10月も終わりますね、早いものです。〝紅葉〟の季節、「もう通り過ぎた」という所も多いのではないでしょうか?時は確実に進んでおります。いかがお過ごしでしょうか?
10月半ば、〝新潟県知事選〟がありました。《原発慎重派》の〝米山さん〟が当選されました。これは大きな出来事です。僕自身、‘原発慎重派’のひとりであるんですが。
その勢いをかって、元首相の‘小泉さん’も講演会で原発反対のトーンが随分立って来ている様です。これで、例えば、先々の’衆議院選挙’で野党が統一候補を〝原発反対〟というところに的を絞ったとしたら、これは国政に大きな変化を見せるのではないか?と思っております。
おたよりをご紹介します。少し前になりますが。
おなじみのTAKさんから『首都圏に展開する〝E Pronto〟というチェーン店(カフェ)のBGMが最高です。70年代80年代の曲と思われますが、デジタル化されていない音楽に癒されています。ウエストコーストっぽい女性ボーカルなんですが誰だか分かりません。ちなみに、リンダトンシュタットではない様な 。誰でしょうかね?』
ー僕がパッと思いついたのが、その時代でウエストコーストというと、カーラボノフあたりかな、と、リンダロンシュタットにも近いですしね。TAKさん、調べてみてください。
■Ryntenゲスト
今週と来週はシンガーソングライター《野澤享司》さんがゲストです。シンガーソングライターとは言え、ギター1本で世界が創れる…こんな方に滅多にお目にかかった事はありません。すごい方です。
紹介曲アルバム《Fender Bender》から《Fender BenderLocomotion》を聴きながらご挨拶。
倫『これほど「ライブを観てみたい!」と思ったことはありません。』
野『倫典さんにそう言って頂けて光栄です。』
これまで、“野澤さん”のお名前は知ってましたし、活字でもいろんな場所でお見かけしてましたが、今回はライブ映像などもみさせて頂きました。
倫『多岐にわたる才能、いろんなお顔をお持ちですね。』
野『生活感のないものが得意で。』
倫『それが個性ということに。』
野『人によっては音楽に専念してくれ、と怒られたりします。』
倫『専念してない?』
野『いえ、自分の中では絵を描くのもお話を創るのも全て音楽の作業。怒られる筋合いはない、と。』
倫『人の勝手だろう?!って。』
二人で(笑)
倫『CDのジャケットがまた特徴ありますね。』
野『隠し絵的な。』
倫『曲も隠し絵的ですよね。』
野『そうですか?』
“野沢さん”は4人兄弟の末っ子、そのあたりも影響があるように感じます。
ここで、今日の1 曲目はセッションです。生演奏で《築地の唄》。
曲を聴き終えて。
倫『何故、築地?』
野『築地に住んでた20歳前後の頃、“斉藤哲夫”さんが大森で食堂をやっていて築地に仕入れに来た帰りに、よく僕の家に寄って遊んでました。』
倫『以前からお友達?』
野『19歳の頃、“哲夫さん”が渋谷で演奏をしていて、そこに“あがたもりおさん”や“はちみつぱい”も出演し僕も、と。』
“野澤さん”が出演されていた《中津川フォークジャンボリー》には、僕も“杉田二郎さん”時代に参加させてもらった事がありますが、僕の方は少し後。ちょっとかすってますね。
倫『“斉藤さん”とは僕も繋がりがあるんです。流れてしまった話ですが、昔、“はちみつぱい”のメンバーである、僕の大学の「先輩二人とグループを組んで斉藤さんの曲でデビューしないか?」という話があって。』
野『そうか!倫典さんは立教だ。』
こんな繋がりを知ってビックリしていた僕らです。
“野澤さん”は他にも多彩な顔を持っています。インターネット検索していると、写真があったり「野澤享司氏の忍術研究に役立つ蔵書」などのリストがあります。
倫『忍術!』
野『これは長いです。』
倫『ひと言で言うと?』
野『無理です(笑)一ヶ月くらいかかります。清の始皇帝の頃から始まりますから。』
倫『そんな時代から?』
野『はい。孫子の兵法あたりから分かれてる』
日本の忍者もそこから繋がってるそうです。すごい研究ですね。
倫『漫画は?』
野『昭和20年30年代忍術の杉浦しげるが大好きで全部持ってましたが、整理してダンボールで8箱売りました。でもまだあります。』
倫『“水木しげる”さんも?』
野『大ファンです。古い頃の自分で描いているのが好きです。』
今日の2曲目ライブバージョンの《悲しみはブルースで》。これは中川イサトさんプロデュースのアルバムです。
新たな世界もまだまだ聞きたい事がたくさんあります。この続きはまた来週に。
■Ryntenライブスケジュール
・11月5日(土)秋田「ポートタワーセリオン2F」
・11月19日(土)岡崎倫典ギター教室発表会@東京バックインタウン:僕の教室の発表会です。僕もゲスト演奏します。
・11月26日(土)三重四日市「ガリバー」
・12月16日(金)東京「バックインタウン」
・12月16日(日)奈良「ビバリーヒルズ」ゲストにMCタレントの南かおりさんをお迎えしての朗読とのコラボレーションをお届けします。
・12月23日(祝・金)福岡朝倉「音茶」クリスマスイブイブライブです。
●冬の北海道ツアー
4日(日)滝川「「Music House JIG」
・5日(月)旭川「Acoustic Live Bar 7Box」
・7日(水)岩見沢「MPホール」
・11日(土)北見「Live Bar Vienus(ヴィーナス)」
■アルバム情報
『Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 』
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。
【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。
朝晩だいぶ寒くなってきました。季節の変わり目のせいでしょうか、周りや親戚で亡くなる方もいて財布的にも厳しさが増してきました(涙)
今週の野澤さんも素敵でしたし、いろんなゲストと倫典さんとの会話を聴くことにより自分の音楽の世界がひろがり、益々ジャンルを問わずいろんなアーティストの音楽を聴くようになりました。
さて、いよいよ秋田のライブが近づいて来ました。どのルートで行こうか、どんな曲目なのか、何食べようかなど楽しく計画を練っています。
>>野澤享司さん
名前は知っていましたが、初めて聴きました。ライブ見てみたいですね。ああいうギターは密かにあこがれているんです。お酒を飲みながらポロっと弾けたらカッコいいな・・・なんて。
>>カーラ・ボノフ
いましたね。最近、お店の選曲が変わってしまって、お目当ての曲が流れなくなりました。彼女よりもう少し声が太かったような。ピアノとスチールギターが中心のアレンジで、バックコーラスにでドン・ヘンリーが入っているような気がするのですが。引き続き捜してみます。