Ryntenバイエル~vol.264「ハナミズキを弾こう 11回目」

気の早いお店では、ハロウィンを通り越して、そろそろ“クリスマス商戦”が始まろうとしています。如何お過ごしでしょうか?
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早速ですが、お便りを紹介します。
おなじみの“TAKさん”からお便りを頂きましたので、紹介します。
・『単純なコードでも指遣いの組み合わせで面白くなったりしますね。』
ーかなり弾ける方なんでしょうか?面白い目線で捉えてられると思います。
・『難しい運指は弾けなくて2分の1に落として弾いています。』
ー正解です。僕自身も自分のアレンジで難しい部分があったりするので、そんな時は2分の1まではいかないまでも、かなりスピードを落として弾く事が良くあります。アマチュアの方、曲に挑戦している方も是非テンポを落として弾いてみて下さい。これは練習だけじゃなくて、ステージに立ってもちょっとテンポを落として弾く事をお薦めします。僕たちよりも早いスピードで弾く人があまりにも多い。そして、途中で崩れてしまう…という例をを少なからず観かけます。
・『ギターって面白いな、フィンガーピッキングって面白いな。いい曲、いいメロディーほど運指に流れがあるんですね。“Your Song”“愛はきらめきの中に”などのアレンジにそれを感じます。』
ー本当に嬉しいです。有り難うございました。

■ライブスケジュールです。
・10月26日(土)埼玉越谷『MACS 大野楽器越谷店 Live House Memphis』
・11月3日(土)秋田『ポートタワーセリオン2F』
・11月6日(水)福島いわき『バークイーン』
・11月10日(日)三重四日市『ガリバー』
北海道ツアー
・11月16日(土)滝川「太郎吉蔵」
・11月20日(水)釧路予定
・11月22日(金)美幌「プチパーティー」
・11月23日(土)北見「ヴィーナス」
・11月24日(日)網走「バー・コード」
 他、調整中。

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
http://www.rynten.com

■Ryntenダイアリーです。
ここのところ僕は、執筆に追われる毎日です。

今回は、9月、韓国に行った時のお話をしたいと思います。
まだまだ書いていない事もたくさんありますので、順次アップして行きますね。

ソウルでのライブ前日、空港に到着後“サムソン美術館・Leeum”に連れて行ってもらいました。色々な時代の陶器などが展示されていて、韓国の歴史の勉強にもなりましたね。
観終わったところで、みんなで記念撮影。

ご紹介しますと…向かって左からリーダーの“Parkさん”、ソウル大学学生の“Su Young君”、そして日本が流暢な“Sang Miさん”と“Young Jae君”。
このお二人にはいつも通訳をしてもらっています。
サムスン美術館で

美術館を出た後、コーヒーのお店でひと休み。
誰かが注文した“あずき氷”。氷の上にミルクがかかっていてその上にあずきがのっています。
みんなで完食。
かき氷

ソウルに着いた後、“Su Young君”から韓国の“SUICA”の様な地下鉄のパスをプレゼントしてもらいました。で、早速電車に乗ったのは言うまでもありません。
このパスはもちろん、東京に持って帰りましたよ。
韓国のSUICA

何故か僕だけが座っていますが、これは決して立っているのが辛いから…ではありません(苦笑)。
地下鉄で

地下鉄のドアーにはこんな注意書きが…。
地下鉄

コンサート当日、ラジオのパーソナリティーをしていた“デイジーさん”と彼?とランチに行きました。“Sang Miさん”が僕の為にセッティングしてくれたんです。
再会できたのが嬉しかったなあ。
デイジーさんたちと

で、“デイジーさん”お気に入りの“鶏鍋料理店”に。“さつまいも”やパスタの様な形の“餅”が入っているのが見えますか?
これがまた美味しかった!
鶏なべ

コンサートリハーサルの合間に、スタッフの女の子が「倫典さんのギターを弾かせてもらえますか?」と言うので「いいよ。」と貸してあげたら、何と!僕の曲を弾いてくれました。上手でしたねえ。すごい!
名前を聞いたんだけど、覚えられなかった…ごめんね。。。
楽屋で

コンサート翌日、釜山に向かう僕らを“Young Ho君”(向かって左側)が見送りに来てくれました。彼は韓国の放送局主催のコンテストで優勝した事もある凄腕のギターリスト。右側にいるのは、僕らを釜山まで引率してくれた、釜山在住のギターリスト“Jong Geol君”。
2人とももちろん、出演者。
とても好青年、期待の星ですね。
ソウル駅

“Young Ho君”が出店で買ってくれたワッフルをほおばりながら、新幹線“KTX”で釜山に向かったのでした。
このワッフルがまた旨かった!
KTX

釜山での土産話もまだまだ沢山あります。
また次回に。

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenバイエル】
Ryntenバイエルは、一青窈さんの「ハナミズキ」11回めです。ボクの譜面集「フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 永遠のメロディ20」に掲載されている楽譜をベースに紹介していきますが、お持ちでなくてもなるべくわかるよう解説していきます。Tuning:Standard/CAPO:4で演奏していきます。ぜひ、チャレンジしてみてください。
http://youtu.be/ZuowQRJAxU8

今週最後の曲は、ボクのオリジナル曲「Living Naturally」。ぜひ、お聴きください。
http://youtu.be/KQ2tJjJZXyM

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)、あずみ野エフエム(http://www.azuminofm.co.jp/)以上、13局のコミュニティエフエム局で放送中です。

