Ryntenバイエル #387 質問コーナー(スリーフィンガー奏法)

そろそろ街を歩く人々の衣装も春の装いに変わりつつあります。如何お過ごしですか?
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プロ野球も開幕、の時期。来月あたりからペナントレースも始まるようです。何と!初めての経験ですが、セ・リーグの監督さんは全員僕より年下、しかも40歳代、50歳を超えた人がいない。まあ、僕より全ての人が若くなったというのは、以前よりありましたが、全員が50歳以下となった世代交代。時の流れ、世の中の要職がどんどん僕より年下になっていきます。今のところ、総理大臣は同い年。次期総理が何方になるか?はわかりませんが、恐らく僕より年下の方がなるんじゃないでしょうか。遅かれ早かれ、というお話でした。
みなさんの周りでは如何でしょうか?

おたよりをご紹介します。
以前、ゲストに来て頂いた“W.C.カラス”さんが番組の中で「ニューアルバムをプレゼントします」というお知らせがありました。
・お馴染みの“宮城の中年ライダー”さんから『是非聴いてみたい。応募しました。』というおたよりがあり、その後『何と、FMからメール便が来ている。中には“W.C.カラス”さんのCDが入っているではないですか?!まさか当たるとは思っていなかったので、嬉しさも倍増状態でした。有難うございます。』
ー「当選の発表は発送をもって代えさせていただきます。」なんて話はよくありますが、そのあたりはちゃんとやってますので、お楽しみ頂ければと思います。また是非ご応募、お便りお待ちしております。

【Ryntenバイエル】
Ryntenバイエル、以前ご紹介したスリーフィンガー奏法についての質問をとりあげました。
https://youtu.be/Df5AQ_Kilv8

今週最後は、カバー曲「いい日旅立ち」。ぜひ、お聴きください。
https://youtu.be/vFLWgfNTZEQ

■Ryntenダイアリ
【カフェド萌@岡山笠岡】
恒例の山陽 3days。
今年もたくさんの人たちが来てくれました。ただ、やはり“インフルエンザ”で来れない、という人もチラホラと。

萌の店内にはずらり、と大御所たちの写真。一応、僕の写真もあるんですよ(笑)。
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真ん中には、マスターの大の親友だった“高田渡”さんの写真は不動。マスターが亡くなって十数年。僕が最初にライブをやらせてもらった時には、ずっとライブを聴いてくれていたのを思い出します。嬉しかったですね。その数ヶ月後に亡くなったのですが、仲の良かった“渡”さんと今頃は呑んだくれていることでしょう。

ここに来ての楽しみの一つでもある、定食。写真を撮るのを忘れてしまいましたが、ママの手料理は本当に美味しんです!
で、ママとツーショット。
歳を追うごとに若くなってる様な気がするのは僕だけでしょうか?(笑)。
また、来年、元気に会いましょうね!
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【ギターセミナー@福山バーカブロ】
恒例の2 daysセミナーです。いつもながら、たくさんの方々に受けて頂きましたが、特に今年は、枠を延長してのレッスンになりました。有難いことですね。

前日の岡山笠岡〝カフェド萌〟のライブ後、バーカブロに集合。打ち上げをしてもらいました。瀬戸内で獲れる〝メバル〟を焼きながら食べる、なんと贅沢な。。。
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ひと足早い僕のバースデーまで。
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今回もセミナーには色んな形でのレッスンをしました。僕のオリジナル曲も勿論ありましたが、弾き語りや基礎レッスンも。
初めて参加された方、遠く徳島や出雲からも駆けつけてくれた方、中にはギター講師をしている方も昨年に引き続きお二人の方が受講してくれました。何ともおこがましい…。
僕のオリジナル曲〝トトラの島〟をパートに分けてアレンジしてくれた先生も。感動しましたねえ。さすが!としか言いようがありません。
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2日目も無事に終わり、「また来年!」と〝トトラの島〟をアレンジしてくれたギター講師の〝岩橋〟さん(向かって左)とバーカブロのマスターでもあり主催でもある〝宮崎〟さんとスリーショット。
今年も楽しかった!宮崎さん、ありがとう〜。今年もよく呑みましたね(笑)。
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■Ryntenライブ スケジュール
●木村大&岡崎倫典ジョイントライブ
・3月20日(日)東京町田「まほろ座」
■中村耕一&岡崎倫典ジョイントライブ
・4月2日(土)奈良「ビバリーヒルズ」
■イベント出演
・4月9日(土)「フィンガーピッキングデイ」神奈川横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール
■ギターセミナー&インストアーライブ
・4月16日(土)大阪「三木楽器梅田店」
■ソロライブ
・4月8日(金)東京「バックインタウン」
・4月23日(土)福岡朝倉「音茶」
・4月29日(祝・金)大分「サウンドカフェF」
・4月30日(土)京都「都雅都雅」

