岡崎倫典の Acoustic Wind

Rynten #778 インプレッション ”岡崎倫典：音楽絵巻” #73

8月も押し迫ってまいりました。小学校の児童や中高の生徒さんたちは大変な時期を迎えているかと思います。いかがおすごしでしょうか。

8月初旬、この《中央FM》主催のイベント〝夏の寄席フェス2023〟に行ってきました。落語・講座を聞くのも久しぶりでしたので期待して会場へ。見て聞いて終わって…その期待通り素晴らしいイベント。ものすごい刺激をもらい、さらには勉強させて頂きました。出演は〝江戸家まねき猫さん〟〝三遊亭朝橘さん〟〝神田蘭さん〟のお三方。内容は…前座さん？二つ目さん？でしょうか〝桂しゅん治〟さんの落語からスタートして招き猫さんのモノマネ。思ってた以上にすごい！芸の深さを感動させられました。間の取り方が先代の〝林家三平さん〟に似ている部分があったので、終わってからご本人に「影響を受けているんですか？」とお伝えしたら「光栄です」とおっしゃってました。講座へ持って行き方がとても似ていました。続いて出られたのが、三遊亭朝橘さん。この方は筑波大学を卒業された秀才です。高座はお役所仕事。〝ぜんざい〟のお話。しいていえば〝お役所仕事〟の話。面白いネタでしたが、頭の良さ気遣いは言葉の端々に現れてました。神田蘭さんは講談の世界。織田信長の比叡山焼き討ちのお話。なぜ焼き討ちから四谷怪談に流れて行きました。四谷怪談もフルで聞いたのは何年振りか..というほど入り込みました。最後は、なぜかわかりませんがお客さんと一緒に「365歩のマーチ」を歌って幕を閉じた..というよくわかならいエンディングでした。しかし、とても勉強になった講座でした。また伺いたいと思います。

【Opening】〝Star Dust〟　アルバム〝KamakuraFM 82.8〟より

【Rynten Impression】岡崎倫典音楽絵巻 Vol.73 これまた絵巻に欠かせない映画音楽の世界その３
・The Third Man Theme / 「第三の男」1949年：アントンカラスのチターで演奏しています。1940年代の映画としては最大のヒット曲。オーソンウエールズの演技もすばらしかった。タイトル別名「バートライムのテーマ」
・Singin’ in the Rain / 「雨に唄えば」1952年：劇中歌。雨の中で歌いながら踊りながら、が素晴らしく映画史上名場面と言われている。元々は1929年映画「ハリウッドデビュー」で使われたのが最初。
・愛のロマンス / 「禁じられた遊び」1952年：もともとは1941年映画「血と砂」の中で使われ、それをナルシソイエペスがギター1本で弾き、この映画のお陰で世界的に有名になりました。
・Terry’s Theme (Eternally) / 「ライムライト」1952年：ご存知チャップリンの映画ですね。

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日はイタリアの名曲〝Funiculi Funicula〟。1880年に作られた曲。イタリアのベスビオ山頂までの登山鉄道（ケーブルカー）が造られました。これを〝フニクラーレ〟と言います。「登山客を増やそう」ということで作られたコマーシャルソング。世界最古のコマーシャルソングと言われています。作曲は〝ルイジペンサー〟。1944年の火山噴火により破壊され営業は終了。19世紀から20世紀にかけ、クラシックで取り上げられることが多くなり、シュトラウスも幻想曲にメロディーを取り入れ著作権料を支払ったとの経緯や、マーラーも同じようなメロディーが入ってるとも言われています。日本では1961年「みんなの歌」で紹介されました。当初は〝登山鉄道〟とタイトルがついていましたが、1970年のリメイクで〝フニクリフニクラ〟でO.A.されました。日本では「鬼のパンツ」で知られていますね。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ
【高木麻早さんリハーサル】
先日、麻早さんとのリハーサルがありました。
トントンと問題なく進み…リハーサル後は「お疲れ様でした〜」のささやかな食事会。

今回、ミニツアーですが、麻早さんとのツアーは初めてです。どんな珍道中になるか？楽しみです（笑）。お近くの方はぜひ足を運んでくださいね。詳細は【Rynten Live】をご覧ください。
お待ちしております。

【Rynten Live】
★ジョイントライブ
高木麻早 VS 岡崎倫典ー夏の陣
・8月31日（木）広島「Live Cafe JIVE」
19:30スタート　前5,000円　当5,500円（要オーダー）
（問）同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/