Ryntenゲスト ~Vol.263:西藤ヒロノブさん 2週目

10月も半ばを迎え、涼しくなりました。如何お過ごしでしょうか?
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2013年も3ヶ月半を残すところとなりましたが、一時的ではありますが、そろそろ‘流行語大賞’や‘サラリーマン川柳’が世に飛び交う季節なったかな…と思います。

NHKの連続ドラマでも言葉が流行った“じぇじぇ”。
東北では昔から喋ってる言葉ではありましたが、それが全国に広まりました。

この“じぇじぇ”…“おのまとべ”と云われておりましす。
例えば“ぶらぶら歩く”の“ぶらぶら”、“キラキラ”など一つの言葉を繰り返して形や様子を表す言葉。
この“おのまとべ”の語源がどこにあるか?分かりませんが不思議な言葉でもあります。
『日本語って難しいな。』と思い知らされます。

■おたよりコーナー
庄野真代さんにゲストでお越し頂いた時の話しです。
・TAKさんから『庄野真代さん、懐かしいですね。“ジャクロタングス”を聴きに行きたくなりました。』
ー是非行ってみてください。真代さんがジャクロタングスとダッグを組んで創ったアルバムは非常に聴きごたえがありました。
・むんぱぱさんから『庄野真代さんは‘いわき’の‘サンシャインマラソン’に毎年エントリーされています。オープニングの“飛んでイスタンブール”を聴いただけでは全く分かりませんでした。アレンジががらりと変わり、倫典さんの“花田植”の様でした。』
ーつまり、曲のイントロが最初のアレンジと違っていて分からなかった、という事ですね。むんぱぱさんはいわきにお住まいなのでしょうか?ありがとうございました。

■ライブスケジュール
インストアーライブ
・10月20日(日)兵庫神戸「アップルギターズ」
・10月26日(土)埼玉越谷「MACS大野楽器越谷店 Live House Memphis」
ソロライブ
・11月2日(土)秋田「セリオンタワーホール2F」
・11月6日(水)福島いわき「バークイーン」
・11月10日(日)三重四日市「ガリバー」
イベント出演
・11月9日(土)大阪「サウンドメッセ」打田十紀夫、南澤大介、岡崎倫典

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
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■Ryntenダイアリー
昨年に引続き、今年も僕の教室の発表会が東京新宿“SACT”で開催されました。
今回も生徒が主催、僕はゲストです。
お店に伺うのも2年ぶりでしょうか?
SACT

いつもにもまして、お客さんが多くて生徒たちもかなり緊張していた様です。
リハーサルの時から親の気持に…。
発表会1 発表会4

お客さんの中には、遠く宮崎からも…。
税田さんと

税田(さいだ)さん。
僕のblogにも何回が登場しています。
毎年春、宮崎の高鍋でライブをする時には必ず三線を持って僕とセッションもしたりしています。
それよりも何よりも、航空自衛隊に勤務されていて、戦闘機に乗せてくれる為にご尽力を頂いた方なんです。
偶然にも仕事で東京に出張、HPをみて駆けつけてくれました。
5月以来の再会、嬉しかった!

最後は生徒たちと記念撮影。
発表会2

さてさて、中央エフエムでみかけたポスター【食ベーノミクス】というタイトルの《築地秋まつり》。
食ベーノミクス

“旨いものめぐり”と称して会場内に色々なお店も出店されて食を楽しめるそうです。
さんまをきれいに食べるコンテストや各店の逸品が当たる抽選会などなど、企画も盛り沢山。
開催日は12日と13日の二日間。

【中央エフエム】からも生放送しますので、是非聴いてみて下さい。
パソコンやスマフォでも聴視できますよ。
僕も行きたいけど、今年は行けそうもありません…残念!

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
■ゲストコーナー
今週も先週に引き続きギターリストの《西藤ヒロノブさん》がゲスト。
10月30日リリースの6枚目となるアルバム《ゴールドサークル》から《ビッグサンフラワー》をBGMにスタートしました。11月には“ニューヨークカルテット”と一緒に全国ツアーをされます。

西藤さん2
“西藤さん”が持ってきてくれた、弦が6本ある“ギタレレ”という“ウクレレ”。
これはコアロハというハワイのメーカー。
この他に西藤さんが使用されているギターは、ナイロン弦は日本のヤマハ、エレキギターだとアイバニー、全てエンドースされているそうです。

倫『最初はロックギターリストという事でしたが、ジャンルは?』
西『ハードロックです。“オジー・オズボーン”とか。』
倫『おお~!今流れているサウンドとは真逆。』
西『(笑)学園祭で10バンドくらいあって、洋楽をコピーするバンドと邦楽をコピーするバンドに別れていて、たくさん音楽をする人がいました。』
倫『その時はボーカルも?』
西『コーラスをちょっと(笑)。』
倫『そこからアコースティックに移りウクレレに。今もレコーディングでエレキを持つ事は?』
西『エレキは多いです。今回は“アコースティックアンビエント”なのでアコギとウクレレを中心に。前作の“アルフィー”はエレキだけでした。』

“ウクレレ(ギタレレ)”談義を少し。。。

倫『ハワイではポップ?』
西『いいえ。このウクレレは、カウアイ島の楽器店で一目惚れして買いました。』
倫『6本の弦はギターと同じチューニングですね。』
西『インターバルはギターの5フレットにカポをした音程と同じ。そうした時、1弦から4弦がウクレレのチューニングと同じです。ウクレレのテナーチューニングなので、ウクレレを想像して編集も出来るんです。』
倫『ウクレレとした時、4弦目を7オクターブ上げれば普通のチューニングにもなる。テナーウクレレというのは、ギターの1弦目~4弦目と同じインターバルで並んでいるチューニングですね。ギターしか弾けない人にも自由に操れる。』
西『そうですね。ウクレレ弾く時もこのベース音を想像して弾いたりするので、僕も自由に動ける様になりました。』
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今日の1曲目は、ウアイ島にある“ハナレイ・サンセット”。

