Ryntenゲスト #583 “白井京子さん 後半”

いよいよ12月に突入。2019年も後わずかとなりました。いかがお過ごしでしょうか。

まだひと月ありますが、今年一年早かったな、と感じます。振り返ってみると、21世紀になってから既に20年近くになっているのか?!11月、天皇ご夫妻のパレードを見ながら、平成を30年以上過ごし次の年号に変わったんだな、と。当時の官房長官〝小渕さん〟が「平成であります。」と発表してから30年。最近の出来事の様に感じます。まさに〝光陰矢の如し〟。

お便りをご紹介します。AMさんから。
インプレッションで「アーティストのデビューアルバムを聴く」という特集で〝ビートルズ〟を流しました。それにまつわるお便りです。
R『久しぶりですね。』
A『一週間があっという間、」1ヶ月があっという間、そして一年が過ぎていく。インプレッションのコーナーでいろんなアーティストの曲を流していただきますが、映画〝イエスタデイ〟を観ました。ビートルズの存在しない世界に行ってしまい、ビートルズの唄を歌いスターになってしまう、という内容でした。流石にいい曲ばかりで、すごいな、と思いました。』
R『僕もデビューアルバムを聴いていても、すごいな、と思います。』
A『久々にリンテンバイエルが始まりました。いつか弾きたいと思います。』
R『有難うございます。弾いてやって下さい。』

■Ryntenゲスト【アナウンサー:白井京子さん】
今週も先週に引き続きアナウンサーの〝白井京子さん〟にお越し頂きました。白井さんとは同郷。広島の先輩です。先週は、広島時代から東京に出てアナウンサーとして仕事をスタートするまでをお聞きしましので、その続きを聞いていきたいと思います。

上京時、今所属する事務所に「アナウンサーになりたい!』と電話をした、というお話から。
倫『それははどなたの事務所?』
白『NHKのアナウンサーだった〝高橋圭三さん〟。』
倫『大御所!お亡くなりになられましたが。』

高橋圭三さんは〝紅白歌合戦〟〝日本レコード大賞〟〝隠し芸大会〟など数々の司会をされました。お正月は本当に忙しかったそうです。

倫『圭三さんのアシスタントも?』
白『後半は殆どにアシスタントで出演させて頂き、〝美空ひばりさん〟のコンサートにも。』
倫『演歌系が多いですね。』
白『この40年、TVもラジオも演歌系の番組が続いてます。』

現在もBSテレ東の〝サブちゃんと歌仲間〟という番組でアシスタントされてて、既に1200回を超えたとの事。すごいですね。

倫『〝サブちゃんと歌仲間〟は週 1回?』
白『はい。20数年以上になります。北島さんはいろんな事をご存知だし、ゲストの歌手の皆さんも「今日は勉強になりました。」ってお帰りになります。』
倫『あれだけの唄を歌えるという事は、知識がないと出来ない。』
白『ニュースにも詳しい。』
倫『馬も!』
(2人で爆)
倫『〝八代亜紀さん〟のコンサートの司会も?』
白『はい。』

倫『演歌系以外のお仕事もありますね?』
白『私は「これだ!というのがないのがダメなところなのかな、と思っていたけど、逆に色が無いのがいいのかな。」と悩んでいた時に、クラッシックの依頼が突然来たんです。しかもそれは〝日本フィルハーモニー〟のコンサート。第 2部には歌のお姉さんコーナーがあり、歌ったんです。』
倫『日本フィルハーモニーを後ろに歌った?!』
白『そう。』
倫『それって、美空ひばりさんに出会う以上に経験出来ない!』
白『確かに言われてみれば。でもその時は、緊張で有り難みも分かってなかったわね。』
倫『最高に光栄なことですよ。』

ここで今日の1曲目は、白井さんのその時の思い出の曲。今も聴くとピリッとするそうです。〝フジ子・ヘミングさん〟の演奏でシューマンの《トロイメライ》

そして、これは触れておきたい!というのが僕らの再会のお話。
倫『軽井沢で会いました。』
白『〝鈴木康博さん〟のクリスマスコンサートでしたね。雪がちらつく…。』
倫『僕はすぐに分かりましたよ。』
白『私は、ステージにいるあのギターの人って?!という感じでした。何十年か、ぶりでしたね。』
倫『それとて何十年も前!』
(2人で爆)