・9月2日（土）山口周南「Gumbo」
19:30スタート　前5,000円　当5,500円（要オーダー）
（問）同 TEL 0834-31-1051
http://gumbo321.web.fc2.com/

・9月3日（日）鳥取「Live House RURU Cafe」
17:00スタート　前5,000円　当5,500円（要オーダー）
（問）同 TEL 0857-36-1501　または　森本 TEL 090-7372-5236 https://tabelog.com/tottori/A3101/A310101/31002070/

★ソロライブ
・9月9日（土）札幌「Acoustic Cafe オープン記念こけら落としライブ」
19:00スタート 4,000円（ドリンク別）
（問）同 TEL011-665-3633
https://acousticcafe-sapporo.com/

・9月23日（土）福岡朝倉「音茶」同時配信あり（twicas）
ライブ：19:00スタート　前3,500円　当4,000円（オーダー別）
配信：19:00スタート　2,500円　10月7日（土）23:59 まで視聴できます。
チケットはこちらから
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/252590?source=m_182605#purchase-header
（問）同 TEL 0946-52-3672　又は　フィールドウイング TEL 0946-52-3671 https://www.bar-caboulot.com/news.html

・11月11日（土）富山新川「学びの森桜ホール」
友情出演：楽屋姫
18:00スタート　前3,000円　当3,500円
主催：岡崎倫典コンサート実行委員会
後援：（株）北日本新聞社　（株）新川コミュニティー放送
（問）平野 TEL 090-7742-7675 　mail rynten-t@nice-tv.jp

★岡崎倫典監修によるイベント
・ 9月17日（日）「八尾音楽祭 -YAON-」
13:30スタート　5,000円（税込）【全席指定】
出演：岡崎倫典、押尾コータロー、ウルフルケイスケ、桑山哲也、浜端ヨウヘイ、野上貴子、F2おんがく教室生
サポート：教室講師陣
総合司会：南かおり
チケット：プリズムホール、イープラス、チケットぴあ、ローソン
https://f2music.com/
主催：F2おんがく教室
協賛：奈良ビバリーヒルズ
協力・協賛：ＦＭちゃお
共催：八尾プリズムホール
後援：株式会社ホリプロ、（株）オフィスオーガスタ
八尾音楽祭公式WEBサイト
https://f2music.com/
（問）プリズムホールチケットカウンター 072-924-9999（9:00〜19:00）月曜を除く（月曜が祝日の場合は翌日）

★岡崎倫典ギター教室発表会＠東京Back In Town
（問）岡崎倫典音楽事務所 info@rynten.com

■アルバム/譜面集情報
【譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集至宝のメロディ20 (CD付)』】

譜面集【New Vistas】発売！
2021年3月20日　KMP出版より　2,500円+税
AMAZONで販売中。

10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Rynten #777 インプレッション ”岡崎倫典：音楽絵巻” #72 / バイエル”Requiemを弾こう #2″”

8月半ば。猛暑もそろそろ終焉に入る時期でもありますが…どうなるんでしょうかねえ。ご機嫌いかがでしょうか。

子供達は夏休みの宿題や研究やらと追い込みに、というより追い込まれてる時期でもありますね。自分が小学生や中学生だった時、夏休みは遊ぶだけ遊んで8月最後の週あたりからドタバタが始まった、と思い出します。話は変わりますが。今日もスタジオに来る途中、バスや電車を使いましたが、近年、年齢を問わず電車やバスの扉が開くや否や席をめがけて行く人がいかに多いか？！お年寄りや杖をついてる人、あるいは赤ん坊を抱いた人、そんな方が前に立とうが何しようが目もくれず、スマホに首っぴき、知らん顔です。〝気配り〟〝気遣い〟が必要なのは当たり前ですが〝心配り〟だけではなく〝目配り〟も必要なのではないかと思います。大混雑している電車の中でも、扉との隙間にスマホの空間を死守している…そんな人もよく見かけます。時代的にスマホが欠かせないのは当然ではありますが、これから先〝歩きスマホ〟も含め〝スマホ〟に関する〝マナー〟〝モラル〟がますます「問われて行く時代になるだろう」と思いますし「なっていかなければならない！」と思います。欠かせないものだけにデメリットや弊害も徐々に排除していかなければいけない！そんな気がします。〝マナー〟〝モラル〟に改めて目を向けてみませんか。

