Ryntenバイエル~vol.265「ハナミズキを弾こう 12回目」

東京あたりも“コート姿”や“ジャケット姿”がも急激に増えてまいりました。冬にまっしぐら、という気がします。
みなさんのお住まいは如何でしょうか?ご機嫌いかがですか?
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“冷房”から“暖房”に切り替わり、北海道辺りではストーブも大活躍する、そんな季節も間もなくですね。ちまたを眺めれば“落ち葉”。あちらこちらで見かけます。昔、『落ち葉の舞い散る停車場で…』という唄がありました。自分で勝手にそんあシーンを描いているんですが…。

■ライブスケジュールです。
●ソロライブ
・11月3日(土)秋田「ポートタワーセリオン2F」夜景の美しいポートタワーにあるホールです。
・11月6日(水)福島・いわき「バークイーン」温厚なマスターが笑顔で迎えてくれるバーです。
・11月10日(日)三重・四日市「ガリバー」ゲストに竹内いちろさんをお迎えします。
・11月29日(金)東京「バックインタウン」今回はいつもの“大魔王”とベースに“野々口毅さん”を迎えてのライブです。
●北海道ツアー
FM G’Skyをお聴きのみなさん、是非足をお運び下さい。お待ちしております。
・11月16日(土)滝川「太郎吉蔵」FM G’Skyのパーソナリティー“朱美さん”の詩の朗読とのコラボもあります。
・11月19日(火)釧路「ステージ 1」初めてお邪魔するお店です。
・11月20日(水)釧路「パピイア」こちも初めてお邪魔します。
・11月22日(金)美幌「プチ・パーティー」北海道美人のママに会うのが楽しみです。
・11月23日(土)北見「ヴィーナス」
・11月24日(日)網走「バー・コード」水野晴夫さん似のマスターの似顔絵が目印です。
●イベント出演
・11月9日(土)大阪「サウンドメッセDホール」打田十紀夫、南澤大介、岡崎倫典

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
http://www.rynten.com

■Ryntenダイアリー
先週は、高知と兵庫県は神戸に行ってきました。
高知県の山奥にある吾川村(今では合併で町になっていますが)で、《玄蕃太鼓25周年記念》というイベントに参加してきました。
Genbadaiko Event-1

昔、この“玄蕃太鼓”と僕のギターで“大地の輝”をセッションした事があります。
今回は残念ながらセッションはありませんでしたが、太鼓衆のメンバーも増えて一層パワフルになっていましたねえ。
Genbadaiko Live

20年以上も前になるでしょうか?
この“玄蕃太鼓”とのきっかけを創ってくれた当時の主催者の方は、その直後に若くして事故で帰らぬ人となりました。しかし、そのご縁でこうやってまた呼んでもらえたのは本当に嬉しかったですね。
その足で彼の墓参りへ。
お墓の脇にハート型の桜にの切り株が…。
Haka-mairi

市内に戻って仲間と一杯。
Nakama to Ippai

翌朝は、神戸に向けて出発。友人が持って来てくれたお茶とパンが美味しかった~。
いつも何故か笑ってしまう駅「ごめん(後免)」。。。

神戸は「アップルギターズ」
Apple Guitars

お店のオーナーさんご夫妻には、数年前“打田君”とのジョイントライブでお世話になった事がありますが、お店では初めて演奏させて頂きました。
オープニングには《KOYUKIちゃん》。中学一年生です。今年の春、僕も審査員で参加していた、“フィンガーピッキング大阪大会”に出場していたんですねえ。
ますます腕に磨きが…うかうかしていたら追い越されてしまうかも…。アンコールでは1曲セッション。
with KOYUKI-chan

神戸のお客さんはノリがよくて、この日は演奏していてホントに楽しかった!
終演後は魚の美味しいお店で乾杯。
オーナーご夫妻の子供たちも一緒にみんなで記念撮影。
Apple Guitar Uchiage

