Ryntenゲスト ~Vol.211:山木康世さん 1週目

【河童のひとり言】
いわゆるバカバカしい発明に贈られるイグノーベル賞。今年は音響学部門に日本人が選ばれました。おしゃべりな人を黙らせる装置を開発したそうで、具体的には自分の発した声を、その本人へ遅れて聴かせるものだとのこと。会議で黙らない人を想定して開発されたらしいのですが、いったい誰が実際に使うのやら。いかにもくだらないと笑いながら記事を見ていたら、開発者は、なんと産業技術総合研究所と科学技術振興機構の研究員達です。本人たち曰く、装置はまだ初期段階だそうで、これからも改良を加えていきたいとのこと。どうやら本人たちはいたって真面目に取り組んでいるようです。馬鹿馬鹿しいことを、どこまで真剣に追求していくのか楽しみです。

【今週のRyntenNews】
つい先日まで浴びていたシャワーの温度は、殆ど“水”に近かったんでしたが、あれよあれよ言う間に“お湯”の温度は上がってきました。
僕自身のシャワーもそろそろ40℃を越え始めております。みなさんは如何でしょうか?

秋も深まってまいりました。【河童のひとり言】の《イグノーベル賞》。“馬鹿馬鹿しい”という言葉は、ちょっと悪いですが、ホントに楽しめる《賞》ですね。こういう“物”は、世の中必要なエッセンス。何もかも正論で固く押し進められると、逆に窮屈になって煮詰まってしまいます。
時には、“馬鹿馬鹿しい発見”だけでなく、“話”、人に迷惑をかけない程度の“行動”とか、あってしかるべきと僕は考えます。ただ、最近のテレビを観てますと、“お笑い”など確かに必要なんですけど、どこのチャンネルを回しても同じ人が同じ様な事をやっている…度を越すと如何なものか。。。?と思います。

■Rynten ダイアリー
先週は東京お茶の水「お茶の水JAZZ祭」に参加させて頂き、群馬は高崎「青春の詩」でのソロライブがありました。

JRお茶の水駅の真ん前の広場でのイベントで、発起人は“宇崎竜童”さんなんだそうです。

明治大学の学生さん達が、お茶の水を盛り上げようと頑張っていて、しっかりとしたイベントをされていましたねえ。
僕のステージを観に来て下さったみなさんや通りすがりの人たち…いつの間にかひとだかりが出来ていて…しかもアンコールまでもらいました。嬉しかったなあ。

高崎「青春の唄」は一年ぶりのライブです。
このお店は、もともとは「フォーク酒場」。

フォーク好きの老若男女が集ってそれぞれが思い思いに好きに演奏出来るバーです。オープンして一年、「何とか持ちこたえました!」と笑ってたご主人。そんな事言わずに、来年もお願いします!今回もたくさんのお客さんに来てもらいました。ライブ終了後は、夏の開催してもらった「石川鷹彦さん」とのジョイントライブのDVDをみんなで鑑賞。そうこうしているうちに、解散となり…記念写真を忘れてしまいました。。。次回必ず!

とある日は、“押尾コータロー”君のコンサートに行ってきました。
大きなホールが満杯。押尾君のコンサートも久しぶりでしたが、パワフルに演奏している彼を見る度に『僕も頑張らないと。。。』と。
で、楽屋でご一緒した、アコースティックギターマガジンの編集長“相川”さんとMファクトリーの“三好”君とで、記念撮影。

すばらしいコンサートでした。

また、ある日は渋谷で雑誌の取材。
この日は朝から雨、すっきりしないお天気でした。

来日していた“Tommy Emmanuel”氏との対談です。
もちろん名前はずっと昔から知っていましたが、お会いするのは初めてなんです。
すごく楽しかったですね。
今年12月にシンコーミュージックから発売される“アコースティックギターブック”に掲載されます。
是非読んでみてくださいね。

■おたよりコーナー
・アコギなおっさん『29日のライブに行って来ました。これまで東京ー京都でライブを13回も観ました。』
 ーこれは京都でのライブですね。有り難い事です。
・南紀田辺のKさん『Youtubeなどで観てましたが、紀伊田辺に来て頂いて有り難うございます。』
 ーこちらこそ、ありがとうございます。
・Yasohさん『Eternal譜面集、当たりました。』
 ー感謝のおたより頂きました。

■ライブスケジュールです。
・10月20日(土)埼玉・越谷「大野楽器内メンフィス」
・10月27日(土)岐阜・高山「ピッキン」
・10月28日(日)三重・志摩「志摩商工センター」
北海道ミニツアー
・11月2日(金)美幌「プチパーティー」
・11月3日(土)北見「ヴィーナス」
・11月4日(日)網走「バーコード」

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。

http://www.rynten.com

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
今週と来週は、ゲストに個性的な声、個性的な詩の「山木康世」さんに3年半ぶりにお越しいただきました。
山木さんは、新しいアルバム《ウスバカゲロウ》をリリースされたばかり、そこに収録されている曲“蜆(しじみ)の詩”にのって登場。


