Rynten ゲスト #453 PANTAさん pt.2

世はハナミズキ、サツキを通り越して紫陽花の季節がやってまいりました。もう少し帆を進めるとひまわりの季節がやってまります。いかがお過ごしでしょうか?

以前と比べると部屋の湿度計が上がっています。
僕も仕事が立て込んでいる時には、カップラーメンをよく食べます。
ただ、よく見かける〇〇屋のラーメン、〇〇地方のラーメン、老舗あるいは繁盛店を模してその味を提供するカップラーメンもたくさん出てきています。これは僕個人の意見ですが、そう言ったラーメンを美味しいと感じたことがないんですよね。確かに企業努力もあるとは思いますが、最初から「これはあくまでもカップメンです。」と作られたものの方が美味しい。
名前を出しますと、カップ麺草創期に作られた、日清のチキンラーメンやカップヌードル。うどん系のカップ麺というのは、良く出来ていると思います。赤いきつやどん兵衛など出しは絶品です。麺にこしを期待するのは無理かもしれませんが、よくここまで美味しく作れるな、と関心します。
みなさんはいかがでしょうか?

■Ryntenゲスト《PANTAさん
先週に引き続き《PANTAさん》にお越しいただきました。《マーラーズ・パーラー》を聴きながらのスタートです。

倫『〝PANTA〟さんといえば《頭脳警察》、日本のロックの低迷期、草創期を支えた人。それまでは日本のロック?は、グループサウンズしかなかった。』
P『お手本がいなかった。「日本のロックってどういうことやったらいいんだろう?」とまず言葉の選び方から始めた。今までの歌謡曲などの既成概念をぶち壊していかなければならないから、すごく毛嫌いされた。今だに業界からは違う目でみてる方がいらっしゃる方が多いと思う。』
倫『でも「だからどうした!?」という感覚もお持ちでしょ?』
P『はい。』

倫『グループを組まれた時のバンド名は〝ピーナッツバター〟でしたっけ?』
P『それは仮の名称。一時期、大手プロダクションに入りアイドルグループの弟バンドにされそうになって、「冗談じゃねえや!」と喧嘩して辞めた。でも今は、そのグループのギターの方とすごく仲がいいんです。そんな事件が毎日でした。時代がそうしてたと思います。その一年後、頭脳警察を創りました。』

「どうしてモノマネばかりが流行るのか?」「どうして横文字じゃなければいけないのか?」「モノマネ猿の大行進!」「グランドファンクをうまく演奏して何がいいんだ!」「レッドゼッペリンをうまくコピーして何が偉いんだ!」「世界に出るのは英語だ!」と、メンバーとよく喧嘩したそうです。カナダの〝フラワー・トラベリン・バンド〟が世に出た時、答えが出た!とおっしゃっていました。

フラワー・トラベリンバンド参考文献:https://ja.wikipedia.org/wiki/フラワー・トラベリン・バンド

ここで一曲。頭脳警察の後に結成された《PANTA & HARU》のアルバム《マラッカ》に収録されている《裸にされた街》。

倫『これもちょっと色が違う。アルバムを1曲目から通して聴くと生きるし、他の曲も生きる。いろんな側面がありますね。』
P『はい、必ずあるんです。倫典さんの生ギターの爪引きでこのメロディーをやっていただけると嬉しいかな、と。』
倫『いいですねえ。でもこのテイクもいいギター弾かれているじゃないですか?!素朴さの中でもキラッとするものがある。』
P『これが難しんです。』
倫『なんでもそうです。誤魔化せない。』
P『世の中簡単に見えるほど難しい、って。』

倫『先ほどお話の中で、頭脳警察を結成されたのが69年。丁度同じ時期にウッドストックでフェスティバルがありましたね。その影響ってありました?』
P『69年は本当にいろんな年でした。東大安田講堂陥落、渋谷の東横劇場でミュージカルヘアーが上演され初めてのミュージカル体験しました。これは大きかったです。

