スタジオすぐ近くの〝河津桜〟が咲いています。河津桜から始まり他の桜たちも色づき始めている様です。いかがお過ごしですか?
「春近し」と言うより「やって来ました」ね。
先日、広島県呉にあります《大和ミュージアム》に何年ぶりかで行って来ました。僕としては数回目ですが、何度訪れても〝10分の1の大和〟の模型を中心とした展示物の数々…相変わらず唸らせるものばかりです。《大和》は何度観ても実に美しい。“機能美”“構造美”、時には世界の“三大愚策”と酷評される事もありますが、個人的には「これだけの〝艦〟が造れる」と言う日本人の誇りです。
今は全て経済効率で換算される時代です、効率・金勘定。しかしそれを飛び越えた物にこそ技術力、或いは想像力が見えてくる。これは僕だけでしょうか?あの“コンコルド”も早々に消えてゆきました。
お便りをご紹介します。以前《フィンガーストローク奏法》を解説しました。それに対するコメントです。
・TAKさんから『以前から解説して欲しかった部分です。過去の生活習慣や姿勢の癖などで、どうしても上半身片腕が固まってしまいます。電車に乗りながら、指・関節のエクササイズもしております。』
・Rynten『すごいですね。フィンガーストロークの奏法はどのくらい柔らかくなったのか?このチェックにもなりそうです。ささやかなコーナーではありますが、皆さんのギター向上にお役立て頂ければ、というところであります。また、これからも是非頑張って頂き、またお便り頂ければ、と思います。
■Ryntenゲスト【ゲスト:岡田信一さん、中川五郎さん、いわさききょうこさん】
今週と来週は、〝りつ&おかだ〟から《岡田信一さん》、シンガーソングライターでフォーク界の大御所《中川五郎さん》、同じくシンガーソングライターの《いわさききょうこさん》にお越し頂きます。
3月18日(土)東京新宿「全労済ホールスペースゼロ」で開催される《東日本大震災復興支援チャリティーコンサート シェアリング》のプロモーションでのご出演です。岡田さんはこのコンサートのプロデューサー、中川さんといわさきさんはご出演されます。このコンサートの実行委員長は《庄野真代さん》。2011年6月にスタート、今年で7回目になるんだそうです。
〝シェアリングコンサート=分かち合い共有〟
庄野真代さんからのメッセージ
『「私たちは今ある幸せも辛さも共に分かち合いましょう」という想いからこのコンサートを企画しました。音楽を生業とする人々が今出来る事は、多くの人に音楽を届ける事。そしてその音楽が皆さまに届いて少しでも幸せな気持ちになったら、パワーが湧いたら、今度はそのパワーを支援の力にして欲しい。だから今、チャリティーコンサートを。』
倫『初回が6月と言う事は震災直後、かなり早かったですね。』
岡『庄野真代さんが震災直後から支援物資を運搬されてました。「収益金であちらに行ける様に」と、少し経った6月、東京でコンサートを開催、秋頃やっと僕らも現地入り出来ました。しかしやはり「3月にやりたい!」と今回初めて3月に開催となりました。』
ここで、“中川五郎さん”と“いわさききょこさん”が登場。
まずは、今日の1曲目。中川五郎さんの新しい2枚組アルバム、ライブ盤《どうぞ裸になって下さい》から《言葉》。
中川さんはライブを年に200本くらい全国を回られ、また、翻訳・訳詞なども手がけられています。ボブ・ディランの歌詞を訳されてもいらっしゃいますので、“ノーベル文学賞”を受賞した昨年は、かなり忙しかったそうです。
倫『ノーベル賞を記念して組み直されたベストアルバムも訳詞だけじゃなく、その 1行・そのひと言など書かれてますね。』
中『あっ、よくご存知で!あれはちょっと難しかったです。』
倫『ただ訳しているだけでなく、逆にインパクトが強かったです。』
中『「この曲はこうだ、とひと言書いてくれ。」とか言われ「そんな難しいこと出来るかな?」と思ったけど楽しかったです。』
このコンサートに、中川さんは数年ぶりの3度目、いわさきさんは3年ぶり2度目の出演になります。
倫『実行委員長の庄野真代さんは毎回?』
岡『はい。』
倫『他にも〝泉谷しげるさん〟〝サーカスの皆さん〟〝原田真二さん〟〝松本哲也さん〟〝竹田由美子さん〟
〝東北6県ろーる小(しょう)?』
岡『巨大なバンドなんですが、今回は2人だけなので〝小〟。〝上々颱風〟の《白崎さん》です。』
一般の方を募集しみんなで歌う、《田川律さん》の《わいわい合唱団》もあります。これは〝江東フォーク〟というイベントがあり、当初30人くらいの方が集まったそうです。そして、その年にシェアリングがスタートし「一般の人にチャリティーで参加してもらいたい」と募り。それがレギュラー化。今回は40人くらいの参加者がいるんだとか。
倫『大きくなるのはいいですね。その人たちで固まるのは困るけど。』
