Rynten #758 インプレッション ”岡崎倫典:音楽絵巻” #55

新生活がスタートした、という方も多いのではないでしょうか。いかがお過ごしでしょうか。

桜前線もドンドンと北へ進んでいます。5月にはハナミズキや皐月、つつじの季節がやってきます。モクレンは終わってるかと思いますが、楽しみな季節が待ってますね。さて、先月〝WBC〟世界野球チャンピョンシップ、日本が優勝して閉幕しました。その感動など、僕が言っても皆さんと重なりますので云々するのは避け、一つ触れておきたい、個人的に目を引いたのが〝ビデオ判定〟というものがあります。WBCがスタートした頃にはありませんでしたね。当然ながら、時の流れもあるとは思いますが「正当な判断を下す」という意味では非常にいい導入だと思います。WBCと時期を同じくして〝大相撲〟大阪場所が開催されていました。こちらでも頻繁にビデオ判定が登場していました。これらスポーツのみならず、サッカーにもありますし色々なスポーツにも導入されています。今は、審判や行司の補助として使われていますが、優先されるべき判定は審判や行司であり、その場面でビデオ判定のコールがあればチェック、というところ。やはり、審判無くして行司無くして、となるとジャッジへの問題がさらに多く勃発するでしょうし、それ以外にも文化面での揺らぎも表面化するのではないか?!という気もします。いついなるか、は分かりませんが将来、審判や行司がいなくなるケースもなくはない…個人的にはそんな時代は来なくていい!と思っています。そんなことを感じていた〝ビデオ判定〟でした。

【Opening】
〝めざめの瞬間〟オリジナルアルバム〝Promenade〟より

【Rynten Impression】
岡崎倫典音楽絵巻 Vol.55 ’70年代〜’80年代のギターインスト〝Pierre Bensusan(ピエール・ベンスーザン)〟その4 タッチコントロール=右手のパワーも含めレンジを広くするためにはタッチを強くしなければなりません。〝Pierre Bensusan〟はまさに広さを示しています。改めて「すごい!」と思います。
・Alimatou:Encore-3:1988年アルバム〝Spices〟に収録されギター1本で弾かれています。このライブテイクでは、理由はわかりませんが半音下がっています。
・Wee Dander:Azwan:2020年アルバム これまで使われなかった〝タッピング〟を交えて弾かれています。まるまる1曲タッピングで押し通してはいませんが、改めてリズムの良さ、を感じます。
・Dia Libre:Azwan:バイオリンと本人のスキャットが入っていますが、この構成は珍しくはなく結構多いです。
・Pres de Paris:MAYA / 林マヤ:1991年日本人のアルバムで〝Pierre Bensusan〟が登場しています。〝林マヤ〟さんはモデルでもあり歌手でもありますが、歌わせてもすごい。いい世界を持っています。歌詞は英語ですが曲によってはフランス語が出てきています。何曲かは〝Pierre Bensusan〟のアコギサウンドで収録しています。すごい!です。

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日ご紹介する曲はオリジナル第一号の曲〝Scandinavia〟。〝DADGADチューニング〟6弦・2弦・1弦をいち音下げています。【Rynten Impression】で 4週に渡って特集した〝Pierre Bensusan〟が自分のスタンダードとして使っているチューニングです。あの〝Bye Bye Love〟を作ったイギリスのギターリスト〝Davey Graham(デイビー・グレアム)〟が当初広めた、と言われています。
僕が初めてこのチューニングに出会ったのは、1980年代終わり〝Led Zeppelin〟のデビューアルバム〝Black Mountain Side〟という唯一アコースティックのインストゥルメンタルの曲でした。タブラと一緒に演奏していた…これは衝撃でしたね。コピーもしました。
1980年代に〝杉田二郎さん〟の「ここが地球のど真ん中〜138景」というすごいツアーがあり、そのツアーの合間に作っていたのを覚えています。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ【とある日】
東京でギター教室生徒たち主催で僕の誕生会を開催してくれました。

当然ながら全員、とはいきませんがレッスンをお休みされている生徒さんもいたりして、楽しかったですね。

何度やっても誕生会っていいですね〜。毎月あったらいいのに…(笑)。みんな、ありがとう〜!

★Rynten Live
●ソロライブ
・4月29日(祝土)福岡朝倉「音茶〜岡崎倫典昭和の日ライブ」
同時配信(twicas):2500円 5月13日23:59まで視聴できます。
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/221798
ライブ:19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671 http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月2日(火)宮崎高鍋「Jazz Spot Dolphy」
19:30スタート 前3,000円 当3,500円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 090-9584-0388 (藤沢)
または キャベツ・ひまわり ながとも農家 090-1165-6752 (永友)
https://www.mapion.co.jp/phonebook/M01014/45401/24530090511/

・5月4日(祝木)三重四日市「Galliver」
19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 059-346-7321
http://www.galliver.gr.jp

・5月6日(土)広島「 Cafe Jive」
18:30スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/

・5月14日(日)奈良「ビバリーヒルズ」
18:00スタート 前3,500円 当4,000円(いずれも要2オーダー)
(問)同 0742-26-7444
https://flower6.jp/access.html