倫『サーファーでもありますよね。波はカウアイ島の方がいい?』
西『はい。カウアイ島はオアフに比べると人も少ないし、大自然が残っていてそこから学ぶものも多い。自然のリズムから自分の大きさを知ったり…。』

東北のためのコンサート“JAZZ for 東北”にも参加されています。
アルバムパンフレットには「循環し再生し続ける波のサイクル」をモチーフに…とあり、それがアルバムタイトルである、“アコースティックアンビエント”に結びつき、先の東北震災の為の“JAZZ for 東北”というコンサートへと繋がるんですね。

倫『自分の中で東北は?』
西『僕にとって原発事故が一番大い。僕の地元にも施設が出来る、という事もあって後世に残していくものを考える様になり、音楽に対する関わり方や考え方も変わって来た部分もあります。』
倫『今も被害にあわれた人たちや地域に寄付を続けていますよね。こういった事は、確固たる考えや足が地つき根を張ってないと出来ない動きだし、なまじ浮ついた気持ちだとなかなか踏み込めない。若いのに素晴らしいですね。今回のツアーには東北は入っていませんが。』
西『定期的に“JAZZ for東北”でたくさんのメンバーの方が行っているので、また、行ける機会があれば行きたいと思います。』
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この日本でのツアーには“ニューヨークカルテット”と4人のチームで動かれますが、この他にもいろんなユニットを持っています。

倫『その都度演奏する楽曲は違う?』
西『毎回違います。』
倫『ごちゃごちゃになりませんか?』
西『ツアーだと、やっと形になった時期に終わったりして、学ぶ事が多いです。』

大きく成長し続ける西藤さん。
ここで6弦ウクレレを弾いてもらいました。

倫『いい音してますね。日系の方が創られてる?』
西『はい、“おかみファミリー”。』
倫『その6弦を使いつつ、4弦も、8弦も…。8弦は復弦でちょっと大きく、ホノルル空港で迎えてくれる女性が弾いてるウクレレですよね。』
西『はい。』

最後の曲は、6弦ウクレレが登場する楽曲“パカラカナ”。
カウアイ島の南にあるそうです。

まだまだたくさん聞きたい事もあるのですが、時間が来てしまい…『ご一緒出来る機会があれば是非!』と約束してお別れしました。

アルバムを聴いてても本当に音楽って“人”だなあ、と思います。
輝かしい経歴を持ちワールドワイドに動かれている方なんですが、腰の低い、好感の持てるアーティストです。
“ゴールデンサークル”を発売記念し、ニューヨークカルテットとのツアーがあります。
是非足を運んで戴ければ、と思います。
素晴らしい世界を創る人たち、と、アルバムを聴きながら感じました。

西藤さん、また遊びに来て下さいね。
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【西藤ヒロノブ 最新アルバム《Golden Circle ~ゴールデン・サークル~》】
Golden Circle
Golden Circle

11月にはツアーも始まります。詳しくは、西藤ヒロノブさんの公式サイトにてご確認ください。
西藤ヒロノブ公式サイト:http://www.hironobusaito.cc
ゴールデンサークル2 ゴールデンサークル1

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)、あずみ野エフエム(http://www.azuminofm.co.jp/)以上、13局のコミュニティエフエム局で放送中です。

Ryntenゲスト ~Vol.262:西藤ヒロノブさん 1週目

時は10月、秋真っ盛りですあります。如何お過ごしでっしょうか?
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10月に入りました。
殆どの田んぼでは稲の収穫が終わり、冬に向けての準備が始まる時節です。

9月には大雨の影響もあり、特に東北地方では収穫直前の多くの果物たちがダメになってしまいました。
自然災害には手も足も出ない…被害を受けるのは農家の人たちにとっては胃袋を掴まれる想いだと思います。

逆に無事に収穫が終わった田んぼを眺めていると、食する立場でしかない僕たちですが、安心させられます。

海外からおたよりを頂いています。
・建偉 楊さんから“時の流れに身をまかせ”に『こんな素晴らしい演奏は今まで聴いた事がない。』
ーこれは嬉しいですね。有り難うございます。この曲は中国でも殆どの人たちが知っている曲ですから。逆に「なじみの深い立場で聴いてもらったのかな。」と思います。
・razzledingleさんから“Close to You(遥かなる影)”に『涙が出ました。幸せな時間にしてくれました。原曲よりいいのではないか。』
ー有り難うございます。本当に嬉しいです。

■ライブスケジュールです。
・インストアーライブ
10月20日(日)神戸「アップルギター」
10月26日(土)埼玉・越谷「MACS 大野楽器越谷店 LiveHouse Memphis」
・ソロライブ
11月2日(土)秋田「セリオンタワーホール2F」
11月6日(水)福島・いわき「バークイーン」
11月10日(日)三重・四日市「ガリバー」
・イベント参加
11月9日(土)大阪「サウンドメッセ」

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
http://www.rynten.com

■Ryntenダイアリー
先週は、ギターの神様《石川鷹彦さん》とのツアーで“広島”“奈良”愛知は“江南”へと行ってきました。

僕のふる里広島ではいつもお世話になっている、J’S Barの主催によるライブです。
場所は僕も初めて演奏させてもらう《SUMATORA TIGER(スマトラタイガー)》。
スマトラタイガー

