Ryntenゲスト ~Vol.232:TWO-TONE’zさん(The JAYWALK) 2週目

【河童のひとり言】
ロシアに隕石が落ちたというニュースは、世界も注目の大事件でしたね。果てしない宇宙で無数に輝く名も知れぬ星にロマンを感じますが、実は近づいてみれば、その破壊力の大きさは想像を超えるものだと、改めて自然の驚異を感じました。もし今回の隕石に「心」があったとしたならば、今回の地球訪問をなんと感じたでしょうね?“遠くに見れば青く輝く美しい「地球」という星は、来てみれば「人類」という生物がわがまま勝手に荒らしている、来るんじゃなかったぁ・・・”なんてね。近づくほどにがっかりするものはなんと多いことか・・・
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あの“震災”から2年が経ちました。まだまだ手つかずの場所、そして心の傷の癒えないままいらっしゃるみなさん…。先は長いです。。。

時間が経つにつれてこの事件の“風化”というのが気になります。『“風化”させない様に!』と言うには、2年の歳月は短い。。。しかし、これが20年、200年と経っていった時どの様になっていくのか…あまり想像したくないところでもあります少なくとも自分の中ではずっと一つの“自然の脅威”として、“自然の力”として持ち続けて行ければ…と思っています。

【河童のひとり言】の《近づくほどにガッカリするもの》。
“何”を、あるいは“どんな場所”をみなさんが想像するかは、個人個 人のお話になろうかと思います。

“近づくほどにガッカリする”よりも、“近づくと全く違うものに見える”ものも世の中には沢山あります。一つに、僕が大好きな“船”。特に客船はもの凄く好きなんです。
豪華客船と呼ばれる中で、日本によく来るイギリスの《クイーンメリー 2》。
そのロビーには、船会社を設立した《キューナードさん》という方の写真が貼ってあります。
遠くから見ると写真なんですが、近くで見ると一枚一枚船の写真を集めて、それが何百枚連なって“キューナードさん”の顔になっている…。“シャレてる”、というか“絵画を真似てる”ところがあるんですね。

“近づくとガッカリ”するよりも“近づくと別物”に見える事も多いと思います。

■ライブスケジュール
・3月15日(金)鳥取米子「アズティックラフズ」
.3月16日(土)鳥取「大綸寺ルルカフェ」
・3月20日(祝・水)福岡津屋崎「サーフナイン(9)」
・3月23日(土)岐阜中津川「さんさ酒屋のコンサート」
ゲスト出演。
・3月24日(日)新潟上越「メモリー」
・3月29日(金)東京「バックインタウン」

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。

http://www.rynten.com

【今週のRyntenNews】
先週の続き、高知から。
高知では欠かす事の出来ない《龍馬亭》こと《松うら》。
今年も一年ぶりに行きましたよ。
“かつおのたたき”はもちろんですが、“サバ寿司”が大きかったのにはビックリ。
美味しかった~!
サバ寿司

満腹になったところで、マスターから“龍馬伝”に耳を傾けました。
「龍馬」の事なら右に出る人はいない、ほど龍馬を知っているんです。
龍馬伝

さて、今年の高知ライブ、たくさんの方々に来て頂きました。
オープニングには、森君とレオ君。
2人とも高知在住のフィンガーピッカーです。
森君とレオ君

打ち上げが終わったところで、女性のみで記念撮影。
高知での3日間、楽しかった!
打ち上げ後

翌日は高松へ。
噂の《高松駅》こと《さぬきうどん駅》。
高松駅

前日にマスターのお父さんが亡くなられたとの事で、マスターは帰省中。
会えなかったのは残念だったけど、スタッフのお二人が大奮闘。
ライブが終わってから遅くまで語り明かしました?!
お世話になりました!
黒船屋にて

ひとつ残念な事が。。。
お店の窓から見えたフェリー。
この路線が昨年秋に廃止になったんだそうです。
いつも一晩中電気がついていた建物は真っ暗。
廃止になったフェリー

もちろん、隣の乗り場や他の乗り場はありますが。。。
さびしかったのは、目の前にフェリーが来ない事。
毎年、フェリーに乗って来てくれる方がいます。
「いつもはフェリーからお店がみえたけど、路線が変わってしまったのでもうお店が見えないんです。」と言ってました。
これも時代なんでしょうか?

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
■ゲストコーナー
先週に引き続き、【The JWALK】のギターユニット【TWO-TONE’z】お二人、リーダーの《知久光康(ともひさみつやす)さん》とメンバーの《浅川昌輝(あさかわまさてる)さん》がゲスト。
《鎌倉Guitar -footprints2-》に収録されている、《霧のサンフランシスコ》に乗っての登場です。
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そして、もうおひとかた、急遽、“The JWALK”から…ドラムの《田切純一さん》が遊びに来てくれました。
彼もまた、僕の古き友人なんです。
一緒に演奏した事もありますが、呑んだという記憶の方が残っています(笑)。
“田切さん”の乱入?で賑やかにスタート。

