東京でも桜の開花宣言があったかと思いきや、今日は冷たい雨。花冷えの1日でしたね。さて、今日は、3/26(金)と27(土)に月島社会教育会館で行われる「平和プラザ2010 平和をねがう中央区民の戦争展」の実行委員である福田さん(写真右から2人目)田所さん(写真右端)と紅一点の奥村さんに来て頂き、イベント内容をご紹介頂きました。福田さんと田所さんはジャーナリストとしてもご活躍で、ここ数年実行委員として関わっているとのことでした。戦争の真実と街の歴史がわかる盛りだくさんのイベントです。
平和プラザ2010は、今年でちょうど10回目。記念すべき節目の年です。シンポジウムの他、様々な展示物も用意されています。奥村さんのお話の中でもありましたが、今年は普天間基地のジオラマを作成されたとのこと。昨年は、イラク戦争で使われたクラスター爆弾の模型を作って、多くの方から興味を持ってもらえたそうです。この事からもわかるように、皆さん、手作りで作り上げているイベントです。現物に近い物を自分の目で確認するのは、とても大きな印象を与える効果がありますよね。
また、3/28(日)は、フィールドワークとして、築地探検隊 〜幕末から近代へ 龍馬とともに築地を歩く〜というイベントも用意されています。今年は、龍馬が熱いですね! 集合は、築地本願寺本堂前に13:30。戦争と平和を語りながら築地を散歩するプランです。
私も含め戦争を実体験として知らない世代が年々増えていきます。やはり、このように未来の世代に伝えていく機会は本当に大切な事だと思います。離れて暮らしている為、たまにしか聞く事ができないのですが、以前、祖父と祖母が若かった頃に体験した戦争の話を聞いた事があり、衝撃的だったのを思い出します。そんな時代を通り抜けて、私の両親が生まれ、さらに、私が生まれてきた事にあらためて気づきました。激動の時代を生き抜いてきた方々は偉大だなと思いますし、自分がいかに恵まれて育ってきたのかを実感します。平和のありがたみを感じました。
また、ブログも用意されています。「平和プラザ2010」と検索キーワードを入力して下さいね。一発でヒットします。入場無料のイベントです。田所さんは、アイディアを出すのも大切だけど、「忍耐力」が何よりも大事とおっしゃっていました。是非、長い期間を経て皆さんで作り上げた平和プラザ2010に足を運んでみて下さい。