ここで僕もご一緒させてもらっている、朗読のお話を。
白『小さい頃児童劇団に入っていたので、いつかは芝居を、と思ってました。究極では〝朗読家〟になるのが一番の目標でした。』
倫『アナウンサーで培われたものですね。』

僕と白井さんのコラボは題目にすると10目以上。あらかじめ、白井さんから短編小説をを頂き、イメージしますが、ほとんどはアドリブです。

白『あるものの曲を弾いているわけでは無い?』
倫『弾く事もあるけどサイズが合わない。そうなると後はアドリブに持っていく。』
白『そうなんだ。』
倫『本番になり空気が違う、とか、お客さんの層、地域によっも変わるからフレキシブルに合わせてます。』

白井さんとご一緒して「こんな本もあるんだ!」「こんな話もあるんだ!」と本当にたくさんの本を読んでいるのが分かると同時に、僕自身も勉強させてもらってます。先日もコラボした時に読んだのが〝三島由紀さん〟の「橋づくし」という小説でした。

倫『三島さんの小説にこんな粋な部分があるんだ、過激ばかりではなく元来優しい人なんだな、と。』
白『可愛らしいお話でしたよね。』

長年やられている俳句のお話も。
倫『俳句はどれくらい?』
白『35年やってます。お天気お姉さんを長い間やっていたので、冒頭の「啓蟄ですね。」とか「立冬は過ぎましたね。」など、「もっと語彙を広げなくては!」と始めました。今もやってます。』
倫『拝号は〝白井冬薔薇〟〝しらいそうび〟と読むそうです。みなさん、薔薇という漢字、書けるでしょうか?』
(2人で爆)

倫『句集も出版されていますね。』
白『第一句集のタイトルは〝Love Letter〟。両親は遠距離恋愛ですっと文通をしてました。両親が亡くなった後、その手紙の束が押入れから出てきたんです。母から「今日はこんな映画をみました。」父から「今日は君に似た人に会いました。」と。冬には冬の言葉あり、というところからLove Letterとしました。』

今日最後の曲は、句集のタイトルと同じジュリー・ロンドンの《Love Letter》。

収録を終えて。
2週に渡ってお越しいただいた白井京子さんは、同郷、高校以来の幼馴染。京子さんが上京し第一線で活躍されているのは、嬉しいものがあります。同時に高校生だった時代、学校こそ違え放課後に繁華街へ皆んなで繰り出してワイワイ一緒に騒いでいた仲間と数年後に東京のラジオ局のスタジオでお話している、なんて事は想像も出来るはずもなく、そんな時間が持てたのはすごく嬉しいです。
いつまでも元気で活躍される様、そして僕もそうありたいと思っています。

白井さん、また遊びに来てくださいね。
そして、またライブやりましょう!

【白井京子HP】
http://www.keizopro.com/talents/profile/sa/kyoko_shirai.html
BSテレ東「サブちゃんと歌仲間」に出演中。土曜日朝 5:30〜6:00 O.A.

■Ryntenダイアリ
【コーヒーハウスミルク@札幌】
初めてお邪魔した〝コーヒーハウスミルク〟。かつて〝中島みゆきさん〟が大学生だった頃に、よくこのお店に通われていたそうです。中島さんファンの間では、とても有名な老舗です。

店内には(通常ではないですが)保護猫マスコットの猫が2匹います。〝いなり〟と〝おはぎ〟。色が似ている、という事でこんな名前がつけられたそうな。店内にはこの2匹が子猫の頃からの写真が所狭しと貼ってありました。

久しぶりに会った友人や初めて僕の音楽に触れた人たち、と色々な方が来てくれました。

で、今回もなぜか〝翔ちゃん〟こと田山翔太くんが(笑)。

いるので、一緒にセッション。このツアーでは〝Misty Eyes〟。
終演後は、みんなで居酒屋で乾杯。

思ってたほど寒くなかったのが意外でした。

【旭川@かぐら蔵】
昨年に引き続き、演奏させてもらいました。
かぐら蔵は、スイーツのお店です。僕もありとあらゆるお菓子の試食をさせてもらいましたが、どれも本当に美味しい。

