【河童のひとり言】
「人の好みは十人十色」と言いますが、最近東京では“児童ポルノ”の取締りの一環で、漫画での表現規制についての条例を検討しているようです。「子供の裸が好き」だという、特殊な好みを持つ方が多いのも、東京ならではかもしれませんが、その表現の規制の具体例に「ワカメちゃんのパンチラはOK」とか、「ドラえもんに出てくるしずかちゃんの入浴シーンはOK」という基準が設けられたそうです。“ワカメちゃんのパンチラ”ねぇ・・・想像すると「萌゛ぇ゛」っとなるんですけど・・・
【今週のRyntenニュース】
あれよあれよという間に6月も半ばに差しかかろうとしています。
そろそろ洗濯物には事欠く、不便な季節がやって来きます。
如何お過ごしでしょうか?
子供の「児童ポルノ」、取り締まる条例としては成立していませんが『困ったもの!』です。
でもどちらが困ったのか…子供の裸が好きな方が困ったのか?あるいはそれを規制しようとしている方が困ったのか?
どちらもどちら!という感じもします。
いずれにしろ、児童ポルノに限らず本当にものの基準、良し悪しの物差しが刻々と変化している様な気がします。
常識が変わって行く、モラルが変わって行く、と言うより「薄くなって行く」とでも言った方が良いのでしょうか?何でもかんでも「いいじゃないか!」「何が悪いのか!」という会話が非常に多くなっている様な気がします。
最も、良し悪しの判断や首を傾げる様な判断の曲がり方、境界線をどこにおくか…逆に言えば「悪い」とされた方が今度は正当化に走る世界。
何となく政治の世界が見えて来る様な今日この頃です。
さて、Ryntenダイアリーです。
先週は広島の県北にある「三次(みよし)」でのソロライブと『花田植』、やっと念願がかない観てきました。
先ずは「三次」ライブの報告から。
三次でのソロライブは3年ぶりでした。
前回行った時は11月でしたので肌を刺す様な寒さだったのを覚えています。
でも今回は6月、お天気にも恵まれ新緑が美しく鵜飼の行事も重なり賑わいをみせてました。
街並みもきれいに整備され電信柱が一本もありません、まるで映画に出て来る様な風景です。
かつて賑わいを見せていたであろう商店街はシャッター通りとなってしまっていますが、街の皆さんが様々なイベントを企画したり、何とか「街を盛り上げよう』という気持ちが伝わってきます。
初登場の「食べものや 卑弥呼蔵 赤猫」。酒蔵を改装した食事処、名前の通り至る所に猫の絵があったり飾り物があったり…。
その中でもカウンターに飾ってあった一枚の絵、その中に書いてあった詩?に思わずうなづいてしまい、鯱ならぬ猫鉾?や
こんなところにまで猫が!と驚いた「瓦」などなど、実に楽しいお店でしたねえ。
勿論本物の猫も勿論いました!お店のご主人宅には猫が大勢?いるとか…そんな環境が羨ましくもありました。
三次には野球選手や作家さんらがかなり住んでいるとの事。
この日もとある作家さん(かなり有名な方です)がライブを観に来て下さいまして、なんとその日がお誕生日との事でお店のご主人が早速ケーキを焼き、みんなで「パッピバースデー」。
翌日は『花田植』の北広島町へ。
街自体は田園風景の広がるのどかなところですが、街に入った瞬間から熱気を感じました。
「保存会」の方々によると、この『花田植』はユネスコ世界無形文化遺産への推薦が決定したとの事。
是非、文化遺産に決定して欲しいですね。
僕の父親の実家はこの隣町、小さい頃おばさん達が「花田植とは?」と、見せてくれました。
人間も牛も着飾り、太鼓やお囃子に合わせて苗を植えていく…そんな光景をいつか曲にしたい!そう思いながら創ったのが、僕のオリジナル曲『花田植』です。
長い間「実際に観てみたい!」と思っていたのが、こんなに早く実現するとは夢にも思いませんでしたね。
とにかく感動!の一言につきます。
お祭りはまず、子供達による「子供田楽」から始まり「花笠」、「飾牛」そして「花田植」へと進んでいきます。
「子供田楽」…着飾った子供達は小学校から出発し町なかをお囃子に合わせ唄いながら会場へ向かい、その少し後「花笠」と呼ばれる人達が街中から会場へ。
「飾牛」と呼ばれる牛達は壬生神社で準備を整え祈祷をしてから同じく町なかを通り会場へ入り、メインイベントの花田植の前に耕します。
イベントがスタートする前に、まず壬生神社へいったのですが、境内では準備を終えた牛達がいる為(口蹄疫予防)中には入れず、神社の回りには消毒薬が散布されていました。
通常は境内で牛達と一緒に写真を撮ったり出来るそうですが、残念ながら致し方無し。
会場の回りにもマットが敷いてあり消毒薬がしみ込ませてありましたね。
メインである『花田植』には『早乙女』といわれる着飾った女性達が『田植歌』に合わせて苗を植えていくんです。
『花田植』本番の様子や写真は次回にご紹介します。
もともとの由来はその昔、農民の生活が苦しかった時代「少しでも楽しく田植えをしよう」と事から生まれたそうです。
もっともっといろんな地方の人達、日本のみならず海外の人達にもこの文化を観て欲しい、心からそう思いました。
このお祭りは毎年6月弟1日曜日に開催されています。
来年も行きたいなあ。
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弟4弾CD付き譜面集「フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集ー永遠のメロディー20」
【Ryntenバイエル】
Ryntenバイエルは、ボクのアルバム『HeartStrings』でカバーした外国曲「The Water is Wide」、4回目です。昨年、韓国に行った際、楽器店の方がボクのアレンジで弾いて聴かせてくれたことに驚き、うれしかったのを覚えています。アルバム『Heartstrings』と同じStandard tuning、capo:3で弾いています。
http://www.youtube.com/watch?v=Q6Z5a9_I0SE
今週の番外編は、サザンオールスターズの「TSUNAMI」。Standard tuning、capo:なしで弾いています。ぜひお聴きください。
http://www.youtube.com/watch?v=xTpom4TKlQU
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