【Opening】〝Tactics〟アルバム〝Promenade〟より

【Rynten Impression】岡崎倫典音楽絵巻 Vol.72 これまた絵巻に欠かせない映画音楽の世界その2 封切年代順に紹介していきます。
・Smile /「モダン･タイムス」より(1936年：チャップリンの映画一番古い封切り　映画は個人の尊厳が無視され資本主義社会を題材とし風刺しています。とうきと言われる映画で当時は評価高くなかった様です。
・Over the Rainbow / 「オズの魔法使」より(1939年　ミュージカル　ハロルドアーレンが作曲
・As Time Goes By／「カサブランカ」より(1942年　ハンフリーボーガンと　は恋愛映画では最高だと思います。

■Ryntenバイエル
Ryntenバイエル、2020年リリースのボクのオリジナルアルバム”New Vistas”の中からの『Requiem/レクイエム』の2回めです。譜面は、KMP出版「譜面集『New Vistas』」に掲載されていますが、お手元になくともわかりやすい解説を目指していきます。Tuning:Standard/Capo:2で弾いています。ぜひご覧ください。
(Youtube先での再生になります。)

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日は日本の楽曲〝また君に恋してる〟。焼酎のCMに起用され一躍時の歌になった曲です。2007年〝ビリーバンバン〟に歌われたオリジナルテイクが最初。のちに2009年始め〝坂本冬美〟によりカバーされました。当初「アジアの海賊」のB面扱いでしたがその年の10月両A面として、しかもジャケットも変えて再リリースされた、という経緯があります。アレンジに「かんshてはどちらかというと〝ビリーバンバン〟バージョンを参考にしましたが、メロディーの音域がかなり広い。ということはサビ部分のハイフレットフレーズはセーハフォームが続きますので難易度はちょっと高いです。イントロでは原曲ににはないフレーズを作ってみました。その辺りも聴いてみて下さい。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ
【The 2023 WAGF （World Acoustic Guitar Festival）＠中国北京】
4年ぶりに開催された〝WAGF〟コロナ禍でもコンテストは続いていましたが、この3年の間はコンテスト参加者の方々の動画を観てコメントする、といった形でしたから今回無事に開催され嬉しかった！
ゲストには大御所の中の大御所フランスの〝Pierre Ben Susan〟が…！彼に会うのは15年ぶりです。
ちなみにゲストはフランス〝Pierre Ben Susan氏〟ブラジル〝Daniel Padim氏〟ロシア〝Alexandr Misko氏〟日本からは僕、〝OKAPI〟〝小松原俊さん〟そしてウクレレ奏者〝エバラ健太くん〟。

僕らが北京入りした日は昼間は〝ウクレレ〟のコンテスト。ちょっと覗いてみました。ウクレレブームはここにも…と実感。とはいえ、若者というより高校生以下の子供たちがかなり弾いているようです。

夜は、ブラジルから〝Daniel Padim〟とロシアの〝Alexandr Misko〟のコンサート。その前に腹ごしらえを、とOKAPI、健太くん、通訳の〝劉さん〟と。

で、コンサートですが…ロシアの〝Alexandr Misko〟のパフォーマンスがすごかった〜。

翌日の昼間はフリーでしたので、ちょっとホテル界隈を徘徊し、ケンタッキーでランチ。

隣にはビザ専門店リンガーハットが。こんな字書くんですね。

夜にはウクレレのコンサート。台湾の15歳少年〝徐くん〟のパフォーマンスがすごい！

日本から〝エバラ健太くん〟貫禄でした。

紅一点！女性のウクレレ奏者も登場〝Miss U Summer〟

この日、山東省でギター製作をしている〝GAOさん〟とお会いし、展示されているギターを弾かせてもらいました。新たな出会いに感謝！

夜には、一緒に中国ツアーをしたことのある〝片矢くん〟と上海からわざわざ会いに来てくれた〝SEVEN〟ご夫妻、大連の〝長さん〟と一緒に、片矢くんがプロヂュースしているギターを試奏。みんな元気に再会できてよかった！片矢くんは今現在、北京で就職。立派な社会人です。

翌日は早朝からギターコンテスト審査、夜は僕とOKAPIのライブ。
コンテストは12歳以下の部と13歳以上の部に分かれています。さすがに12歳以下のみなさんはコピーでしたが。こんな小さな子まで。将来どんなギターリストになるかのか？楽しみですね。

