【河童のひとり言】
音楽チャート、毎週のように目まぐるしく順位が入れ替わり、何が流行っているのだかさっぱりわかりません。1位の曲が次週は10位以下ということもざらのようですので、少なくとも素晴らしい曲がありすぎて…ということではなさそうです。しかし、いつからこんな風になったんでしょうか。よく言われるのが、携帯やスマホをみんな触るようになって、CDを買わず、音楽を聴かなくなったから。でもよく考えてみると、いまやネットでは1曲単位で購入でき、音楽を聴くことができる携帯やスマホをみんながいつでも持ち歩いている時代。単純に携帯やスマホのせいにするわけにもいかないと思うのです。音楽業界がもっと盛り上がってくれないかなぁと切に願うボクなのでした。
【今週のRyntenNews】
場所によっては‘梅雨入り’。日本全国、そろそろ‘梅雨入り’の話題が行き交う季節になってきましたね。
ご機嫌いかがでしょうか?
今週の【河童のひとり言】は音楽にまつわる話。先週と結びつく部分があります。
とにかく音楽にしても僕にとっても、一言で云うと『よく分からない。』です。特に日本のチャートは分かりません。時として『これは子供のチャートなのか?』『音楽全体のチャートなのか?』と、よく理解出来ない事が多いです。
次から次へとめまぐるしく変わるヒット曲と言っていいでしょうかねえ。中にはいい曲もありますが、聴いている世代の人たちは、その音楽を数 十年後、年をとった時にみんなでその歌を口ずさめるんでしょうか?!寂しいです。
おたよりを紹介させて頂きます。
<あぶこやJP>さんから番外編の《Key of R》でお届けした“ムーンリバー”にいて『アレンジ最高です!』こちらこそ最高に嬉しいです。またおたよりお待ちしております。
■Ryntenダイアリーです。
中国へから帰って来ました!
行く先々の駅や駅前の広場、道路の広い事、人々の多さ、そして人のパワー、逞しさ…やっぱり中国は全てが大きかったです。
スタッフのみなさんのネットワークの強さを痛感させられ、どの街でも暖かく迎えてくれました!嬉しかった~。
一つ驚いたのは、全会場で《時の流れに身をまかせ》と《花》を弾いた時のですが、どこも大合唱となり根強い人気が伺えました。
北部は黄砂のせいか、うっすらと景色もかすんで。
夜は歓迎の夕食会、早速北京ダックをいただき、その足で町中にある串焼き屋でまた一杯。
初日は<キュフェイジスクール>というギター学校での交流会を兼ねたミニライブです。
そのに【故宮】へ連れて行ってもらいましたが、あまりの広さにビックリ!
途中通り過ぎた【天安門広場】、感慨深いものが。。。
その交流会でのオープニングの“ライさん”は、このギター学校の先生なんです。
交流会ではギターに関する質問がたくさん出て来てて盛り上がりましたねえ。
中には『《消えた街》を弾いて下さい。』という方もいて、嬉しかった。
夕食に入ったお店では、麺を打つパフォーマンス。
お客さんのリクエスト曲にあわせてくれるんだとか。。。
【北京大学・百年記念講堂】
ライブ前、西太后の道楽で創られたという巨大な庭園《願和園》へ案内してもらいましたが、その広さ290万平米…あまりにも巨大でした。
ライブはというと…嬉しい事にチケットは完売だったんだとか。本当に有り難い事です!
お客さんの中には在中の日本人の方も。。。嬉しいですね。
オープニングは“レンさん”、北京市内でソロやサポートギターリストとして活躍されています。
この日は北京最後の夜という事でバーが密集している、一画に連れていってくれました。
ライブをやっているお店もあり、飛び入りしてしまいました。
曲はもちろん《時の流れに身をまかせ》。楽しかったですよ。
オープニングには“ジャオさん”、リハーサル前に彼のオリジナルを聴かせてもらい、アドバイスをしたのですが、目は真剣そのもの…感動し
ましたねえ。将来が楽しみです。
ライブの翌日にシャオさんのお母さんが作ってくれた‘ちまき’。作りたてでとても暖かくて美味しかった。。。
この続きはまた次週に。
■ライブスケジュールです。いずれもゲスト出演のお知らせです。
・6月10日(土)「チョン・スンハ東京公演」東京・曙橋・Back In Town 昨年に引き続きゲスト出演します。
・6月18日(月)「谷山浩子コンサート」東京上野・東京文化会館 「放課後の音楽室と題して、僕は音楽の先生と題して、谷山さんと僕だけのコンサートです。お待ちしております。
●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
■Newアルバム情報
『Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 』
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。
■『Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 』譜面集のKMP出版から発売決定。時期が未定ですが、必ず出版しますのでお待ちください!
