Rynten #716 インプレッション ”岡崎倫典:音楽絵巻” #31

6月初旬、東京は〝梅雨入り〟しました。例年と大きく違うのは、九州ー中国・四国ー中部・東海を飛び越えて関東・甲信が早く梅雨入りした、ということ。不思議な梅雨入りです。いかがお過ごしでしょうか。

梅雨、といえば〝アジサイ〟。アジサイには色がいつくかありますが、みなさんは何色を思い浮かべるのでしょうか?
アジサイと言えば、季節柄当然ではありますが、雨模様の中で咲いている映像を思い浮かべます。逆に〝ひまわり〟。雨の日のひまわりを思い浮かべる人はあまり多くないと思います。僕は黄色以外知りませんが、サンサンと照りつける太陽の下で元気に咲いてる映像を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
FMスタジオのあるビルには、アジサイがずらりと並んでいます。これもまた美しい風物詩ですね。

話は変わりますが、先日、中央FMと同じ中央区の東京駅八重洲地下街でライブをしました。〝エキマチライブ〟というテーマのライブで、野外で開催することが多いそうですが、梅雨ということで地下に潜っての開催となりました。奇しくも夜行寝台に揺られ僕が初めて東京に出て来た時、迎えに来てくれた先輩と一緒に入った、確か…喫茶店だったと思いますが…その真ん前で演奏したという奇遇!店は変わってしまっていましたが、懐かしかったですねえ。

【Opening】〝Tummy Roll〟〜アルバム〝Heart Strings〟より

【Rynten Impression】 岡崎倫典:音楽絵巻 Vol.31 〜 シンガー・ソングライター・ブームの担い手たち -3- 〝Paul Simon(ポール・サイモン)〟特集 一世を風靡した〝S&G〟はアルバム〝明日にかける橋〟リリース以降は解散状態でした。ちなみに〝Simon & Garfunkel〟は1964年〝Wednesday Morning, 3 A.M.(水曜の朝、午前3時)〟でデビューしましたが鳴かず飛ばず。失墜のPaul Simonはイギリスへ行きイギリスのラジオで耳に止まり、1965年にアルアバム〝The Paul Simon Songbook〟をリリースしました。
・Leaves That are Green(木の葉は緑):1965年イギリスでリリーされたアルバム〝The Paul Simon Songbook〟より
・Me and Julio Down by the Schoolyard:1972年ソロとしてのデビューアルバム〝Paul Simon〟より ストロークの多重録音。ヘッドフォンで聴くと左チャンネルからアコギが聴こえ、すぐ右チャンネルから被ってくる。これはエレキギターラインなしの歯切れのいいストロークプレイ。この華麗さはすごい。
・Mother and Child Reunion(母と子の絆):1972年アルバム〝Paul Simon〟より 普通のコード進行ですが〝Richard Tee(リチャード・ティー)〟のピアノ・ブルーノートのフレーズはこの曲の色にもなっています。
・American Tune(独り言):1973年リリースアルバム〝Still Crazy After All These Years(時の流れに)〟より それまでの曲たちとはコード進行が違う、美しい流れ。途中〝バッハ(Bach)〟の「マタイ受難曲」のメロディーが流れます。

【Key of R】
〝Paul Simon〟の楽曲であり〝Simon & Garfunkel〟で大ヒットした〝Mrs. Robinson〟。グラミー賞最優秀レコード賞を受賞しています。1967年〝Dustin Hoffman(ダスティン・ホフマン)〟主演映画〝卒業〟の中で登場しました。とは言え、ストロークのギター1本でしかも 1コーラスしか使われませんでした。大ヒットしグラミー賞を獲ったこの楽曲は、その後リズム隊を加えアレンジし直され歌詞も増え、1968年アルバム〝BOOKENDS 〟に収録されたテイク。映画の中で、他の人と結婚するという〝(キャサリン・ロス)〟の教会に車を飛ばし向かいますが、途中ガス欠になり徐々に車が止まっていくシーンにこの楽曲を使い、うまく表現していたのを思い出します。この〝Mrs. Robinson〟という曲のタイトルは映画の中で演じていた〝(アンバン・クラフト)〟のロビンソン夫人。それにちなんでつけられましたが、もともとはミセスルーズベルトというタイトルでした。何れにしても僕の高校時代の思い出深い曲です。
(Youtube先での再生になります。)

■アルバム/譜面集情報
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