・5月20日(土)東京水道橋「Cafe Rijn」
18:00スタート 4,000円(ドリンク別)
(問)同 TEL 03-3262-4675
https://www.caferijn.com

・6月11日(日)福島いわき「まちポレいわきB1」NEW!
http://www.polepoleiwaki.com/Default.aspx
14:30スタート 4,000円(ドリンク別)
(問)Iwaki Queen TEL 0246-21-4128
https://barqueen.exblog.jp/

・6月17日(土)群馬高崎「群馬高崎「地球屋ハルナグラスイベントルーム」
http://www.chikyuya.co.jp/archives/5082
14:00スタート 3,500円(ドリンクと美味しいパン付き)
(問)青春の唄 TEL 027-333-2847 又は 高橋 TEL 090-2767-2276
https://seishunno-uta.com

★イベント出演
・5月27日(土)「東京ハンドクラフトギターフェス」@東京錦糸町「すみだ産業会館 8Fサンライズホール」
スーパーアコースティックライブ「岡崎倫典出演」16:00〜16:40
入場料:1,600円(1日のみ有効)チケットは当日、受付での販売のみ。
https://handcraftguitar.jp/

★セミナー開催
・4月28日(金)@福岡朝倉「音茶」16:00〜
形態:プライベートレッスン
時間/料金:60分 10,000円(税込)
内容:自由課題
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月13日(土)大阪八尾「F2音楽教室」
形態:プライベートレッスン
時間/料金:50分 11,000円(税込)
内容:自由課題
(問)同 TEL 0120-448-112 または 072-923-8111
https://f2music.com/special01/index.html

■アルバム/譜面集情報
譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』

譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Rynten #757 インプレッション ”岡崎倫典:音楽絵巻” #54

4月に入りました。いかがお過ごしでしょうか。

今年も例年より早い桜の開花宣言が出され、日本中を駆け巡りました。東京は全国に先駆けて、トップバッターで開花宣言がありました。東京の開花宣言は〝靖国神社〟境内中心部にある桜で判断する、というのは、ご存知の方も多いかと思いますが、靖国神社近辺は3月上旬あたり、桜満開の時期になると和服を着た女性や初々しくネクタイを締めた男性など…つまり卒業式を終えた人たちがドーッと靖国神社境内に向かう風景が見られます。その靖国神社前の横断歩道では、信号1回では渡りきれないほどの人たちが歩道に溢れていました。
桜にまつわるお便りを頂きましたのでご紹介します。おなじみKMさんから。
『うちの庭にある桜の木の開花を心待ちにしていたところ、わずか2日ほどでこんもり咲きました。この時期、まだ時折朝が寒い日もあり、元気に咲いた桜の木の回りは、一面白い霜に覆われているという不思議な光景でした。開花スピードが速かったので散るのもあっという間かもしれないと思うと、情緒に加えて寂しさもありますが、花が散った後は赤いサクランボができます。これが我が家に届く初夏の便りです。』いい環境ですね。家の庭に四季折々の草花が植えられているという事でしょうか。季節を届けてくれるのは草花だけではありません。そこに集まる鳥たちや昆虫たちは春を告げる、季節を告げてくれますね。
みなさんの周りの環境はいかがでしょうか。

【Opening】先日亡くなられた〝松本零士〟さんに捧げたいと思います。
〝宇宙戦艦ヤマト〟フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集〜至宝のメロディーより

【Rynten Impression】岡崎倫典音楽絵巻 Vol.54 70年代〜’80年代のギターインスト 〝Pierre Bensusan(ピエール・ベンスーザン)〟その3 彼の使用しているギター〝Lowden 〟は、かなり個性的なギターで、日本において広めていった立役者でもあります。デビュー当時から使っているギターは〝Old Lady〟と名付け、かなり使い込んでるのが分かります。2010年あたりから使ってる新しいモデルは〝New Lady〟と名付けられています。
・So Long Michael:2013年にリリースされたEncore-1より 1977年〝Michael Hedges〟が亡くなった直後、追いかけるように書いた曲。1980年代のアコギインストの双璧だった二人がこの世界を牽引していきました。1984年の Michael Hedgesのアルバム〝Aerial Boundaries〟には〝Bensusan〟という曲が収録されています。お互いリスペクトしていたのがよくわかります。
・Jigs : Merrily Kissed the Quaker – Cunla:Encore-2  古くから伝わる民謡をメドレーにしています。日本のアーティストお含め、色々なアーティストが、フィドルやバンジョーなどでカバーされています。元々はバグパイプで演奏されているのでバグパイプがギターに合っている気もしますが、それもPierre Bensusanその手にかかるからかもしれません。
・Wu Wei:2013年ライブアルバム Encore-3からタイトルソング Pierre Bensusan節!1988年リリース〝Spices〟はソロとバンドバージョンが半々でレコーディングされていますが、そこから曲想や絶妙なタッチ(強弱)が受け継がれているアルバムでもあります。
・Lunar Tide:Encore-3:ステージではかなりのeffectを使っています。それをお聴きください。