有り難い事に満員御礼。
広島の僕のソロライブでは必ず唄ってもらっている、ボーカルの“ノコさん”が今回もゲスト出演。
ツインギターを従えて…のステージ…気持ちよく唄ってもらった?!と自負しておりますが…(笑)。
ノコさんと

会場には、“吉田拓郎さん”が所属していたフォーク村(僕も在籍していました!)の諸先輩方々がずらり。
鷹彦さんはデビュー当時から、“拓郎さん”のレコーディングには欠かせないギターリスト。
ステージでは、その裏話も登場したりして…。
広島記念撮影

打ち上げ終了後の記念撮影。

翌日、奈良《ビバリーヒルズ》。
この日は二部制の2ステージ。
第一部は後のステージがあるために、駆け足になってしまった様な…。
反省点でもありますね。
第二部の方がお客さんが多かったかなあ。
一部、二部と両ステージを観て下さった方々も…嬉しかったなあ、ありがとう。
前日の広島とはまた違った、鷹彦さんの“技”も!
鷹彦さんには、本当に勉強させて頂いています。
奈良では写真を殆ど撮れませんでした。。。次回必ず。。。
奈良記念撮影

打ち上げはいつものおでん屋さん、“竹の館”で乾杯。

三日目は愛知江南《ABC Cafe本店》。
ここでも満員御礼。
有り難い事です。
スケジュールが決まった当初は主催でもある、ギター《フォルヒ》代理店《スタジオM》の予定でしたが、予想を上回る予約が殺到したため、広いお店に変えたとの事。
ステージには宣伝用の飾り付けも!
ABCカフェリハ

ライブ終演後は、お客さんと懇親会。
懇親会

最後はスタジオM社長水野氏の一本締めで「お疲れ様でした~。」。
一本〆

お客さんに頂いた、岡崎市のゆるキャラ“オカザえもん”クッキー…。
オカザえもん

このジョイントライブ、みなさんに楽しんで頂けた様で僕らも本当に嬉しいです。
今回、このツアーにおいて、各会場の地元スタッフのみなさんにたくさんのお力添えを頂きました。
御陰様で無事に終える事が出来ました事、この場を借りて心より御礼申し上げます。
有り難うございました。

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
■ゲストコーナー
今週と来週はまたまたゲストの登場です。
今回は、世界中を回っているギターリスト、《西藤(さいとう)ヒロノブさん》。
間もなくリリースされる、6枚目となるニューアルバム《ゴールデンサークル》から、柔らかなサウンド《ビッグサンフラワー》をBGMに『初めまして。』のご挨拶。
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どことなく日本人離れした面立ちと南の国から来た様なヘアースタイルです。

倫『写真やYouTubeで見せて頂きましたが、どの髪型が本物なのか分からない(笑)。顔が想像出来なくて…日本の方の様には見えない。』
西『そうなんです。会う度に変わるからカメレオンって言われたりします(笑)。』
倫『ワールドワイドに動いいていますよね。お住まいは?』
西『地元は九州宮崎、アメリカには1999年から。ニューヨークに住所があってアメリカと日本を半分ずつくらい。』

新しいアルバムについて。
倫『最初のアルバムはスペインのレーベルからリリース?』
西『はい。フレッシュサウンドレコード。』
倫『どういうきっかけから?』
西『2003年、バークリー音楽大学の卒業記念にレコーディングしたものが、プロデューサーの目にとまり「うちから出さないか?」と。そのレーベルはニューヨークの新進系アーティストや自作自演アルバムを出していて、僕も何枚か持っていたので「そこから出せる。」というのがすごく嬉しく思いました。』

幸先のいいスタート。そこから広がっていった…素晴らしいですよね。
もっとも、中身がないと…ですが(笑)。
西藤さんはユニットグループでレコーディングされています。

西『これは2011年にツアーをしたメンバー。震災の数ヶ月後だったので「今の気持ちを残そう。」とそれぞれがアレンジした曲やツアー中に曲を書いたりして創ったアルバムなんです。』
倫『本当に聴き易いアルバムですよね。やさしくさせてくれる、と言うか…。僕も含めて色んなギターリスト…僕も一応ギターリストのはしくれ(爆)だけど、ギターリストと一言でくくるにはあまりにも色々な音楽があると感じるアルバム。』
西『はい、ありがとうございます。』
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メンバーもすごい。
お国柄の違いというか…また違った豊かさを感じます。

ここで、ニューアルバムからオリジナル曲《ゴールデンサークル》。
日本的な部分、海も感じるしグローバルなサウンド、楽曲です。

倫『1999年バークリーに行かれて、このレコーディングメンバー仲間と学んでいたわけですよね。』
西『そうです。今、ニューヨークに残っている者もいるし、ピアノの“ミルトン”はテキサスに引っ越しして、みんな転々としています。』
倫『ピアノの“ミルトンさん”は若干30才。13才の時にモントルージャズフェスティバルに自分のトリオで出演、凄い!』
西『ベースの“マルコ”、ドラムの“ジョン”もバークリーで目立ってたし、“ミルトン”は飛び級で入って来てその時から才能を発揮してました。』
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倫『最年少で学校に入って来た?』
西『最年少で一番凄い、みたいな。』
倫『バークリーで始まりスペインのレーベルからアルバムを出して、輝かしい賞も獲られてますよね。』
西『はい。それがきっかけでスペインに行ったり、ツアーしたりする様になりました。もともとロックギターリストだったんです。20才くらいの時にジャズやボサノバに出会い、バークリーでは「ジャズしか聴かない」生活スタイルになって…そこからまたニューヨークへ行き、旅する中ワールドミュージックにも興味を持ち、いろんな音楽を聴く様になりました。』
倫『影響を受けたアーティストは?』
西『ジャズでは“モンゴメリー”、ボサノバだと“バーデンパウエル”“ジョアン・ジルベルト”から始まりクラブミュージックも。』
ツアー中にピアノの“ミルトンさん”とドラムの“ジョンさん”が創ってくれたという《23(Twenty Three)》。