昼過ぎは片矢くんがSevenご夫妻とランチに招待してくれました。美味しかった〜。有難う片矢くん！

そしてライブ。前半はOKAPI。力強い演奏で明るくなりますね。後半は僕のステージ。最後に一緒に「All Of ME」楽しかったですよ〜。恒例の記念撮影。

最終日。待ちに待ったピエールベンスーザン氏のライブ。ワクワクしてました。その前にコンテスト審査と結果発表、表彰式。
コンテストは13歳以上の部。こちらはオリジナル曲。みんな素晴らしい楽曲です。貫禄も。中にはバリバリのパフォーマンスをされる方も。

表彰式は全て中国語だったので、よくわかりませんでしたが、最優秀賞はこの方。色々な音作りそれを組み合わせて演奏されてました。

僕が表彰させていただいたのは優秀賞…多分（笑）

最後は賞を獲得された方々と審査員と記念撮影。

ピエールベンスーザンのステージは写真は撮りませんでしたが、本当に素晴らしい演奏で感動でした。終演後は出演者、審査員、スタッフと全員で会食。ワイワイと楽しいひと夜〜。
ベンスーザン氏とのツーショット

数年前、来日し見にツアーをした台湾のギターリスト〝ドンさん〟と〝ヤンくん〟

初めて中国を訪れた時に北京でオープニングをしてくれた〝レンチャン〟とスタッフの〝りーさん〟

福建省でお世話になった〝りーさん〟

充実した楽しい4日間でした！まだまだ土産話しはありますが、またアップしていきますね。
みなさん、有難うございました。感謝！

・9月2日（土）山口周南「Gumbo」
19:30スタート　前5,000円　当5,500円（要オーダー）
（問）同 TEL 0834-31-1051
http://gumbo321.web.fc2.com/

★セミナー開催
8月26日（土）大阪八尾「F2音楽教室」
詳細は下記までお問い合わせ下さい。
（問）同 TEL 0120-448-112 または TEL 072-923-8112
営業 10:00〜23:00 日曜・祝日休
https://f2music.com/special01/index.html

★岡崎倫典ギター教室発表会＠東京Back In Town
（問）岡崎倫典音楽事務所 info@rynten.com

■アルバム/譜面集情報
【譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集至宝のメロディ20 (CD付)』】

譜面集【New Vistas】発売！
2021年3月20日　KMP出版より　2,500円+税
AMAZONで販売中。

10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Rynten #776 インプレッション ”岡崎倫典：音楽絵巻” #71 / バイエル”Requiemを弾こう #1”

8月半ばに差し掛かりました。ご機嫌いかがでしょうか。

お盆の季節ですね。日本全国あちらこちらで渋滞や混雑のニュースがなれるご時世です。時を同じくして78回目の〝終戦記念日〟もあります。さて、以前にも触れましたが〝値上げ〟のニュースが途絶えることがありません。毎月の様に1,000品目、2,000品目、月によっては4,000品目が値上げされていきます。自分もよく読む書籍類、これも値上げがありますし、ファミレスもかなり上がりました。スーパーは言うに及ばずです。
先日、高速のサービスエリアでこと。ガソリン（ハイオク）が203円／ℓという表示がありました。200円代という表示を見ただけで鳥肌がたちましたよ。世代的に、百円以下の数十円／ℓの時代を知っていますから、それを考えると200円代？！クエスチョンマークが頭の周りを限りなく湧いてくる様な表示でした。「このまま寝狩りして行くのか？！」という恐怖心すら抱きます。それでもそのサービスエリアのガソリンスタンドには長蛇の列が途絶えません。背に腹は変えられない！ということだと思いますが、この値上がりがいつまで続くのか？企業のみならず、家庭の破綻も増えるのではないか？と危惧しています。

【Opening】〝水舞〟アルバム〝Spiritdance〟より

【Rynten Impression】岡崎倫典音楽絵巻 Vol.71 これまた絵巻に欠かせない映画音楽の世界その1 Henry Mancini（ヘンリー・マンシーニ）特集　Henry Manciniの手になる数多く映画音楽から代表的な楽曲を紹介します。Henry ManciniはNYに上京後〝ジュリアード学院〟に入学。のちに〝グレンミラー楽団〟入団し、1952年には〝ユニバーサル〟に入社、という経歴の持ち主です。
・Moon River / 「ティファニーで朝食を」より：1961年 Henry Manciniがこの世に出るきっかけとなった楽曲
・Charade / 「シャレード」より：1963年映画の主題曲　作曲はHenry Mancini
・Sunflower / 「ひまわり」より：1970年ロケ地となった場所はウクライナのひまわり畑　日本でも上映されました。