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenバイエル】
Ryntenバイエルは、一青窈さんの「ハナミズキ」12回め、今回でハナミズキ最終回です。ボクの譜面集「フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 永遠のメロディ20」に掲載されている楽譜をベースに紹介していきますが、お持ちでなくてもなるべくわかるよう解説していきます。Tuning:Standard/CAPO:4で演奏していきます。ぜひ、チャレンジしてみてください。
http://youtu.be/dOR3EWJ2etI

今週最後の曲は、Jazzの名曲「All of Me」。ぜひ、お聴きください。
http://youtu.be/Pa-lDscYcbw

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)、あずみ野エフエム(http://www.azuminofm.co.jp/)以上、13局のコミュニティエフエム局で放送中です。

Ryntenバイエル~vol.264「ハナミズキを弾こう 11回目」

気の早いお店では、ハロウィンを通り越して、そろそろ“クリスマス商戦”が始まろうとしています。如何お過ごしでしょうか?
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早速ですが、お便りを紹介します。
おなじみの“TAKさん”からお便りを頂きましたので、紹介します。
・『単純なコードでも指遣いの組み合わせで面白くなったりしますね。』
ーかなり弾ける方なんでしょうか?面白い目線で捉えてられると思います。
・『難しい運指は弾けなくて2分の1に落として弾いています。』
ー正解です。僕自身も自分のアレンジで難しい部分があったりするので、そんな時は2分の1まではいかないまでも、かなりスピードを落として弾く事が良くあります。アマチュアの方、曲に挑戦している方も是非テンポを落として弾いてみて下さい。これは練習だけじゃなくて、ステージに立ってもちょっとテンポを落として弾く事をお薦めします。僕たちよりも早いスピードで弾く人があまりにも多い。そして、途中で崩れてしまう…という例をを少なからず観かけます。
・『ギターって面白いな、フィンガーピッキングって面白いな。いい曲、いいメロディーほど運指に流れがあるんですね。“Your Song”“愛はきらめきの中に”などのアレンジにそれを感じます。』
ー本当に嬉しいです。有り難うございました。

■ライブスケジュールです。
・10月26日(土)埼玉越谷『MACS 大野楽器越谷店 Live House Memphis』
・11月3日(土)秋田『ポートタワーセリオン2F』
・11月6日(水)福島いわき『バークイーン』
・11月10日(日)三重四日市『ガリバー』
北海道ツアー
・11月16日(土)滝川「太郎吉蔵」
・11月20日(水)釧路予定
・11月22日(金)美幌「プチパーティー」
・11月23日(土)北見「ヴィーナス」
・11月24日(日)網走「バー・コード」
 他、調整中。

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
http://www.rynten.com

■Ryntenダイアリーです。
ここのところ僕は、執筆に追われる毎日です。

今回は、9月、韓国に行った時のお話をしたいと思います。
まだまだ書いていない事もたくさんありますので、順次アップして行きますね。

ソウルでのライブ前日、空港に到着後“サムソン美術館・Leeum”に連れて行ってもらいました。色々な時代の陶器などが展示されていて、韓国の歴史の勉強にもなりましたね。
観終わったところで、みんなで記念撮影。

ご紹介しますと…向かって左からリーダーの“Parkさん”、ソウル大学学生の“Su Young君”、そして日本が流暢な“Sang Miさん”と“Young Jae君”。
このお二人にはいつも通訳をしてもらっています。
サムスン美術館で

美術館を出た後、コーヒーのお店でひと休み。
誰かが注文した“あずき氷”。氷の上にミルクがかかっていてその上にあずきがのっています。
みんなで完食。
かき氷

ソウルに着いた後、“Su Young君”から韓国の“SUICA”の様な地下鉄のパスをプレゼントしてもらいました。で、早速電車に乗ったのは言うまでもありません。
このパスはもちろん、東京に持って帰りましたよ。
韓国のSUICA

何故か僕だけが座っていますが、これは決して立っているのが辛いから…ではありません(苦笑)。
地下鉄で

地下鉄のドアーにはこんな注意書きが…。
地下鉄

コンサート当日、ラジオのパーソナリティーをしていた“デイジーさん”と彼?とランチに行きました。“Sang Miさん”が僕の為にセッティングしてくれたんです。
再会できたのが嬉しかったなあ。
デイジーさんたちと

