(今週は、ゲスト「W.Ç.カラス」さんより、CDプレセントがあります。お楽しみに!)
2016年も板についてきた、そんな感じがします。如何お過ごしでしょうか?
東京の山手線のに〝渋谷〟という駅があります。そのホームの一角に“カップラーメン”を食べさせる店があるんですねえ。カップ麺にお湯だけ注いで出す、と非常にお値段も安いです。そのお店には《時間がないならカップに逃げる手もある》と見事なキャッチコピー。そしていつ見ても長蛇の列です。この“キャッチコピーと長蛇の列”、どう考えても「矛盾してるな。」「時間がないのではなく、時間があるから並ぶんだろう?」と眺めています。
おたよりをご紹介します。
おなじみ“TAKさん”から昨年のクリスマスでの楽曲“ホワイトクリスマス”へ寄せて頂きました。
『難しい曲です。難しいアレンジです。でも「フォークギターでこんなにオシャレに弾けるんだ。」と教えらた曲でもあります。』
ーそんな風に捉えられたら、こちらもやり甲斐があります。
『譜面を見てみると難しいことはやってないし、セーハコードも少ないが、開放弦と2、3個の音でこんな素敵な和音になるんですね。これまで気がつきませんでした。』
ー逆に僕から言うと「こういう事に気がついてくれる。」というのが非常に嬉しいですね。さらには、以前番組でO.A.した“北海道滝川”でのライブにもコメントを頂きました。
『“シャッフルメドレー”、ラジオで冷静に聴くとやはり凄い。一定のリズムをキープしながらアップテンポの曲をギター1本でソロ演奏で繋げる。これは凄い。』
ー嬉しいです。有難うございます。
■Ryntenゲスト
今週もゲストに《W.C.カラスさん》をお迎えしました。先週に引き続き《労働は苦しい》を聴きながらスタート。ギターがご機嫌です。
倫『かなりこなれている、弾きこんでいるなあ、という感じがします。』
カ『〝ジョン・リー・フッカー〟の様なスタイルばっかりやってました。』
倫『歌も相まって自分のスタイルもあるな、と。コブシもきいててブルースなのか?浪曲なのか?と際どい(笑)。』
カ『浪曲も好きなんです。』
今週の生演奏はキラキラ光るギターを操りながら…〝ボビー・ブルー・ブランド〟の《Member’s Only》。
https://youtu.be/m9KZqkuj_Rs
カラスさんのblogには、人や色んな事に対して悪口が一切ありません。
倫『いやだ、嫌いだ、ダメだ、など出てこない。否定的でなく肯定的。最近はインターネットに匿名で人の悪口書いたりが多い。そんな事には無縁なんだろうな、と。』
カ『そういうのはきらいです。絶対に書かない。』
『それは、山の懐で培われたのかも。』という僕の問いかけに『間違いなく会社勤めをしていた時よりも心は大らかになっています。』と話してました。ここで僕が一番聞きたかった〝森林〟の話題へ。
倫『直径何メートル単位の木とか切る?』
カ『300年生きた木を切った事があります。「大変なバチ当たりな事をやってるな。」といつも思ってます。だから「ありがとう」という気持ちで切ってます。』
“カラスさん”は富山の高岡在住。当然高岡中心に木を切られてます。
倫『木の種類は決まってる?』
カ『決まってないですが、富山県というのは、殆どが“杉”の植林なので“杉林”の伐採が主です。』
倫『その300年も杉?』
か『そうです。神社の杉。ご神木を切る、とみんな嫌がるんです。ただ傾げてしまい危なかったんです。お祓いしてから切りました。』
株は残っているので祀ってあるそうです。さらには木を切る立場から伺いました。
倫『昔から水害で家が流されたりした時「木の切りすぎではないか?」「植林の失敗ではないか?」など言われますが。』
カ『専門的な話ですが、戦後どんどん植えたんです。でもその後、木の財貨が下がり誰もやらなくなりほったらかしとなってしまい、密集し過ぎて弊害が出ました。“花粉症”もそうだと言われてます。密集し過ぎるから、木が死にそうになり「外に逃げたい」とどんどん延ばして種の保存を図ろうとする、という面もあると学者さんが言ってました。やはり最後までちゃんとしないと。』
今は木を植えるより切らないとダメなんだそうです。
新幹線などに乗ってると、トンネルが多いんですが、時々ポッと目に飛び込んでくるのが“植林”。すごい数で「そこまで密集させていいのかな?」と思ったりします。
まさか、こんな話をミュージシャンとするとは思いませんでしたねえ。勉強になりました。
最後に《信じるものなどありゃしない》を聴いてお別れしました。
収録を終えて。
〝WCカラスさん〟、ミュージシャンのみならず“木こり”という職業も持つ〝二足のワラジ〟〝二つの面を持つ〟と言われたこともあるでしょうけど、自然を相手に時には話しかけたり話しかけられたり、という世界もあるでしょう。そんな環境の中で仕事をされつつ並行して創られる音楽の世界というのは、〝山林労働〟の影響が強く出ている気がします。
