Rynten ゲスト #383 木村大さん 1

時間の経つのが益々早く感じる、今日この頃。2016年もひと月過ぎ様としています。如何お過ごしでしょうか?
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1月の半ば、福島県の《東日本大震災》で遺体として発見された身元不明の方々がかなり多かったんですが、最後のお一人の身元が確認され福島県として身元不明のご遺体は無くなった、というニュースがありました。もちろん、〝岩手県〟〝宮城県〟にはまだまだ遺体が発見されながらも、身元が確認されていない方々がいらっしゃいますが、こうやって少しずつ時間がかかるんでしょうね。4年10カ月もかかってやっと身元が分かった…ご遺族の方々の気持ち、いかばかりか。「察しろ」と言っても、なかなか僕たちには無理な部分もあるかもしれません。福島県だけみても、まだ200人弱の方が発見されていない、という現実もありますし、これからずっと《原発》問題も含めて、どれくらい尾を引いていくのか?全く予想がつきません。
まもなく、5年目を迎えようとしています。

お便りをご紹介します。
以前、ギターの選び方についてお話しした事がありますが、それについてのコメントです。
・宮城の中年ライダーさんから、『バイクの選び方に似ているな、と感じました。色んなメーカーを試乗して現在にの愛車に辿りつきました。レーサーや評論家の方々の批評と自分の感じ方は、意外に違う、というが多いのに試乗会を通して知りました。』
ー〝ライダー〟さんだけありますね。自分を先ず大事に、という事でしょうか。

【ゲストコーナー】
今週と来週はクラッシックギターリスト《木村大》さんにお越し頂きます。“大さん”は1月27日にニューアルバム《ECHO(エコー)》をリリースしました。
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僕『お久しぶりです。』
大『倫典さんはいつも近くにいる気がします(笑)』と嬉しいご挨拶。

そのアルバムから《アンドリュー・ヨーク(Andrew York)》さんの楽曲《サン・バースト(Sun Burst)》を聴きながらスタート。
今回のアルバムの構成は、最初と最後にオリジナル、カヴァーが挟まっていて、この“Sun Burst”は2曲目です。

倫『以前のアルバム〝HERO〟〝ONE〟などと比べて「おっ!」と思ったのは、違う楽器が入ってる。いきなりピアノやベース、パーカッションが聴こえて来たり、時には口笛が出たりして新鮮。いい意味での緊張感も伝わってくるし、張り詰めた部分が漂ってて完成度が高い。』
大『嬉しいです。』
倫『それだけ凄い方々が参加されてる。このアルバムを語る時は、“アンドリュー・ヨークさん”はじめとするコンポーザーの人たちだけでなく、演奏されたミュージシャンの人たちにも是非触れたい!という音創り。一聴して〝レベルが高い〟と分かる、さすが!というラインナップです。』
大『嬉しいです。ミュージシャンたちは、僕が以前から名前を存じてて実際にライブにも行って「今回のアルバムはこういう風にしたいので参加して下さい。」と言ったりしました。』

ピアノの“榊原”さんは“木村大”くんと同じ名前で“大”さん。お互い「どう呼び合うか?」で悩んでいたそうです。最終的に“榊原大”さんを“だいさん”、“木村大”くんを“だいくん”となったんだとか。
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今日の1曲目はアルバム“ECHO”から、入るべくして入った《ホアキン・ロドリゴ(Joaquin Rodrigo)》の《アランフェス協奏曲(Concierto de Aranjuez)》。

倫『ピアノ“仙道さおり”さん、ウッドベース“森田晃平”さん、口笛“竹中直人”さん?口笛だけ吹きに?』
大『はい、そのあと舞台があるのに(笑)。』
倫『「やっぱり役者さんだなぁ」と。音程の確かさ、ブレスが少ない。』
大『役者の〝言葉〟〝動作表情〟を取ってしまっても“確かな存在感を口笛から感じた”のには驚愕でした。』