で、“デイジーさん”お気に入りの“鶏鍋料理店”に。“さつまいも”やパスタの様な形の“餅”が入っているのが見えますか?
これがまた美味しかった!
鶏なべ

コンサートリハーサルの合間に、スタッフの女の子が「倫典さんのギターを弾かせてもらえますか?」と言うので「いいよ。」と貸してあげたら、何と!僕の曲を弾いてくれました。上手でしたねえ。すごい!
名前を聞いたんだけど、覚えられなかった…ごめんね。。。
楽屋で

コンサート翌日、釜山に向かう僕らを“Young Ho君”(向かって左側)が見送りに来てくれました。彼は韓国の放送局主催のコンテストで優勝した事もある凄腕のギターリスト。右側にいるのは、僕らを釜山まで引率してくれた、釜山在住のギターリスト“Jong Geol君”。
2人とももちろん、出演者。
とても好青年、期待の星ですね。
ソウル駅

“Young Ho君”が出店で買ってくれたワッフルをほおばりながら、新幹線“KTX”で釜山に向かったのでした。
このワッフルがまた旨かった!
KTX

釜山での土産話もまだまだ沢山あります。
また次回に。

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenバイエル】
Ryntenバイエルは、一青窈さんの「ハナミズキ」11回めです。ボクの譜面集「フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 永遠のメロディ20」に掲載されている楽譜をベースに紹介していきますが、お持ちでなくてもなるべくわかるよう解説していきます。Tuning:Standard/CAPO:4で演奏していきます。ぜひ、チャレンジしてみてください。
http://youtu.be/ZuowQRJAxU8

今週最後の曲は、ボクのオリジナル曲「Living Naturally」。ぜひ、お聴きください。
http://youtu.be/KQ2tJjJZXyM

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)、あずみ野エフエム(http://www.azuminofm.co.jp/)以上、13局のコミュニティエフエム局で放送中です。

Ryntenゲスト ~Vol.263:西藤ヒロノブさん 2週目

10月も半ばを迎え、涼しくなりました。如何お過ごしでしょうか?
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2013年も3ヶ月半を残すところとなりましたが、一時的ではありますが、そろそろ‘流行語大賞’や‘サラリーマン川柳’が世に飛び交う季節なったかな…と思います。

NHKの連続ドラマでも言葉が流行った“じぇじぇ”。
東北では昔から喋ってる言葉ではありましたが、それが全国に広まりました。

この“じぇじぇ”…“おのまとべ”と云われておりましす。
例えば“ぶらぶら歩く”の“ぶらぶら”、“キラキラ”など一つの言葉を繰り返して形や様子を表す言葉。
この“おのまとべ”の語源がどこにあるか?分かりませんが不思議な言葉でもあります。
『日本語って難しいな。』と思い知らされます。

■おたよりコーナー
庄野真代さんにゲストでお越し頂いた時の話しです。
・TAKさんから『庄野真代さん、懐かしいですね。“ジャクロタングス”を聴きに行きたくなりました。』
ー是非行ってみてください。真代さんがジャクロタングスとダッグを組んで創ったアルバムは非常に聴きごたえがありました。
・むんぱぱさんから『庄野真代さんは‘いわき’の‘サンシャインマラソン’に毎年エントリーされています。オープニングの“飛んでイスタンブール”を聴いただけでは全く分かりませんでした。アレンジががらりと変わり、倫典さんの“花田植”の様でした。』
ーつまり、曲のイントロが最初のアレンジと違っていて分からなかった、という事ですね。むんぱぱさんはいわきにお住まいなのでしょうか?ありがとうございました。

■ライブスケジュール
インストアーライブ
・10月20日(日)兵庫神戸「アップルギターズ」
・10月26日(土)埼玉越谷「MACS大野楽器越谷店 Live House Memphis」
ソロライブ
・11月2日(土)秋田「セリオンタワーホール2F」
・11月6日(水)福島いわき「バークイーン」
・11月10日(日)三重四日市「ガリバー」
イベント出演
・11月9日(土)大阪「サウンドメッセ」打田十紀夫、南澤大介、岡崎倫典

