6月も中旬。日本列島〝梅雨明け〟と〝梅雨入り〟が入り混じる〝アジサイ〟の季節ですね。いかがお過ごしでしょうか。
先週「スマホとにらめっこしながら本を読む」という〝電子辞書〟の話をしました。最近、若者たちの間で「自分の顔を写さずにネットに投稿する」のが流行っているとかで、顔が写らないカメラのアングルで首から下を撮る手法もあるんだとか。「どう顔を隠すか!」を密かに競っているそうです。「カメラのアングルを変える」これほど簡単な方法はありませんが「それではつまらない!」ということで、光の反射を利用したりして、お互いをスマホで撮り合えば互いの顔は分からない。「顔を出さないのであれば、投稿しなければいいでしょ?!」と思うのですが、これは〝年寄り〟の発想で、若者には「投稿しない」という発想はない。〝投稿する〟のを前提とする。つまり「投稿しない」という選択肢はなく、あくまでも投稿する上で「どうしたらいいか?」という若者文化があるらしい。そして〝いいね〟を稼いでいく、そんな時代に入っている様です。自分たちの写真を投稿すると同時に色々なそれぞれの主張もあります。みんながやっている中で、それが自己主張になるのか?は分かりませんが、少なくとも「ひと昔に比べたら形が変わってきてるな。」と感じます。顔のない写真、かつては写真に顔が写っていないのは「ダメ!」と写真を破棄された時代もありましたが、今は「顔が分からない」「顔が写ってない」写真がもてはやされている様です。
M1《Platonic Zone with Lotus 〜Platonic Tune with Prairie Rose アルバムMusingsより》
【Rynten Impression】
今週も《オリジナル&カヴァー聴き比べ 》 その第4弾です。
・ Without You / Bad Finger:オリジナルです。1970年リリースアルバム〝No Dice〟に収録。〝Bad Finger〟は〝Peter Ham〟と〝Tom Evans〟(二人とも既に没)が中心となって結成されたバンド。
・ Without You / Nilsson:〝Without You〟と言えば〝Nilsson〟を外すわけにはいきません。これで火がつき世界的大ヒットとなりました。
・ I Will Always Love You / Dolly Parton:カントリー界ではなかり有名なアーティスト。1973年リリースアルバム〝Jolene〟に収録。〝 I Will Always Love You〟の原曲です。
・ I Will Always Love You / Whitney Houston:〝 I Will Always Love You〟のカバーといえば〝Whitney Houston〟ですね。1991年映画〝 Bodyguard〟の主題歌として起用されたのがきっかけとなり大ヒット。
【Key of R】
今日の生演奏は《Dionne Warwick(ディアンヌ・ワーウイック)》の《I’ll Never Fall in Love Again》。日本語タイトルは《恋よさようなら》。先週に引き続きこの曲も《Burt Bacharach(バート・バカラック)》そして《Hal David(ハル.デイビッド)》コンビの手になるもの、です。この曲を歌ってヒットさせたのが《Dionne Warwick》。《Whitney Houston(ホイットニー・ヒューストン)》とは〝いとこ〟だそうです。そんな繋がりから、この楽曲を選んでみました。〝Dionne Warwick〟と〝Burt Bacharach〟〝Hal David〟コンビとは切り離せない、そんなシンガーです。1964年《Walk On By》、1967年《I Say a Little Prayer(小さな願い)》や《サンホセへの道》そしてこの〝I’ll Never Fall in Love Again〟など、この時代のヒット曲は〝Burt Bacharach〟と〝Hal David〟コンビが作り、次から次へと世に送り出してきた〝Dionne Warwick〟であります。1980年代には《USA For Africa》で、《Elton Hercules John(エルトン・ジョン)》や《Stevie Wonder(スティービー・ワンダー)》らと一緒に歌った《That’s What Friends Are For(愛のハーモニー)》もご存知の方もいらっしゃると思います。今日は〝Dionne Warwick〟が歌って大ヒットした〝I’ll Never Fall in Love Again〟を聴きながらお別れします。
■Ryntenダイアリ
【中国へのライブ配信@バックインタウン】
少し前になりますが、中国向けに無観客でのライブ配信をしました。
やっぱり、無観客ってやりにくい(苦笑)。でも、スタッフみんなが拍手や手拍子、掛け声まで出してくれたのは嬉しかった〜。
今回、キーボードの《平井宏氏》とパーカッションの《土屋祐介氏》にも参加いただきました。僕にとっては、これはこれで楽しいステージでした〜。この日のメニューは「New Vistas」をメインに、あとは中国で人気のある《雲の上を散歩》や《トトラの島》、当然ながら《テレサ・テンさん》の《時の流れに身をまかせ》もメニューに加えて演奏。
在日中の中国スタッフの方がにもお手伝いに来てもらい、心強かったなあ。
「中国ってすごい!」と思ったのは、MCなどはその場で翻訳字幕が流れるんだそうです。驚きですよね。
このバージョンのライブは、残念ながらアーカイブもなく日本では視聴できませんが、日本の皆さんがいつかどこかで視聴できるといいなあ、と思っています。
終演後、中国スタッフと記念撮影。みんなありがとう!
●Rynten ライブ
・7月3日(土)横浜「イギリス館」
13:30スタート 前4,000円 当4,500円
チケット販売:e-plus http://eplus.jp
(問)サウンドポート TEL 045-243-9999
※未就学児のご入場はご遠慮下さい
※前回同様、定員の半数27名での開催となります。
・7月10日(土)静岡浜松「なんでモール」
18:30スタート 3,500円(要ドリンク)
(問)同 TEL053-474-8889
http://www.nandemall.com
・7月17日(土)福岡朝倉「音茶〜17周年記念ライブ」生ライブ配信あり。
19:00スタート 3,500円(要1ドリンク)
配信は19:00より 2,200円
配信チケットはこちらから↓
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/71809
地元バンド「ザ・.も〜」とのセッションもあります。
O.A. 18:30〜眞鍋正宏(配信はありません)
●ギターセミナー
・6月26日(土)大阪八尾「F2音楽教室」
全プライベートレッスン、50分、11,000円(消費税込)
(問)同 TEL 072-923-8112 <フリーダイヤル> TEL 0120-448-112
https://f2music.com/special01/index.html
・7月18日(日)福岡朝倉「音茶」
全プライベートレッスン、50分、8,800円(消費税込)
(問)同 TEL 0946-52-3672
http://www.asakura.ne.jp/onsa/
●イベント出演
・6月19日(土)ソロギターの日スペシャル〜ソロギター生音コンサート〜@東京初台「近江楽堂」
→2020年6月13日からの振替公演
コロナ感染防止の一つとして、終演時間を早めるために当初予定しておりました、4名の若手ギターリストのオープンニングステージは、取りやめとなりました。ご了承下さい。
出演:岡崎倫典、小川倫生、矢後憲太、奏帆
16:30スタート 前4,000円 当4,500円 全席自由
(問)Acoustic Guitar World
shige@aco-world.com
http://www.aco-world.com/
・8月21日(土)群馬「野反湖フィールドフォークコンサート」予定
●延期
・7月11日(日)福山「通り町交流館」→9月12日(日)
●中止
・7月14日(水)広島@Cafe Jive「アコースティックギターと朗読の夕べ vol.2」ゲスト:白井京子(アナウンサー)
■アルバム/譜面集情報
●お知らせ
譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。