Rynten #759 インプレッション ”岡崎倫典:音楽絵巻” #56

4月も半ばを過ぎました。新入社員や新入生として何日か過ぎましたね。この陽気に包まれた東京からお送りしております。如何おお過ごしでしょうか。

収録している〝中央FM〟の近くに東京駅があります。その東京駅の真ん前にあった〝八重洲ブックセンター〟、先月いっぱいで閉店となりました。ドアの張り紙には「区画整理のため」とありました。もしそうであれば「仮店舗」の情報や「〇〇再開」と書かれているとは思いますが、そういったことは一切書かれていません。
この周りの〝呑み食い処〟の店舗も何件か無くなりました。いい店がどんどん失くなっています。
その〝八重洲ブックセンター〟は、人が並ぶほどの大きな本屋さんでした。コロナに翻弄される店が多い昨今ではありますが、本屋さんとなるとコロナというより、このめまぐるしい世の中の変化の流れと戦っている、そんな気がします。〝八重洲ブックセンター〟掲示にはコメントとして「またこの場所で本と人とが出会うその時まで」と書かれていました。
個人的に最も失くなって欲しくないお店ですし、これが「店舗再開の掲示であって欲しい!」と願うのは僕だけではないと思います。
世代も関係しているとは思いますが、特に呑み食い屋など自分の気に入ったお店がどんどん失くなっていくのは辛いです。「世の中が変わった」と、失くなっていく店舗や業種もあるでしょう。ある程度の形や店舗の様子というのは変わっていくでしょうが、僕は「本屋は失くなって欲しくない!」と思うのと同時に「失くならない!」と思っています。
待っています!ぜひ再開を!

【Opening】
〝天空回廊〟〜オリジナルアルバム〝夢で逢いましょう〟より

【Rynten Impression】
音楽絵巻 Vol.56 ’80年代〜’90年代のギター・サウンドの筆頭である《Tuck & Patti -1 》特集 1988年デビューアルバム『Tears of Joy』よりピックアップ 結成したのは1978年ですからデビューまでの10年間に培われたのはアルバムを聴いてよく分かります。それまでもあの〝モントルージャズフェス〟に出演したり、世の中では有名な存在でした。このアルバムので音を聴いた瞬間「これがデビューか?!」とギターの音に驚きました。
Tuck & Pattiは1978年に出逢いました。それまでTuckはファンク系スタジオミュージシャンとして活動。無名だった Pattiとはオーディション出逢い、よく年結成。1981年結婚。
音を聞くと夫婦ならでわのサウンドを感じます。このサウンドはジャンル分けができない、無ジャンル、Tuck節。幅の広いタイプの楽曲を二人成し遂げています、その凄さはデビューアルバムで聴くことができます。今と違ってそれを印象づけなければ先の見通せない時代。そんな意味においても、1980年代はいいアーティストが出現した時代でもありました。
・Tears of Joy:アルバム〝Tears of Joy〟タイトルソング
・I’ve Got Just About Everything:典型的なウオーキングベース、4ビート。そこに輪を掛ける様な歌が分厚いサウンドを創っています。
・Time After Time:1983年シンディーローパーがリリースした曲 このアルバムの核となっています。
・ Mad Mad Me:二人の多彩さ、を感じます。

【Key of R】
番組最後は僕の生演奏をお届けします。今日、お送りする曲は〝You’ve Got a Friend〟1970年代初頭を彩ったbigな曲の一つです。
先日3月あたま、ギター界大先輩の〝吉川忠英さん〟とジョイントライブをしました。その時にコーナーとして「影響を受けた曲」あるいは「思い出に残る曲」を挙げてみたら、お互い共通の曲がこの曲でした。忠英さんとは年齢的にひらきははありますが、リアルタイムかどうか?は別として、聴いてきた音楽というのは重なる部分もあります。この曲は僕たちに限らずある程度年を重ねたギターフリークの方は一度は「弾いたことがある」「コピーしたことがある」という曲ですね。
元々のオリジナルは〝Carole King〟。それを大ヒットさせたのが〝James Taylor〟。後世に残した彼のギターというものは並々ならぬものがあります。〝Carole King〟の〝Little Eva〟や〝”The Loco-Motion〟は有名ですね。〝Aretha Franklin〟ですと〝A Natural Woman〟。〝The Animals〟の〝炎の恋〟。〝The Shirelles〟ですと〝Will you Love Me Tomorrow〟など名曲です。
(Youtube先での再生になります。)

