ハローラジオシティ、ナビゲーターの福留由夏です。
さて、今回は皆さんご存知だと思います。私も子どものころから親しんできました!
現在教文館で開催中の「藤城清治 光と影展」について
影絵作家の藤城清治さんにお話しを伺ってきましたよ~!
教文館にウェンライトホールができた時、
こけら落としで影絵展を開催されてから今年で10年。
この場所で開催する作品展は「今の自分の思いを一番反映しやすい」と、
特別な思いを持っていらっしゃるとか。
今回は東日本大震災のチャリティーEXHIBITIONということで、
被災地である宮城県名取市閖上地区を訪れたという藤城先生の思いが詰まった
「明日へ生きるよろこび」とタイトルが付けられたコーナーも設けられていました。
目の当たりにした情景をスケッチして影絵作品にすることで、
「作品に祈りを込めた」とおっしゃっていた藤城先生。
震災によって崩れた家屋や復興に向けて進もうとしているブルドーザー、
枯れ果てている樹木・・・でもそこには「こびと」がロウソクを灯していて
空へと向かっている折り鶴を見送ってくれています。
作品から何を感じるかはその人それぞれの心に残るものですが、
私はこのコーナーにある作品から、絶望の中にも必ずあると信じたい“希望”を感じました。
会場内のテーブルの上には、思いを綴ることができるノートも置いてあります。
感じたままの思いを書いてみてはいかがでしょうか?
今回はまたいつもとは違った思いを持たれる方も多いと思います。
作品は写真撮影OKということだったんですが、ご自身の目で実物を見ていただいたときの
感情や驚きを大切にしていただきたいので、あえて作品写真は掲載しません。
興味を持った方は、どうぞ足をお運びくださいませ!!
【東日本大震災チャリティーEXHIBITION「藤城清治 光と影展」】
開催日時:10月22日(土)まで
場所:教文館9階 ウェンライトホール
入場料は大人1500円、中学生以下が800円、
入場料の一部は、東日本大震災被災地復興のために寄付されます。
そして、4階のエインカレムでは版画や画集、絵本、グッズも販売されています。
ご本人をお招きしてサイン会も行われますのでこちらも要チェックです!!
ちょうど明日17日(土)、そしてあさって18日(日)のいずれも午後1時30分からの開催!!
なかなかご本人にお会いできる機会はないと思いますので
この機会にぜひ足を運んでみてください。
今回で10周年、10回目となる影絵展ですが、
東日本大震災を受けての影絵展ということでいつも以上に意味の深いものになっています。
そして教文館さんといえば、このカフェでお茶を飲むのが好きなんです!!
こちらもお楽しみくださいませ~(笑)
ということで、ハロラジナビゲーターは福留由夏でした。
また来週も84.0でお待ちしておりま~す!!
残暑厳しいですが、お身体気をつけてくださいね。