2009年8月 – 岡崎倫典の Acoustic Wind

Ｒｙｎｔｅｎバイエル～vol.48「左手小指を鍛えよう」

【河童のひとり言】
見た目は痩せていますが僕は決して”草（そう） ”ではありません…いったい誰が付けたんでしょうか“草食系男子”
おじさんはこの言葉を聴くと、なんか情けない気持ちになりますが、今時の線の細い男の子を見ていると「なるほどな…」と頷いてしまうのです。
”肉食系”で積極的に女性にアプローチするとセクハラと言われ、女性に消極的になれば”草食系”と言われ…男はいったい何処へ行くのでしょうか。
”肉食系”女性総理大臣、なんていうのが出てくるのもそう遠い話じゃないような気がします。

【今週のＲｙｎｔｅｎニュース】
朝晩涼しくなりました。体調を崩したりしないよう、くれぐれも気をつけてくださいね。

さて、僕はと言えば、先週末に群馬「野反湖」＆新潟へと行ってきました。

「野反湖フィールド・フォークコンサート」は今年で24回目。
地元のボランティアの皆さんで創り上げているイベントで凄いパワーでしたね。

ここでの僕のステージはソロ演奏は勿論ですが、3曲ほどキーボードとカホーンに入って頂いてのセッションをやりました。
ライブは楽しかったですよ、ただ寒いのには参りました。1週間程前にこのリハーサルがあり「野反湖は標高1,500mで夜は寒いからダウンジャケットなどの防寒具は持って来て」とうるさい程言われ、「ホントに必要かなあ」などと思いながら、バッグには「コート、セーター、半天など」を詰め込み東京を出発。
イベント前日は皆さんで食事会、夜になってそれほど寒くはなかったのですが、これが甘かった！
当日は晴天、さすがに標高1,500mだけあって日差しが強いし暑いし…だったのですが、僕の出番が近づくにつれ雲行きが怪しくなり…

雨は降らなかったものの、冷たい風が吹き始め…シャツ1枚で登場！する予定がパーカーを着て、さらにセーターを着て、それでも寒く
てついには半天を着込みました。さすがに手がかじかんでしまい、やかんを借りて手を温めるほどでした。

でも、これも山ならではの天気、それもこれも満喫させて頂きました。

翌日は初上陸の新潟市。新しくてきれいなお店でした。
初めての場所というのは、いつも不安がつきまとうものです、が、いざ開演となった時には満席でした。
沢山のお客様に来て頂き、ホントに嬉しかったです。
また、ライブやらせてくださいね。

今週のスケジュールです。
9月4日（金）曙橋「バックインタウン」
9月5日（土）木更津「MICK」

皆様のお越しをお待ちしております。

8月19日リリースの「Your Selection」もよろしく！

【Ｒｙｎｔｅｎバイエル】
小指と薬指は普通いっしょに動きますがギターを弾きこなすにはネックになりがちです。今回は左手小指の訓練方法を紹介します。

今回の番外編はアルバムSpiritdanceより「Rebirth」。この曲は故市川準監督制作のCMのために書き下ろしたオリジナル作品。その時CMのキャッチコピーやがて、いのちに変わるもの。にインスパイアされてできた作品です。
是非、お聴き下さい。

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp ）、富山シティエフエム（http://www.city-fm.co.jp ）、エフエムとなみ（http://www.fmtonami.jp ）、エフエムおかざき（http://www.okazaki.fm ）、エフエムわっち（http://www.fm-watch.jp ）、木更津エフエム（http://www.834fm.net ）、エフエムちゃお（http://792.jp ）、エフエムゆめウェーブ（http://www.yumewave.jp ）、以上、9局のコミュニティエフエム局で放送中です。

ゲスト：沢田聖子さんPart.2～Vol.47

【河童のひとり言】
夏休みも終わりに近づいてきましたが、ステキな夏の思い出はできたでしょうか？さて、夏の風物詩と言えば、「花火」に「盆踊り」でしょうね。先日こんな変な記事を見ました。「無音盆踊り」。
一体なんでしょう？どうやら拡声器で音を鳴らすのでなく、参加者はみんなイヤホンをつけて踊ると言うものだそうです。音が出ないおかげで夜中まで踊れるとか。イヤホンで聴いているヒトはいいですが、
見物しているヒトは、なんだか無音で踊る集団に気味の悪さを感じると思うのですが…

