Ryntenゲスト Vol.299 木村大さん 2週目

5月の下旬から6月上旬にかけてのあの猛暑…それをくぐり抜け梅雨の話題の時期になりました。
如何お過ごしでしょうか?
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少し前、東京の《国立競技場》が50年の歴史に幕を降ろし、来る【東京オリンピック】に向けて創り替えられる、という話題がありました。
50年前、1064年の“東京オリンピック”の映像がテレビから流れて来ています。中でも僕が一番感動したのは、上空に描かれた《ブルーインパルス》の
五輪の輪。当時、既にジェット戦闘機の時代にはなっておりましたが、そこに積まれている計器類…デジタルの物はなかった訳で…ましてや自分の位置を正確にる事や、飛行機をコントロールするのは全て人間の感覚に頼られていたんです。そんな中、何ヶ月に渡り「自分たちの感覚だけでその美しい“五輪の輪”を描けるかどうか?」という訓練を重ねていました。
結局、本番まで一度も成功しなかったそうです。しかし、ぶっつけ本番は見事に描く事ができたんですね。
「秒単位で動かなければならない。」という事で当日は予定より3分か2分何十秒の時間がずれ、そのあたりも計算しながら飛ぶ…しかも美しい“五輪の輪”を描かなければならない。この難題を見事にクリアーした“ブルーインパルス”のクルーの人たち…浜松の空港から飛び立ち東京上空に差し掛かるまでの間の心情やいかばかりか。。。プレッシャーの大きさというものは、僕たちの想像を絶するものがあります。
本当に感動させられました!次回の“東京オリンピック”はどうなるんでしょうか?

■お便りを頂いています。
・宮城の中年ライダーさんから『電車のマナーの件同感です。バイクでも同じです。爆音だけで、人の迷惑も考えずバイクに乗られています。「今の若い者は…」とかよく言われますけど、世の中その繰り返しなのでしょうか?』
ー僕もそう思います。

■ライブスケジュールです。
●お知らせ
【7月6日(日)東京・スペースゼロ『還暦ーズ~SweetSixty 1954~』】
出演:庄野真代(Vo)、水越恵子(Vo)、杉真理(Vo.&Gt)、叶高(Vo)、坂本洋(Key & Vo)、伊藤広規(EB)、松原正樹(EG)、白井良明(EG)、岡崎倫典(AG)
還暦ーズ
時間:開場15:30 開演16:00
入場料:前5,500円 当日6,000円
前売還暦割引:5,000円
詳しくは…www.shonomayo.comまで。

●ソロライブ
・6月25日(水)奈良「ビバリーヒルズ 第2弾還暦ライブ ゲスト:押尾コータロー」
・6月28日(土)兵庫尼崎「ブルードアー」昨年秋に引続き、今回は夏バージョンです。
・6月29日(日)和歌山「オレンチ」2年ぶりにお邪魔します。
・7月5日(土)福岡朝倉「音茶〜サマーライブ〜」打ち上げには、オープニングの“ミカちゃん”こと“三ヵ尻聖一さん”ショーが楽しみです。
・7月26日(土)静岡・浜松「なんでモール」恒例となった夏のライブです。
・7月27日(日)広島福山「とおり町交流館」FM夢ウエーブをお聴きのみなさん、是非お越し下さい。
・8月7日(木)東京「バックインタウン」今回もゲストの方にお越し頂きます。さて、今回は?
・8月24日(日)長野佐久「れもん」和食が絶品のお店です。
●北海道ツアー:FM G’skyをお聴きのみなさん、お待ちしております。
・7月22日(火)富良野「啄木鳥」
・7月23日(水)旭川「フォークジャンボリー」
・7月24日(木)赤平「ふくろう」
■イベント
・8月23日(土)群馬「野反湖フィールドフォークコンサート」年に一度のお祭り、野反湖に行くのが楽しみです。

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
今週も【木村大】君がゲスト。
オープニングは先週と同じ、“大君”のカヴァー曲《ノラ・ジョーンズ》の大ヒット曲《Don’t Know Why》。
この原曲は凄くシンプルで、ピアノは「片手で弾いてるんじゃない?」という程音数が少ない。
ナイロン弦1本で弾くと、色や雰囲気がまた変わりますね。
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倫『歌を聴いてて「いいな。」と思ってインストにした時に「あれっ?ちょっとなあ。」みたいな曲もある。だからギターインストゥルメンタルでアレンジして弾いた時に、いい曲は余計に“いい”と感じる。そんな曲って名曲!』
大『ホント、そうですね。ギター1本のアレンジって本当に難しい。』

楽曲を生かすも殺すもアレンジ次第とよく言われます。
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倫『どこを生かしてどこを犠牲にするか?どこを犠牲にせざるをえないか?どこを削ってどこをどう生かすか?どういう生かし方をするか?でよく悩む。レコーディングの最中にも「あっ、これよくないから変えよう。」とか。』
大『あります。でもスタジオの時間が限られてたり…そうするとスタッフが青ざめる(笑)。空気が重くなりいたたまれなくなるけど、やっぱりアーティストの性「ごめん、待って下さい。」って。レコーディングスタッフは「さっきの方が良かったんじゃないですかあ。」と(笑)。でも「自分描いているものが絶対いい。」という事をなるべく主張する様に勤めてます。』

アンサンブルやグループではなく、ギター1本だから余計1人で戦わなければならない、という大変さはあります。

倫『「突っ張っていればいいや。」という訳にもいかない。そこが難しい。』
大『そうですね。以前より自分の着地する場所が少しずつ分かってきた感じはするけど、まだまだ突っ張っちゃう部分も…(笑)。』