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
http://www.rynten.com

■Ryntenダイアリー
昨年に引続き、今年も僕の教室の発表会が東京新宿“SACT”で開催されました。
今回も生徒が主催、僕はゲストです。
お店に伺うのも2年ぶりでしょうか?
SACT

いつもにもまして、お客さんが多くて生徒たちもかなり緊張していた様です。
リハーサルの時から親の気持に…。
発表会1 発表会4

お客さんの中には、遠く宮崎からも…。
税田さんと

税田(さいだ)さん。
僕のblogにも何回が登場しています。
毎年春、宮崎の高鍋でライブをする時には必ず三線を持って僕とセッションもしたりしています。
それよりも何よりも、航空自衛隊に勤務されていて、戦闘機に乗せてくれる為にご尽力を頂いた方なんです。
偶然にも仕事で東京に出張、HPをみて駆けつけてくれました。
5月以来の再会、嬉しかった!

最後は生徒たちと記念撮影。
発表会2

さてさて、中央エフエムでみかけたポスター【食ベーノミクス】というタイトルの《築地秋まつり》。
食ベーノミクス

“旨いものめぐり”と称して会場内に色々なお店も出店されて食を楽しめるそうです。
さんまをきれいに食べるコンテストや各店の逸品が当たる抽選会などなど、企画も盛り沢山。
開催日は12日と13日の二日間。

【中央エフエム】からも生放送しますので、是非聴いてみて下さい。
パソコンやスマフォでも聴視できますよ。
僕も行きたいけど、今年は行けそうもありません…残念!

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
■ゲストコーナー
今週も先週に引き続きギターリストの《西藤ヒロノブさん》がゲスト。
10月30日リリースの6枚目となるアルバム《ゴールドサークル》から《ビッグサンフラワー》をBGMにスタートしました。11月には“ニューヨークカルテット”と一緒に全国ツアーをされます。

西藤さん2
“西藤さん”が持ってきてくれた、弦が6本ある“ギタレレ”という“ウクレレ”。
これはコアロハというハワイのメーカー。
この他に西藤さんが使用されているギターは、ナイロン弦は日本のヤマハ、エレキギターだとアイバニー、全てエンドースされているそうです。

倫『最初はロックギターリストという事でしたが、ジャンルは?』
西『ハードロックです。“オジー・オズボーン”とか。』
倫『おお~!今流れているサウンドとは真逆。』
西『(笑)学園祭で10バンドくらいあって、洋楽をコピーするバンドと邦楽をコピーするバンドに別れていて、たくさん音楽をする人がいました。』
倫『その時はボーカルも?』
西『コーラスをちょっと(笑)。』
倫『そこからアコースティックに移りウクレレに。今もレコーディングでエレキを持つ事は?』
西『エレキは多いです。今回は“アコースティックアンビエント”なのでアコギとウクレレを中心に。前作の“アルフィー”はエレキだけでした。』

“ウクレレ(ギタレレ)”談義を少し。。。

倫『ハワイではポップ?』
西『いいえ。このウクレレは、カウアイ島の楽器店で一目惚れして買いました。』
倫『6本の弦はギターと同じチューニングですね。』
西『インターバルはギターの5フレットにカポをした音程と同じ。そうした時、1弦から4弦がウクレレのチューニングと同じです。ウクレレのテナーチューニングなので、ウクレレを想像して編集も出来るんです。』
倫『ウクレレとした時、4弦目を7オクターブ上げれば普通のチューニングにもなる。テナーウクレレというのは、ギターの1弦目~4弦目と同じインターバルで並んでいるチューニングですね。ギターしか弾けない人にも自由に操れる。』
西『そうですね。ウクレレ弾く時もこのベース音を想像して弾いたりするので、僕も自由に動ける様になりました。』
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今日の1曲目は、ウアイ島にある“ハナレイ・サンセット”。

倫『サーファーでもありますよね。波はカウアイ島の方がいい?』
西『はい。カウアイ島はオアフに比べると人も少ないし、大自然が残っていてそこから学ぶものも多い。自然のリズムから自分の大きさを知ったり…。』