【Key of R】番組最後は僕の生演奏をお送りします。今日お届けする曲はオリジナルから〝Living Naturally〟。アルバム〝Musings〟の1曲目に収録しています。チューニングがややこしいですが、この曲が最初ではありません。それ以前にオリジナル曲〝めざめの瞬間〟で使いました。ちなみにチューニングは…6弦:2音下げ=Cまで下げる、5弦:1音下げ=Gまで下げる、4弦・3弦:そのまま、2弦:半音落とす=Dにドロップする…です。
弾いてくれてる方の中で、とある方はこのタイトルを「Living Unnaturally」と変えて弾いているそうでして…そちらの方が有名になった、というお話も耳にしています(笑)。僕もステージでこの曲を演奏する時に、よくこの冗談話をします。
何かにつけ弾いて頂いてる、というのは有難いです。逆に言えば、簡単は曲ではないけれど「よくぞ弾いてくれました!」という気持ちです。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ
【Morris Finger Picking Day -コンテスト&ライブの祭典@横浜赤レンが倉庫】
4年ぶりの開催です。僕も楽しみにしていました。コロナ前に予選を通過されたみなさんが4年を経て、登場です。お一人だけ、都合で辞退された以外の全ての方が参加されました。遠くは中国、韓国からも。みなさん、凄いパワーです。
しかしながら、あいにくの雨…。

ロビーでの試奏も盛り上がってました。

コンテストも順調に進み

今年の〝最優秀賞〟は上海出身で京都在住の〝Wang Yemin〟くん。おめでとうございました!

〝優秀賞〟は韓国ソウルから〝Hwajong Kim〟くん。おめでとうございました!

みなさん、素晴らしい演奏でした。
表彰式の後は、最優秀賞〝Wang Yemin〟くんの演奏。

その後はゲストの演奏。

最後はゲスト全員でセッション。これもまた楽し!

今回はコロナの影響を鑑み、終演後の懇親会はなし、でした。ちょっと寂しかったけどそれも致し方なし、ですね。
帰り際、赤レンが倉庫からみた横浜の夜景が綺麗だったなあ。

【吉川忠英さん喜寿ライブ@東京目黒ブルースアレイ】
忠英さんの〝サプライズ〟でバースデーライブにお邪魔してきました。公にされていた出演者は忠英さんと同じ事務所のプロデューサーでもありアレンジャー、ピアニストの〝井上鑑さん〟と〝ボーカリスト・やまがたすみこさん〟、ブルースハープの巨匠〝ariさん〟。サプライズは〝白鳥英美子さん〟〝Chageさん〟〝未唯meiさん〟そして僕(笑)。サプライズ!ですから、忠英さんは僕らの出演は全く知りません。ですから当然リハーサルや打ち合わせもありません。ぶっつけ本番!ちなみに、サプライズの皆さんは、開演とともに忠英さんがステージに上がるまで別な場所に案内され…(笑)。
僕の出番は初っ端。ステージに駆け上がった僕を見て「えっ?!なんでいるの?」と(笑)。僕だけでなく、みなさんがステージに上がるたびにびっくりする忠英さんの顔が面白かった(笑)。

終演後、楽屋でシャンパンで乾杯。

大きなケーキも。おすそ分けを頂き、これがまた旨し!

残った出演者で記念撮影。
向かって左から Ariさん、忠英さん、白鳥さん、未唯meiさん、Chageさん、僕、井上さん…錚々たるメンバー。忠英さんの交友関係が広いのが分かります。

楽しかった〜!

【Rynten Live】
★ソロライブ
・4月7日(金)岡山笠岡「カフェ・ド・萌」※予約受付はありません。直接、お店までお越し下さい。
20:00スタート 2,000円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 0865-63-5293
http://cafedemoe.com

・4月29日(祝土)福岡朝倉「音茶〜岡崎倫典昭和の日ライブ」
同時配信(twicas):2500円 5月13日23:59まで視聴できます。
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/221798
ライブ:19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月2日(火)宮崎高鍋「Jazz Spot Dolphy」
19:30スタート 前3,000円 当3,500円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 090-9584-0388 (藤沢)
または キャベツ・ひまわり ながとも農家 090-1165-6752 (永友)
https://www.mapion.co.jp/phonebook/M01014/45401/24530090511/

・5月4日(祝木)三重四日市「Galliver」
19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 059-346-7321
http://www.galliver.gr.jp

・5月8日(土)広島「 Cafe Jive」
18:30スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/

・5月14日(日)奈良「ビバリーヒルズ」
18:00スタート 前3,500円 当4,000円(いずれも要2オーダー)
(問)同 0742-26-7444
https://flower6.jp/access.html

・5月20日(土)東京水道橋「Cafe Rijn」
18:00スタート 4,000円(ドリンク別)
(問)同 TEL 03-3262-4675
https://www.caferijn.com

★イベント出演
・5月27日(土)「東京ハンドクラフトギターフェス」@東京錦糸町「すみだ産業会館 8Fサンライズホール」
スーパーアコースティックライブ「岡崎倫典出演」16:00〜16:40
入場料:1,600円(1日のみ有効)チケットは当日、受付での販売のみ。
https://handcraftguitar.jp/