【Rynten Beyer】
ラジオで行うギターワンポントレッスン〝Rynten Beyer〟が復活！今回は、アルバム〝New Vistas〟から〝Requiem〟を弾こう！その1

■Ryntenバイエル
Ryntenバイエル、2020年リリースのボクのオリジナルアルバム”New Vistas”の中からの『Requiem/レクイエム』の1回めです。譜面は、KMP出版「譜面集『New Vistas』」に掲載されていますが、お手元になくともわかりやすい解説を目指していきます。Tuning:Standard/Capo:2で弾いています。ぜひご覧ください。
(Youtube先での再生になります。)

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日は日本の楽曲〝遠くへ行きたい〟。名曲ですね。かなり古い曲で1962年ですから。前回の〝東京オリンピック〟よりも前に作られた楽曲です。例えば〝上を向いて歩こう〟〝見上げてごらん夜の星を〟などはどれも昭和30年代のテレビ番組〝夢で会いましょう〟から出てきた曲です。東京が世界で初めて一千万人を超えたあたり、とはいえまだ戦後が色濃く残っていた時代でした。〝クレイジーキャッツ〟が歌った〝スーダラ節〟〝ハイそれまでよ〟など無責任ものが流行ったのもこの時代です。その時の新人賞には、今や大御所中の大御所〝涙船〟を歌った〝北島三郎さん〟でした。
さて、1998年〜2000年にかけて番組〝遠くへ行きたい〟の音楽を担当しました。ちなみに歌っていたのは〝石川さゆりさん〟でした。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ
【寄席へ】
先日、中央区寄席演芸課？！主催の〝夏の寄席フェス〟に行ってきました！

出演は〝江戸家まねき猫さん〟〝三遊亭朝橘さん〟〝神田蘭さん〟のお三方。実に楽しかったですねえ。あっという間の2時間でした。このお三方は〝中央FM〟で番組を持っていらっしゃいますから、みなさんも聞いてくださいね。
「このコーナーは写真OKです。」と演者さんからお許しが出たので早速！

終演後、ロビーはちょっとしたお祭りの様で、出店がずらり。で、この手ぬぐいを買うと〝くじ〟が一回釣れる？というので早速一枚購入。

そして〝釣りくじ〟をゲット。で、くじを釣ったらなんと！！！一等賞でした〜。この出店に出てた〝三遊亭朝橘さん〟が「えっ、もう出たの？なんだよ、面白くないじゃない？！他に一等賞ないの？」なーんてブツブツ…（笑）。で、ゲットしたのはこの〝まねき猫〟。〝江戸家まねき猫さん〟がご自分の趣味で収集したまねき猫の販売されていて、そこにもこのニャンコがいましたから、早速サインを頂きました。
結構賑わってました〜。

あ〜、楽しかった！暑気払い〜。

【Rynten Live】
★中国公演
コンテストの審査員とライブ演奏で参加します。
日程：8月10日（木）、11日（金）、12日（土）、13日（日）
場所：北京・多次元劇場
ライブ：岡崎倫典 / Okapiライブは12日（土）20:00 〜
ゲスト：岡崎倫典、OKAPI、小松原俊、ピエールベンスーザン、エバラ健太、他
https://www.fingerstylechina.com/archives/21707

★ジョイントライブ
高木麻早 VS 岡崎倫典ー夏の陣
・8月31日（木）広島「Live Cafe JIVE」
19:30スタート　前5,000円　当5,500円（要オーダー）
（問）同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/

・9月2日（土）山口周南「Gumbo」
19:30スタート　前5,000円　当5,500円（要オーダー）
（問）同 TEL 0834-31-1051
http://gumbo321.web.fc2.com/

★ジョイントライブ
『高木麻早 VS 岡崎倫典〜夏の陣』
・8月31日（木）広島「Live Cafe JIVE」
19:30スタート　前5,000円　当5,500円（ドリンク別）
（問）同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/