東北のためのコンサート“JAZZ for 東北”にも参加されています。
アルバムパンフレットには「循環し再生し続ける波のサイクル」をモチーフに…とあり、それがアルバムタイトルである、“アコースティックアンビエント”に結びつき、先の東北震災の為の“JAZZ for 東北”というコンサートへと繋がるんですね。

倫『自分の中で東北は?』
西『僕にとって原発事故が一番大い。僕の地元にも施設が出来る、という事もあって後世に残していくものを考える様になり、音楽に対する関わり方や考え方も変わって来た部分もあります。』
倫『今も被害にあわれた人たちや地域に寄付を続けていますよね。こういった事は、確固たる考えや足が地つき根を張ってないと出来ない動きだし、なまじ浮ついた気持ちだとなかなか踏み込めない。若いのに素晴らしいですね。今回のツアーには東北は入っていませんが。』
西『定期的に“JAZZ for東北”でたくさんのメンバーの方が行っているので、また、行ける機会があれば行きたいと思います。』
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この日本でのツアーには“ニューヨークカルテット”と4人のチームで動かれますが、この他にもいろんなユニットを持っています。

倫『その都度演奏する楽曲は違う?』
西『毎回違います。』
倫『ごちゃごちゃになりませんか?』
西『ツアーだと、やっと形になった時期に終わったりして、学ぶ事が多いです。』

大きく成長し続ける西藤さん。
ここで6弦ウクレレを弾いてもらいました。

倫『いい音してますね。日系の方が創られてる?』
西『はい、“おかみファミリー”。』
倫『その6弦を使いつつ、4弦も、8弦も…。8弦は復弦でちょっと大きく、ホノルル空港で迎えてくれる女性が弾いてるウクレレですよね。』
西『はい。』

最後の曲は、6弦ウクレレが登場する楽曲“パカラカナ”。
カウアイ島の南にあるそうです。

まだまだたくさん聞きたい事もあるのですが、時間が来てしまい…『ご一緒出来る機会があれば是非!』と約束してお別れしました。

アルバムを聴いてても本当に音楽って“人”だなあ、と思います。
輝かしい経歴を持ちワールドワイドに動かれている方なんですが、腰の低い、好感の持てるアーティストです。
“ゴールデンサークル”を発売記念し、ニューヨークカルテットとのツアーがあります。
是非足を運んで戴ければ、と思います。
素晴らしい世界を創る人たち、と、アルバムを聴きながら感じました。

西藤さん、また遊びに来て下さいね。
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【西藤ヒロノブ 最新アルバム《Golden Circle ~ゴールデン・サークル~》】
Golden Circle
Golden Circle

11月にはツアーも始まります。詳しくは、西藤ヒロノブさんの公式サイトにてご確認ください。
西藤ヒロノブ公式サイト:http://www.hironobusaito.cc
ゴールデンサークル2 ゴールデンサークル1

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)、あずみ野エフエム(http://www.azuminofm.co.jp/)以上、13局のコミュニティエフエム局で放送中です。

Ryntenゲスト ~Vol.262:西藤ヒロノブさん 1週目

時は10月、秋真っ盛りですあります。如何お過ごしでっしょうか?
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10月に入りました。
殆どの田んぼでは稲の収穫が終わり、冬に向けての準備が始まる時節です。

9月には大雨の影響もあり、特に東北地方では収穫直前の多くの果物たちがダメになってしまいました。
自然災害には手も足も出ない…被害を受けるのは農家の人たちにとっては胃袋を掴まれる想いだと思います。

逆に無事に収穫が終わった田んぼを眺めていると、食する立場でしかない僕たちですが、安心させられます。

海外からおたよりを頂いています。
・建偉 楊さんから“時の流れに身をまかせ”に『こんな素晴らしい演奏は今まで聴いた事がない。』
ーこれは嬉しいですね。有り難うございます。この曲は中国でも殆どの人たちが知っている曲ですから。逆に「なじみの深い立場で聴いてもらったのかな。」と思います。
・razzledingleさんから“Close to You(遥かなる影)”に『涙が出ました。幸せな時間にしてくれました。原曲よりいいのではないか。』
ー有り難うございます。本当に嬉しいです。