岡『みなさん、毎月練習しています。その後の呑み会が楽しいのかも(笑)』
また、同じようイベントに《虹色楽団》というワークショプもあります。
倫『飲み会が中心のサークル…(笑)。』
岡『2時間稽古し2時間呑み会。おじちゃん・おばちゃんばっかりの50代60代の方々が集まって楽しく歌うサークルになってます。』
ここで今日の2曲目はいわさききょうこさんが一昨年リリースしたカバーアルバム《歌は眠らない2》から《花嫁》。
倫『カバーアルバムを既にに2枚出されてますね。オリジナルは?』
い『6枚です。』
倫『日本中お名前をお見かけします。それだけ細かいツアーをされているという事ですね?どのくらい?』
い『120本くらい。』
〝花嫁〟をカバーしているいわさきさんは、この楽曲を創られた《坂庭省吾さん》にお逢いした事はないそうです。
倫『若い世代がいい曲をカバーしてるという感覚。それと、アレンジが素朴ですね。』
い『ギターとフィドル(バイオリン)。』
倫『アコースティックギターがすごくいい音で入ってます。分厚い音ではないから目立つのかもしれないけど、それだけに音が良くなければいけない、と感じさせてくれますね。』
い『ありがとうございます。』
〝シェアリング〟からもう一つお知らせがあります。
震災でこちらに避難されている方で「コンサートを見てみたい」という方がいらっしゃいましたら、ご招待しします。お席をご用意する都合もありますので、ご希望の方は、スペースゼロまでお電話やメールをお願いします。ぜひ、インターネットなどで見て頂ければ、と思います。
【東日本大震災復興支援チャリティーコンサート Sharing in 新宿〜シェアリング2017】
3月18日(土)全労済ホールスペースゼロ
14:30スタート
(問)TEL 03-3375-8741
http://www.spacezero.co.jp/
■Ryntenダイアリ
【ラジオマンジャック出演】
またまたラジオマンジャックにお邪魔しました。
今回の生演奏は、バイオリンの《岡部磨知さん》と一緒に《City of Tokyo》でした。よかったですよ〜!もちろん、コントの方も参加させて頂きました。僕の新たな道?(笑)
【広島フォーク村東京村民・新年会】
少し遅い新年会がありました。今回の場所は〝広島の食材〟を使った料理のお店です。オーナーは広島出身。広島の話で盛り上がりました〜!
シメに食べたお好み焼きが美味しかった!
今回参加したメンバーは少なかったので「また改めて集まりましょう!」という事に。
次回も楽しみです。
帰り際、お店のご主人と奥さんと一緒に記念撮影。
【田山翔太ライブ@バックインタウン】
〝田山くん〟は僕の教室の生徒。〝応援〟に行って来ました。
今回の構成は、前半ソロそして後半はもう一人のアコギとカホーンと。なかなか楽しいセッションでしたねえ。彼も頑張っているなあ、と。僕も負けていられません(笑)。
【土屋祐介ライブ@バックインタウン】
先日、僕のライブでもパーカッションでお手伝い頂いている《土屋‘大魔王’祐介さん》のライブに行ってきました。彼のソロステージです。勿論、この日は〝大魔王〟のミドルネームはついていません(笑)。
土屋さんは何でもこなす、マルチプレイヤー。
ギターでも〝フィンガーピッキングコンテスト〟で〝アレンジ賞〟を受賞するほどの腕前です。
ライブを観て僕もハッパをかけられました〜!
で、土屋さんと会場でご一緒した、ギターリストの《下山亮平さん》機材製作者Mファクトリーの《三好英明さん》とで記念撮影。
【霊峰富士】
先日の飛行機から見た富士。久しぶりに空から眺めました。綺麗でした!
■Ryntenライブスケジュール
●ソロライブ
・3月25日(土)広島・三原「八天堂 Cafe Lieホール(カフェリエ)」
・4月14日(金)東京「バックインタウン」
・4月21日(金)宮崎高鍋「ドルフィー」
・4月22日(土)福岡朝倉「音茶」
・4月23日(日)大分「サウンドカフェエフ」
●ギターセミナー
・2月18日(土)~19日(日)福山「バーカブロ」
●山木康世&岡崎倫典ジョイントライブ
・3月10日(金)代々木リブロホール
・3月11日(土)九段教会
●イベント出演
・4月8日(土)フィンガーピッキングデイ@横浜「赤レンガ倉庫」
■ゲスト出演
・4月29日(土)「谷山浩子45周年記念コンサート」@東京フォーラムC 出演:石井 AQ、栗コーダーカルテット、斉藤ネコカルテット、岡崎倫典
■アルバム情報
『Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 』
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。
【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。