ヘレン・ハント監督・主演「いとしい人」/新コーナー、銀盤を噛め!「ザ・スナイパー」

ハローラジオシティ、ナビゲーターの福留由夏です。

お昼現在は晴れていますが夜には弱い雨が降るかもしれないという予報。

週末の金曜日、帰りが遅くなるという方は風邪など引かないように気をつけてくださいね。

さて、隔週金曜日にお届けしている「アルバトロスのライフイズムービー」のコーナー、

今週も中央区の映画配給会社・アルバトロスの三上昌弘さんと男澤愛さんにご登場いただきました!!   

     

今回ご紹介いただいたのはDVD作品「いとしい人」です。

アカデミー賞女優、ヘレン・ハントが監督&主演を務めた意欲作。

39歳の小学校教師エイプリルが年下の同僚ベンと結婚!!

幸せな時もつかの間、結婚10か月にして突然別れを告げられると、

その翌日に養母が他界。しかも「私が実母よ」と名乗りでてきたのがテレビタレント?!

さらに、生徒の父親で妻に逃げられた作家・フランクとの恋が芽生え始めた矢先に

前夫の子どもを妊娠していることがわかり・・・・・・・と、

なんともまあ、あらゆることが次々と起こり、エイプリルの気持ちは揺れ動きます。

自分にとっての幸せはどこにあるのか、本当にいとしい人は誰なのか、

誰しも悩むこの問いかけに、エイプリルが下した決断とは?

うーーん、エイプリルの気持ちにはなかなか共感できなかったんですが、

終わりよければすべてよし(?)ということで。

ちなみに、私たち3人の考える「しあわせ」は・・・

「寝る瞬間」と「食べているとき」でした(笑)

   

さあそして、アルバトロスさんのご好意で、今回もプレゼントをいただきました!!

「いとしい人」のDVDを1名様にプレゼントします!

   

応募はメールがvoice(アット)fm840.jp ※アットは@に置き換えてください

FAXは、03-3668-2770までお申し込みくださいませ~

中央エフエムのトップページからも応募を受け付けています。

締め切りは4月29日(金)、発表は発送をもってかえさせていただきます。

以上、「アルバトロスのライフイズムービー」をお届けしました~

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さあそして今月から新コーナー、平田裕介の「銀盤を噛め!」がスタートしました!!

アルバトロスさんのウェブサイトでコラム「銀盤を噛め!」を執筆している平田裕介さんに

月に一度ご登場いただいて、映画やDVDについて熱く語っていただきます。

コラムと連動していますので合わせてお楽しみくださいませ~

今回平田さんに語っていただいたのは、劇場未公開のDVD

ピアース・ブロスナン主演の「ザ・スナイパー」です!!

   

バーでたまたま出会ったサラリーマン・ダニー(グレッグ・キニア)と

スナイパーのジュリアン(ピアース・ブロスナン)。

   

性格も職業も真逆のふたりに生まれる奇妙な友情とは??

殺し屋稼業をしてきたジュリアンはふと気付けば誕生日にも一人ぼっち。

祝ってくれる家族も恋人も友達もいない哀しい生活。

しかも、スナイパーとしての腕にも黄色信号が点滅し始めて不安にかられます。

   

頼れる人はただひとり、ホテルのバーで偶然出会った“人の良さそうな”ダニー。

孤独な暗殺者の行く末とは???

いや~、面白かったです!随所に「クスッ」と笑わせる要素が盛り込まれていますし、

最後まで何がどうなるのかわからないという、ストーリーのひねりもあって飽きさせません。

ピアース・ブロスナンのたるんだお腹とちょっとした可愛らしさなんかもいい味が出ています(笑)

   

「レンタル代払っても観る価値あり」という平田さんのお言葉もいただきました(笑)

2011年5月3日(火)からレンタル・セル開始です!!

新作DVDコーナーに並んだらぜひチェックしてくださいませ。

ブログでは書けませんが、平田さんの辛口トークが冴えてます(笑)

平田裕介の「銀盤を噛め!」来月も噛んでいただきましょう!どうぞお楽しみに~!!