人間同士、人間社会がややこしい部分にうらはらな事を出さざるを得ない、或いはどうしても…ということもあるでしょうが、森林の中に入るとそういったものも消えて無くなるのかな、という気もします。その延長 線上での彼の音楽は素晴らしいものを感じさせられます。
“カラスさん”また遊びに来て下さいね。森林の話の続きをしましょう!(笑)
【W.C. カラス ライブスケジュール】
・2月6日( 土)富山高岡「Casa de la Musica」
・2月11日(祝木)/12日(金)東京高円寺「JIROKICHI」
・2月13日(土)神奈川小田原「卓」
・2月19日(土)富山「ROCK BAR WILDSIDE」
・2月20日(土)新潟上越「さぬきうどん鶴越」
・2月21日(日)長野飯山「Juke Joint ZION」
・2月27日(土)東京吉祥寺「CLUB SEATA」
・3月26日(土)愛知犬山「珈琲ふう」
・3月27日(日)富山高岡「Casa de la Musica」
http://www.wckarasu.com
【W.C. カラス ラジオ番組 だだもれブルースアワー】
第2/第4火曜日 FMとなみ19:30〜、中央エフエム21:00〜
【W.C. カラス 最新CD】
信じるものなどありゃしない
〝W.C. カラスさん〟からリスナーのみなさんにプレゼントを頂きました。2015年2月13日リリースのミニアルバム《WCカラス with 室井滋 信じるものなどありゃしない》を5名の方にプレゼントします。こちらより、どんどんご応募下さい!
■Ryntenダイアリー
【なんでモール@浜松】
恒例の〝春〟のLIVE。しかしながら寒い日でしたねえ。
で、昼食はこれまた恒例の《うなぎ》を頂きました。《ひつまぶし》は最高です!
スタッフのみなさんと完食!
美味しかった~。
LIVEも盛り上がりましたよ。僕も演奏していて楽しかったなあ。
ただ、LIVEが重なってた為、今回、会えなかった人たちも…。まあ、また夏に。
打ち上げの料理も美味しい頂きました~。
居酒屋さんなのに器も料理の盛り方もとってもオシャレなんです。
久しぶりに見た《霊峰富士》。暖冬で雪がないのがわかりますね。
【スタジオM@江南】
店内に入るなり、「《満員御礼》です。」と社長さんから。
かなりびっくりしましたけど嬉しかった!
LIVEも盛り上がりました。
お客さんの中には、遠くは〝石川県〟から来られた方も。有難いですね。
いつも温厚な〝水野社長〟です。
打ち上げも随分と長かった様な…飲み過ぎかな?(僕が…笑)。
僕が呑んだくれている夜、東京などでは豪雪…すごい状況になっていたのを知ったのは、東京に戻る日の朝でした。しかしながら、幸運にも東京駅に着いてからはそれほど電車の遅延もなく、道路にも雪は残っている程度でしたねえ。〝逆雨男〟になったのでしょうか?(笑)。
で、帰りに撮った《霊峰富士》。
たった2日間で様変わりしていました。
■Ryntenライブスケジュール
●ソロライブ
・2月6日(土)高知「Bee Station」
・2月7日(日)香川高松「黒船屋」
・2月13日(土)大阪河内長野「百年邑」
・2月14日(日)福岡朝倉「音茶」
・2月19日(金)岡山笠岡「カフェド萌」
・2月28日(日)岐阜高山「ピッキン」
●ギターセミナー
・2月12日(金)奈良「ビバリーヒルズ」
・2月20日(土)&21日(日)広島福山「バーカブロ」
●岡崎倫典&木村大ジョイントライブ
・2月27日(土)福井越前「越前市文化センター」
・3月20日(土)東京町田「まほろ座」
■アルバム情報
『Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 』
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。
【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。
先日降った雪がカチカチに固まり、なかなか融けないので朝晩の冷え込みが厳しいです。更に、明日は雪の予報・・。路面は乾燥しているものの、日蔭の雪はいつになったらとけるやら・・・。冬だからしょうがないといえばしょうがないですが、シーズン当初暖冬だったこともあり、なおさら寒さが身に沁みます(涙)
こんな週末の寒い夜、あたたかい部屋で楽しくゆったりとした時間を過ごしました。ありがとうございます。
先日、イーグルスのグレン・フライが亡くなりました。なぜか来日アーティストの中では、イーグルスのライブに行くことが多かった。特別彼のファンではないのですが、もう聴けなくなるのかと思うと・・・・。「ホテル・カリフォルニア」は高校生のころ。時の流れとはこういうものなのでしょうか。ちょっとだけ弾けるようになった「Desperado」をポロポロ弾きながら・・・。