Ryntenゲスト #350 木村大さん 1

日本全国《梅雨前線》横断中。如何お過ごしでしょうか?
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恒例により今年もやってまいりました、このジメジメした季節。しかし、あっという間に猛暑に戻るんでしょうね。
今年の夏が寒いのか?暑いのか?どちらに転ぼうが確実に夏はやってきます。

さて、おたよりを元にお話しをしていきたいと思います。
・TAKさんから、ゲストにもお越し頂いた《谷山浩子》さんと5月30日に僕と二人で【谷山浩子 放課後の音楽室 ー倫典先生とー】のコンサートに関するその文面です。『アンコールで地面も揺れた素晴らしいライブ。帰るのが大変でした。』
ー〝地震〟。“小笠原”沖を震源としたあの地震がコンサートの最中にグラッときました。ライブにはいろんなトラブルが起こります。5月水道橋でのソロライブでキーボードの“平井宏”と二人で演った時、3曲メドレーを演奏し“ドーン”とブレイクを弾いた瞬間に“ズドーン”とキーボードが落ちた、という事もありましたねえ(笑)。まあ、5月30日の時は、8時23分だったか?24分だったか?震源の深さは数百キロというのはあまり聞いた事がないです。マグニチュードも大きかった。観測史上初めてだったのではないでしょうか?日本全国で震度を観測したというのは、震源の深さが関係しているのでしょうか?将来的に大きな地震が来るような予感を感じさせられる、そんな地震でありました。気をつけよう!と言っても気をつけられないです、こればっかりは…。

■Ryntenゲスト
今週と来週は、1年ぶり3回目の登場です。クラッシックギターのプリンス【木村 大】さんにお越し頂きました。
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アルバム《Hero》から《earth》を聴きながらスタート。この楽曲、静かに始まったと思ったらいきなりいろんな奏法が出てきますが、アコースティックギターの影響を受けているそうです。“大くん”はアウトロー的な動き、人とは違う動き方をしています。
“大くん”との初めて出会ったのは、この僕の番組。

大『ここで初めてセッションし、レパートリーも増え、これからも増えたらいいな、って思ってます。』
倫『クラッシックギターとセッションさせてもらったのは初めて。』
大『嬉しいなあ。』
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クラッシック=ナイロン弦とスティール弦、楽器は同じ様でも音の出し方や構造も違う。だから違う楽器と言ってもいいのかもしませんね。

倫『ジャンルは関係無い、楽器の違いじゃなく人間同士のジョイント!』
大『そういう動きをしたくてジャンルを気にせず、僕自身が弾きたい曲、曲を創る時も自由にやっていきたい。』
倫『俺と同じ曲をカバーしてる!』
大『有名曲やカッコイイ曲を求めていくとクロスするのかな?』
倫『いい曲はいいし弾いてみたい曲はみんな一緒。』
大『そうですね。』
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本日の1曲目は“ニューシネマパラダイス”より《愛のテーマ》。

ここで専門的な話を少し。
倫『12フレットジョイント=ギターのボディまでの間にクラッシックタイプのギターだと12フレット、僕らが使っているスティール弦の多くは、14フレットまである。それによって高音部の弾きやすさとか。逆に言えば、ギターのテンション=弦の張力、弾き易さに繋がるものなんだけど、こういった曲(愛のテーマ)だとクラッシックジョイントということは高音が出しにくい、弾きにくいと言うか届きにくい、と言った方がいいのかな。にも関わらず艶っぽい音が出せる、という事はその為の特訓、練習はかなり意識してやらないと出せないんじゃないか?と。』
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大『12フレット以降の左手で押さえる練習は凄くしました。』
倫『ですよね!しないとこんな音はでないよな〜、と思いながら聴いてました。』
大『専門的ですね。』
倫『いいか?悪いか?は別として、つきつめて掘り下げれば「そういう事」。若くしてかなりのところに到達している“大くん”です。』

手元に一枚のライブフライアーがあります。
6月28日牛久市中央学習センター文化ホール
『木村 大&ライム・レディースアンサンブル with 仙道さおり』
開場15:00 開演15:30
1階席 3,000円 2階席 2,000円 子ども(18才以下)500円引き
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僕が一番気になっているのは、《ライム・レディースアンサンブル》。全員が女性(笑)。カルテットでなく、バイオリンが1人多い。普通の弦カルはバイオリン、ビオラ、チェロという形が多いですが、そこにコントラバスが加わり、バイオリンがお二人の5人の弦クインテット。
また、レパートリーの予定の中に、“アランフェス”があります。