★セミナー開催
・4月8日(土)&9日(日)広島福山「バーカブロ」
形態:全グループレッスン(2名〜3名)
時間と料金:1回50分を2回でワンセット 合計 11,000円(消費税込)
内容:岡崎倫典のオリジナルからカバー、また、フォークソング伴奏なども伝授します。
(問)バーカブロ info@bar-caboulot.com
http://www.bar-caboulot.com

・4月28日(金)@福岡朝倉「音茶」16:00〜
形態:プライベートレッスン
時間/料金:60分 10,000円(税込)
内容:自由課題
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月13日(土)大阪八尾「F2音楽教室」
形態:プライベートレッスン
時間/料金:50分 11,000円(税込)
内容:自由課題
(問)同 TEL 0120-448-112 または 072-923-8111
https://f2music.com/special01/index.html

■アルバム/譜面集情報
譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』

譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Rynten #756 インプレッション ”岡崎倫典:音楽絵巻” #53

2023年3月も終わり。如何お過ごしでしょうか。暖かくなり日も長くなりました。嬉しいものです。

さて、話はガラリと変わり…〝利き腕〟のお話。僕は〝左利き〟です。例えばハサミ。今でこそ利き腕に対応したものが出回っていますが、子供の頃ほとんどが右利き用でした。特に裁ちバサミなどは左利きの自分としてはとても使いにくかったのを覚えています。今使っている物の中で右利き用の為に使いにくい!と思うのがバターナイフ。今ではハサミと同じく両腕対応したものが多いと思うのですが、たまたま買いに行った百均になかったんです。売っていたのは右利き用でした。まあ、大した話ではないのですが…。大した話として、左利きの自分が何故右利きのギターを持ったのか?たまたま持ったギターが右利き用だった。でも、今考えると運命的なものを感じます。特に弦を押さえる右手の個性、と自分でも感じることがありますが、右利きの人たちが僕の曲を「コピーしにくい!」と感じる原因にもなっている気がします。そのあたり、いい部分もあり、そうでない部分でもあり、とプラスマイナスあり、ということで「右利きのギターを持って正解だったな。」と感じております。昔「君が左利きなら右利きのゴルフセットで始めるといいよ。」と言われたことがありましたが、結局ゴルフクラブを握ることはありませんでした。

【Opening】〝雲の上の小さな島〟オリジナルアルバム〝Promenade〟より

【Rynten Impression】岡崎倫典:音楽絵巻 Vol.53 1970年代〜1980年代のギターインスト《Pierre Bensusan その 2》1988年にリリースされた5thアルバム〝Spices〟からのピックアップです。4thアルバムから間が空きましたが、このアルバムは実にいいアルバムでベストだと思います。ギター1本とバンド編成との演奏の半々になっています。ケルティック・JAZZ・シャンソン・アフリカ音楽・アラブ系・タンゴ系などなどあらゆるジャンル、あらゆる国から影響を受け色々な時代からの影響も受け、7歳からピアノを弾き始めたり、と様々な色々なものが集結して〝Pierre Bensusan〟になっています。全ては〝Pierre Bensusan〟風です。ぜひ一度聴いて下さい。
使用しているギターはずっとイギリスの〝Lowden(ローデン)〟ギター。初めて彼の演奏を聴いた時も〝Lowden 〟でした。19インチのラックが積み上げられて機材が多かったのを記憶しています。
・La Feme Cambree(ラ・ファム・キャンブレ)1988年アルバム〝Spices〟より
・Mille Vallees(ミル・ヴァレ)〝Spices〟より:「よくこんな曲が書けるな?!」と思うほど素晴しい曲です。バンド演奏ですが、かなりのリハーサルを積んだのではないか、と思います。いきなり譜面を追いかけてここまでは出来ません。
・ Agadiramadan(アガディラマダン)〝Spices〟より:2013年『Encore』のLive音源からのピックアップ。ギター1本で演奏。
・The Last Pint(ザ・ラスト・パイント)〝Spices〟より:名曲です!

【Key of 】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日お送りするのは〝Anji〟。ギターインストゥルメンタルの曲です。曲を書いたのは〝Davey Graham(デイビー・グレアム)〟。先週、今週と特集しました〝Pierre Bensusan〟も多大な影響を受けましたし、彼に影響を受けたアーティストやギターリストは多いと思います。イギリスのフォークシーンにの重要なポジションを持っている方でもあります。変則チューニングの中でも非常にオーソドックスで好んで使われているチューニング〝DADGAD〟を最初に世に広めた人としても名が知られています。
この曲は、特にギターフリークの方達にとって馴染みの深い曲で「初めてのギターインストでした。」という方も多いのではないでしょうか。僕自身もこの曲や〝Donovan(ドノバン)〟の〝Tangerine Puppet(タンジャリーン・パペット)〟等、かなりコピーしましたが、コピーしてもコピーしても「本当に一人で弾いているのか?!」という想いから逃れることが出来ませんでした。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ
【米子へ】
翌日のラジオ出演が早朝だったため、前日に米子〝鬼太郎空港〟へ。早速〝目玉おやじ〟がお出迎え〜。

空港から市内に向かうバスも〝鬼太郎〟

【ダラズFM出演@鳥取米子】
早朝8:30からの番組〝GENSHINの週末BANZAI〟の出演です。サテライトスタジオに入ったのは8時前。番組は8時からスタート、ということで、結局、なんとなく 8時からの出演!と相成りました〜。「眠い…」と言いながらの入り、でしたが朝から楽しかった〜!番組終わりでGENSHINさんと。GENSHINさんはお寺のご住職です。向かって左側にいるのが主催〝BEXX Yonago〟の〝新畑さん〟。今回も有難うございます!