西藤さんはクラブミュージック系のアルバムも創り、アフリカの人とツアーもされています。
本当に幅広いです。きっと世界中に音楽仲間がいるんでしょうね。

ここでもう1曲。

アルバムリリースと同時にスタートする今回のツアーには、名古屋からスタート。
レコーディングメンバー《ニューヨークカルテット》も一緒です。
スケジュールを見ていると、僕もライブを演ったところも…。
でもやはり九州が多いですね。『九州で育ち応援してくれる方も多くいるので。』と話していました。
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今週は、ここでお別れ。
一度ニューヨークに戻ってもらい(爆)、また来週も来て頂きますのでどうぞお楽しみに。

【西藤ヒロノブ 最新アルバム《Golden Circle ~ゴールデン・サークル~》】
Golden Circle
Golden Circle

11月にはツアーも始まります。詳しくは、西藤ヒロノブさんの公式サイトにてご確認ください。
西藤ヒロノブ公式サイト:http://www.hironobusaito.cc
ゴールデンサークル2 ゴールデンサークル1

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)、あずみ野エフエム(http://www.azuminofm.co.jp/)以上、13局のコミュニティエフエム局で放送中です。

Ryntenゲスト ~Vol.261:庄野真代さん 2週目

2013年を振り返り、もう4分の3が終わってしまった事に気づきました。“光陰矢の如し”という一言では片付けられない程、時の流れが早く感じられる僕ですが、みなさんは如何ですか?
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早速ですが、お便りをご紹介したいと思います。
9月初旬に韓国のソウルと釜山へ行ってきました。特に、釜山ではワークショップもやりましたね。
韓国の方々からお便りを頂きました。
・Ki Young Namさんから《Smoke get in Your Eyes(煙が目にしみる)》に『Very very splendid. Tab譜が欲しい。』とも。
・광섭 차さんからは、《Close to You》にコメントを頂きました。

その韓国での写真などをアップしておりますが、釜山で《City of Tokyo》を70人程の学校で演奏した時に、全員総立ちで僕の演奏に合わせて歌ってくれたんですね。もう、前代未聞です。しかも歌詞がない…メロディしかない曲を中高生が手拍子、足拍子でハミングしながら歌ってくれたのは、感動でした。
同じ日、全校生徒さん全員がギターで僕の《トトラの島》《雲の上の小さな島》を演奏してくれました。これもまた、感動でした。

そんな僕のブログにTAKさんから印象的なおたよりを頂いています。
・『次世代まで弾かれ継がれて行くであろう文化を感じます。』

他にも《少年時代》《Bayseide Resort》などの楽曲に関するメールも頂いています。
みなさん、有り難うございました。

■ライブスケジュールです。
インストアーライブ
・10月20日(日)神戸「アップルギター」
・10月26日(土)越谷「MACS大野楽越谷店 Memphis」
ソロライブ
・11月2日(土)秋田「ポートタワー セリオン2F」
・11月6日(水)福島いわき「バークイーン」
・11月10日(日)三重四日市「ガリバー」
イベント出演
・11月9日(土)大阪「サウンドメッセ」

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
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■Ryntenダイアリー
今回は京都から始まり、高山、福岡とまわり東京に戻りました。

京都《都雅都雅》は今月で閉店します。京都の灯りが消えるようで寂しいですね。
でも、閉店の理由はビル自体の問題だそうですから、またどこかで再開される事を願っているアーティストも多いと思います。もちろん僕もその一人です。

いつも熱いお客さんの多い京都ですが、この日は一段と熱かったような…。
遠く鳥取から来てくれた友人達や僕の教室生徒の“大地君”も。
終演後はみんなで《ぴん》で打ち上げ。
ぴん

“ぴん”は以前、ここで紹介しましたが、ふらっと呑みに立ち寄ったお店でした。で、僕らが呑んでいたらマスターが「お客さん、僕の好きなギターリストによく似てますね。」と声をかけられ、「何ていう人?」と聞いたら「岡崎さん、っていいます。」。びっくりしたと同時に嬉しくて思わず車の免許証を見せてしまいました(笑)。
それ以来のお付き合いです。

その後は、きたやまさん、二郎さん、鈴木康博さんらたくさんのミュージシャンが訪れているそうです。ライブのやっているんだとか。僕の知り合いのミュージシャンたちも、ここで演奏しています。

この日もお客さんで一杯、なにより!