その後、このミュージカルが大阪へ行く途中、劇団全員がマリファナで逮捕され幻の公演と相成った…わけです(苦笑)。

PANTAさんは映画にも出演されて、〝稲村ジェーン〟や〝沈黙〟にまで。その沈黙の監督〝マーチン・スコテッシ〟さんと撮影中、ウッドストックの話をしたことが一生の宝物、と話されてました。

〝これから全国を回る〝犬婿入り〟という映画にも出演されていますので、ぜひ観てくださいね。

倫『プロデュースや楽曲提供もやられてますね?』』
P『そちらの方が好きです。オファーもされないのにうちにこもって曲書いて「俺だったらこうするんだけどなあ。」と勝手に料理するのが好きです(笑)。』
倫『日本中・世界中回っているのが好き、というのは限界がくるじゃないですか?!』

P『そうですね。ホテルの中で曲を創る、とかそんな器用じゃないですから。自分の手がとどくところに電源のスイッチがあって…。』
倫『一緒です。椅子を一回転したら全ての用が終わる。』
二人で(爆)

お別れの曲は、《時代はサーカスに乗って》。
〝アイドルグループ制服向上委員会〟と〝寺山修司さん〟の血をひく〝血色咸宜弾〟という女の子の劇団と合同でやった時代はサーカスの像に乗って、というミュージカルの最後に自分が書いたこのテーマソング。それを頭脳警察でシングル化。「「オリコンチャートだ!」と歌ったのが、この曲。」と話して下さいました。

収録を終えて。
PANTAさんといえば頭脳警察。頭脳警察といえばPANTAさん。僕らにとっては先輩であります。大学時代、僕もロック小僧でしたから、幾度となく耳に届いていた頭脳警察です。日本のロックの幕開けを演出した当事者が今も現役で日本各地を回っていらっしゃるところにエールを送る、感動すら覚えます。放送禁止になるような曲をたくさん書いたRockerですが、30年前あれだけの波風を立てたのか?!というくらい柔らかい方でした。今後ともよろしくお願いします、という感じです。ライブスケジュールもたくさんあるようですので、ぜひチェックしてみてください。

PANTAさん、また遊びにきてくださいね。

【PANTA スケジュール】
・6月22日大阪高槻「Music Square 1624 TENJIN」
・6月23日名古屋「TOKUZO」
・6月24日東京下北沢「風知空知」
・6月25日東京目黒「アピア40」
・7月2日浜松駅前
・7月9日横浜「ロッキーシティー」

PANTAHP:http://www.brain-police.com

【中国南端〝海南〟】
〝福州〟から飛行機で約2時間、海南省〝海口市〟へ。迎えてくれたのは、3年前も主催してくれた〝珠さん〟と昨年7月北京でお会いして以来の再会です。

街は至る所で開発中。長閑な風景は消えてしまうのか…と残念な気持ちも。これも時代の流れですね。

ホテルはというと…町の外れでしたが、すごいリゾート地。ゴルフがメインなんだとか。夏には賑わうんでしょうね。

ライブの方は、超満員。本当に有難い。スタッフの皆さんに感謝。

オープニングには、〝ワン君〟と珠さんの息子さん13歳。僕は、彼を〝珠ジュニア〟と呼んでました(笑)。で、息子さんから「「トトラの島」を演りたい!」とオファーが。完璧に弾いてましたねえ。前回、お会いした時もかなりの腕だったので、楽しみにしていました。ソロは押尾君のカバーでした。

アンコールでは「質問コーナー」を設けました。「何か質問ありますか?」との問いかけに手をあげる人の数が半端ない。

急遽、終演後にインタビューが。

打ち上げはバーベキューのお店で乾杯。

【天津へ】
海口から、急遽キャンセルとなってしまった〝南昌〟経由で天津へ。なんと!5時間もかかりました。中国って本当に広い。
移動で疲れきった僕たちを迎えてくれたのは、楽器店を経営する〝皮さん(ぴさん)〟一行。早速夕食へ。用意してくれた紹興酒が嬉しかったなあ。