何かが長けていれば他も連動し“芸”に出てきます。ミュージシャンで言えば“演奏”や“楽曲”に出る、という事。全部繋がってると感じるテイクです。

大『“竹中”さんに「“アランフェス協奏曲”で一緒に演りませんか?」とお話しした時、すぐに「いいよ。」とおっしゃってくれ、アランのいろんなCDを買いに行って「どれがいいんだ?」って。』
倫『色んな人のテイク?』
大『はい。でも僕のがなかったので送って聴いて頂きました。自分が演る以上はその曲の背景などを事前に研究というか勉強…〝体に入れる為に知る〟という事を知りました。』
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下準備があれば、本番時間も短く仕上がりも良くなる。それが分かっているからこそ、その為に時間を割く。僕自身も勉強させられるところです。

次に、カヴァー曲について掘り下げてお聞きしました。今回“レッド・ツエッペリン”の“天国への階段”が収録されています。

倫『“HERO”で選曲もれしたのが入ったのかな?と(笑)。』
大『もともと3部作で考えてて“HERO”“ONE”そして“ECHO”。これまでのキャリアを踏まえながら今の自分を出す、という集大成にしたかった。色んなジャンルの名曲を辿っていくと、僕の中ではやっぱり“レッド・ツエッペリン”の“天国への階段”。“HERO”で選曲もれ、はまさにその通り(笑)。大人の事情で入れられなかった(笑)。』
倫『このアルバムでの必然性が面白い。流れで聴くとこっちでよかったかな、と。』
大『個人的に僕も。』

倫『最後の曲は、僕と何度も演った“アンドリュー・ヨーク”さんの楽曲。僕を呼ばないでピアノと一緒に(笑)。』
大『すみません(笑)。』
倫『悔しいけど新鮮だった(笑)。』

という事で、《三千院》。

これからニューアルバムを引っさげてのツアー、僕とのジョイントライブもあります。

大『楽しみでしょうがない。何演りましょうか?』
倫『意外なものも出るかも。本人たちもまだ読めてませんが。』
二人で(笑)
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【木村大ライブスケジュール】
・2月14日(日)兵庫尼崎「あましんアルカイック・オクト」ゲスト:沖仁
・2月27日(土)福井・越前「越前市文化センター小ホール」岡崎倫典&木村大
・2月28日(日)三重・鈴鹿「どじはうす」ピアノ:榊原大
・3月20日(土)東京・町田「まほろ座MACHIDA」木村大&岡崎倫典

詳細は〝木村大〟オフィシャルHPまで。
http://www.kimuradai.com

来週も“木村大”くんにお越し頂きます。どうぞお楽しみに!

【木村大最新CD】
ECHO
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■Ryntenライブスケジュール
●ソロライブ
・2月6日(土)高知「Bee Station」
・2月7日(日)香川高松「黒船屋」
・2月13日(土)大阪河内長野「百年邑」
・2月14日(日)福岡朝倉「音茶」
・2月19日(金)岡山笠岡「カフェド萌」
・2月28日(日)岐阜高山「ピッキン」
●ギターセミナー
・2月12日(金)奈良「ビバリーヒルズ」
・2月20日(土)&21日(日)広島福山「バーカブロ」
●岡崎倫典&木村大ジョイントライブ
・2月27日(土)福井越前「越前市文化センター」
・3月20日(日)東京町田「まほろ座」

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

「Rynten ゲスト #383 木村大さん 1」への1件のフィードバック

  1. 木村大さんとのトークを拝聴して、2014年11月に初参加した福島・いわきのライブを思い出しました。他の人が演奏する「三千院」はCDで聴きますが、ピアノとの演奏は斬新でした。
    倫典さんのアレンジは原曲がもつ雰囲気を崩さず、絶妙な心地よさがあります。木村大さんの「三千院」も素敵なアレンジでした。倫典さんと大さんの演奏する「三千院」も聴いてみたいな~。

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