みんなで“都雅都雅”の再開を祈りながら、記念撮影。
京都記念撮影

翌日は岐阜高山“ピッキン”へ。
電車は満席。
「みんな何処へいくんだろうか?」などと考えていましたが、この日から連休という事に気がつき…。
しかも初日…混んでいるのもあたり前か…と納得しましたが。。。

車中で見た飛行機雲、澄んだ青空が奇麗でした。
飛行機雲

今年も東京から来てくれた人、長野からも駆けつけてくれたみなさんありがとう!
僕のライブには何度も足を運んでくれてるみなさんの顔も。
嬉しかったなあ。

打ち上げは、マスターに時々連れて行ってもらう“浪速すし”で乾杯。
マスターと記念撮影。ピッキンの看板に似てますよねえ(笑)。
ピッキンのマスターと

少し前から風邪をひいていたんですが、この日に限って咳が…。
みなさんにご心配をおかけ致しましたが、何とか治りつつあります。

中部国際空港から一路福岡へ。
移動日でしたのでやや気持ちも楽になりましたが、結局音茶のマスターと呑んだくれてました(爆)。

そして、津屋崎“サーフ9”。
今回もたくさんのみなさんに来て頂きました。
サーフには、新たに3匹の猫が。。。
サーフの猫達

何度か紹介している、“ミー子”が3日程戻っていないそうです。『たぶん、交通事故にでも合ったんじゃないかな、と思う。』とマスターが言ってました。
確かにサーフの回りは閑静なんですが、それに反比例して車の行き来が多いのが気になっていました。
無事であればいいのですが…。
“トラ”は相変わらずのマイペース。風が気持ちいいのか、ずっと寝てました。
サーフのトラ

今回の富士。
今回の富士

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
■ゲストコーナー
今週も先週に引き続き《庄野真代さん》にお越しいただきました。
『今週で2回目。もう2回会ったら友だち。』とご挨拶をされた“庄野さん”。
今回もジャクロタングス”との新しいアルバム《Cinematique》から《飛んでイスタンブール》を聴きながらスタート。
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先日の“オリンピック”選考で賑わした“イスタンブール”。
庄野さんは『気持ちはイスタンブールに一票でした。』だったそうです。
僕も東京が選ばれたのは嬉しかったけど、意外でしたね。

庄『東京が選ばれたのは嬉しい事。でもオリンピックはスポーツでの平和の祭典、世界中の色んな国で開催したらいのになあ、って思いました。』
倫『開催する事によって発展する足がかりにもなる。』
庄『インスタンブールに決まったら「聖火ランナーに立候補しよう。」と思ってました(笑)。この話題の中でこの曲をタンゴ風にアレンジしてレコーディングしてたんです。』
倫『この落ち着き方は、アレンジだけだはないと思う。』
庄『ジャクロタングスって20代と30代ちょっとの3人。レコーディング中はお母さんみたいな気持ち、保護者みたいな(笑)。』
倫『積み重ねって凄い!』
庄『何を歌っても理想の歌い方に近づかない。こんな未熟でいいんだろうか?って。今日が一番若い、明日と比べると今日が未熟だから。』

そんな謙虚さが前にすすむエネルギーになっているんですね。
78年リリースのシングル、“飛んでイスタンブールは”3種類のジャケットで発売されています。

庄『最初、ヒットすると思ってなかったので、その少し前に撮った宣伝用写真を使いました。その後「売れてるらしい。」「ちゃんとしたジャケットをスタジオで撮ろう。」と。でも急いで発売したので「構図がよくない。」となり、再版する時に、別のを使ったんです。』
倫『ファンの方は全部欲しいでしょうね?』
庄『そうかなあ。私のジャンルは“ニューミュージック”と呼ばれて、全体的に「このジャンルが好き。」みたいなファンの人が多いです。』

そんなファンの方々がいてからこそ、長続きするんだと思います。
ここで、“Cinematique”から“ウナ・セラ・ディ東京”。

聴き終えて…
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倫『原曲は知ってますが、こんな世界になるとは…。』
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庄『アレンジの“木田さん”は“ザ・ピーナッツ”をリスペクトして創ったと…。』
倫『“ザ・ピーナッツ”のコーラスが聴こえて来る様な…。ユニーク、個性的なアレンジですね。』
庄『どの曲にもフージョンとか色んな要素が入っていて、通して聴くと面白いアルバムです。』

そのコンサートは、“ジャクロタングス”の3人とレコーディングに参加したバイオリンとギターのメンバーが加わるそうです。庄野さんは『CDサウンドと同じだけど、生演奏はまた違いますし、レコーディングから2ヶ月経ってまた円熟味も増しています。会場の“浜離宮朝日ホール”はクレッシック、彼らの生の音が素晴らしく響くと思います。』とおっしゃってました。
大きな期待ですね。
それと、ずっと僕が聞きたかった、庄野さんが主催企画している《セフテンバーコンサート》。

庄『9月1日から最後の日まで全国各地の会場で開催し、その何カ所かに参加、出演します。市民の力で音楽のある場から平和のメッセージを発信しようというコンサートです。』
倫『素晴らしいですね。』
庄『会場では、最初に創り上げた意味をちゃんと解釈してくださり、一生懸命やってくださっていて胸が熱くなります。』
倫『唄だけけでなく、講演会、料理の話しあり…。多忙ですね。』
庄『11月にはユーラシアマラソン大会に。少しずつタイムは上げてます。』

先週、お会いした時に庄野さんから『還暦ライブやりますから、是非一緒に!』とお誘いを受けました。そのライブとは…

庄『2年前から計画、ホールは7月におさえてあります。還暦の人ばかり集まってコンサートして、お祝いの言葉を頂き…スタッフも還暦で…。お客さんも還暦は割引…こんな素晴らしい、楽しいイベントを創ろうとしています。来年一緒にやりましょうよ!』
倫『素晴らしい!是非!でもちょっと高齢?(爆)』

最後に《乾杯モンテカルロ》を聴きながらでお別れしました。

2週に渡って来て頂いた“庄野真代さん”、お会いするのは初めてでしたが、お名前、曲はよく存じ上げていました。いい感じで年を重ねている、と言う印象です。
世界中を歩き、人と出逢い、コミュニケーションをとってきた事が音楽、アルバム、ステージに“反映する”と実感させてくれる、そんなアーティストだと思います。
そして“Cinematique”は、何回か番組の中でも聴いて頂きましたが、素晴らしいアルバムだと思います。
ずばり、庄野さんは僕と同じ年の生まれ。
ジャクロタングスのメンバーのみなさんは30代前後、ほぼ親子の世代のコラボレートが見事な仕上がりになっています。
是非聴いてみてください。