【今週のＲｙｎｔｅｎニュース】
皆さんはもう夏休みをとりましたか？ 8月ももう下旬、暑さも一段落する頃ですが、まだまだ暑いですね。

今週も沢田聖子さんがゲストです。もちろん生ライブは「親愛なる人へ」。
前回の生ライブの「シオン」はご一緒した事があったのですが、この曲は初めてでしたね。
綿密な打ち合わせのあと、本番へ。「親愛なる人へ」はホントにいい歌詞でした。
相変わらず元気な聖子さん、スタジオが明るかったですねえ。
また来て下さいね、で、またセッションしましょう！というより「また呑みにいきましょうね！」

9月22日にブルースギターリストの「打田十紀夫さん」と東京は新宿にある「SACT」というライブハウスでジョイントライブをします。その打ち合わせを先日してきました。
2年前に一緒にツアーを回らせて頂いたのですが、毎日がすごく楽しいステージだったのが忘れられません。
2年ぶりの二人のジョイント、今からワクワクしています。どうぞ期待していてくださいね。
その前日は同じく「SACT」で僕のプロデュースでイベントをやります。

若手のアコースティックギターリストを北は北海道、南は九州熊本から呼んでのライブです。これもなかなか面白くなりそうです。ちなみに、僕はオープニングアクトで出演します。
こちらも乞うご期待！

さて、今週のライブです。
28日（金）富士市「ボラーレ」
30日（日）東京池上「實相寺」茶木みやこライブにゲスト出演

先週に引き続き、僕のNEW アルバム「Your Selection」のプレゼントのお知らせです。
今週でご応募は締め切らせて頂きます。まだ申し込みされていない方はお早めに。抽選で3名の方にあたります！

【Ｒｙｎｔｅｎバイエル】
今週は先週に引き続き、ゲストに「沢田聖子」さんに来て頂き、拡大コーナーとしましたので、「Rynetnバイエル」はお休みです。

今週の特別編は、カーペンターズが1970年に歌って大ヒットした”Close To You”。この曲は、もともと1963年にハーブ・アルバートの為に、バート・バカラック(作曲)とハル・デヴィッド(作詞)のコンビが作った曲です。ですが、ハーブ・アルバートが徐々にプロデューサーへの道を進むようになり、歌われる機会を失っていたところ、彼がプロデュースしたカーペンターズに歌わせ見事大ヒット。いかに曲が、そしてプロデュースが大切だということが、まざまざと見せつけられた曲でもあります。

是非、お聴き下さい。

ゲスト：沢田聖子さん～Vol.46

【河童のひとり言】
今となってはメンバー２人のみとなってしまった伝説のグループ、ビートルズ。来年結成５０周年を迎えるに当たって、本国イギリス、リバプールの大学では「ビートルズ学」という学科が創設されたとか。既に世界中から、資料請求や入学申し込みが殺到しているとか。今なお、ビートルズ伝説は生き続けているのですね。さて学生不足に喘ぐ日本の大学の何かヒントにはならないものでしょうか？
「カッパのギター学」･････イマイチですかね･････

【今週のＲｙｎｔｅｎニュース】
今週、来週と「沢田聖子さん」がゲストです。
昨年、札幌でのライブの時に「たまたま仕事で札幌にいた」と見にきて頂いた以来、お会いするのは約1年ぶりです。
相変わらず元気な聖子さん、こっちまで元気になります。
生ライブ！やりました。
一緒にステージに立ったのはいつだったか…二人とも思い出せない程昔の話になってしまいましたが、楽しかったですね。
今週の生ライブは「シオン」。聖子さんの素晴らしい歌声がスタジオに響いていましたねえ。
来週も生ライブ演りますのでお楽しみに。

ラジオ収録後、中央エフエムのスタッフと聖子さんとで、中央エフエムのあるビルの後ろにある川辺の焼き鳥屋さんで「納涼会」。
写真に写っているのは局のあるビル、真後ろでした。東京の中央区、しかもオフィース街とは思えな程、風情がありましたねえ。