・9月2日（土）山口周南「GUMBO」
19:30スタート前5,000円　当5,500円（ドリンク別）
（問）同 TEL 0834-31-1051
http://gumbo321.web.fc2.com/

・9月3日（日）鳥取「Live House RURU Cafe（ルルカフェ）」
17:00スタート　前5,000円　当5,500円（要オーダー）
（問）同 TEL 0857-36-1501　または　森本 TEL 090-7372-5236 https://tabelog.com/tottori/A3101/A310101/31002070/

■アルバム/譜面集情報
【譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集至宝のメロディ20 (CD付)』】

譜面集【New Vistas】発売！
2021年3月20日　KMP出版より　2,500円+税
AMAZONで販売中。

10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Rynten #775 インプレッション ”岡崎倫典：音楽絵巻” #70

気がつけば8月も半ば。2023年もとうの昔に半分を切ってる、早いですね。いかがお過ごしでしょうか。

さて、話はガラリ変わり…〝日本発祥の料理〟なるものを目にしました。もちろん、日本料理は当然ですが「えっ？！これが日本発祥！？」という料理が幾つかあります。まず、〝エビフライ〟1895年銀座の洋食屋煉瓦亭。店主の〝木田音次郎〟氏がたまたま食材にパン粉をつけて揚げてみた。そこから生まれたそう様です。そして〝ドリア〟。発祥は1933年横浜のニューグランドホテル。初代総料理長だった〝サリー・ワイル〟氏が、体調を崩した欧州の銀行家のために即興で提供した、と考えられています。〝ナポリタン〟これも日本生まれ。同じく横浜ニューグランドホテルで、1934年初頭のメニューに〝スパゲティナポリタン〟の記載があり、それがスタートというお話。それと〝レトルトカレー〟は日本発祥の1968年大塚食品の〝ボンカレー〟。当時は阪神地区限定で販売され、半透明のパウチで賞味期限も短かった様です。その後、アルミ箔を使用したパウチとなりこの年に全国販売となりました。
日本の技術や発想が凄い！レトルトカレにしても、点滴の加熱殺菌技術を使ったという事（よく理解出来ていませんが）。その辺りが日本人の力量だと思いますがその力量が陰りを見せている気がするのは、僕だけではない！のではないでしょうか。

【Opening】〝消えた街〟オリジナルアルバム〝Spiritdance〟より〜8月、広島・長崎は78回目の夏を迎えます。

【Rynten Impression】岡崎倫典音楽絵巻 Vol.70　これまた絵巻に欠かせないクラシックの世界その6
・メンデルスゾーン：結婚行進曲：劇中音楽といってもいいのでしょうか。1842年「真夏の夜の夢」の中の1曲　もっとも古い結婚式での演奏は1847年イギリス、オルガニストにより演奏され、1858年フリードリッヒ三世とヴィクトリア王女の結婚式で演奏され確立された。
・J・シュトラウス1世：ラデツキー行進曲：1848年北イタリアがドイツから独立オーストリアのラデツキー将軍率いる陸軍が勝利　それを曲にしたと言われている。メロディーが細かく繰り広げられているがこれがすごいと思います。それを再現するオーケストラもすごい。
・G.ビゼー：「アルルの女」第2組曲`メヌエット’：戯曲短編小説に基づいた音楽たち　1872年に初演した時にはそれほどでもなかったが、6年後再演の時には大好評だった。ただビゼーは既に亡くなっている。
・タレガ：アルハンブラの思い出：1827年セゴビアのテイク　タレガは現代音楽の父とも言われ、1860年スペインのクラナダのアルハンブラ宮殿を訪れた時に作ったと言われている。

