Ryntenゲスト #351 木村大さん 2

ある時を境に、僕の部屋の湿度計が40%台から一気に50、60%台に駆け上りました。その間がない!
これが〝梅雨〟というもののでしょうか?“加湿器”の水が全く減らない季節。如何お過ごしでしょうか?
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地上に溢れる《ながらスマホ》。歩きながら…「まあ、腹立たしい」のですが、もっと凄いのは自転車に乗りながら…なんていう者もいます。その便利さに享受しているのでしょうけど、“便利”になったのか?“不便”になったのか?よく分かりません。“歩きながら…”も「冗談じゃねえ!」思います。僕は正面から“ながらスマホ”が来ても絶対に避けませんから。まあ、向こうが避けてくれるんですけど。
“歩きながら…”だけでなくて、やたらと混んでる電車から“スマホ”をしながら降りる…流が止まってしまいます。それによって他の人に迷惑がかかり、時間もかかります。で、“電車の遅れ”に繋がる…。そこまで考えてやってる人はいないでしょうねえ。
日本の〝マナー〟〝モラル〟どうなっていくんでしょうか?消えていくんでしょうか?

■Rynten Guests
今週も先週に引き続き、【木村 大】さんにお越し頂きました。
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アルバム《HERO》からオリジナル曲《EARTH》を聴きながらスタートしたわけなんですが、このアルバム“HERO”、次作の“ONE”とカバー曲が多い。

倫「〝ジミー・ヘンドリックス〟〝スティング〟などリアルタイムではないですよね。“ジミヘン”にしては亡くなった後に生まれてる。』
大『子供の頃から“ヘビーメタル”が好きで…。』
倫『そんな言葉を知ってるとは…死語!(笑)』
大『(笑)小学校高学年くらいから“メタリカ”にどっぷり浸かり徐々に古いロックに遡っていったんです。』

“メタリカ”も“ジミヘン”に影響を受けているグループ。そう考えると辿るのは必然な気もします。
きっと、“ジミヘン”も“大くん”のアレンジを聴いて「この世界はなんだ?!」って喜んでるに違いありません。

また、大くんは“スティング”をカバーしています。

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倫「『好きなんだなあ、とつくづく思う。』
大『声も勿論好きですが、彼はクラッシックギターも好きでいろんな楽曲に取り入たり、リュートを弾くとか弦楽器に対して愛情が凄い。』
倫『そうそう、“スティング”時代から。』

今日の1曲目は“大くん”のアレンジで、映画のエンディングとなった《レオン》から《シェイプオンマイハート》。

倫『音が艶っぽい。』
大『かなり意識してます。』

音数が少ないだけにそこが大事なポイントになるんですね。
マニアックな話を少し。

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倫『一般のギターを手がけるアマチュアの方々には、音数が少ないと簡単だと思ってるところがある。』
大『まさに!』
倫『音数が少ないとその隙間、空間をどういう色にぬるのか?どういう感情を漂わせるのか?のコントロールが難しい。』
大『ホント、そうです。アグレッシブな曲をジャカジャカやるには、ノリと勢いと大きな波に乗っかっていく 様な感じで流れて行くけど、ゆったりとした曲はその人が出てしまう。』
倫『そこにテクニックが出る思う。』
大『そう思います。』

ポーンと一つの音を出した時、数少ない音で、聴いている人に涙を流させたり愉快にさせたりワクワクさせたり…ができるのは究極だと思います。

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大『若い頃はガムシャラに弾いてましたが、それが徐々に一つの音に集約されてきてるのかな、と最近気がついてきました。』
倫『いいところに気がついたね(笑)。』
大『少しですけど(笑)。まあ、最後は単音一つ弾いて死にたいです(笑)。』

■『木村 大&ライム・レディースアンサンブル with 仙道さおり』
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6月28日牛久市中央学習センター文化ホール
開場15:00 開演15:30
1階席 3,000円 2階席 2,000円 子ども(18才以下)500円引き

実は、僕も“大くん”と10月にジョイントライブをやります!

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大『アルバムに入れてない曲、フレッシュな曲、ロックナンバーをギター2本で。』
倫『〝ツッペリン〟とか!』
大『“天国への階段”を昔ギター1本でアレンジしました。』
倫『二人だったら〝ロドリエ&ガブリエ〟かな(笑)。』

今日の2曲目は、2006年にリリースした《ロンドンエッセイ》から《Your Song》。

【収録を終えて】
10大の頃から表に出て10数年経ちます。これからも楽しみなアーティスト。クラッシックギターの世界のイメージを変えさせてくれた存在は僕の中でも大きいです。お父さんもクラッシックギターリストで、小さい頃から厳しく指導されて来られたようですが、逆に言えば、それだけの厳しさがないと逸材が生まれない、と思います、ギターに限らず、どの世界でもですが。
ただ「かわいい」と育てていると大人になった時、その結果、“甘え”が出てしまうことが往々にしてあります。
厳しくする側も心の中では「申し訳ない」と涙を流しているんでしょうが、大人になった時に大きく変わって出てきます。
そんな事を感じさせる“大くん”ですが、本当にギター大好き少年。いつ何時でも時間があればギターを弾いている、という印象です。
そんな彼と10月にご一緒させて頂きます。「新しいレパートリーを増やそう!」と盛り上がっています。
ぜひ、10月、《木村大》くんとのライブをお楽しみにして頂ければ、と思います。

“大くん”!10月のジョイントライブ、楽しみにしています。
番組にもまた遊びに来てくださいね。
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■Ryten ライブスケジュール
・6月27日(土)千葉九十九里「シーブリーズ」O.A.YASU、千葉英樹
http://kujukuri.net/sb/
627 Sea Breez

・7月3日(金)東京「バックインタウン」
73バックインタウン

・7月4日(土)福岡朝倉「音茶」O.A.三ケ尻聖一、櫻井憲一郎
7.4.Onsa

・7月15日浜松「なんでモール」
2015.7.なんでモール

・7月19日(日)広島福山「とおり町交流館」
2015.7.19福山

■北海道ツアー
北海道ツアー画像資料提供:『Acoustic Guitar Life』

・7月7日富良野「きつつき」
・7月9日赤平「交流センターみらい」
赤平の夏2015 リーフレット

・7月11日(土)幕別「百年記念館講堂」
・7月12日(日)旭川「フォークジャンボリー」

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

2 thoughts on “Ryntenゲスト #351 木村大さん 2”

  1. >>10月のジョイント(リクエスト)

    行きたいけど10月は忙しいので無理だろうな。
    「天国への階段」はもちろん聴きたいですが、この2人ならビートルズナンバーをぜひ聴いてみたいです。それもホワイトアルバムあたりのマニアックな曲。行けないけど。(しつこい=笑)

  2. >>ながらスマホ、腹立たしい

    同感です。仕事を離れてまで画面見たくないですし、本や雑誌の活字も疲れるので、乗り物に乗っている時はボーっとしているのが好きですね。BGMはもちろん・・・。

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