昨年は大雪でしたが、今回は雪が降った後!安堵した僕でした。しかし、まだまだ雪が残ってましたね。

ライブでは、ソフトドリンクとお店のお菓子付きです。
ソフトドリンクには、コーヒー・甘さけ・フルーツティー・烏龍茶・ジュースなどスタッフが賄ったもの。スタッフの〝おもてなし〟には、頭が下がります。

甘さけが一番人気でしたねえ。僕も頂きました〜。

そしてお店のお菓子!これで一人前のサービス品です。僕もびっくりでした。

ステージはクリスマス色。

終演後は旭川の居酒屋で「お疲れ様でした〜!」の乾杯。
この日も寒くはなかったなあ。

【夜の独尊@富良野】
さすがにこの日は寒かった。。。札幌では吹雪だったそうな。

マスターの〝宮田さん〟とはかれこれ30年以上になります。宮田さんはカレーで有名な〝唯我独尊〟のオーナー、知る人は〝独マス〟と呼んでいます。富良野市議でもあります。相変わらずパワフルです。

店長は〝佐々木さん〟。佐々木さんとも20年ほどのお付き合いになりましょうか。

ライブにはたくさんの方々が来てくれました。

終演後は、地元スタッフとみんなで「お疲れ様でした〜!」

今回のツアーは昨年と比べると、悪天候にならず寒くもなく、不思議な毎日でした。幸運といってもいいかもしれません。

■Ryntenライブ
・12月14日(土)ギターセミナー開催
 大阪八尾「F2音楽教室」
 (問)F2音楽教室:TEL 0120-448-112
http://f2music.com

・12月5日(日)奈良・ビバリーヒルズ「岡崎倫典ライブ with 平井宏」
 ~恒例となった〝南かおりさん〟の朗読とのコラボです~
 キーボード:平井宏
 ゲスト:MCタレント:南かおり
 (問)同 TEL 0742-26-7444
http://flower6.jp/

・12月20日(金)東京「BACK IN TOWN」
 19:30スタート 3,850円(オーダー別)
 ゲスト:ウクレレ〝勝誠二〟(from 子供バンド)
 (問) TEL 03-3353-4655
http://www.backintown.jp/index.php?z=260402

・12月21日(土)福岡朝倉「音茶〜恒例・クリスマスイブイブイブライブ」
 O.A.ザ・もー、櫻井憲一郎
 19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要1 ドリンク)
 (問)同 TEL 0946-52-3672 又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・12月22日(日)ギターセミナー@音茶
 (問)同 TEL 0946-52-3672 又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

●2020年ライブ予定
・1月18日(土)静岡浜松「なんでモール」
・1月19日(日)愛知江南「スタジオM」
・2月1日(土)高知「Bee Staton」
・2月21日(土)福岡朝倉「音茶」
・3月6日(金)岡山笠岡「カフェド萌」
・3月7日(土)〜8日(日)ギターセミナー@福山「バーカブロ」

●お知らせ
岡崎倫典が書き下ろした初のギター教則本『フィンガースタイル・ギターの全知識』がリットーミュージックより発売中です。3,000円+税 全288ページ 模範演奏CD付、奏法解説動画もアップされます。
奏法解説専用チャンネル https://www.youtube.com/channel/UCo1G2T06guXBHDODNzYJSDg

詳細はこちら

■アルバム/譜面集情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 珠玉のメロディ20 (CD付)』

One thought on “Ryntenゲスト #583 “白井京子さん 後半””

  1.  今夜は、ラジオミューさんのサイマル放送を楽しみながらコメントを入力しています。以前パソコンが壊れた時も、今回の2度目のクラッシュでも、復活するのが晩秋になる理由ですが、福祉関係の仕事は薄給のためバイトをしながら細々と生活しています。体調も疾病で力仕事ができず、代々米農家の小生ですが親戚に委託している状況です。その米の清算が秋の出荷後にあり贅沢品はその時しか購入できない状況なのです(涙)
     話は変わり、歳のせいか早寝早起き生活で、一人暮らしの寂しさといいますかボケ防止といいますか、テレビを何気につけたりしています。土曜のサブちゃんのBSの放送も見たことはありますが、そこに白井さんが出演していたとは・・・。今度じっくり拝見させていただきます(笑)

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