夜には、僕も今回初めてライブをやらせて頂く〝ハイハイピカドス〟へ。この日は3バンドのライブ。2番登場の〝麻衣子〟さん率いるユニット、歌って踊って楽しいステージでした〜。米子では有名なんだそうです。お客さんも一緒に踊って…僕は観てるだけ(笑)。

【ライブ@ハイハイピカドス】
翌日は僕の2年ぶりの米子ライブ。いつも来てくれてた面々が…(涙)嬉しかった!
アンコールではお客さんから「僕にはこれは外せません!」と〝Thanks My Dear〟のリクエスト。みんなに盛り上げてもらいました。有難うございました!
写真はリハーサルから

【FMゆめウエーブ出演@岡山笠岡】
一日置いて…ずっと僕の番組をネットしてくださってる局。4月7日(金)「Cafe De 萌」ライブの宣伝のために出演させて頂きました。お天気が良くて気持ち良かった!

パーソナリティーの藤川さん、いつも有難うございます!

番組が終わってから〝Cafe de 萌〟でランチ。ママの手料理が美味しかった。ママ、有難う〜!

米子を離れる時に見た〝大山(だいせん)〟青空にそびえ立ってて綺麗でしたね。

【バースデー@福山バーカブロ】
福山滞在となればやはり〝バーカブロ〟には行かなくては…呑んでる最中、夜中を過ぎたあたり(まさに3月21日)にケーキが…(涙)。偶然に訪れた仲間たちもお祝いしてくれました。

【スタジオM@愛知江南】
4年ぶりのライブでした。感無量。

アンコールでは〝水野社長〟自らケーキを運んでくれプレゼントの焼酎まで(涙)。社長、有難う〜!

なんやかんやで米子ー笠岡ー福山ー江南と久しぶりの長いツアーになりましたが、幸せなツアーでした。みなさん、有難うございました!
東京に戻る時の〝霊峰富士〟青空に映えて綺麗だった!

■アルバム/譜面集情報
譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』

譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Rynten #755 インプレッション ”岡崎倫典:音楽絵巻” #52

3月半ばになりました。今月上旬、東京では暖かい日が続きました。天気がいいのもさることながら、例年にない気温の高さでした。さらには、3月に入ったばかりだというのに半袖姿が多かったですね。皆さんのお住いの地域でも同じような光景が見られたのではないか、と思います。如何お過ごしでしょうか。

桜の開花予想も例年になくかなり早い。既にあちらこちらで開花しているんじゃないでしょうか。日本の桜井開花の先陣を切っているのは、福岡・高知・東京。東北仙台では3月下旬には満開を迎えるのではないか、ということです。何が影響しているのでしょうか。今年だけの現象ではないと思います。少しづつ気候が変わってきている…少しづつ温暖化が進んでいる…そう感じざるをえない。入学式、といえば桜の満開と同じ時期だった記憶があります。例えば、小学校一年生、買ったばかりの国語の教科書を開いた時に真っ先に目に飛び込んできた1行目には「さいた、さいた、さくらがさいた」。その教科書を読み上げる窓には桜が咲いていた時代だったと思います。今の時代は、小学校だけでなく、社会人も含めて新生活が始まる頃に、桜は葉桜になっている…。このままいくとどうなるのか?いつか正月にお花見、なんてことはありえない、とは言えないかもしれません。でも、暖かくなるのは嬉しいですね。

【Opening】〝贈る言葉〟〜フィンガースタイルで弾くソロギター名曲・集追憶のメロディーより

【Rynten Impression】岡崎倫典:音楽絵巻 Vol.52 1970年代〜1980年代のギターインスト〝Pierre Bensusan(ピエール・ベンスーザン) その1〟昨年、ゲストや追悼で一時中断していました〝音楽絵巻〟に戻ります。1980年代の双璧は〝Michael Hedges(マイケル・ヘッジス)〟と〝Pierre Bensusan〟だと思っています。そう思われている方も多いのではないでしょうか。Pierre Bensusanには、数回お会いしたことがありますが背が高い!ですから手も大きく指のスパンがやたらと長い。フレットを押さえる写真や動画がありますが、真似できない。一度「桜」を教えたことがあります。セーハした上で(人差し指で押さえ)小指で弾いてました。Pierre Bensusan は1975年1stアルバム 18歳でデビュー。その頃はブルーグラス系が多くフラットマンドリン奏者として多くのアーティストに同行。そこからキャリアがスタートしています。〝DADGAD〟チューニングを操る第一人者であり彼のスタンダードとして使っています。
・Si, Beag, Si Mor & The Rakish Paddy:1979年3rdアルバム〝Musiques〟より 2曲メドレーで演奏されています。
・ Adios Muchachos:アルバム〝Musiques〟より メキシコの楽曲タンゴ 聴いた事があるのではないでしょうか。よくカヴァーされる楽曲でもあります。
・ Palomita Blanca:アルバム〝Musiques〟より 2本のギターアンサンブルでレコーディングされています。本人によるオーバーダイビング
・Nice Feeling:1981年4thアルバム『Solilai』に収録されていますが2013年アルバム『Encore』Live音源からのピックアップ。