いや～楽しいひとときでした。焼き鳥も焼酎も美味かった！
スタッフのみなさん、また連れて行ってくださいねー。

さて、先週は恒例となっている福間海岸「Surf Side Club」でライブをしてきました。
福間海岸をもっと広めよう！というキャンペーンのイベントです。
さすが、8月…海水浴の人達でにぎわっていましたが、女性の水着姿には目のやりどころに困ってしまいます。
さらに恒例となっている「夕焼け」、この日もどんよりした天気でしたが、なんと夕方になるにつれて晴れ間が…ついにはライブ開演直前に夕焼けが見れたんです。まさに「夕焼けとともに始まるライブ」となりました。きれいだったな。

この「Surf Side Club」は店内は禁煙なんですが、僕の為に楽屋
用に喫煙所を作ってくれました。
でも屋根の上なんです。まあ眺めはいいんですがねえ。なにしろ暑い！
ともあれ、贅沢は言ってられませんが。

さて、今週のスケジュールです。
ゲスト出演；22日群馬県野反湖
ソロライブ：新潟「カポタスト」
詳細は僕のHPで。
www.rynten.com

お知らせです。
今月19日リリースする僕のNEW アルバム「YourSelection」を視聴者の皆様に抽選でプレゼントします！どしどしご応募して下さいね。こちらもお待ちしております。
newalbum_yourselection

【Ｒｙｎｔｅｎバイエル】
今週は、ゲストに「沢田聖子」さんに来て頂き、拡大コーナーとしましたので、「Rynetnバイエル」はお休みです。

今週の番外編は、アルバム「スピリットダンス」より僕のオリジナル曲「消えた街」。今年の8月15日で64回目を迎える終戦記念日。64年、長いか短いか…人によって感じ方が違うと思いますが、終戦記念日を迎えるにあたり、僕自身、身につまされる想いが年々深くなってきました。戦争で、生まれ故郷の広島や長崎をはじめ、たくさんの街が消えてしまったわけですが、当時亡くなった人たちの礎があって、現在があることを皆さんにも忘れてほしくないものです。

是非、お聴き下さい。

Ｒｙｎｔｅｎバイエル～vol.45「3fingerと4fingerの使い分け」

【河童のひとり言】
こういう混沌とした世の中ということもあるのでしょう。最近の若いヒトたちの仕事意識に、「世の中の役に立つ仕事がしたい」という事をよく言うそうです。ボクはそれが立派なことだとは思えません。少し腹さえ立ちます。仕事と言うものは世の中に存在する以上、必ず役に立っているものなのです。
「職業に貴賎なし」と言うじゃないですか。現実はいろいろと厳しいですが、そういうことを最近の学校は学生には教えないのでしょうか？

【今週のＲｙｎｔｅｎニュース】
一日一日と僕のNEW CD発売日が近づいてます。
なかなかいいアルバムになった、と自負しておりますが、今回のジャケット、これが今までにないタイプのものなんです。
なんと、僕の写真が…CDを出して初めてですね。
でも下を向いていて少々暗く…思うがままにいかないのが世の常で…。

8月19日オーマガトキより全国一斉発売、製品番号OMCA-1122、\2,900です。
お近くのレコード店にない場合は取り寄せてもらう事が出来ますので、宜しくお願いします。

先月浜松でテリーさんというギターを創られている方の「てりーずてりー」というバーでライブをしました。
凄い盛り上がりで熱気が溢れて、「さあ本番だ！」とステージに立ったとたんに怒濤のような拍手喝采！
来て下さった皆さん、スタートからハイテンションで「このまま最後までもつのかなあ」なんて思っていたのですが、

最後までテンションはかわりませんでした。

さて、来週、再来週とまたまたゲストの登場です。
今回は「沢田聖子さん」、彼女に会うのも久しぶりなので会話もはずみそうですね。どうぞお楽しみに！

8月6日は僕の故郷広島、そして8月9日は長崎の「原爆記念日」でした。
こんな悲劇を繰り返してはいけない、一日も早く核が消える事を祈るばかりです。

【Ｒｙｎｔｅｎバイエル】
3fingerと4fingerの使い分けについて、よく訊かれることがあります。今回は、この3フィンガーと4フィンガーについて解説していきます。