倫『“アランフェス”は自分で演る事はあるんですか?』
大『出来ないです。僕のルーツはクラッシック。彼女たちストリングスと一緒に演る事によって“アランフェス”の二楽章と全楽章が出来る。クラッシックの本質を表現出来るので、僕の中で完成形、窮極形なのかな?ギターソロも彼女たちのストリングスとも出来るし、クラッシックのオーケストラの曲をアレンジして一緒に出来る。』
倫『僕からすると女性5人、6人に囲まれてステージが出来るのは何よりも羨ましい(笑)。』
大『僕の後ろは華やかです。今回で5回目。後ろを振り返るのが恥ずかしいです(笑)。』
倫『そのレパートリーの中に入っている“マドンナ”の曲。これを女性6人と一緒に?』
大『“マドンナ”はアクティブな女性の象徴なので、弦の女性たちもどのくらいアクティブになれるか?』
倫『羨ましい限りです(笑)。』
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最後にその“マドンナ”の《ラ・イスラ・ボニータ》。

倫『“ジプシーキング”を彷彿させる様な…。』
大『ラテン音楽の中でもアメリカ人が考えるエキゾチックなスパニッシュなカラーで生粋のスパニッシュよりメキシカンよりなサウンドにしようと思いました。』

話もまだまだつきません。この続きは来週に。
どうぞお楽しみに。

■Ryntenダイアリー
【いろは亭@長野飯田】
いろは亭

3年ぶりにお邪魔しました。なかなか飯田方面に行く機会もなく3年が過ぎ…早いものですね。マスターが喜んでくれたのは嬉しかったなあ。
店内もそのままでした(当たり前か…(笑))。
いろは亭店内

ライブも盛り上がりましたよ〜。いいお客さんでした。
打ち上げは、マスターの田中氏の自慢の鍋でワイワイと。美味しかった〜!
で、帰り際にみんなで酔っ払っての記念撮影(苦笑)。
いろは亭記念撮影

【松ちゃんの墓参り@富山魚津】
昨年亡くなった僕の富山の友人〝松ちゃん〟こと“松谷康晴”君の墓参りに行ってきました。約9ヶ月ぶり。今回も富山の仲間と一緒です。
墓前では、彼が所属していた【楽屋姫】のメンバーが、“松ちゃん”のオリジナル《ラフォーレ・ブルー》を演奏したり、また、“楽屋姫”のオリジナル曲《青春のゆくえ》も大合唱。
墓前で合唱

今回もワイワイと楽しい墓参りでした。
恒例の記念撮影。
“松ちゃん”びっくりしてるかも…(苦笑)。
墓参り

で、その後は、みんなで乾杯!
墓参りの後

【メモリー@新潟上越】
この時期での〝メモリー〟でのライブは初めてです。何故か?
いつもはもっと早い時期、2月とか3月だったんですが、あまりにも寒いので「もっと暖かい時期に…」と僕から希望を出して、やっと実現しました。
いいお天気でした〜。
メモリー

今回もたくさんの人たちが来てくれて…ライブも大いに盛り上げてもらいました。有難いことです。
メモリーライブ

富山からの中も駆けつけてくれて…嬉しかった!
帰り間際には、マスターを囲んで記念撮影。
メモリーで記念撮影

その翌日は、【鷲見工房】へ。営業三課課長の〝サスケ〟も元気いっぱいでした。
サスケ

■Ryten ライブスケジュール
・6月27日(土)千葉九十九里「シーブリーズ」O.A.YASU、千葉英樹
http://kujukuri.net/sb/
627 Sea Breez

・7月3日(金)東京「バックインタウン」
73バックインタウン

・7月4日(土)福岡朝倉「音茶」O.A.三ケ尻聖一、櫻井憲一郎
7.4.Onsa

・7月15日浜松「なんでモール」
2015.7.なんでモール

・7月19日(日)広島福山「とおり町交流館」
2015.7.19福山

■北海道ツアー
北海道ツアー画像資料提供:『Acoustic Guitar Life』

・7月7日富良野「きつつき」
・7月9日赤平「交流センターみらい」
赤平の夏2015 リーフレット

・7月11日(土)幕別「百年記念館講堂」
・7月12日(日)旭川「フォークジャンボリー」

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

One thought on “Ryntenゲスト #350 木村大さん 1”

  1. >>トトラの島

    Aメロ繰り返し部分のコードDのハンマリング3連符。この曲の大事なアクセントになっている部分だと思っていますが、いくら弾いても倫典さんのようにならなくて試行錯誤していました。帰宅中にウオークマン聴いていてヒントが。それは3連のあとの4拍目、2弦3フレット(レ)でした。リズムキープしてこの音をしっかり出せばメリハリが出るのでした。こんなことでいちいち報告するな、と言われそうですが、私にとっては大発見の1日でした。(笑)

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