山『久しぶり。。。オリンピックみたいだね。』
り『七夕より久しぶり(笑)。』
とご挨拶したところで、早速
山「“しじみ”って漢字で書ける?」
リ「さっき書ける様になった!」

と爆笑の中、スタートしました。
この“蜆の詩”はライブで聴いた事があります。
3年前、山木さんの広島ライブに乱入し、何曲か弾かせてもらったのですが、その時に弾き語りで唄っていたんです。

今回は、1曲だけの生ライブ。山木さんの新しいアルバムにボーナストラック収録された曲《PPM(ピーター・ポール&マリー)》。
最初、この曲を聴いた時、途中でスーっと消えて行くんです。非常に違和感を感じ…。
り『フルで聴いてみるとご機嫌というか…やっぱり音楽のルーツはピーター・ポール&マリー?」
山『というか、アメリカフォークソング、やっぱりカントリーが好きだった。それで高校生の頃、3コードくらいで作曲出来る様なものを一生懸命やってた様な気がする。』

山木さんは、北海道札幌で青春時代を過ごされましたが、当時のメディアはラジオしかありません。それは僕の世代も同じでした。
り『電波を拾わなきゃいけなかったでしょう?いろんな中継局があったわけじゃないし。』
山『民放が一つ、あとNHKで音楽番組が一週間に一回とか…。覚えているのは、全国放送で日曜日の8:00から“鈴木美知子さん”というパーソナリティの方が新譜を紹介する1時間の番組があった。それが心地よくて楽しみだった。』
り『電波が悪いから耳をあてて聴いた。でも逆に耳をそばだてて神経を集中させるのが勉強になった。』
山『そうそう。今は音は良くなってるけど、情報が多過ぎて内容が入ってこない時代なのかもしれない。』
り『譜面なんかなかったから、いろんなものを吸収して…。だから山木さんのギターにも独特な世界がある。』
山『いい加減なんだよね。コピーした事ないから。』
り『否定はしない(笑)。』
山『否定してくれよ(爆)。』
り『いい加減、というか。。。(笑)』
山『アバウト!!(笑)』

山木さんは、“変則チューニング”でも演奏されます。
山『倫典の影響受けて「やらなきゃ!」と思って(笑)。』

そんな山木節がてんこ盛りのアルバム。
驚いたのは、レコーディングは、東京目黒にあるお寺のスタジオで、僕も30数年前、アマチュア時代に入り浸ってた場所です。
今回山木さんが、一緒にプロジェクトを組んだ“コペルニクス”にもすごくお世話になっています。
ジャケットを見た時“《ウスバカゲロウ》録音記”が…「こんな録音は初めて。実に面白い毎日だった。」と書いてあったので、そのエピソードを聞きたかったんです。
山『“コペルニクス”のYさんは、聴覚が優れていると思う。顔は別として繊細な感じ(笑)。いい唄があったら預けて僕は家に帰る。で、またスタジオに戻ると、彼は(曲を)料理してる。音もある程度出来上がっていてYさんは「ボーカル入れて頂きたいな。」と僕に言う。「じゃあボーカル入れさせて頂きます。」と。ボーカル入れて家に帰っている間に料理し、スタジオに戻ると出来上がっている。』
り『ラクですね。』
山『ラク、というより自分にない発想で彼がやってくれる…60才過ぎてから面白い仕事でした。』
そんな新しい手法、新しいステップで創られた《ウスバカゲロウ》ですが、「切るとこ間違えないで!」と笑ってましたねえ。

り『今までに収録されていない曲ばかりですよね。』
山『“創る”のも趣味。いつ発表すると限らず創っているからそれが溜まって溜まって。』
り『自分でギター弾いて?』
山『極力…。でもYさんの邪魔しない様にしないと…。やり易い状況ってあるからね。僕ももう大人ですから(爆)。』
り『この期に及んで(笑)。』
詩を見ても面白いし鋭い。最初の“蜆の唄”も笑っていいのか…考えさせられましたねえ。
どちらに転んでいいのか?っていう詩が結構多いんです。

2曲目に、タイトルソングになっている、《ウスバカゲロウ》を聞いてお別れしました。
まだまだ聞いてみたい事もあります。この続きは来週に。

【山木康世Newアルバム】

「ウスバカゲロウ

山木康世コンサートスケジュールです。
・10月14日(日)大阪・梅田「AKASO」
・10月19日(金)北海道・中富良野「木かげ」

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)以上、12局のコミュニティエフエム局で放送中です。

「Ryntenゲスト ~Vol.211:山木康世さん 1週目」への1件のフィードバック

  1. お茶の水のステージ拝見(聴)しました。野外でどんな演奏をして下さるのか興味津々でしたがすばらしい演奏で感激でした。友人を巻き込んで聞きに行ったのですが、初めて倫典さんの演奏を聴いた彼は「よかった」と一言。その後も「いや、あれ、良かったよ」と繰り返すことしきり。倫典さんを気に入ってもらえて私も満足でした。

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