4月も終わりに近づきました。間も無く大型連休ゴールデンウイークが迫っています。いかがお過ごしでしょうか。
暑い夏は目の前、しかしその前に立ちはだかる〝梅雨〟の雨。まあ、それはそれなりに色々な植物が彩ってくれます。今の季節ですと、ツツジやハナミズキが綺麗ですね。梅雨の筆頭は紫陽花。それが終わるとひまわりが咲き始めます。
さて、話はガラリと変わり…〝上品〟な人〝下品〟な人、の様な上品/下品という言葉は日常によく出てきます。では〝中品〟はないのか?もちろんあります。〝上品〟〝中品〟〝下品〟と全ては仏教の〝九品(くほん)浄土〟から出てきた言葉だそうです。極楽往生する際に生前の功徳(くどく)に応じて、一番上が上品(じょうひん、又は、じょうぼん)または上生(じょうしょう)。そして一番最後は下品(げひん、又は、げぼん)下生(げしょう)。これらを九区分して〝九品(くほん)〟と呼ぶわけです。一番上が「上品/上生」「上品/中生」「上品/下生」と三つに別れ、そして次が「中品/上生」「中品/中生」「中品/下生」、最後が「下品/上生」「下品/中生」「下品/下生」と全てで九品。それぞれを表した仏様たちが並んでいるお寺があります。東京世田谷の〝浄真寺〟別名〝九品仏(くほんぶつ)〟。九体の仏様たちが並んでいます。
よく考えるのは「自分は九品のどこにあるのか?」まあ、上品(じょうぼん)でないことは確かでして…せめて〝中品(ちゅうぼん)〟あたりに…「上/中/下のどこでもいいですから留まりたいな」と願うばかりで、行動が伴わない昨今であります。
【Opening】
〝Balloon〟オリジナルアルバム〝marble〟より
【Rynten Impression】
岡崎倫典の音楽絵巻 Vol.57 1980年代〜1990年代のギター・サウンド 〝Tuck & Patti〟特集 その2 1991年 3rdアルバム『Dream』からのピックアップ 1988年デビューアルバム〝Tears of Joy〟1989年2ndアルバム〝ウオーリアーズ〟そして3rdアルバム。いずれも〝Windham Hill(ウインダムヒル)〟レーベルからのリリース。
色々な表情を表現し「ここまでやられると…」と他には入って欲しくない、二人で十分世界が描けると思います。カバー楽曲の選曲も含め色々なジャンルや様々な世界、色々な時代から曲を引っ張り出し、原曲のイメージを損なわず崩さず原曲に合わせ自分たちの個性を出しています。これがすごい!と思います。
・One Hand, One Heart:少々おとなし目の曲です。
・Friends in High Places:不思議な世界から引っ張ってきたカバー曲です。カントリー系・ナッシュビル系では有名な〝ウエインスティン〟
・ I Wish:このアルバムには珍しいギターインスト。原曲はスティービーワンダー1977年リリースレコード〝Key Of Life〟から。見事にギター 1本で弾きこなしています。
・As Time Goes By:1942年アメリカ映画〝Casablanca〟で使われた曲です。これもまたTuck節。映画主役〝Ingrid Bergman〟は亡くなりましたが名画は不滅です。
【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日、お送りする曲は日本の名曲〝シャボン玉〟。色々なパターンでアレンジ、コーラスごとにパターンを変えながら弾いています。今日は3つのパターンで演奏してみたいと思います。元々はこの3つのパターンの演奏は、リットーミュージックから出版された「フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集」の第1集目に収録しました。ここで3つの種類で弾いています。単音だけで弾くパート、簡単なコードづけで弾くパート、もう少しジャージーな様相を加えて細かくコードが変わっていくバージョンの3つのテイクをこれからお届けしようと思います。ご存知の様に、作曲:中山晋平、作詞:野口雨情 大正時代に作られました。決して暗くはないメロディーですが、その後ろにある儚さや切なさが伝わってくる曲です。
本来ならコード3つですむ曲ですが、少しアプローチを変えて3つのパートに分けてみました。同じくリットーミュージックから出版されている「フィンガースタイルギターの全知識」という分厚い本があります。そちらでは7つのパターンで、途中転調も含めてアレンジしています。Youtubeにもアップされていますので、是非ご覧になって下さい。
(Youtube先での再生になります。)
【Rynten Live】
●ソロライブ
・4月29日(祝土)福岡朝倉「音茶〜岡崎倫典昭和の日ライブ」
同時配信(twicas):2500円 5月13日23:59まで視聴できます。
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/221798
ライブ:19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 0946-62-3672 又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671 http://www.asakura.ne.jp/onsa/
・5月2日(火)宮崎高鍋「Jazz Spot Dolphy」
19:30スタート 前3,000円 当3,500円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 090-9584-0388 (藤沢)
または キャベツ・ひまわり ながとも農家 090-1165-6752 (永友)
https://www.mapion.co.jp/phonebook/M01014/45401/24530090511/
・5月4日(祝木)三重四日市「Galliver」
19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 059-346-7321
http://www.galliver.gr.jp
・5月6日(土)広島「 Cafe Jive」
18:30スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/
・5月14日(日)奈良「ビバリーヒルズ」
18:00スタート 前3,500円 当4,000円(いずれも要2オーダー)
(問)同 0742-26-7444
https://flower6.jp/access.html
・5月20日(土)東京水道橋「Cafe Rijn」
18:00スタート 4,000円(ドリンク別)
(問)同 TEL 03-3262-4675
https://www.caferijn.com
・6月11日(日)福島いわき「まちポレいわきB1」NEW!
http://www.polepoleiwaki.com/Default.aspx
14:30スタート 4,000円(ドリンク別)
(問)Iwaki Queen TEL 0246-21-4128
https://barqueen.exblog.jp/
・6月17日(土)群馬高崎「群馬高崎「地球屋ハルナグラスイベントルーム」
http://www.chikyuya.co.jp/archives/5082
14:00スタート 3,500円(ドリンクと美味しいパン付き)
(問)青春の唄 TEL 027-333-2847 又は 高橋 TEL 090-2767-2276
https://seishunno-uta.com
★イベント出演
・5月27日(土)「東京ハンドクラフトギターフェス」@東京錦糸町「すみだ産業会館 8Fサンライズホール」
スーパーアコースティックライブ「岡崎倫典出演」16:00〜16:40
入場料:1,600円(1日のみ有効)チケットは当日、受付での販売のみ。
https://handcraftguitar.jp/
★セミナー開催
・5月13日(土)大阪八尾「F2音楽教室」
形態:プライベートレッスン
時間/料金:50分 11,000円(税込)
内容:自由課題
(問)同 TEL 0120-448-112 または 072-923-8111
https://f2music.com/special01/index.html
■アルバム/譜面集情報
【譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』】