「ザ・スナイパー」写真:(C) 2005 Equity Pictures Medienfonds GmbH & Co. KG II

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ということで、ナビゲーターは福留由夏でした。

また来週の月曜日に、84.0でお待ちしておりま~す!!

サークルなう!「浜町音頭保存会」福田昭三さん、青木好江さん、木村康子さん

ハローラジオシティ、ナビゲーターの福留由夏です。

今日は冷たい風が吹いていましたね。どんな上着を着るか困る季節です・・・

夜も少し冷えますから、風邪を引かないようご注意ください!!

さて、本日のハロラジでは毎週木曜日のこのコーナー

「サークルなう」をお届けしました。

ご登場いただいたのは、「浜町音頭保存会」の3名の方、

会長を務めていらっしゃいます福田昭三さん、

   

踊りの先生でいらっしゃる青木好江さん(左)、事務局長の木村康子さん(右)です!

   

昭和4年の7月、浜町公園が竣工したのを記念して発表されたという浜町音頭。

盆踊りというと同じ振り付けの繰り返しが多いものですが、

浜町音頭は1番から6番まですべてが違う振り付けなんだとか!!

「小さいころは浜町音頭の曲が流れるとスーッっと輪からはずれていました」と木村さん。

   

日本舞踊の要素が入った振り付けは独特なもので、観る人を魅了するといいます。

踊りの指導をしていらっしゃる青木さんは、

「わからないところがあったらどんどん聞いてほしいですね」と優しい笑顔を見せてくれました。

     

会長の福田さんは踊りではなく唄の担当。

そうです、浜町音頭は生の三味線と長唄に合わせて踊るんです!!

「一緒に踊りましょうっていつも言ってるんですよ(笑)」とお二人からのお誘いに、

「私は身体が硬くって・・・」とタジタジになっている福田さんなのでした。

   

なんと、浜町音頭には「新浜町音頭」なるものも存在するんだとか。

「こちらは同じ振り付けで1番から8番まであるので、8番まで踊るころには覚えられますよ」と青木さん。

なるほど~(笑)。最初は間違えてしまっても、

同じ振り付けなら最後にはなんとか踊れるようになりそうです。

ちなみにこの「新浜町音頭」のことを青木さんは「新浜(しんはま)」と呼んでいらっしゃいました!

地域に根ざした浜町音頭を後世にも伝え残していきたい──

皆さんがそうした思いで取り組んでいる「浜町音頭保存会」。

活動は毎週水曜日が三味線と唄、毎週金曜日が踊りの稽古日となっています。

【浜町音頭保存会】へのお問い合わせは、会長の福田昭三さんまで!

連絡先は、TEL03-3669-1368です。

20代から80代まで幅広く85名の方が会員でいらっしゃいます。

ちなみに、今年の浜町音頭盆踊り大会は8月5日(金)午後6時~、

場所はもちろん浜町公園です!

おそろいの浴衣を着て下駄を履き、うちわを持ってみんなで踊る・・・

「絆が生まれますよね」と木村さん。

お話を聞いているだけで、浜町音頭に息づいている「心」が伝わってきました。

   

盆踊り大会では、浜町音頭、新浜町音頭の他にも、

東京音頭や炭坑節、ハワイ音頭などもラインナップされています!

フラを習っていたことがある私としては、ハワイ音頭も気になります~!!

ということで、ハロラジナビゲーターは福留由夏でした。

明日も84.0でお待ちしておりま~す!!

丸善ブックランキング「簡単ごはんレシピ本ベスト5」日本橋店・山地恭子さん

ハローラジオシティ、ナビゲーターの福留由夏です。

昨日はずいぶんと変わりやすい天気でしたね。

今日は穏やかな陽気!昼間は気持ちよく晴れております!!

ただ、日なたは暖かくても風が吹くとヒンヤリするので

上着はお持ちになっておでかけくださいませ。

さて、水曜日のハロラジは丸善ブックランキングのコーナーをお届けしています。

ご登場いただいたのは、おなじみ丸善日本橋店のブックアドバイザー山地恭子さんです!!

   

今回ご紹介いただいたランキングは、一人暮らしの女子必見!!

簡単ひとりご飯のレシピ本ベスト5です!!さっそくご紹介しましょう!!