【Ryntenゲスト】
先週に引き続き《谷山浩子さん》にお越し頂きました。
今週は“おはようございますの帽子屋さん”でスタート。
この曲を創ったのは16才、発売されたのは18才、これがヤマハ‘ポプコン’で入賞し道が開けたんですね。今もキーは変わっていないそうです。これもまた凄い事です。
6月18日のコンサートについて。
倫『《谷山浩子ー放課後の音楽室ー倫典先生とともに》というのは、浩子ちゃんが女子高生で僕が高校の音楽教師?』
谷『そう。何かありそうな響き。倫ちゃんのギターを堪能して頂けると思います。』とおっしゃってました!
是非ご期待下さい。来月にはリハーサルがあり、すごく楽しみなんですが今から緊張してます。
以前から聞きたかった、僕も参加させてもらった事のある<猫森集会>について。
倫『<101人コンサート>は終了?』
谷『今はやってないですね。特に終了宣言もしてないけど。』
倫『<猫森集会>の礎?』
谷『そうですね。<101人コンサート>と同じ形でステージが真ん中、お客さんが外側を囲んでステージの人たちは内側を向いてる。お客さんは、みんなミュージシャンの背中を観てる。』
倫『あれは凄い。』
谷『でもお客さんは面白いみたい。例えばピアノだったら鍵盤が見えるし、ギター、シンセの人とかの楽器が見えるし普段見えない裏技も。。。「ケースに領収書入ってましたね。」とかアンケートに書かれるのよね。(笑)』普段は見えないものが見える…これはお客さんにとってはたまらないですね。
※<猫森集会>は谷山さんのシリーズ化されている、コンサート名です。
ここでI曲、僕と浩子ちゃんの出会いの曲の一つでもある“恋するニワトリ”。6月のコンサートで登場するかどうか…。今でもレコーディングの情景が思い浮かびます。
谷『イントロが難しくてピアノで再現するのが大変。』
倫『ピアノで難しいという事は、ギターはもっと難しい。(笑)』
谷『岡崎倫典さんっていう人がよく間違えていましたよね、自分で創ったフレーズなのに(笑)。』
倫『このイントロの確率は30%。自分でそう創って首をくくるってよくある。』
谷『わかる!メロディーを創る時に唄う事考えないで「こう行きたい!」って欲望のままに行ってしまう。なので歌いにくい唄って多いんですよ。音程取りにくかったり…でも後から変える訳にはいかないし、それが気に入っているから、どうしてもそれで行きたい。どっちかを選ぶんだったらやっぱり<ソングライター>なので。』
倫『ソングライターの一部かもしれないけど、作詞家がいて小説化もあるでしょう?小説家をメインにおいているファンの方もいるかも。』
谷『時々います。コンサートで「歌はいいからしゃべって!」みたいな事を云われる時も。』それで色々な形のコンサートで表現しているんですね。
ここでアルバム<花と夢>の<夢>サイドから僕も一番気に入っている“まもるくん”を聴きながら…
『モデルはいるんですか?』と聞いたところ、『いない。』との返事でした。
再びアルバムの話題へ…
倫『この<花と夢>のアルバム…“骨”は出てくるは…“電波塔”は出てくるは…“紅マグロ”…と、とても曲のタイトルになる言葉じゃない。。。(笑)』
谷『そうですか?(笑)』
倫『個性ですよね。時々“殺す”なんて出て来たりして…。』
以前、ある女性アーティストの為に曲を2曲書いたそうですが、『怖くて唄えない。』と1曲戻って来た事あるとか。
倫『客席にいる人たちは怖いもの見たさ、怖いもの聞きたさがあるのでは?』
谷『怖い、って言ってもホラー映画みたいな怖さじゃないし、もしかしたらお客さんが過大に描いているかもしれない。』
倫『浩子ちゃんの唄の世界って、イマジネーションを膨らまさせられる曲が多い。』
谷『よく絵を描いてくれるファンの人がいて、「唄を元にしてイラスト描きました」って。』
以前参加させてもらった時、浩子ちゃんのファンの人たちって‘感性’が高い人が多いな、って思いましたね。
改めまして…東京上野駅の真ん前の《東京文化会館》で【谷山浩子ー放課後の音楽室ー倫典先生と】のコンサートがあります。これは音楽の先生です、決して体育の先生ではないです、体格から見ると。。。(笑)。
僕がギターを弾いて浩子ちゃんが唄う、という今までにない世界なんだそうです。是非足をお運び下さいね。
浩子ちゃん、また遊びに来て下さいね。
【谷山浩子さん&岡崎倫典ライブ】
日時会場:6月18日(開場 18:30/開演 19:00) 東京文化会館 小ホールにて
詳しくは、谷山浩子さんのオフィシャルサイトにてご確認ください。
【谷山浩子さん最新アルバム】
ベストアルバム「花とゆめ」
この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、ダラズエフエム(http://www.darazfm.com/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)以上、13局のコミュニティエフエム局で放送中です。