ステージ裏話を少し。。。
“浅川さん”が初めて“THE JAYWALK”のツアーに参加した時、驚いた事があったそうです。

浅『イントロがピアノと歌だけで2、3分あって、その後ツインギターが出てくるんです。ピアノとボーカルにスポットがあたっている時に横を見たら“光康さん”がクタッとなってて…。』
知『長いイントロの間に眠くなって…。でも倫典さんは驚かないよ。この世代の人は(笑)。』
倫『それだけ心地よかった、と。』
知『そうですね。椅子に座っていると…。』
浅『いいえ、立ちながら…。』
知『そうだったっけ?(爆)その頃忙しかったから疲れがピークに…。』
浅『それが初めてのツアーライブだったから「すごいなあ。」って。』
倫『性格からなのか?キャリアからなのか?分かりませんが(笑)。“浅井さん”もこれからそんな経験もまた積み重なっていくんじゃないかと…。特にドラムの人は最初から座りっぱなしだし、しかも太鼓に囲まれてるからお客さんがよく分からない。特に足元で何やってるか…(笑)。』

ここで、ドラムの“田切さん”の登場です。
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知『後ろに扇風機置いたり…あれはどうして?』
田『熱いから。昔、真後ろに大きな照明があって熱中症になった事があるんです。舞台は危険。』
知『ドラムの人は逃げられないもんね。』

この日の1曲目は《誰もいない海》。
“浅川さん”はこの曲を『聴いた事がなかった。』そうです。

このお二人の親子ほどの年の差、という事は“影響を受けた音楽”とか何を聴いて“今の自分の世界”ができたのか…は、まるで違うのではないかと思います。
“知久さん”は僕らと同じ世代でほぼ同じ音楽を聴いてます。
80年代半ばに生まれた“浅川さん”はどんな音楽を聴いていたんでしょうか?
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倫『60年代終わりから70年代にかけて名曲もたくさん生まれたけど、浅川さんたちの世代はどんなアーティスト・曲を聴いた時に「ギターを弾きたい!」と思いましたか?』
浅『きっかけはビートルズだったんですが、その後エレキギターで…。それから“ミスタービッグ”“スティーブ・バイ”、“ドリームシアター”や“メタリカ”が好きでした。』
倫『完璧に80年代以降の世界ですね。』
浅『今は、Youtubeとかで80年代の初めのハードロックなどを観れるので、“光康さんと一緒にやっててそういう環境だったのが羨ましいと思いました。そういう方の空気を肌で感じながら、一緒に音楽を出来る事がすごく嬉しい。』
知『“田切君”が“浅川君”に「これは聴いといた方がいいよ。」と曲を選んで渡した事があるんですよ。』
倫『教えてくれる先輩がいるって有り難いでしょう?。』
浅『有り難いですね。もらうばっかりで。。。』
倫『自分が年を重ねた時に、今度は後輩にそれを渡して行くという指名が待ってるんだよね。』

『頑張ります!』と“浅川さん”。

田『ツアーでコンサートが終わり、こちらが疲れてるのも気にもせずに僕の部屋にずっといるんですよ(笑)。そこでいろんな音楽をかけると意外と反応がいい。「いいですね!」と、いい感性を持っている。“いい人”になってくれればいいな、と思っています。』
倫『先輩としていいポジションじゃないですか!』
田『いや、最近、いろんな事を忘れる様になってきて…(笑)。』
倫『覚えているうちに伝えておこう!』

そんな若い“浅川さん”ですが、僕の事を知ってくれてました。驚きでした!
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浅『僕は音楽大学だったんですが…。丁度YouTubeがでだした頃、インターネットで「凄いギターリストで“倫典さん”って人がいる!」って学校で噂になったんです。今日、まさか会えるとは…。』
知『ソロやってる強みですね。』
倫『強みなのかどうか…。嬉しいですね。有り難うございます。』

話はつきまじでしたが、最後に《鎌倉Guitar - footprints2-》から《太陽がいっぱい》を聴きながらお別れしました。

男性2人がデュオを組むとなると「高校が同じだった。」「同じ街に住んでた。」など、ほぼ似通った世代で組まれます。
でも“TWO-TONE’z”の場合は、ひとことで言えば親子ほど年の離れたデュオ。
それが逆に「音楽って素晴らしい!」と感じさせられます。
世代を飛び越えて同じ曲・同じステージを共有する、これがまた素晴らしい。
チャンスに巡り会った彼ら“TWO-TONE’z”も「幸せな人たちだ
な。」と思う事しきりです。
気持ちのいい人たちでした!
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みなさん、また、遊びに来て下さいね。
待ってます!

【TWO-TONE’z】スケジュール
3月20日(祝・水)鎌倉鴎林寺ギャラリー

【THE JAYWALK】スケジュール。
3月29日(金)広島クラブクアトロ
3月30日(土)・31日(日)梅田クラブクアトロ
4月6日(土)・7日(日)名古屋クラブクアトロ
4月13日(土)・14日(日)・28日(日)・29日(月)渋谷クラブクアトロ

【TWO-TONE’z 2ndアルバム《鎌倉Guitar -footprints2-》】
two-tonez
鎌倉GUITAR~footprints Vol.2

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