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

Rynten ゲスト #386 りつ・おかださん 2

2016年2月も押し詰まって参りました。如何お過ごしでしょうか?
今年は〝うるう年〟。2月が1日延びる訳です。たった1日だけでも儲けた様な、得をした様な気がするのは僕だけでしょうか?〝うるう年〟だけに限らず、30日で終わってしまう月と31日まである月。カレンダーの31日という数字を見つけるとホッとします。皆さんは如何でしょうか?
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今年4月から〝電力〟が全面的に〝自由化〟されます。
昨年まででも120社が認可され、申請されているのが270数件と凄い数ですが、それに合わせてのトラブルの相談も増えてきている様です。このトラブルというのは、“便乗商法”まがいの電話、訪問などが多いそうです。
もっとも、“東京電力”が“関西電力”“中部電力”の管内に進出し、逆に“九州電力”“関西電力”が首都圏に進出、という話もあり、日本中電気が飛び交う訳です。中には、“関西電力”の様に「料金引き下げの条件として原発再稼働」を挙げている会社もあります。その辺り、諸費者として見分けたい、選ぶ者の物差しにしたいですね。
来年、4月には〝都市ガス〟も自由化になります。一体どうなるんでしょうか?

お便りをご紹介します。
TAKさんから『イーグルスのグレン・フライさんが亡くなりました。来日アーティストのライブの中では行く事が多かった。もう聴けなくなるかと思うと。。。ホテルカリフォルニアは高校生の頃でした。ちょっとだけ弾ける様になったデスペラードをポロポロと弾きながら。。。』
ー若かったですね。残念です。近々、この番組でもイーグルス・グレン・フライの特集を組めれば、と思います。

■Ryntenゲスト《りつ・おかだ》
先週に引き続き、お越し頂きました。NEWアルバム《ラストレコーディングvol.1》から《インターナショナル》をBGMに『リリースしてから1年しか経ってない。来年には新しいアルバムを出したい。』とおっしゃってました。
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倫『何故“vol.1”と?』
岡『もしかしたら続くかも、と思って。田川さんがへたばったら…ビミョー(笑)』
倫『“”vol.2”と続くか?違うタイトル、“very last recording”とか(笑)』
岡『そのタイトル頂いても?(笑)』

先週、CD記念ライブ2015途中で、“りつ”さんが’かゆいかゆい病’になりツアーを断念。今年はその最終日ライブが最初になった、というお話でした。聞いたことない病名(笑)ですね。その後、月に一度、和歌山の湯の里へ温泉療養に行ってるんだとか。

倫『お酒は?』
律『呑むとかゆい病が(笑)。』
倫『温泉でかゆくならない?』
律『ならない。治ってくる。』
倫『“おかだ”さんが「温泉につかってもかゆくならないけど、ステージに立つとかゆくなる」って。』
岡『僕が歌ってる横でお腹、足を掻いたり。』
律『この頃減ってきたで、温泉のお陰で。』
全員(爆)
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ということで、今年のツアーは昨年最終を飾る予定だった、東京と大阪からスタートします。「ドーンと打ち上げてファイナルレコーディングでもしようか、と考えていた。」という“おかだ”さん。レコーディングメンバーとのライブだそうです。すごいですね。

今日の1曲目は、詞が“りつ”さん、“大塚まさじ”さん作曲で“りつ”さんの歌で《うた》。

曲を聴き終えて
倫『最大のヒット曲?』
岡『僕は「唯一のヒット曲」と言ってます(笑)』
倫『そこまで僕は言えない(笑)』

千変万化というか波瀾万丈というか“りつ”さんはドキュメンタリー映画にもなっています。
倫『追いかけて…そんなタッチで?』
岡『そうです。面白い映画ですよ。』
倫『続編を!』
岡『今回、「ぼちぼちカメラ回しながらツアーしよう」とお話を頂いてます。』
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“りつ・おかだ”さんは時々老人ホームなどで歌っているそうです。あるところで、100歳くらいの方がいて“りつ”さんに「まだ若いね」と言ったんだとか(笑)。