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。〝The Monkees〟の大ヒット曲〝Daydream Believer〟。1966年に誕生。その経緯は2年ほど遡ります。アメリカンチャートTop 5を独占したがイギリスのグループでした。ご存知〝The Beatles〟。さすがにアメリカPopsッシーンは黙っていない。Beatlesに触発されたプロジェクトが立ち上がりました。そのオーディションに集まったのが約400名のミュージシャン。最終的に〝デイビー・ジョーンズ〟〝ミッキー・ドレンツ〟〝マイク・スミス〟〝ピーター・トーク〟の4人に決まりました。そのオーディションには、のちに世界を席巻する人たちもいました。〝スティーブン・スティルス〟〝ポール・ウイリアムス〟〝セバスチャン・バック〟などなど。これらの人たちがモンキーズに入っていたらどうなっていたか…多分まとまりがつかないのではないか？！という気もするのですが。
そのMonkeesが1967年リリースした5枚目のシングル、これがDaydream Believer。当然、アメリカンチャートに上り詰めました。作曲したのは〝キングストントリオ〟の〝ジョン・スチュワート〟。彼のソロ活動のスタートがこの楽曲提供という事もあった様です。実に幸先のいいスタートでした。僕のアレンジは〝Drop D〟〝4 Capo〟半音下げで演奏しています。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenライブ
【とあるパーティーにて】
東京都内にてパーティーに参加して来ました。
演奏も少々でしたが弾きました。
勝さん、土屋さん、中田さんそして僕、と楽しかった〜。
中華とビールと焼酎と。これもまた旨し！

・9月2日（土）山口周南「Gumbo」
19:30スタート　前5,000円　当5,500円（要オーダー）
（問）同 TEL 0834-31-1051
http://gumbo321.web.fc2.com/

・9月2日（土）山口周南「GUMBO」
19:30スタート前5,000円　当5,500円（ドリンク別）
（問）同 TEL 0834-31-1051
http://gumbo321.web.fc2.com/

■アルバム/譜面集情報
【譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集至宝のメロディ20 (CD付)』】

譜面集【New Vistas】発売！
2021年3月20日　KMP出版より　2,500円+税
AMAZONで販売中。

10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Rynten #774 インプレッション ”岡崎倫典：音楽絵巻” #69

6月下旬、沖縄地方の梅雨明けからスタートし、日本列島続々と梅雨明け。関東甲信越も7月23日、梅雨明けしました。みなさんの地域はいかがでしょうか。ご機嫌いかがですか？

学校通いの生徒さんや学生さんたちは夏休みに入りましたね。海や山に出かけることもあるでしょうが、事故に注意。コロナも収束してはいませんので、アンテナを貼って気をつけてお出かけ下さい。
ここのところ〝値上がりラッシュ〟。値上げの幅の大きさに驚いています。僕は本屋によく通います。単行本や文庫本、新刊もよく読みます。本を読みふけっていた時代より、かなり値上がっています。ちょっと厚みのある本ですと、軽く千円を超えてしまう。インターネットの普及により本が売れなくなった、こともありますがなんとか手立てを考えてくぐり抜ける術はないのでしょうか。まあ、よそ者が口だけで言うのは簡単なことではありますが。
2022年のひと月の水道料などの〝光熱費〟の平均が4人家族で26,579円。一人暮らしで11,686円で半分以下。4人暮らしの家族の場合の電気代は光熱費の半分以上。続いて上下水道、ガスと続きます。一人暮らしの場合は上下水道、ガスと順序が入れ替わってます。今年、来年にはどんな変動があるのか？怖い気もします。近年、マンションで50アンペアですみますが、一軒家では100アンペアとうところも多いかと思います。容量からくる基本料金も増えているのではないか。皆さんのお宅ではいかがでしょうか。

【Opening】もうひとつの週末〜オリジナルアルバム〝marble〟より

【Rynten Impression】岡崎倫典音楽絵巻 Vol.69　これまた絵巻に欠かせないクラシックの世界その5
・モーツァルト：交響曲第40番第1楽章：モーツアルトの代表曲 1877年ウイーンで書いた。39番、41番〝ジュピター〟を含めてモーツアルト3大交響曲と言われている。
・ドヴォルザーク：交響曲第9番「新世界」より第2楽章：「遠き山に陽は落ちて」などの歌詞をつけらて一般的に歌われていので耳にしたことがあるかと思います。この〝新世界〟も世紀名称ではなく一般的なタイトル。ニ短調四分の四拍子　クラッシックで四分の四拍子は非常に珍しく指揮者によってテンポなどで時間が大きく変わります。〝バーンススタイン〟は18分を大きく超えています。
・「剣の舞」：バレーの最後のシーンによく使われる曲ですね。1942年作曲　初演前日、場面が追加され急遽作曲したと言われている。
・チャイコフスキー：「くるみ割り人形」より行進曲：バレー音楽で知られていますね。1890年「眠れる森の美女」が上演され、その後を追うように作曲され1892年に初演。