そして、その翌日のライブ前、ぴーさんのお店で取材。S Yairiを製作している〝王さん〟との出会いも大きかったですね。

お店の前で、女性スタッフと。

ここは〝音楽ストリート〟と言われ、楽器屋さんや衣装屋さんなどがずらりと立ち並んでいます。とあるお店の前に一匹のアヒル。聞いたところによると番犬なら〝番アヒル〟なんだそうです。よく吠えて?鳴いてました〜。

そしてライブ。430人もの人たちが来てくれました。お客さんがとても暖かかった(涙)。

打ち上げはバーベキューのお店で。

【ライブ@上海】
上海に戻り夜の街を闊歩(笑)。

中国ツアー最終日は〝上海〟。以前も演奏させてもらった会場です。たくさんの人たちが来てくれました。オープニングには、地元〝ワン君〟と〝ウッディー君〟。とても面白いユニットでした。
ここでもワン君と一緒に〝トトラの島〟。最終日だけに感慨深いものがありました。

福州の主催者〝りーさん〟が「もう一度観たい!」と新幹線で5時間もかけて来てくレたんです(涙)。

打ち上げはみんなで鍋を囲んで乾杯!

みんなで記念撮影。

【戻り日】
上海に滞在する時には、スタッフのおすすめで、必ずここでランチしてました。安いし美味しい!決して広いとは言えない店内はいつも超満席。
空港へ向かう前の最後のランチ。お店のマスターと奥さんと写真を撮らせてもらいました〜。

ここには猫がいます。1匹や2匹ではありません。4、5匹いるんだとか。マスターと奥さんが面倒を見ているそうです。レジカウンター奥には、生まれたばっかりの5匹の仔猫も。そして、入り口には爆睡した仔。何をやっても起きない(笑)。来るお客さん皆さんは、猫がいるのを承知で来店しています。皆さんも、この仔にちょっかい出すんですが、我関せず…でした〜。
マスターと奥さんはきっと優しい方なんだろうな…だから料理も美味しい…美味しいからお客さんが集まる…そんなことを思っていました。

最後に、今回、上海での主催・ツアーコーディネイトやPAに限らず、細かなところまで気遣いしてくれた〝RUSIさん(僕の左側)〟とコーディーネイト・アテンド・オープニングと奮闘してくれた〝ワン君〟。本当にありがとうございました。謝謝!
最後に、RUSIさんのスタジオ前で。

■Ryntenライブスケジュール
・6月24日(土)千葉九十九里「シーブリーズ」
・7月1日(土)福岡朝倉「音茶」
・7月15日(土)静岡浜松「なんでモール」
・7月16日(日)福山「とおり町交流館」
・7月22日(土)岐阜高山「ピッキン」
・7月23日(日)三重志摩「プルーフ」
●北海道ツアー
・7月5日(水)釧路「釧路倶楽部」
・7月6日(木)釧路「HOBO’s」
・7月8日(土)札幌「札幌スクールオブミュージック&ダンス専門学校7F LS-1」
・7月10日(月)富良野「きつつき」
・7月11日(火)増毛「牛田屋」

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

「Rynten ゲスト #453 PANTAさん pt.2」への1件のフィードバック

  1. >>カップラーメン

    まさか番組で倫典さんからこの話題が出てくるとは思いませんでしたが、私も元祖派です。(笑)あの味の裏にはいろいろな苦労があるんだろうなぁと想像してしまいます。私はどちらかというと、「カップ」より「袋」系統が好きです。チャル●ラとか・・・・。(笑)子供のころから親しんだ味ですからね。初めてガスコンロの火を使ったのも即席めんではないでしょうか。今でも変わらぬ味。これは文化ですよね。

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