倫『“りつ”さんは料理の賄い人としても有名ですね。しかも大人数の。』
律『大人数の料理の方がええかげんに作ってできるから。』
岡『直径1メートルくらいのボールにサラダ作ったり、が得意。』
倫『京料理、フランス料理は苦手?』
律『2回3回と火を加えたり出したりは…。』
岡『一瞬で出来るもの。』

最後の曲は“おかだ”さんが創った《大和リバーブルース》。

【りつ・おかだバンドdeライブツアー2016】
・2月27日(土)東京下北沢「Com Cafe 音倉」
・3月5日(土)大阪「GANZ toi,toi,toi」
・4月9日(土)東京西荻窪「のみ亭」
・5月29日(日)新潟上越「高田小町」
・6月18日(土)福岡小倉「フォークビレッジ」

【収録を終えて】
60歳を過ぎた人と80歳を過ぎた人とお話をしていると、“深さ”というものを感じます。勿論、CDや楽曲を聴かせてもらっても“うまい”とか“下手”とか、そういう次元ではない。特に《包丁のりつ》は8分以上の長い曲ですが、まるで履歴書に目を通している様です。“奥の深さ”だけでも是非、聴きに行って欲しいと思います。
僕自身が周りを見渡した時、自分が一番年上なんてケースも増えて来ていますが、“りつ”さんを前にすると「まだまだだな。」と思います。でも“りつ”さんが時には自分より20歳年上の方と一緒に歌い、「まだ若いね。」と言われたりするそうです。人間社会は本当に深いものがありますね。

律さん、岡田さん、また遊びに来てくださいね。
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■Ryntenダイアリ
【帰郷】
お袋の1周忌で広島へ。法事が終わり街中を徘徊。しかしながら祭日でしたので、友人たちにも会えず…。そんな中、いつもお世話になってる“ジュゲム”というバーのママ“ルーシー”に会ってきました。彼女は大きな手術を終えたばかり。でも元気にお店も再開。安心しました。
また遊びに行きますね〜。
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【ギターセミナー@奈良ビバリーヒルズ】
いつもは大阪の八尾というところの《F2音楽教室》でのレッスンでしたが、急遽決定したためライブハウス《ビバリーヒルズ》での開催となりました。
小学生の“ゆうと”君。前回からの続き“少年時代”。ギターを始めて2年ほどなのにメキメキと腕をあげてます。数ヶ月後が楽しみです。
彼とのレッスン風景を撮ってもらおうとしたのですが、「恥ずかしいから」と拒否されました(笑)。
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【百年邑@大阪河内長野】
珍しく暖かい日でした。毎年訪れる時は寒くて…。お店に着いた時には汗まみれ(笑)。でも気持ちのいい1日になりましたねえ。
マスコット犬、食いしん坊の《そら》が亡くなってから初めてのライブです。
やっぱり寂しかったな。
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店内には春の訪れを感じさせる梅の花も。
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“百年邑”の庭の木にオレンジが…。時折、野鳥が食べに来るんだそうです。夕方から雨になってしまったので、野鳥を見ることは出来ませんでした、残念。
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今年もたくさんの人たちが来てくれました。有難いことですね。
ただ、インフルエンザで来れなくなった人も。。。蔓延しているんですね。

終演後にはマスターオリジナルの《土佐丼》をご馳走になりました。カツオぶしをまぶした豆腐を油で揚げて、秘伝(?)のたれをかける…これが絶品!なんです。
今後、お店のメニューに加えるそうです。“百年邑”にお出かけの際は、是非ご賞味ください。太鼓判です(笑)。

で、帰り際にみんなで記念撮影。
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【音茶@福岡朝倉】
今年に入ってから早速の“音茶”でのライブです。有難いことです。
今回も昨年に続き、オープニングの“櫻井さん”のステージで1曲、サポートさせていただきました。とっても爽やかな好青年。忙しい合間をぬってギターの練習をしているそうです。
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いつも打ち上げで楽しませてくれてる、“ミカちゃん”こと“三ケ尻聖一”さんはまたまた欠席。
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昨年末に「欠席のお詫びに」と、送ってくれた僕のパロディーDVDが大受け!でしたが、新たに撮影したDVDをみんなで鑑賞…みんなからブーイングの嵐。今回は面白くなかったので、掲載しませんので(笑)。