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日は〝Eric Clapton〟のテイクで大ヒットした〝Change the World〟。1960年リリース、それほど古い話ではありません。〝ジョン・トラボルタ〟主演の映画〝テノミナン〟でグラミー賞3部門を受賞しています。作詞者は〝トミー・シムズ〝ゴードン・ケネディ〟〝ウェイン・カークパトリック〟。このお三方はアメリカのギターリストでセッションプレイヤー、コンポーザーでもあります。このClaptonのテイクは、アコギが何本か重ねられその絡みも絶妙です。他の楽器のパートも少なくはないのですがどれもクリアに聴こえ、ボーカルともども全体に漂うリラックス感があり、当時の音楽シーンでは聴くことの出来なかった〝大人の音楽〟を感じるテイクです。
今回のアレンジは、外せないフレーズを可能な限り織り込みました。雰囲気、ノリ、フェイクしたメロディーラインも組み込まれていますから、難易度は高いと思います。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ
【2023 Morris Fingerpicking Day Special】
3月に開催された〝Fingerpicking Day〟コンテストにおいて賞を獲得した方から、3名の方に参加いただきました。僕もずっと楽しみにしてました。

リハーサル

そして本番
まずは僕のソロ→僕と〝Acoustic Guitar Magazine 賞〟の〝坂本圭祐〟君とで〝BaySide Resort〟

→坂本くんソロ

僕のソロ→〝TAB 賞〟の〝ケンソラ〟君と〝Living Naturally〟

→ケンソラ君ソロ

僕のソロ→〝最優秀賞〟の〝Wang Yemin〟君と〝トトラの島〟→Wang君ソロ

最後は全員で〝All Of Me〟

終演後はビールで「お疲れ様でした〜！」

〝Fingerpicking Day〟恒例のステージで全員で（人数がかなり少ないけど…（笑））

楽しかった！またこのメンバーでどこかでやりたいですね。
みなさん、お疲れ様でした〜！

会場に韓国から友人の〝Hwanhee〟君が…びっくり！！でも嬉しかった〜！Hwanhee君、ありがとうね。また会いましょう！2

【まちポレいわき＠福島いわき】
2年半ぶりのライブです。「やっと戻ってこれた！」と…感無量…。
前日入りした僕は、その晩に主催者〝バー・クイーン〟へご挨拶に。

翌日のライブ前、ランチに中華のお店〝味希〟へ連れて行ったもらいました〜。このお店、実に美味い！

リハーサル　照明を直しているのが、Bar Gueenのマスター〝加藤さん〟。とてもパワフルな方です。見習わないと…（汗）。

2年と半年ぶり…でしたが、足を運んでくださったみなさんに感謝です。終演後は、クイーンで打ち上げ。今回も、通称〝響之助〟がピアノで〝Requiem〟と〝Thanks My Dear〟を弾いてくれました。感動〜！〝響之助〟いつもありがとう〜。次回を楽しみにしていますから〜（苦笑）。

余談ですが〝Thanks My Dear〟は、いわきFMで震災時にずっと流れていたそうです。〝いわき〟とはそんな繋がりもあるんです。この曲は「みんな知ってます。」と言われたこともありました。僕の曲で少しでも心を癒してもらえたら、これほど幸せなことはありません。
【Rynten Live】
★ソロライブ
・9月9日（土）札幌「Acoustic Cafe オープン記念こけら落としライブ」
19:00スタート 4,000円（ドリンク別）
（問）同 TEL011-665-3633
https://acousticcafe-sapporo.com/

・9月23日（土）福岡朝倉「音茶」
19:00スタート　前3,500円　当4,000円（オーダー別）
（問）同 TEL 0946-52-3672　又は　フィールドウイング TEL 0946-52-3671
https://www.bar-caboulot.com/news.html

・9月2日（土）山口周南「GUMBO」
19:30スタート前5,000円　当5,500円（ドリンク別）
（問）同 TEL 0834-31-1051
http://gumbo321.web.fc2.com/

・9月3日（日）鳥取「Live House RURU Cafe（ルルカフェ）」
17:00スタート　前5,000円　当5,500円（要オーダー）
（問）同 TEL 0857-36-1501　または　森本 TEL 090-7372-5236
https://tabelog.com/tottori/A3101/A310101/31002070/

■アルバム/譜面集情報
【譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集至宝のメロディ20 (CD付)』】

譜面集【New Vistas】発売！
2021年3月20日　KMP出版より　2,500円+税
AMAZONで販売中。

10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中