第5位 まるべん 楽にできる、毎日つくれる、丸いお弁当/くっしー/マガジンハウス

第4位 かしこい手抜きで毎日続く!ラクうまひとりごはん/柳澤英子/河出書房新社

第3位 ABC Cooking Studio 今すぐ食べたい基本のおかず/ABC Cooking Studio/主婦と生活社

第2位 フライパン1つで100レシピ/高木ハツ江/NHK出版

第1位 好評の「忙しい人のための作り置き」レシピを集めました/オレンジページ

   

うわぁーーーーー、役立ちそうなレシピがたくさん掲載されています!

うーん、いくつもお鍋を使うと片づけが大変なので

フライパン1つでできるレシピがたくさん載っているというのも魅力だなぁ。

フライパンといっても炒め物だけじゃないんですね!

さあそして、山地さんがオススメする1冊、

今週のスポットライトはコチラ↓↓↓

     

カロリーひかえめ 夜9時ごはん/植木もも子/新星出版社

夜9時以降にご飯を食べるときのカロリーは気になりますよ~

ほとんど毎日夜9時以降に食べてますもん。

で、お風呂に入って寝るだけですからカロリーを消費できないですよね。

おかずやおつまみは50~300キロカロリー以下のもの、

ひと皿ご飯なども500キロカロリー以下でおさえたレシピが載っています。

新書サイズで持ち運びがしやすいのもうれしいところ。

帰りの電車で読みながら作るものをイメージすることもできそうですね。

4月から新生活をスタートさせて、一人暮らしで何を作ろうかと悩んでいる方も

今回のランキング&オススメ本を参考にしてくださいませ。

    

さあそして、本日4月20日(水)から3階のギャラリーで始まるイベントについても

山地さんにご紹介いただきました。

手描き 蝋纈染め ジャワ更紗の夏の服展 久米廸子

会期:4月20日(水)~26日(火)まで

会場:丸善日本橋店 3階ギャラリー ※入場無料

ジャワ更紗の上質な1枚、大人かわいい色やデザインがたくさんです!

この夏、ゆったりリラックスしながら着たいですね~

詳しくは丸善日本橋店のWEBサイトをご確認ください。

ということで、ハロラジナビゲーターは福留由夏でした。

明日も84.0でお待ちしておりま~す!!

「南桂子生誕100年記念展」蛎殻町にあるヤマサ醤油の美術館で開催中!

ハローラジオシティ、ナビゲーターの福留由夏です。

何だか変わりやすい天気のようです。

午前中はパラパラと雨が降ったりしていましたが、昼間は晴れ間も見えています。

大気の不安定な状態が続いているようですね。

天気が変わりやすいというのも春らしいですが、体調管理にご注意くださいませ!

さて、本日のハロラジでご紹介したのは、

蛎殻町にあるヤマサ醤油が開設した美術館

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションです。

現在開催中の「南桂子生誕100年記念展 ~きのう小鳥にきいたこと」について

主任学芸員で広報ご担当の神林奈穂子さんにお話を伺いました!

       

銅版画家として独自の技法であるカラーメゾチントを生み出すなど

世界的に有名な功績を残した浜口陽三さん。

銅版画はデリケートで光に弱く変色してしまうため常設展にできないことから、

1年のうちで3か月ごとに、浜口さんの作品を2回、

そして奥様で同じく銅版画家の南桂子さんの作品を1回、

さらに、若手銅版画家の作品を1回と展示を入れ替えているそうです。

       

左は美術館の入り口近くに置かれているご夫婦の写真。

パリで撮影した1枚ということで、ご夫婦の仲の良さが伝わってきますね。

作品に打ち込んでいる浜口陽三さんの姿もとても素敵です!