庄野さん、また遊びに来て下さいね。
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【庄野真代&ジャクロタング Cinematique Concert 】
10月13日(日)東京浜離宮朝日ホール・音楽ホール
庄野真代チラシ
詳細は、庄野真代オフィシャルサイトにてご確認ください。

【庄野真代 最新アルバム《Cinematique ~シネマティーク~》】
Cinematique
Cinematique ~シネマティーク~

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)、あずみ野エフエム(http://www.azuminofm.co.jp/)以上、13局のコミュニティエフエム局で放送中です。

Ryntenゲスト ~Vol.260:庄野真代さん 1週目

“天高く馬肥ゆる秋”となりました。“天高く”は分かりますが…“馬肥ゆる”がどうしても映像的に実感がわきません…。
如何お過ごしでしょうか?
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7年後のオリンピックも東京に決まりまた。早、東京の街、いや日本の街には7年後に向けて始動始めているようです。
この先の東京のインフラ、交通状況などはますます立て込んでいくのではないかと少し懸念もあったりしますが、“Good NEWS”ですね。

■おたよりコーナー
いつものTAKさんから《City Of Tokyo》について頂きました。
この曲は、もともと明治時代ハワイへの移民の人たちを乗せていった貨物船の名前です。その名前が70年後、日本航空の飛行機に付けら
れた…『そんな広告・映像・写真を見つけた。』というおたよりです。ステージではよく話している事ですが、「1955年羽田からホノル
ル経由サンフランシスコ」への“DC9”というプロペラ機、そこから日本の国際線が始まったわけです。その飛行機が“City Of Tokyo”だったんですね。TAKさん、よく調べて頂き有り難うございます。

■ライブスケジュールです。
石川鷹彦&岡崎倫典ジョイントライブ
・9月27日広島「スマトラタイガー」
・9月28日奈良「ビバリーヒルズ」
・9月29日愛知江南「ABC Cafe」…予約を締め切らせて頂きました。
イベント出演
・10月5日(土)新宿「SACT」岡崎倫典ギター教室発表会
インストアーライブ
・10月20日(日)神戸「アップルギター」
・10月26日(土)埼玉越谷「大野楽器内 メンプィス」

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
http://www.rynten.com

■Ryntenダイアリー
先週はまたまた台風にみまわれてしまいました。
大きな被害のあった地域もあったようです、みなさんのお住まいは大丈夫でしたか?
被害のない事を願っています。

その台風の近づいているさ中…石川鷹彦さんとのジョイントライブツアー初日が、群馬は前橋で開催。
翌日は、大雨の中、宇都宮へ。これはプライベートで開催されたライブです。

前橋では雨こそ降りませんでしたが、どんよりとしたお天気。
それよりも何よりも、連休初日、という事で高速道路は大渋滞。
かなり焦りましたねえ。
でも何とか到着。余裕をもって出発したのが幸いでした。

今年もたくさんの方々に来て頂きました。ステージを楽しんでる様子が僕たちにも嬉しかった!
今回で3回目となる、前橋《Yume スタジオ》。
夢スタジオ

毎回主催してくれている、フォークバー「青春の唄」のご主人の高橋氏
と終演後にスリーショット。
スリーショット

打ち上げはその「青春の唄」。
毎年受付をしてくれるお嬢さんたち!?とも記念撮影。
受付のみなさん

初めて見た群馬のゆるキャラ《ぐんまちゃん》。初耳~。
群馬ちゃん

高橋氏が創ったという、“ウルトラマンだるま”はなかなかの出来ばえですね。
ウルトラマンだるま

翌日は宇都宮へ。本来は野外でのステージでしたが、台風接近のため急遽屋内での開催となりました。
午前中はかなりの土砂降りでしたが、午後には暑い程の青空。

僕の教室生徒さんが『みんなに倫典さんの音楽を聴いてもらいたい。』
と企画してくれたんです。
その息子さん(6才)もまた僕の生徒。
生徒の中では最年少。
ギターのお披露目ではなく唄で僕とコラボ。
曲は“時の流れに見をまかせ”。この年でこんな曲を歌うとは…。
ひとし君

会館前の田んぼでは既に稲刈りも終えたところが。。。もう秋、なんですね。
稲刈り

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
■ゲストコーナー
今週と来週はポップス界の大御所《庄野真代さん》にお越しいただきました。
お名前は昔から存じ上げていましたが、お会いしたのは今回初めて。
庄野さんは、10月2日《庄野真代&ジャクロタングス ~Cinematique(シネマティック)》というアルバムをリリースされます。
そのアルバムから名曲《飛んでイスタンブール》に乗って、艶やかな黄色の衣装で登場の“庄野さん”です。
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倫『初めて会った様に思えないんですが。』
庄『そうですね。どこかですれ違った事ないかしら?』
倫『僕はよく存じ上げているんですが。』
庄『私も存じ上げています。お会い出来て嬉しいです。』

…とスタートしたわけですが、庄野さんから僕の事を『知っている。』
と言われたのも嬉しかったけど、約1年ぶりの女性ゲストですから…(笑)。
本番前の打ち合わせで、僕らは同い年だった事が判明。『タメな感じで行きましょう!』とスタートしました。

