Rynten #666 インプレッション ”オリジナル&カバー 聴き比べ” #7

7月に入りました。2021年半分を折り返しました。いかがお過ごしでしょうか。

関東甲信はまだ〝梅雨〟の真っ只中ですが、皆さんのお住まいの地域はいかがですか?〝梅雨明け〟のニュースもあちらこちらで飛び交う時節です。
〝新型コロナ〟の影響もありお休みしている【Ryntenバイエル】ですが、それを『参考にしながら、日々ギターを練習しています。』というお便りを中国から頂きました。『中国の方にも観てもらっている。お役に立ててる。』と思うと非常に嬉しかったです。ご質問を兼ねてのお便りでしたが、質問には直接お答えさせて頂きますね。さて、先日「日本の人口が世界で第11位に後退した」というニュースがありました。それまではベストテンに入っていたのですが…つまり日本の人口が減った!と言う事ですね。それは「あっ、そうか。」で僕の中では終わったのです。第 1位はやはり中国。14億あまりの人口を抱えている国です。ところが 2位にインド!間も無く14億に届こうか?!という人口らしい。僕が知ってるインドの人口は 4億や 5億の時代まで。「もうそうんなになったのか?!」と、驚きました。以前「インドの人口が世界一になるだろう。」というお話をした記憶がありますが、いずれにしろ中国とインドの 2つの国の人口を合わせただけで、世界の人口の 3分の 1をはるかに超える、それほどの人々がそこに住んでいる、ということですね。国の面積が広いから、とはいうものの人口密度というのは高いのではないでしょうか。

M1《Misty Eys〜Heartstringsより》

【Rynten Impression】
今週もオリジナル&カヴァー聴き比べ ー そのVol.7をお届けします。今回と次回は『Bob Dylan(ボブ・ディラン)の曲』特集です。今日はその1です。
・The Times They Are A-Changin’ (時代は変わる)/ Bob Dylan:詩の世界は60年経った今でも十分通じる、ものがあります。時代を飛び越えて普遍的なものを歌う詩の世界はすごいものがあり、新しい世界を切り開いた、と言っても過言ではありません。ノーベル文学賞を受賞したのは画期的でしたね。
・The Times They Are A-Changin’ / Simon & Garfunkel:1964年〝Wednesday Morning(水曜の朝午前3時)〟から。これよりも6、7年前に〝トム&ジェリー〟で一度デビューしていますが、名前を変えての再デビューアルバムです。プロデューサー〝Thomas Blanchard Wilson Jr(トム・ウイルソン)〟が〝 Bob Dylan〟のプロデューサーでもあり、その繋がりからのカバーです。彼は〝Simon & Garfunkel〟の〝Sound Of Silence〟にリズムセクションをつけ、それが全米NO.1に輝きました。
・Lay, Lady, Lay / Bob Dylan:1969年アルバム〝Nashville Skyline(ナッシュビル・スカイライン)〟に収録。〝Barbra Streisand(バーバラ・ステライザー)〟の為に書いたという発言もあったとか。これまでの歌い方や声が全く違います。元々は映画〝Midnight Cowboy(真夜中のカーボーイ)〟のために作られましたが、映画に間に合わず〝John Barry(ジョン・バーリー)〟の楽曲に変更された、という経緯があります。多くのアーティストがカバーしています。
・Lay, Lady, Lay / Bryan Adams:この楽曲で僕が一番好きなカバー。カナダのボーカリスト。

【Key of R】
今日の生演奏は《 Simon & Garfunkel》のレパートリーから《Scarborough Fair(スカボロー・フェアー)》。〝Scarborough Fair〟はもともと、イギリスの伝統的な歌、と言ってもいいでしょう。17世紀に存在していた歌。18世紀には歌詞は、今の形があるという記録があります。ちなみに〝Simon & Garfunkel〟は単純にカバーするだけではなく、そこに別バージョンを〝Art Garfunkel〟が作り〝Paul Frederic Simon 〟がオリジナルの主旋律を歌っていく中で〝Arthur Ira Garfunkel〟が違う歌詞で絡んでいく、というcanticle(キャンティクル)・詠唱が加えられています。〝Arthur Ira Garfunkel〟がメロディーを作り、〝Paul Frederic Simon 〟が詩を書いた。どちらかというと、反戦的な内容。そのメロディーが全く色合いの違う美しいバラードの〝Scarborough Fair〟に絡んでいく辺りをところどころに再現しながらギター1本にまとめてみました。

■Ryntenダイアリ
【ギターセミナー@F2音楽教室】
毎年冬に開催していただいている〝F2音楽教室〟でのセミナーです。今回、春のセミナーとして主催して頂きました。

コロナ禍にも関わらず、ご参加頂きました皆さん、ありがとうございました!やはり、教える、ということは本当に勉強になります。

新しいアルバムからの選曲や基礎レッスン、ご自分で僕の楽曲(譜面になってない)譜面を起こしてきてくれた方、などなど本当に有難かった〜。

終演後は〝ビバリーヒルズ〟へ移動し、店主の〝坂口氏〟の手作り料理を頂きました。どれも美味しかったなあ。中でも前日から煮込んでいたという〝おでん〟は絶品でした!有難いことです(涙)。末娘の〝すずちゃん〟も付き合ってくれました〜。ありがと〜!すずちゃん!だけど、写真を撮るのを忘れてしまった。。。
〝F2音楽教室〟でのギターセミナーは、冬だけでなく来年から〝春〟も開催して頂ける様、頑張ります!レッスンが終わった後、校長先生とツーショット。おしゃれですね。

そして、〝F2音楽教室〟でアコギ・エレキ・ベース・作曲や作詞・編曲と幅広く教えている、専属講師の〝蒲生(がもう)さん〟と。好青年です。

今回の〝霊峰富士〟。奈良入りした日から帰京するまで、ずっと雨だったなあ。まあ、梅雨ですから仕方ないですが、富士山が幻想的に浮かんでいた…。

【Rynten Live】
●ライブ
・7月10日(土)静岡浜松「なんでモール」
18:30スタート 3,500円(要ドリンク)
(問)同 TEL053-474-8889
http://www.nandemall.com

・7月17日(土)福岡朝倉「音茶〜17周年記念ライブ」
〝まんえん防止〟発出中により無観客ライブ・生ライブ配信のみとなりました。
19:00スタート O.A. 18:30〜眞鍋正宏(配信はありません)
配信チケット 2,200円 購入はこちらから↓
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/71809

・8月5日(木)奈良ビバリーヒルズ「Rynten Okazaki Live 2021」
ゲスト:押尾コータロー
19:00スタート 前6,000 当6,500(共にD別)整理番号順/全席自由
チケット:ビバリーヒルズにて電話予約のみ TEL 0742-26-7444
※ソーシャルディスタンスにより、40名限定。
※お一人様2枚まで。
https://flower6.jp/index.html

・8月26日(木)北海道札幌「No Boggy」…詳細未定
出演:堺長生、岡崎倫典

●ギターセミナー
・7月18日(日)福岡朝倉「音茶」
全プライベートレッスン、50分、8,800円(消費税込)
(問)同 TEL 0946-52-3672
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

●延期
・7月11日(日)福山「通り町交流館」→9月12日(日)
●中止
・7月14日(水)広島@Cafe Jive「アコースティックギターと朗読の夕べ vol.2」
・8月21日(土)群馬「野反湖フィールドフォークコンサート」

■アルバム/譜面集情報
●お知らせ
譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 珠玉のメロディ20 (CD付)』

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