現在開催中の南桂子さんの作品展では、生誕100年を記念して

南さんが生前に装丁を手がけるなどの交流があった

谷川俊太郎さんと、谷川さんが声をかけた2人の詩人、

蜂飼耳さん、文月悠光さんの詩を作品とともに楽しむことができます。

展示フロアは1階と地下1階に分かれていて、

銅版画、油彩、ドローイングと合わせて約60点の構成。

タイトルにある鳥や、少女、木、海、空、お城など

おとぎ話に出てくるような可愛いモチーフの作品が多く、

やさしくて素朴で、初めて見るのに懐かしさが感じられるような印象をうけました。

今回は南さんが初期に描いた油彩も見ることができますし、

3人の詩人の方の詩との共鳴も楽しめるので見ごたえもたっぷり。

美術館にはカフェも併設されていますので、一休みもできますよ~

      

カフェでは今回の記念展のために作られたというオリジナルクッキーもいただけます!

   

鳥が飛んでおりますよ~!!手前がアールグレイ味で奥がプレーン。味も2種類楽しめます。

そのほかにも「お醤油アイス」がメニューにあります。ヤマサ醤油さんならではですね。

       

今回はオリジナルグッズとして、刺繍入りのリネンバッグや缶バッジも販売されています!

かつては帝国ホテルの全客室に飾られていたこともあるという南桂子さんの銅版画。

若い人にも人気があり、女性だけでなく男性ファンも多いといいます。

実は3月21日までの開催予定でしたが、震災によって一時期中止となったため

4月30日(土)まで会期が延長されています!!!

ぜひ足をお運びになってみてくださいませ~

   

【南桂子生誕100年記念展 きのう小鳥にきいたこと】

会場:ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

住所:中央区日本橋蛎殻町1-35-7

入館料:大人600円

TEL:03-3665-0251

アクセス:東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅3番出口そば

南桂子さんの世界に浸って、ほっこりしてくださいませ!

ということでハロラジナビゲーターは福留由夏でした。

明日も84.0でお待ちしておりま~す!!!

観光協会特派員の「大好き!中央区」(特派員:写楽さいさん)

ハローラジオシティ、ナビゲーターの福留由夏です。

週のはじめ、曇り空の月曜日です。

土曜日は25度以上の夏日でびっくりしましたが、

変わりやすい天気が続くようです。

さて、月曜日のハロラジはおなじみのこのコーナー、

観光協会特派員の「大好き!中央区」をお届けしましたよ~

このコーナーは中央区観光協会が主催している観光検定に合格して

特派員ブログを書かれている方をゲストにお迎えしています。

ブログと連動していますのであわせてお楽しみくださいね。

今回の特派員はブログネーム・写楽さい(巻渕彰)さんです!

      

中央区文化財サポーター協会でも、

歴史・文化・観光案内をするボランティアガイドとして活躍されている写楽さいさん。

3月までは9人だったメンバーも、4月からは23人と増強されたそうですよ!

中央区を案内してほしい!という方にとってもうれしいことですね。

さて、本日ご紹介いただいたブログは、

2011年3月16日 中央区 ここに歴史あり<29> ~「安政江戸地震」から学ぶもの~

地震列島である日本。歴史の中でも大地震の苦難を経験してきたということで、

今から156年前に江戸を襲った「安政江戸地震」から学べることはないかと

歴史を紐解いたブログ内容となっております。

安政江戸地震のマグニチュードは推定で6.9。江戸直下型の地震だったといいます。

八丁堀の南奉行所与力・佐久間長敬が記した「安政大地震実験談」によると

地震が発生したのは夜の10時ごろ。

発生当夜から町奉行所で対策が評議・即決されたというから頼もしいかぎりですね。

中には「売り惜しみ、買い占めを禁ずる」なんてことも書かれていたとか!

いつの時代も変わらないんですね・・・

地震後に出版されたという多色刷りの鯰絵も興味深いです。

ブログに写真がアップされていますのでチェックしてくださいませ。

この地震が起きた日時が10月2日だったために、

出雲大社に神々が集まる「神無月」に鹿島神が出雲に出かけてしまったため

地底に閉じ込められていた鯰がうごきだして地震が起きたのでは?

という民間信仰をもとにしたものといわれているそうです。

東日本大震災の発生から1か月以上が経ち、

節電でネオンが減った街中にも慣れ始めた私たちではありますが、

被災地復興への道のりはまだ長いです。

引き続き支援の輪を広げていきましょう!!

   

ということで、ハロラジナビゲーターは福留由夏でした。

写楽さいさん、勉強になるお話をありがとうございました!