で、みんなで記念撮影。
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この少し前、“音茶”ママの“美枝”さんのお誕生日でした。僕からささやかなお誕生会。
打ち上げ用の料理を毎回、一人で創ってくれています。
“みえちゃん”、いつも心温まる料理をありがとう〜!
感謝!です。
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その後なぜか、カラオケ大会になってました…(苦笑)。でも僕は歌ってませんから〜。

翌日は東京戻り。恒例の“キリンビアーファーム”でランチ。
もちろん、僕は“アイスビール”、“音茶”マスターの“羽野さん”は運転手のためサイダー。ごめんね〜、“羽野さん”の分まで呑みましたから〜(笑)。
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■Ryntenライブスケジュール
●ソロライブ
・2月28日(日)岐阜高山「ピッキン」
●岡崎倫典&木村大ジョイントライブ
・2月27日(土)福井越前「越前市文化センター」
・3月20日(日)東京町田「まほろ座」

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

Rynten ゲスト #385 りつ・おかださん 1

1月の終わり、長野の温泉場に行くチャンスがありました。旅館のテーブルの花瓶に梅の花が一輪さされており「もう咲いているよ」との事。雪の地域で、しかも1月末という時期に春を感じました。着実に季節は進んでいる様です。如何お過ごしでしょうか?
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昨年の話でしたでしょうか?“インドネシア”での〝高速鉄道計画〟を中国が落札。先月21日あたりに起工式が行われたとか。聞くところによりますと、建設認可がおりてない。おりていたとしても、僅か5km。トータルで100数十キロの鉄道を創るのに建設認可が僅か5km。そして起工式。素人の僕にもよく理解出来ません。その計画は頓挫している様です。これから先どう展開していくのか分かりませんが、“タイ”や“インドネシア”などからも続々と計画がある様です。日本もどの様に参画するのか?期待を持って眺めてみたいと思うのです。そんな中、“フィリピン”では“中国製”の〝電動スクーター〟が超人気だとか。“南シナ海”の問題でフィリピンの人たちはそれほど中国にいい感情を持ってない。でもこれはこれ、で大ヒット中。
政治問題・お金の問題・経済的な問題は別という事でしょうか?

お便りをご紹介します。
宮城の中年ライダーさんから『中央FMのサイマルラジオを聴こうとしたら聴き逃してしまった。じゃあ、FMおかざきのサイマルを聴こうと思いついたら、駅伝大会の為O.A.されておらず、結局富山シティーFMで無事に聴くことが出来ました。文明の力と各ネット局さんのお陰です。』
ー便利な時代になりました。有難いことです。これからも宜しくお願いします。

■Ryntenゲスト 《りつ・おかだ》
10カ月ぶりにお越しいただきました、“田川律”さんと“岡田信一”さんとのユニット〝りつ・おかだ〟。“りつ”さんが80才を超え“おかだ”さんが61才と平均年齢71才です。昨年リリースされた《ラストレコーディングvol. 1》より《インターナショナル》をBGMにスタート。この楽曲は60年代から70年代のデモで歌われていました。
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倫『関西弁のお二人からは想像のつかないタイトル ですね(笑)。元は英語?』
律・岡『フランス語』
律『これは元の歌』
岡『でもこんな歌詞ではなかった。これは、ぬるい(笑)』

“律”さんという字、本来は“ただす”と読むそうです。ちょっと読めませんよね。

倫『前回お越し頂いた時には、CD発売記念ツアーでしたが。』
岡『各地を回り、最後の大阪・名古屋となったところで、田川さんが“かゆいかゆい病”に(笑)。』
倫『神経痛?』
律『一種の神経痛。年寄りにありがちな。』
岡『本番中にお腹掻いて「痒くてやってられへん。痛いのは我慢できるけど痒いのは我慢できへん。」って九州・北陸・奈良・京都を飛ばしました。』
倫『それで、ツアーは中断、前回のツアーファイナルが今回のスタートになった(笑)。』
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今日の1曲目は“田川”さんのプロフィールの様な楽曲《包丁の律》。
歌詞を聴いていると「お寺のぼんぼん」「大坂城の根際」や「焼け出されても」などが出てきます。1935年生まれ。年月を重ねあらゆる年代をくぐり抜けないとこんな詩は書けませんね。