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日、お送りするのは〝Annie Laurie(アニー・ローリー)〟スコットランドの曲。1682年17世紀〜18世紀にかけて、実際にあった、そして実在した女性の話です。Annie Laurieは若くしてWilliam Douglas という男性と恋に落ちましたが、当時の家同士の対立により実現できませんでした。William Douglas は傷心の中で詩をしたためました。1700年頃に書かれたと言われています。19世紀に入ってからその詩を元に曲が生まれました。曲を書いたのは、1838年スコットランドのAlicia Scottという女性。1854年のクリミア戦争の時歌集に取り上げられ、やがて軍楽隊も演奏する様になり、そして一斉に世に広まっていきました。日本でも文部省唱歌として取り上げられった時期もあった様です。日本でもよく知られた名曲ですね。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ
【ツインプラザ交流ホール@群馬中之条町】
毎年ライブをやらせていただいてるホール。僕の好きなホールの一つでもあります。とってもいい空間なんです。お天気にも恵まれ澄んだ空気と緑の景色を堪能しました。

入り口にはこんなマットが…〝中之条町〟のマスコットなんです。

リハーサル

この日は3月11日 〝東日本大震災〟から12年目です。ライブ中、会場の皆さんと一緒に黙祷を捧げました。さすがに14:16ぴったりに、とはいきませんが14:45頃に。中之条町でも町内アナウンスが…。12年前の3月11日を思い出していました。黙祷のあとは、この大震災で亡くなられた方々へ「Requiem」を演奏させて頂きました。

さて、ライブはというと、会場の皆さんに盛り上げて頂きました。僕も楽しかった〜。あっという間に時間は過ぎて行きましたねえ。
終演後の食事会も今年はなし!コロナ規制は緩んでいるものの、まだ収束はしていない、ということで帰り際に館長の〝富沢さん〟のお声がけでスタッフ全員がステージに集まり「お疲れ様でした!」のご挨拶。
富沢さんは、昨年で一区切りした〝野反湖フィールドフォークコンサート〟の主催者(リーダー)なんです。もうコンサートがなくなってしまいましたが、こうやってお会いできるのが本当に嬉しかった。もちろん、野反湖のスタッフの皆さんもボランティアでお手伝いにきて、懐かしい再会!嬉しかった〜!

僕もちょっとだけご挨拶
中之条公民館のスタッフのみなさんの暖かいお気づかいに感謝しつつ「また、来年お会いしましょう!」

【SUMI工房@長野上田】
翌日はギターのメンテに久しぶりに〝鷲見工房〟へ。この日もいいお天気でしたね。
夜には、少し早めの僕のバースデーをお祝いしてくれました。ありがとう〜!温泉に入ったり贅沢な時間を過ごさせてもらいました。

【とある日】
今月あたま東京〝Back In Town〟での〝倫忠でござる〟ライブの打ち上げを開催(笑)。そこに偶然にも東京に滞在中だった、仕事を終えた某イケメンギターリストも急遽参加。みんなでしゃぶしゃぶをつつきながらワイワイと。楽しかった〜。

【Rynten Live】
★ソロライブ
・3月21日(祝火)愛知江南「スタジオM」
16:00スタート 4,000円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 0587-53-6416
http://www.studio-m.net

・4月7日(金)岡山笠岡「カフェ・ド・萌」※予約受付はありません。直接、お店までお越し下さい。
20:00スタート 2,000円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 0865-63-5293
http://cafedemoe.com

・4月29日(祝土)福岡朝倉「音茶〜岡崎倫典昭和の日ライブ」
同時配信(twicas):2500円 5月13日23:59まで視聴できます。
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/221798
ライブ:19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671 http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月2日(火)宮崎高鍋「Jazz Spot Dolphy」
19:30スタート 前3,000円 当3,500円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 090-9584-0388 (藤沢)
または キャベツ・ひまわり ながとも農家 090-1165-6752 (永友)
https://www.mapion.co.jp/phonebook/M01014/45401/24530090511/

・5月4日(祝木)三重四日市「Galliver」
19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 059-346-7321
http://www.galliver.gr.jp

・5月8日(土)広島「 Cafe Jive」
18:30スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/

・5月14日(日)奈良「ビバリーヒルズ」
18:00スタート 前3,500円 当4,000円(いずれも要2オーダー)
(問)同 0742-26-7444
https://flower6.jp/access.html