庄野さんは色んな国で活躍・活動されています。
その話しにも触れてみたいと思いますが、その前に新しいアルバムの話から。

倫『この《Cinematique(シネマティック)》は、クロスオーバーしている感じですが。』
庄『生の楽器で音楽を創る・唄うというのは究極の音楽だな、って気がしてきたんです。』
倫『昨今、デジタルが流行ってるからこそ、アナログティックな人間的な部分がクローズアップされて行くんでしょうね。』
庄『息から楽器の運びまで感じる様な人間味溢れるアルバムを創りたいな、って。』
倫『人と人の触れ合いを大事にされているから、それが音楽・アルバム・ライブにでてる、って感じます。』
庄『今、私たちは凄く欲してるのかも知れないですね。』

“ジャクロタングス”のみなさんは、30代前後の男性3人のグループ。
ピアノの《加畑清さん》はクラッシック、ベースの《木田浩卓さん》はジャズ、バンドネオンの《平田耕治さん》はタンゴ。「この方たちの組み合わせからできる音楽が“クロスオーバー”な感じがする。」と話すポップスの庄野さんがそこに加わったそうです。

庄『半年程前に「一緒にやってみようよ。」とコンサート、ライブを2つほど。その後「レコーディングしよう。」と。』
倫『トントン拍子?』
庄『突然口から出た言葉をそのままやった、みたいな。』

ここで僕の演奏と庄野さんのボーカルで生演奏。
出逢いの挨拶代わりに僕が『一緒に何か演りましょう。』とお誘いしました。
庄野さんが選んでくれたのは『これかも仲良く!』という意味を込めて《You’ve got a Friend》。

演奏が終わり、お互いが『うまく行きました~。』と拍手喝采。
確かにぶっつけでしたからねえ。
庄野さんは『どうやって終わるんだろう?』と僕の指を見ながら思っていたんだとか。
僕は僕で『最後のフレーズを真代さんは何回繰り返しているのかな?』
と考えながらギターを弾いてました(笑)。
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倫『これって、共通の財産ですよね。』
庄『音楽ってすごい。』
倫『その感動を世界中で感じながら、今も積み重ねているじゃないですか。』
庄『私たちは一つの地球のいろんなところで生まれ、違う環境で暮らし、言葉も食べるものも違うけど、一つの音楽を聴き声を合わせるだけで「あ~、仲間なんだな。」という気持ちになる。その土地の音楽を聴き理解を深め、興味を持ち距離が縮まっていくんですね。』

旅について聞いてみました。

倫『“飛んでイスタンブール”を最初にリリースされたのは、78年。それからすぐ世界中を飛び回った?』
庄『そのあと“モンテカルロ”“マスカレード”、“ジャングルモング”が出て、80年に背中に荷物を背負ってバックパッカーの旅を始めたんです。』
倫『突然?』
庄『実は1年前から計画してて、79年に「やり残しが無い様に。」と全国ツアーや全て自分の作詞作曲のアルバムを何枚創る、とか「出発前にヒットくらいあってもいいのになあ」と色んな事を考えて一年を過ごし、80年“ヘイレイディ優しくなれるかい”を出してすぐ旅に出て1年は移動の旅、もう1年はロサンゼルスに滞在、合計2年間日本を留守にして帰って来ました。』

旅をしたのは25才、多感な時期。
旅の間に見た事、聞いた事などの経験は「全て財産」と話す庄野さん、132都市を回ったそうです。
すごいですね。

庄『最初はタイへ。乗り合いトラックに乗り市内へ行く時、隣の人と「今日は何処に泊まる?」「ここにしよう。」「あそこにしよう。」と話していたら「そこは危ない。」「ここは食中毒があった。」と言われ結局その人の家に泊まったんです(笑)。』
倫『危ないパターン(笑)。』
庄『ご夫婦でしたが色々考えました。でも「手を差し伸べてくれた人をどうして疑う様になったんだろう?」と。信頼し合い助け合い愛し合う隣人なのに、何のきっかけで敵だと思い警戒するのか?「これはおかしい!」と、旅の始まりはまずそれでした。』

もう少し深く聞いてみたいのですが、ここで“Cinematique”から《ファムファタル》。
Cinematiqueのイメージ監督であり、作詞家の“及川眠子(ねこ)さん”がこのアルバムの為に書いて下さり、ジャクロタングスの本田さんが曲をつけたそうです。

曲を聴きながら…

倫『“ジャクロタング”の音楽性は高いですね。』
庄『そうなんです。クラッシック出身なので基礎がきっちり出来ていてその上に自由な発想を乗せている…。レコーディングしていて新しい感覚になりました。』
倫『“イスタンブール”“モンテカルロ”も80年より前のヒット曲。それがこう生まれ変わる。当時20才そこそこだったけど、今の年になって歌う時にはこういうのがいいな、ってすごく感じます。』
庄『嬉しいです。「ここはメロを歌っているのにその音はコードの中にないのでは?」みたいなのがいっぱいあって…でも「彼らの言う通りにしよう。これでいいんだ。」とやってるうちに、すごく新鮮な気持ちになりました。』

言葉が正しいかどうか分かりませんが、レベルの高いアルバムだと思いました。

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“国境なき楽団”“セフテンバーコンサート”など、まだまだ聞きたい事はたくさんあります。
この続きは来週に。

【庄野真代&ジャクロタング Cinematique Concert 】
10月13日(日)東京浜離宮朝日ホール・音楽ホール
庄野真代チラシ
詳細は、庄野真代オフィシャルサイトにてご確認ください。

【庄野真代 最新アルバム《Cinematique ~シネマティーク~》】
Cinematique
Cinematique ~シネマティーク~

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