倫『お寺さんでした?』
律『そうそう』
倫『「根際(ネキ)」っていいですね。』
岡『近くのこと。最近は言わないな。』
倫『僕、広島出身ですが言いますよ。』

僕自身60歳を超え、仕事関係の人と話をする時に、親が僕と同世代が増えてきました。

倫『僕の母親に近いアーティストに会うのは貴重。』
岡『現存しているアーティストで最高齢ちゃう?』
全員(爆)
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“おかだ”さんは大阪でバンドをやられていました。東京へ出てからヤマハ関連の仕事をされていた時、“ポプコン”(https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤマハポピュラーソングコンテスト)で応募が少なかったので、上司から「君も応募しろ」と言われ応募したそうです。本選会どころじゃなく最後まで行ってしまったんだとか。

倫『本選会どころじゃない?』
岡『“世界歌謡祭”まで。でも酔っ払って行ったら敗退。』
倫『普通、酔っ払って行かない(笑)。』

そしてその後、プロデュース業に。イベント時には“田川”さんとご一緒し、大人のバンドコンテストで審査員をお願いした時に「スタッフもバンドをやらなきゃ。」となったそうです。

岡『その時は6、7人のバンドでコーラスには“庄野真代”さん。でも経費的に赤字になるので、5年前に二人でやろう、と。老後はこれ!CDデビューもしました。』
倫『ギネス申請されました?』
岡『しなくては。』
全員(爆)
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“おかだ”さんが話している最中、“りつ”さんに『寝てたらあかんで!』と喝をいれるシーンも…これにはみんなで爆笑でした。

最後に“おかだ”さんの歌で《Brother on a Water》。

来週もお二人にお越し頂きます。

【りつ・おかだバンドdeライブツアー2016】
・2月27日(土)東京下北沢「Com Cafe 音倉」
・3月5日(土)大阪「GANZ toi,toi,toi」

■Ryntenダイアリ
【Bee Staion@高知】
高知に降り立った時に、寒くないな…と感じましたが、地元スタッフが言うには「今日は暖かい。昨日まで寒かった。」でした。何故か、高知に来ると暖かい事が多いのは、気のせいかなあ?
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今年も盛り上がりました。
アンコールのリクエストでは、何曲も声がかかり嬉しい悲鳴でしたねえ。

打ち上げも美味しかった!
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帰り際、みんなで記念撮影。
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実は、前日に高知に入りし、いつもお邪魔する〝龍馬亭〟に。知人とマスターと“龍馬”の話やらで盛り上がってました〜!写真撮るのを忘れてしまいました。。。残念。

【黒船屋@高松】
高知の後は高松が定着しています。毎年この時期は、風が冷たく音を立てて吹いてるのですが、今年は穏やかでしたねえ。ちょっとホッとしました(笑)。
お店に入った時とリハーサルが終わる頃の窓からの風景。日が落ちてから遠くに見えるフェリー。近くを通らないのがやっぱり寂しいですね。
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こちらでもアンコールでは、たくさん飛び出してました。有難い事です。
帰り際にマスターとスタッフとで記念撮影。
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【東京への道中】
高松からフェリーに乗って岡山宇野港まで。いいお天気で気持ちよかった!
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船を降りて、いつものカフェでランチ。
お店の“オレオ”君も元気でした〜。お昼寝タイムだったらしく爆睡。起こしても起きなかったなあ。
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【長野上田にて】
1月の終わり、僕も使っている〝SUMIギター〟の新年会がありました。食事あり、ライブあり、もちろん宴会あり、の温泉旅館での豪華なひと時でした。
ライブには親友でもある《石井完二》氏と《磯崎なお》さんとのユニットにちょこっとお邪魔しました。楽しかった!
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写真は、甲信越でいつもお世話になっている《斉京》くん。今回は、彼の〝グレーベン〟を借りて演奏しました。このグレーベン、その昔、僕が所有していたギターなんです。知人に渡ったんですがその後、東京の楽器店で売りに出されていたのを偶然に彼が見つけて、現在に至るわけです。巡り合わせ…ですね。彼の手に渡って行ったのは本当に良かったと思います。ギターも喜んでいるに違いありません。
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■Ryntenライブスケジュール
●ソロライブ
・2月19日(金)岡山笠岡「カフェド萌」
・2月28日(日)岐阜高山「ピッキン」
●ギターセミナー
・2月20日(土)&21日(日)広島福山「バーカブロ」
●岡崎倫典&木村大ジョイントライブ
・2月27日(土)福井越前「越前市文化センター」
・3月20日(土)東京町田「まほろ座」