★イベント出演
・3月25日(土)フィンガーピッキングデイ@横浜赤レンガ倉庫 1号館 3F
コンテスト;12:30スタート
ゲストライブ:16:30スタート 19:00終演
入場料:前3,200円 当3,500円(当日11:30am発売開始)
※7才以下は無料、未就学児童の入場可。全自由席(前売り優先)
チケット:チケットぴあ:Pコード 236262
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2303099
(問)モリダイラ楽器 TEL 03-3862-1641
https://moridaira.jp/fingerpicking

・5月27日(土)「東京ハンドクラフトギターフェス」@東京錦糸町「すみだ産業会館 8Fサンライズホール」
スーパーアコースティックライブ「岡崎倫典出演」16:00〜16:40
入場料:1,600円(1日のみ有効)チケットは当日、受付での販売のみ。
https://handcraftguitar.jp/

★セミナー開催
・4月8日(土)&9日(日)広島福山「バーカブロ」
形態:全グループレッスン(2名〜3名)
時間と料金:1回50分を2回ワンセット 11,000円(消費税込)
内容:岡崎倫典のオリジナルからカバー、また、フォークソング伴奏なども伝授します。
(問)バーカブロ info@bar-caboulot.com
http://www.bar-caboulot.com

・4月28日(金)16:00〜
形態:プライベートレッスン
時間/料金:60分 10,000円(税込)
内容:自由課題
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月13日(土)大阪八尾「F2音楽教室」
形態:プライベートレッスン
時間/料金:50分 11,000円(税込)
内容:自由課題
(問)同 TEL 0120-448-112 または 072-923-8111
https://f2music.com/special01/index.html

■アルバム/譜面集情報
譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』

譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Rynten #754 インプレッション ”追悼〝 Burt Bacharach〟 Vol.2″

個人的な話からスタートで恐縮ですが。間も無く誕生日を迎えます。「よくぞここまで生きて来たな。」と感慨深いものがあります。いかがお過ごしでしょうか。

話は2月に遡ります。〝JAXA〟数十年ぶりの〝H3〟ロケット。2月17日、失敗したとニュースで流れました。メインエンジンには点火したものの補助ロケットエンジンに点火しなかった、との事。JAXA自身は「失敗」という言葉は使わず「中止」ということがで説明されていました。いずれにしろ、その悔しさは痛いほど伝わって来ますし、僕自身も含めてみんなが悔しかったのではないかと思います。3月10日までに再度打ち上げを目指しましたが、これもまた失敗に終わってしまいました。
それまで「日本」と書かれていたロゴが「JAPAN」に改められ、意気込みを感じるものがありましたね。残念です。
ちょっと気になったのが、中心になって開発していた三菱重工業。その三菱重工業が開発に携わっていた〝旅客機〟。「どうなっているんだろう?」と思っていたら、2月に入ってすぐ開発中止を発表しました。結局、6度の納入延期で事実上の撤退、となったわけです。これに公的資金がどれだけ使われていたのか?何十億?何千億?想像できませんが、今現在、ニュースや国会での議論に登場していません。いずれあるかと思いますが。ANAやJALの機材計画、これにもかなり影響してくるのではないでしょうか。先日搭乗した際に読んだJALの機内誌。「三菱旅客機が飛ぶ」と書かれていましたが、未だに混迷状態の様ですから、気になるところではあります。ロケットも旅客機も日本のモノづくりの原点・中核である重工業はどこに向かうのでしょうか。

【Opening】Shape of My Heart〜フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集 至宝のメロディーより

【Rynten Impression】追悼:Burt Bacharach その2 今年2月8日に亡くなりました。僕の音楽絵巻を彩ったアーティストの中の一人でもあります。僕の音楽黎明期から耳にした曲たちを紹介します。
・Raindrops Keep Fallin’ on My Head (雨にぬれても) / 歌・ B.J.Thomas:1969年リリース 映画「明日に向かって撃て」の主題歌 このレコーディング時、B.J.Thomasは風邪をひいていたという逸話があります。その声のおかげで大ヒットに繋がったのかもしれません。
・I’ll Never Fall in Love Again (恋よ、さようなら) / 歌・Dionne Warwick:1970年同タイトルのアルバムがリリースされましたが、それに先駆けて1969年にシングルリリースされました。もともとはブロードウエイミュージカル〝Promises, Promises〟のために書かれBurt Bacharach もリリース。直後、Dionne Warwicテイクが大ヒット。グラミー賞最優秀女性歌唱賞を獲得。あの〝Chet Atkins 〟もカバーしています。
・Arthur’s Theme (ニューヨーク・シティ・セレナーデ) / 歌・Christpher Cross:1981年映画〝Mr.Auther’s〟の主題曲 Christpher Cross最大のヒット曲と言っていいかもしれません。アカデミー賞最優秀歌曲賞を獲得 これまでは〝Burt Bacharach〟と〝HaL David〟のゴールデンコンビでしたが、このあたりから〝HaL David〟から〝Carole Bayer Sager(キャロル・ベイアセイガー)〟になりました。
・That’s What Friends are For (愛のハーモニー) / 歌・Dionne Warwick & Friends(Featuring Elton John, Gladys Knight & Stevie Wonder)1982年〝ロッドステュアート〟がリリースしてましたが、同年、Dionne Warwick & Friendsが映画サウンドトラック〝Night Shift(ラブインニューヨーク)〟に収録。1985年Dionne Warwickが歌い全米ヒットチャート1位を獲りました。