ここで、その突っ張り合いを曲に乗せて…。
僕の曲《トトラの島》を生ライブ。
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“大君”にはイントロを弾いて頂きましたが、色が違う楽器、というだけじゃなくタッチとかプリングなどの入れ方も全然違います。
これが“個性”というものか!?”と感じさせられました。

今、新しいアルバム【ONE】を引っさげてのツアー中ですね。
6月の旭川と札幌は終わり、8月は福岡からスタートします。
8月22日(金)は戸畑市民会館で『木村大withライム・レディースアンサンブル』公演。

倫『レディースとは?』
大『5人全員が女性のストリングス。今から楽しみです、』
倫『そのくらいが丁度いい。多すぎると楽屋屋で既に圧倒される(笑)。5人だと合わせ易いし。』
大『音圧的にも。』
倫『僕も参加したいですね(笑)。』
大『機会があったら是非!(笑)。』

東京は8月31日(日)よみうり大手町ホール。
ここでは、スペシャルゲストにアルバムにも参加された、フラメンコギターの《沖仁さん》。
また、関西では僕も結構演らせてもらっている、奈良のビバリーヒルズで開催されます。

大『今度、倫典さんは押尾さんと、ですよね。凄い公演。僕、観たいんです。』
倫『お越し下さい。もし、来たらステージに呼ぶから(笑)。』
大『でも則完ですから。』
倫『いえいえ、楽屋はまた空いてます(笑)。』

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話題がガラリと変わり、《爪》のお手入れの話し。
大君らクラッシックギターリストたちは、タッチが強いし爪への負担も大きいので補強は大切なんですね。
因みに僕は補強は全然していません。

先日、僕と大君が同じヤスリを使っている事を発見。
安くてプラモデル用のもので、4枚入ってて270円かな?なかなかいいですよ。

倫『いろんな目の粗さがあって僕は1200番と1300番の目の細かいのを使ってるけど大君も細かいヤスリ?』
大『はい、仕上げに2000番で磨く。』
倫『2000番くらいになると削れているかどうか分からない(笑)。』
大『爪に光沢が出る様に。』
倫『僕はその代わりに自分のジーンズを使ってる。』
大『最終はそれもいいですね。』

話しはまだまだ尽きまじですが「また次回に…」と最後はアルバム“ONE”のオープニング曲《ニューシネマパラダイス》を聴きながらお別れしました。

“木村大君”、とにかく好青年です。
好青年というだけでなくクラッシックをずっとやって来た人の“基礎”の深さ、硬さ、素晴らしい“基礎”の上に立って、今自由に泳いでいるな、という感じがします。
今日も生演奏で僕の曲を手伝ってもらい、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
大君、有り難うございました。
また、遊びに来てくださいね。
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【DAI KIMURA “ONE” LIVR SCHEDULE】
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●福岡
8月22日(金)『戸畑市民会館大ホール』
『木村大 with ライム・レディースアンサンブル』
~哀愁のアランフェスと愛のシネマミュージックから
Open:18:30 Start:19:00
全席指定  S席 5,500円 A席 4,500円
(問)九州労音 TEL 093-571-0227
■東京
8月31日(日)『よみうり大手町ホール』
『木村大ギターリサイタル ~スペシャルゲスト:沖仁(フラメンコギター)~』
Open:13:30 Start:14:00
全席指定 前5,500円 当6,000円
(問)東京音響 TEL 03-5774-3030
■奈良
9月14日(日)『ビバリーヒルズ』
Open:18:30 Start:19:30
前3,800円 当4,300円(自由席/ドリンク別)
(問)同 TEL 0742-26-7444
■兵庫
9月20日(土)尼崎『あましんアルカイックホール・オクト』
Open:13:30 Start:14:00
全席指定 一般3,500円 高校生以下2,500円 当日:各500円増
(問)同 TEL 06-6487-0910
■京都
9月26日(金)『京都府立府民ホール・アルティ』
Open:18:30 Start:19:00
全席指定 一般3,800円 当4,300円
(問)otonowa TEL075-252-8255
■愛知
9月27日(土)名古屋『LIVE DOXY』
Open:18:00 Start:19:00
前4,300円 当4,500円(飲食代別)
(問)同 TEL 052-242-1227
詳細は《木村大オフィシャルHP》まで
http://www.kimuradai.com/

One thought on “Ryntenゲスト Vol.299 木村大さん 2週目”

  1. こちらはFMで放送されていないので、日曜PM7:00よりパソコンにヘッドホンを繋ぎ少しでも良い音で聴くべく頑張ってますよ(笑)さて、何度か小生のつたない文面を紹介していただき、驚きと嬉しさにひたりながら毎週楽しみにしています。以前福祉関連の仕事に就いたことは報告しました。障害者のメンバーの送迎もおこなっていますが、番組冒頭でご紹介のあったブルーインパルスの練習飛行も時々みることができるのですよ。
     さて、今週「トトラの島」が流れてきましたがやはりすばらしいお二人の演奏でした。以前伊藤賢一さんとの演奏もユーチューブで拝見しましたが、やはり原曲がいいからでしょう、どのアレンジも聴いてて心が癒されます。
     私事で恐縮ですが、以前にも災害地では倫典さんの演奏されるような上質な音楽の必要性をお便りしましたが、今年52歳になる私の給料は、正社員ですが手取りかろうじて10万を超えますがボーナス無しと厳しい財政状況なのでなかなか生の演奏を聴きに行くことが出来ません。是非宮城にも演奏会開催して頂ければ幸いです。御一考頂きます様お願いいたします。
     とりとめのない、長文になりましたが益々のご活躍を祈念しています。

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