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

Rynten ゲスト #384 木村大さん 2

以前、東京で〝梅の華〟がちょっと季節外れに早々と1月のあたまに花を咲かせた、狂い咲きか?という話をしました。今は季節的に〝梅の到来〟といったところでしょうか。如何お過ごしでしょうか?
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僕が大好きなラジオ番組があります。中央FMではないのですが、〝大沢悠里さん〟という方が〝大沢悠里のゆうゆうワイド〟という番組を30年間やられてました。それがいよいよ幕を閉じるそうです。家で聴く事はないのですが、車に乗ると殆どはこの番組を聴いている、という愛聴者の一人です。さすがに「毎日4時間半の生放送はきつい」。70才を越えられていますので、次の世代にバトンタッチ?次のパーソナリティーも決まっているそうです。あの独特な声が聴こえなくなるのは、ちょっと寂しい気もします。かつて、〝オールナイトニッポン〟という番組がありました、が、皆さんディスクジョッキーのプロでした。当時、広島に住んでいた僕が中継局なしで直接聞いていた…ノイズの中から聴こえてきた〝糸井五郎さん〟〝カメ&アンコーさん〟の声を思い出します。

お便りをご紹介します。
・TAKさんから、以前僕が「リスナーの方同士のコミュニケーションが先輩・後輩の様だ」と話した事についてのコメントです。『今は、他人とコミュニケーションしなくても情報を入手出来きますが、昔はラジオ・友達・先輩・後輩から教えてもらうのが常でした。そうやってビートルズを知りましたし、ギターを知りました。この番組はそういう事を思い出させてくれます。』
ー嬉しいご意見です。ありがとうございました。

■Ryntenゲスト
今週も《木村大》さんにお越し頂ました。
先月リリースされたニューアルバム《ECHO》から《サン・バースト(Sun Burst)》をBGMにスタート。今回のアルバムは1曲目と最後はオリジナル、間には色んな人が書いた色んな時代の曲で埋められています。3年前の《HERO》はロックナンバーが多く、《ONE》はソフィスティケートされている面が多い。
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倫『今回は3部作と言ってたけど“HERO”を創る時から構想はあった?』
大『デビューして17年間の道を巡り、今の自分は代表作を“こんな風にアレンジする・こう表現する”というところに落ち着けよう、と朧げながらありました。』
倫『他の楽器を入れて演ろうという方向性も?』
大『幾つかはアンサンブル・バンド形式で、そんな想いがありました。』

かなりの手練なミュージシャンが起用されています。先週は、“G-クレフ”のメンバーでもあるピアノの《榊原大さん》についてお聞きしましたので、今週は、パーカッションの《仙道さおりさん》ベースの《森田晃平さん》についてお聞きしたいと思います。先ずは“仙道さおりさん” から。

大『彼女の演奏、大好きなんです。僕たちが歌の代わりにギターを奏でるのと同じで、彼女が叩くだけでメロディーが浮き立つし、それが心地よくて「音楽で恋をする。」というのを感じる瞬間があって…。』
倫『それは気遣い、思いやりでしょうね。抑えなければならない時や前に出なければならない時のバランスが取れてる。それが“テクニシャン”と呼ばれる所以なのかもしれない。』
大『はい。僕から「こうして下さい」と一度も言ったことがない。何を演っても気持ちがいいから。出会えた事が嬉しい。』
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倫『ベースの“森田晃平さん”、先週聴いた《アランフェス》では、いい入り方をしている。「お〜、こう来るか?!」とか。場面の切り替えも凄い。』
大『彼は“プリミティブオーケストラ(Primitive Art Orchestra)”と言う自分のバンドで、一昨年のJAZZの世界で賞を頂き、アルバムが評価されたりしています。』

そんなミュージシャンに囲まれて伸び伸びと演奏する。そしてもう一人、プロデューサーの《澤近 泰輔(さわちかたいすけさん》がいます。僕は、この方とは長年のお付き合いをしていて、よく存じ上げています。
今日の1曲目は、“澤近さん”がアレンジした曲《さくらさくら》。