■Ryntenダイアリ
【Cafe de 萌@岡山笠岡】
一年ぶりのライブです、とはいうものの、先日〝FMゆめウエーブ〟に出演の際、お邪魔しましたが(笑)。
今回も足を運んでくださった皆さんには「ありがとう、感謝です」

リハーサル後ママの手料理を

帰り際にママと

【セミナー@バーカブロ】
〝Cafe de萌〟ライブの翌日はセミナー@バーカブロ 2daysです。この流れも恒例になりました。ありがたい事です。今回もたくさんの方々に参加して頂きました。

今回もベースを弾かれている女子が参加。これもまた楽し!

参加したくださったみなさん、ありがとうございました!バーカブロマスター宮崎さん、ありがとうございました。また来年も楽しみにしています。

【Rynten Live】
●ソロライブ
・4月29日(祝土)福岡朝倉「音茶〜岡崎倫典昭和の日ライブ」
同時配信(twicas):2500円 5月13日23:59まで視聴できます。
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/221798
ライブ:19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 0946-62-3672  又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月2日(火)宮崎高鍋「Jazz Spot Dolphy」
19:30スタート 前3,000円 当3,500円(1ドリンク付)
(問)同 TEL 090-9584-0388 (藤沢)
または キャベツ・ひまわり ながとも農家 090-1165-6752 (永友)
https://www.mapion.co.jp/phonebook/M01014/45401/24530090511/

・5月4日(祝木)三重四日市「Galliver」
19:00スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 059-346-7321
http://www.galliver.gr.jp

・5月6日(土)広島「 Cafe Jive」
18:30スタート 前3,500円 当4,000円(要オーダー)
(問)同 TEL 082-246-2949
http://prosv8.tok2.com/~livecafejive/

・5月14日(日)奈良「ビバリーヒルズ」
18:00スタート 前3,500円 当4,000円(いずれも要2オーダー)
(問)同 0742-26-7444
https://flower6.jp/access.html

・5月20日(土)東京水道橋「Cafe Rijn」
18:00スタート 4,000円(ドリンク別)
(問)同 TEL 03-3262-4675
https://www.caferijn.com

・6月11日(日)福島いわき「まちポレいわきB1」NEW!
http://www.polepoleiwaki.com/Default.aspx
14:30スタート 4,000円(ドリンク別)
(問)Iwaki Queen TEL 0246-21-4128
https://barqueen.exblog.jp/

・6月17日(土)群馬高崎「群馬高崎「地球屋ハルナグラスイベントルーム」
http://www.chikyuya.co.jp/archives/5082
14:00スタート 3,500円(ドリンクと美味しいパン付き)
(問)青春の唄 TEL 027-333-2847 又は 高橋 TEL 090-2767-2276
https://seishunno-uta.com

★イベント出演
・5月27日(土)「東京ハンドクラフトギターフェス」@東京錦糸町「すみだ産業会館 8Fサンライズホール」
スーパーアコースティックライブ「岡崎倫典出演」16:00〜16:40
入場料:1,600円(1日のみ有効)チケットは当日、受付での販売のみ。
https://handcraftguitar.jp/

★セミナー開催
・5月13日(土)大阪八尾「F2音楽教室」
形態:プライベートレッスン
時間/料金:50分 11,000円(税込)
内容:自由課題
(問)同 TEL 0120-448-112 または 072-923-8111
https://f2music.com/special01/index.html

■アルバム/譜面集情報
譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 至宝のメロディ20 (CD付)』

譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

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