■ライブスケジュールです。
・インストアーライブ
10月20日(日)神戸「アップルギター」
10月26日(土)埼玉・越谷「MACS 大野楽器越谷店 LiveHouse Memphis」
・ソロライブ
11月2日(土)秋田「セリオンタワーホール2F」
11月6日(水)福島・いわき「バークイーン」
11月10日(日)三重・四日市「ガリバー」
・イベント参加
11月9日(土)大阪「サウンドメッセ」

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
http://www.rynten.com

■Ryntenダイアリー
先週は、ギターの神様《石川鷹彦さん》とのツアーで“広島”“奈良”愛知は“江南”へと行ってきました。

僕のふる里広島ではいつもお世話になっている、J’S Barの主催によるライブです。
場所は僕も初めて演奏させてもらう《SUMATORA TIGER(スマトラタイガー)》。
スマトラタイガー

有り難い事に満員御礼。
広島の僕のソロライブでは必ず唄ってもらっている、ボーカルの“ノコさん”が今回もゲスト出演。
ツインギターを従えて…のステージ…気持ちよく唄ってもらった?!と自負しておりますが…(笑)。
ノコさんと

会場には、“吉田拓郎さん”が所属していたフォーク村(僕も在籍していました!)の諸先輩方々がずらり。
鷹彦さんはデビュー当時から、“拓郎さん”のレコーディングには欠かせないギターリスト。
ステージでは、その裏話も登場したりして…。
広島記念撮影

打ち上げ終了後の記念撮影。

翌日、奈良《ビバリーヒルズ》。
この日は二部制の2ステージ。
第一部は後のステージがあるために、駆け足になってしまった様な…。
反省点でもありますね。
第二部の方がお客さんが多かったかなあ。
一部、二部と両ステージを観て下さった方々も…嬉しかったなあ、ありがとう。
前日の広島とはまた違った、鷹彦さんの“技”も!
鷹彦さんには、本当に勉強させて頂いています。
奈良では写真を殆ど撮れませんでした。。。次回必ず。。。
奈良記念撮影

打ち上げはいつものおでん屋さん、“竹の館”で乾杯。

三日目は愛知江南《ABC Cafe本店》。
ここでも満員御礼。
有り難い事です。
スケジュールが決まった当初は主催でもある、ギター《フォルヒ》代理店《スタジオM》の予定でしたが、予想を上回る予約が殺到したため、広いお店に変えたとの事。
ステージには宣伝用の飾り付けも!
ABCカフェリハ

ライブ終演後は、お客さんと懇親会。
懇親会

最後はスタジオM社長水野氏の一本締めで「お疲れ様でした~。」。
一本〆

お客さんに頂いた、岡崎市のゆるキャラ“オカザえもん”クッキー…。
オカザえもん

このジョイントライブ、みなさんに楽しんで頂けた様で僕らも本当に嬉しいです。
今回、このツアーにおいて、各会場の地元スタッフのみなさんにたくさんのお力添えを頂きました。
御陰様で無事に終える事が出来ました事、この場を借りて心より御礼申し上げます。
有り難うございました。

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
■ゲストコーナー
今週と来週はまたまたゲストの登場です。
今回は、世界中を回っているギターリスト、《西藤(さいとう)ヒロノブさん》。
間もなくリリースされる、6枚目となるニューアルバム《ゴールデンサークル》から、柔らかなサウンド《ビッグサンフラワー》をBGMに『初めまして。』のご挨拶。
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どことなく日本人離れした面立ちと南の国から来た様なヘアースタイルです。

倫『写真やYouTubeで見せて頂きましたが、どの髪型が本物なのか分からない(笑)。顔が想像出来なくて…日本の方の様には見えない。』
西『そうなんです。会う度に変わるからカメレオンって言われたりします(笑)。』
倫『ワールドワイドに動いいていますよね。お住まいは?』
西『地元は九州宮崎、アメリカには1999年から。ニューヨークに住所があってアメリカと日本を半分ずつくらい。』