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日、お送りするのは〝Dionne Warwick〟のテイクで〝I’ll Never Fall in Love Again (恋よ、さようなら)〟元々はブロードウエイミュージカル〝Promises, Promises〟のタイトル曲として作られた曲。そのもとは1960年の映画「鍵貸します」をミュージカル化した。Burt Bacharach自身が演奏したテイクがリリースされましたが、このオリジナルアルバム〝Jill O’Hara & Jerry Orbach〟によって歌われました。これが初出です。この曲がリリースされてから1年〜2年の間にかなりの数のアーティストがカバーしています。Burt Bacharachはもちろん〝Shirley Bassey 〟〝John Mathis〟〝Bobbie Gentry〟〝Jack Jones〟〝Bobby Vinton〟〝Carpentars〟など他にも多くいます。海外のカバーの速さは凄いですね。いい曲には目がない、飛びつく。そして見極める力も凄いのでしょう。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ
【倫忠でござる!岡崎倫典×吉川忠英ジョイントライブ@東京Back In Town】

久しぶりの〝倫忠〟は、なんと!23年ぶりなんだそうです。ファンの方が教えてくれました。時間の早さにびっくり!です。僕は「十年ぶりくらいかなあ。」と思っていたんですが(苦笑)。
そのライブ、お陰様で「満員御礼」となり、僕も忠英さんも気合十分。有難いですね。

忠英さんとのジョイントライブ、あの曲、この曲と楽しかった〜。足を運んで頂いたみなさんにも楽しんで頂けた様で、僕らも嬉しいです。

このライブの前日にやったリハーサル。なかなかいい感じで出来上がったんです。

さらに遡る事約1ヶ月前に軽く打ち合わせも。

この〝倫忠〟は、年に1回のペースでやりたいな、と話し合ってます。
コロナもまだ収束していない中、ご来場くださった皆さん、有難うございました!(涙)

【Rynten Live】
★ソロライブ
・3月18日(土)鳥取米子市「岡崎倫典ライブ2023@Live Bar HI! HIGH? PECADOSS(ハイハイピカドス)」
O.A.あり 19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要ドリンク 500円)小学生以下無料
(問)BEXX Yonago bexx.info@gmail.com

・3月21日(祝火)愛知江南「スタジオM」
16:00スタート 4,000円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 0587-53-6416
http://www.studio-m.net

・4月7日(金)岡山笠岡「カフェ・ド・萌」※予約受付はありません。直接、お店までお越し下さい。
20:00スタート 2,000円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 0865-63-5293
http://cafedemoe.com

・4月29日(祝土)福岡朝倉「音茶〜岡崎倫典昭和の日ライブ」
同時配信(twicas):2500円 5月13日23:59まで視聴できます。
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/221798
ライブ:19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671 http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月2日(火)宮崎高鍋「Jazz Spot Dolphy」
19:30スタート 前3,000円 当3,500円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 090-9584-0388 (藤沢)
または キャベツ・ひまわり ながとも農家 090-1165-6752 (永友)
https://www.mapion.co.jp/phonebook/M01014/45401/24530090511/

・5月4日(祝木)三重四日市「Galliver」
19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 059-346-7321
http://www.galliver.gr.jp

・5月8日(土)広島「 Cafe Jive」
18:30スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/

・5月14日(日)奈良「ビバリーヒルズ」
18:00スタート 前3,500円 当4,000円(いずれも要2オーダー)
(問)同 0742-26-7444
https://flower6.jp/access.html

★イベント出演
・3月25日(土)フィンガーピッキングデイ@横浜赤レンガ倉庫 1号館 3F
コンテスト;12:30スタート
ゲストライブ:16:30スタート 19:00終演
(問)モリダイラ楽器 TEL 03-3862-1641 平日10:00〜18:00
https://moridaira.jp/fingerpicking

・5月27日(土)「東京ハンドクラフトギターフェス」@東京錦糸町「すみだ産業会館 8Fサンライズホール」
スーパーアコースティックライブ「岡崎倫典出演」16:00〜16:40
入場料:1,600円(1日のみ有効)チケットは当日、受付での販売のみ。
https://handcraftguitar.jp/

★セミナー開催
・4月8日(土)&9日(日)広島福山「バーカブロ」
形態:全グループレッスン(2名〜3名)
時間と料金:1回50分を2回ワンセット 11,000円(消費税込)
内容:岡崎倫典のオリジナルからカバー、また、フォークソング伴奏なども伝授します。
(問)バーカブロ info@bar-caboulot.com
http://www.bar-caboulot.com

・4月28日(金)16:00〜
形態:プライベートレッスン
時間/料金:60分 10,000円(税込)
内容:自由課題
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月13日(土)大阪八尾「F2音楽教室」
形態:プライベートレッスン
時間/料金:50分 11,000円(税込)
内容:自由課題
(問)同 TEL 0120-448-112 または 072-923-8111
https://f2music.com/special01/index.html

■アルバム/譜面集情報
譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』

譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中