曲を聴き終えて…
倫『こう来たか?!と。』
大『今回のアルバムでは一番クラッシックギター、という感じかな。』
倫『これを聴いてみんなが思い浮かべるのは“琴”だと思う。それを彷彿させる部分があると「やっぱりクラッシックギターだな。」と。スティール弦では表現出来ない部分がある。アルバム全体を通して半分がギターソロ、他は、別な楽器が入る。個人的な意見として、ギターソロの中では1・2・3弦のプレーンな弦と4・5・6弦の巻弦の味の違いが凄く出ている弾き方であり、アレンジでもある。』
大『この曲をもらった時「すぐには弾けない」と見た瞬間に分かったので「2週間〜3週間くらい弾かせて下さい。」と。それで出来ました!』
倫『2週間〜3週間しかかからないのが凄い。』
大『毎日弾いてました。練習する時も先ずこの曲から始めるという日々を過ごしてました。』

日本人だからこそ元々流れてる血があるから、そんな短期間で仕上がったんでしょうね。異色と言えば異色です。

倫『今回のアルバムは、選曲も含めアルバムとして楽器構成や曲調も幅広く楽しめる。』
大『デビューして17年の歩みを一枚のアルバムに集約させたかった。これまでの代表曲、自分のルーツとしてある“日本の心”“クラシック”“JAZZ”などだったり、自分が持ってるところに着地させたい、と思いました。』
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このアルバで通算10枚目だそうです。
倫『以前弾いてた曲を改めて録り直したりすると、自分の違いというものが分析できる。その時に〝今の方がいい〟〝あの時の方がよかった〟ってどっちに傾くことが多い?』
大『今の方がいい。』

“大くん”のファンクラブ会報誌の中でピアノの“榊原大さん”が「若い頃に持っていた狂気を失っていると感じる時がある。でも“大くん”にそれを感じるんだ。」と、面白いことを言ってました。

倫『僕も全く同意見で、それを失った自分は悪いのか?そうじゃない。失ったのは残念だけど、年と共に違うものが出てきた。だから17才でデビューした“大くん”が今の自分を聴いて、そう感じる時があるんじゃないかな。』
大『デビューした当時は、ガムシャラに弾いてました。クラッシックギターにドップリで、その世界しか知らない少年がギターを弾いている、という感じ。リズムとかよりも、書かれている譜面に忠実である事だったり、そこで感じる起伏などを表現する事ばかりに目がいってて、〝音楽の三要素(リズム・メロディー・ハーモニー)に意識していたか?〟というと感覚的に弾きまくってた感が強い。』
倫『みなさん、ご本人が感じる違いも是非感じ取って下さい。』

最後に、オリジナル曲《インナーサウンドスケープ(Inner Soundscape)》。

収録を終えて…
昨年も何ヶ月所かジョイントさせて頂き、その度に「何を演ろうか?」「次はどんな曲に挑戦しようか?」そんな話をしているのが楽しい。そうやって、二人で演奏できる楽曲が徐々に増えていく楽しみ、プラス、それ以上に若い彼のパワーとエネルギーを分けてもらう、という年寄りならではのジョイントの楽しみを感じさせてくれます。
演奏は言うに及ばずですが、プラスの部分もたくさん持つ、素晴らしい好青年です。

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【木村大ライブスケジュール】
・2月14日(日)兵庫尼崎「あましんアルカイック・オクト」ゲスト:沖仁
・2月27日(土)福井・越前「越前市文化センター小ホール」岡崎倫典&木村大
・2月28日(日)三重・鈴鹿「どじはうす」ピアノ:榊原大
・3月20日(土)東京・町田「まほろ座MACHIDA」木村大&岡崎倫典

詳細は〝木村大〟オフィシャルHPまで。
http://www.kimuradai.com

“大くん”、ジョイントライブ、楽しみにしてます。
番組にもまた、遊びに来て下さいね。

【木村大最新CD】
ECHO
ECHO

■Ryntenライブスケジュール
●ソロライブ
・2月6日(土)高知「Bee Station」
・2月7日(日)香川高松「黒船屋」
・2月13日(土)大阪河内長野「百年邑」
・2月14日(日)福岡朝倉「音茶」
・2月19日(金)岡山笠岡「カフェド萌」
・2月28日(日)岐阜高山「ピッキン」
●ギターセミナー
・2月12日(金)奈良「ビバリーヒルズ」
・2月20日(土)&21日(日)広島福山「バーカブロ」
●岡崎倫典&木村大ジョイントライブ
・2月27日(土)福井越前「越前市文化センター小ホール」
・3月20日(日)東京町田「まほろ座」

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。