなり神経を使うでしょう?』
イ『使う。』
倫『本来そういうことろに神経を使うべきなんだけど、みんな指さきにばかり気がいってて…。』
イ『まあ、苦言を呈するわけではないけど…。若いギターリストも増えて、彼らの音を聴いてみるとみんな一緒に聴こえる…という事は曲じゃなくて、タッチが一緒で基本的に弱い。弦しか鳴ってないからサウンド・音的に面白くない。』
倫『あと楽曲もみんな同じようで。』
イ『確かにね。』
倫『タイトルでも、雰囲気でつけてるから「何が言いたいのか?」が分からないし、曲とマッチしていなかったり…。イサトさんもよく外国の言葉を漢字で書いたりするじゃないですか。』
イ『それはこだわりやろね。ジャケット・曲名・音楽内容全てに‘自分’が無いとおかしい、自分が存在し初めて作品として出す。そういう意味で曲名もこだわってつけたい。それをライブで「次は○○演ります。」となった時、お客さんに「ん?」と思わせる…そんなんが必要な気がするし大事やな、と。』
倫『タイトルを並べるだけで、色が出てるじゃないですか?若い人の創ったアルバムは、タイトルを見ても全然景色がなく、その人が無い…音を聴いてみるともっと無い。「なんでそんなに急いでアルバムを創らなければならないの?」っていうケースが多い。』
イ『僕らの時代と違って育ちも含め、あまり面白い生き方してないんだよね。○○高校に入り勉強して大学に行って、ごくありきたりの人生をおくる。それからだと回りの環境も含め、人生を面白く出来ないのよ。昔の様に、絵を描く人も物書きも教師や親に怒られようが何しようが、好き勝手に無茶苦茶な事をやった人の方が、面白い。』
倫『そうやって育ってきた子供が少年・青年を過ぎ、今、いい年を迎えて…。』
イ『そう、いい年よ。第4コーナーよ。』

と、爆笑したところで、その第4コーナーに入ったイサトさんの2曲目は“蒼空(そうくう)”。

倫『イサト節がすごい。サウンド・楽曲とアーティストが一致する人が少ない中で、音が出た瞬間「あっ、イサトさんだ!」って分かる。紙テープであろうが何しようが、新しい曲であろうがイサトさんが全て出てる感じがする。今のアコースティックシーンへの苦言でもあるけど、もう少し個性があってもいいのかな、って。』
イ『僕らは長い年月かけて活動してきて、最終的に今やってるものを見つけた。という事は若い世代もこれから10年・20年やっていったらわからん。ただし「最初から考えながらやれ、自分というものを!」やね。』

『話は弾んでいますが、この続きはまた来週に。』となったところで、

倫『また来週来て下さい。』
イ『この暑いのにまた来るの?』

と言われてしまいました(笑)。
イサトさんも間もなく中国ツアーに出発。
今は色々と問題もあるので心配ですが、そのあたりもじっくりと聞いてみたいと思います。

中川イサト最新アルバム【Sketch】

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