今週の番外編は、日本の童謡から選んでみました。野口雨情作詞・中山晋平作曲の「シャボン玉」。この曲は、いろんなアレンジ・コード・リズムで弾ける曲ですが、今回は単音のメロディから始まって、単純なコード進行、そして複雑なコード進行と３つのパターンで弾いてみました。

是非、お聴き下さい。

Ｒｙｎｔｅｎバイエル～vol.44「シャッフルを弾きこなそう」

【河童のひとり言】
去年の11月ごろでしたか、このコーナーで就任間もない総理の「なんとなく～」という口癖についてお話をしました。最近あまり聞かないな、と思っていたら、とうとう「なんとなく」解散総選挙となりました。最後まで“なんとなく道”を貫いたアンタは立派だと、河童は小さな拍手を送るのです。
完全にしらけきった観客を前に、どっちが主役？と二人の大根役者が大見得を切る“総選挙”という三文芝居ですが、主役を選ぶのは国民ですから、つまらなくてもこれは見届けねばならんのです。

【今週のＲｙｎｔｅｎニュース】
広島に入ってから東京に戻るまでずっと雨、雨、雨。
土砂降りの中、走ってコンビニまで買いに行った「500円」の傘、結局東京まで手放す事が出来ませんでした。

移動の新幹線もかなりの遅れが生じ、駅のあちらこちらではビジネスマンの「新幹線が遅れて…」「そちらは電車は動いていますか？」などの会話が頻繁に耳に入ってきました。

さて、7月のツアーからライブメニューは僕の新しいアルバム「Your Selection」からのピックアップが殆どとなります。

その初日は福山でした。
数年ぶり、恐らく7,8年ぶりになるでしょうか？ソロライブは。会場は商店街の中にありました、が土曜日だというのに閑散と…。

しかし夜はお祭り、たくさんの人でにぎわっていてホッとしました。

ライブ中、お祭りに集まって来た子供達のはしゃぐ声が聞こえて来て、最初は「うるさいなー」と思っていたのですが、ライブがすすむにつれて「僕の演奏に子供の声が入ってくるのもいいなあ」と、まるでサウンドエフェクトの様な感覚になりましたねえ。
子供の声っていいですね。
会場はといえば、地元スタッフのお陰で満員御礼、僕の音楽に初めて触れる方が多かったとの事。
初めてなのにあのノリにはビックリです。地元パワーというのでしょうか？頂いて帰りました。

年2回のペースでやらせていただいてる「都雅都雅」。

土砂降りの中、よくぞおこし下さいました！と言いたい程の悪天気でした。
荷物が多いのでどうしてもタクシー使う事になります。
店の前で雨宿りしながらタクシーを待っているとなかなか「空車」が来ません。
時間ばかり過ぎていってしまうので、タクシーを呼びました。すると何故か「空車」が数台通り過ぎていくんです。
この日は行きも帰りも全く同じ体験をしました。「マーフィー」ってありますよね。

今月の僕のライブスケジュールです。
●ソロライブ
9日（日）福岡県福間海岸「Surf Side Club」
23日（日）新潟「カポタスト」
28日（金）富士市「ボラーレ」
●ゲスト出演
22日（土）長野県野反湖キャンプ場「野反湖フィールドフォークコンサート」
30日（土）東京池上・實相寺「茶木みやこライブ」
お時間ある方は是非、足をお運び下さい。お待ちしております。

【Ｒｙｎｔｅｎバイエル】
ギターを弾く人であればよくご存知の”シャッフル “。今回は、リズムのひとつである”シャッフル”について解説していきます。

今週の番外編は、昭和と共に足並みをそろえたかのように生涯を閉じた美空ひばりの1989年に発表された「川の流れのように」。この曲は僕が以前からインスト化したかった曲の一つです。スタンダードチューニング、カポなし、KEY　Gで弾いています。難しい曲ですが、テンポが遅いですのでゆっくりと弾くことを心がけてみるとよいと思います。

是非、お聴き下さい。