4月の終わり、4都府県に〝緊急事態宣言〟が発令されましたね。いかがお過ごしでしょうか。
花の咲き乱れる季節です。人間界で何が起ころうが、自然界では動きが止まることはありません。季節は移って行きます。我が家の庭にも綺麗なポピーの花が咲きました。
早速ですがお便りをご紹介します。
《AMさん》からです。お久しぶりですね。
A『倫典さん、こんにちは。森川美穂さんの配信でのライブを拝見させて頂きました。』
R『そうなんです。4月17日に森川さんのサポートをさせて頂きました。サポートとしてのステージは何年ぶりだろう?というほど久しぶりでした。それだけに緊張もしました。』
A『ソロはもちろん、なんですが流石でした。カッコよかったです。』
R『有難うございます。東京赤坂で座席数を限定してのステージをライブ配信しました。』
サポートとソロとなると、スタンスが全然違いますしアプローチも変わってきます。ソロステージは自分が主役であり、自分自身を演奏で出さなければ話になりません。しかし、サポートとなると主役がいますので自分を出す、のは所々となり、自分を抑えなければならない、というポジションになります。どちらかというと、ソロをずっと続けていると戸惑いを感じることもあります。「ここで出るべきか?」「抑えるべきか?」を瞬間瞬間に即座な判断が必要となります。ついつい判断に狂いが生じることも無きにしも非ず、というところも自分で感じたりします。ピアノは《塩入俊哉さん》。彼とご一緒するのも久しぶりでしたし、もちろん《森川美穂さん》は初めてお会いしたアーティストです。実に楽しいお仕事をさせて頂きました。有難うございました。
R『AMさんまた、お便り待ってます。どうも有難う。』
【Rynten Impression】
今週も今年2月に亡くなった〝《Chick Corea》特集〜追悼〜その6〟をお届けします。今回は、2020年8月リリースされた2枚組アルバム《PLAYS》からのピックアップです。〝Chick Corea〟最後のアルバム。全収録曲がピアノソロのライブ録音です。
・Mozazt ピアノソナタ 第12番 へ長調 K.332 (第2楽章 – アダージョ):ご存知〝Mozazt (モーツアルト)〟のカバー
・Someone To Watch Over Me:George Gershwin(ジョージ・ガーシュリ)のカバー。彼がが残した名曲の中の一つで、1926年ミュージカル用に創った楽曲です。Clearwater(クリアーウオーター)での録音。
・Scarlatti ソナタニ短調 K9, L413 アレグロ:イタリアのGiuseppe Domenico Scarlatti(ドメニコ・スカルロッティ)のカバー。17世紀〜18世紀にかけてソナタを中心とした楽曲が有名。
・Desafinado:Antônio Carlos Brasileiro de Almeida Jobim(アントニオ・カルロス・ジョピン)のブラジル生まれの楽曲のカバー。ベルリンの教会でのライブ録音。この曲がこうなるか?!と。
【Key Of R】
今日お送りする曲は、クラッシックからピックアップしました。《Johann Sebastian Bach(バッハ)》の《G線上のアリア》。《Chick Corea》特集で《Mozazt》《Scarlatti》が登場しましたので、歩調を合わせて、というとおこがましいですがクラッシックの楽曲を選んでみました。僕の好きなクラッシック作曲家〝バッハ〟そして〝ショパン〟。〝バッハ〟の曲はこれまでにも僕のアルバム《Acoustic Eve》や《ソロギター名曲集》などで取り上げてきましたが、この〝G線上のアリア〟はオリジナルアルバム《Spiritdance》に収録されています。正式名称は〝管弦楽組曲第三番ニ長調BWV1068〟。その中の〝第二曲 Air〟というパートが一般的に〝G線上のアリア〟と呼ばれています。1717年から1723年にかけて創られた組曲だそうです。19世紀後半、ドイツのバイオリニスト〝Wilhelmj(ヴィルヘルミ)〟がこの曲をハ長調にキーを変えて、バイオリンのG線だけで演奏したことからこのタイトルが定着した様です。〝バッハ〟は実に1,100を超える作曲をされていて、今のポップスやJAZZへの影響も計り知れない程あります。残した楽曲の数もさることながら、二人の奥さんとの間に生まれた子供がなんと!20人。これも圧倒されます。
■Ryntenダイアリ
【ビバリーヒルズ@奈良】
東京では〝緊急事態宣言〟が発令され、しかも奈良では〝時短要請〟。この〝時短要請〟で、呑みにも食事にも行けない、という事でビバリーの皆さんには前日の食事、打ち上げ、さらにはライブ翌日までもお世話になってしまいました。有難うございました!
僕らが奈良入りする数日前から煮込んでいたというオーナー特製の〝おでん〟。
ライブは、というとこんな状況の中ですから、お客さんの足は遠く…でもそんな中足を運んでくださった皆さんには、感謝!の一言です。
今回もライブ配信がありました。一日前に開催した《朝倉〝音茶〟》でリクエストを募り、この日に演奏出来なかった楽曲たちをピックアップするという企画となりました。演奏したのは、古い曲が多かった様な気がします。
打ち上げでは、ママさんの手料理で乾杯!
ライブ翌日は、オーナーの坂口さん手作りのお好み焼きや奥さんお手製の餃子などなど。坂口家の末っ子のスズちゃん、この日も来てくれました。
ビバリーの皆さん、お世話になりました。また次回、よろしくお願いします。
●Rynten ライブ
・5月14日(金)東京「Back In Town」
※3月19日から延期→さらに延期となりました。秋に予定。
(問)同 TEL 03-3353-4655
http://backintown.jp/index.php?z=114001
・6月5日(土)群馬高崎「地球屋ハルナグラスイベントルーム」
http://www.chikyuya.co.jp/archives/5082
14:00スタート 料金:3,500円(ドリンクと美味しい試食パン付)
(問)青春の唄 TEL 027-333-2847
・6月13日(日)福島いわき「まちポレいわきB1」
http://www.polepoleiwaki.com/Default.aspx
14:00スタート 料金:4,000円(ドリンク別)
(問)Iwaki Queen TEL 0246-21-4128
・7月3日(土)横浜「イギリス館」
13:30スタート 前4,000円 当4,500円
チケット販売:e-plus http://eplus.jp
(問)サウンドポート TEL 045-243-9999
※未就学児のご入場はご遠慮下さい
※前回同様、定員の半数27名での開催となります。
・7月10日(土)静岡浜松「なんでモール」
18:30スタート 3,500円(要ドリンク)
(問)同 TEL053-474-8889
http://www.nandemall.com
・7月11日(日)福山「通り町交流館」→9月12日(日)に延期
●イベント出演
・6月19日(土)ソロギターの日スペシャル〜ソロギター生音コンサート〜@東京初台「近江楽堂」
→2020年6月13日からの振替公演
コロナ感染防止の一つとして、終演時間を早めるために当初予定しておりました、4名の若手ギターリストのオープンニングステージは、取りやめとなりました。ご了承下さい。
出演:岡崎倫典、小川倫生、矢後憲太、奏帆
16:30スタート 前4,000円 当4,500円 全席自由
(問)Acoustic Guitar World
shige@aco-world.com
http://www.aco-world.com/
●中止
・5月「東京ハンドクラフトフェス2021」本年度の開催はありません。
●延期
・5月14日(金)東京「Back In Town」→秋に予定
・7月11日(日)福山「通り町交流館」→9月12日(日)
■アルバム/譜面集情報
●お知らせ
譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。