新しいアルバムについて。
倫『最初のアルバムはスペインのレーベルからリリース?』
西『はい。フレッシュサウンドレコード。』
倫『どういうきっかけから?』
西『2003年、バークリー音楽大学の卒業記念にレコーディングしたものが、プロデューサーの目にとまり「うちから出さないか?」と。そのレーベルはニューヨークの新進系アーティストや自作自演アルバムを出していて、僕も何枚か持っていたので「そこから出せる。」というのがすごく嬉しく思いました。』

幸先のいいスタート。そこから広がっていった…素晴らしいですよね。
もっとも、中身がないと…ですが(笑)。
西藤さんはユニットグループでレコーディングされています。

西『これは2011年にツアーをしたメンバー。震災の数ヶ月後だったので「今の気持ちを残そう。」とそれぞれがアレンジした曲やツアー中に曲を書いたりして創ったアルバムなんです。』
倫『本当に聴き易いアルバムですよね。やさしくさせてくれる、と言うか…。僕も含めて色んなギターリスト…僕も一応ギターリストのはしくれ(爆)だけど、ギターリストと一言でくくるにはあまりにも色々な音楽があると感じるアルバム。』
西『はい、ありがとうございます。』
西藤さん
メンバーもすごい。
お国柄の違いというか…また違った豊かさを感じます。

ここで、ニューアルバムからオリジナル曲《ゴールデンサークル》。
日本的な部分、海も感じるしグローバルなサウンド、楽曲です。

倫『1999年バークリーに行かれて、このレコーディングメンバー仲間と学んでいたわけですよね。』
西『そうです。今、ニューヨークに残っている者もいるし、ピアノの“ミルトン”はテキサスに引っ越しして、みんな転々としています。』
倫『ピアノの“ミルトンさん”は若干30才。13才の時にモントルージャズフェスティバルに自分のトリオで出演、凄い!』
西『ベースの“マルコ”、ドラムの“ジョン”もバークリーで目立ってたし、“ミルトン”は飛び級で入って来てその時から才能を発揮してました。』
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倫『最年少で学校に入って来た?』
西『最年少で一番凄い、みたいな。』
倫『バークリーで始まりスペインのレーベルからアルバムを出して、輝かしい賞も獲られてますよね。』
西『はい。それがきっかけでスペインに行ったり、ツアーしたりする様になりました。もともとロックギターリストだったんです。20才くらいの時にジャズやボサノバに出会い、バークリーでは「ジャズしか聴かない」生活スタイルになって…そこからまたニューヨークへ行き、旅する中ワールドミュージックにも興味を持ち、いろんな音楽を聴く様になりました。』
倫『影響を受けたアーティストは?』
西『ジャズでは“モンゴメリー”、ボサノバだと“バーデンパウエル”“ジョアン・ジルベルト”から始まりクラブミュージックも。』
ツアー中にピアノの“ミルトンさん”とドラムの“ジョンさん”が創ってくれたという《23(Twenty Three)》。

西藤さんはクラブミュージック系のアルバムも創り、アフリカの人とツアーもされています。
本当に幅広いです。きっと世界中に音楽仲間がいるんでしょうね。

ここでもう1曲。

アルバムリリースと同時にスタートする今回のツアーには、名古屋からスタート。
レコーディングメンバー《ニューヨークカルテット》も一緒です。
スケジュールを見ていると、僕もライブを演ったところも…。
でもやはり九州が多いですね。『九州で育ち応援してくれる方も多くいるので。』と話していました。
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今週は、ここでお別れ。
一度ニューヨークに戻ってもらい(爆)、また来週も来て頂きますのでどうぞお楽しみに。

【西藤ヒロノブ 最新アルバム《Golden Circle ~ゴールデン・サークル~》】
Golden Circle
Golden Circle

11月にはツアーも始まります。詳しくは、西藤ヒロノブさんの公式サイトにてご確認ください。
西藤ヒロノブ公式サイト:http://www.hironobusaito.cc
ゴールデンサークル2 ゴールデンサークル1

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