Rynten #664 インプレッション ”オリジナル&カバー 聴き比べ” #5

東京も〝梅雨入り〟しました。そんな中ではありますが、いかがお過ごしでしょうか?

今年の梅雨明けは全国的に早いと言われていますが、東京は平年どころか昨年と比べてもやや遅れ気味です。ただ、明けは7月中旬とのこと。昨年は8月に入った途端に明けました。何が起ころうが、梅雨は必ずやって来る。自然のシステムって凄い!と思います。
早速ですが、お便りをご紹介します。
おなじみ《宮城の中年ライダーさん》から、【Rynten Impression】でここ数週間「カバー曲の聴き比べ」という特集へのコメントです。少し前に取り上げた《The Beatles》の〝Ticket to Ride(涙の乗車券)〟をカバーしてる《Carpenters》を流しました。
宮『〝涙の乗車券〟はどちらかというとカーペンターズをよく聴いていました。〝Desperado〟は倫典さんのYoutubeで知りました。《Key Of R》で流れた音源の方がしっくりきます。』
R『《Eagles》がカバーした《Kenny Rogers》を聴いて頂きましたね。色々な聴き方やいろんな印象があるんだな、と思います。』
《カーペンターズ》が再登場し《ハンク・ウイリアムズ》の《ジャンバラヤ》をカバーしたテイクについてもコメントを頂きました。
宮『ベースラインとドラムのシンクロについての解説には「なるほど!」と目からウロコ状態で納得して聴いていました。何気なく聴いていた曲がこんなに計算されたアレンジが施されていたのか!と思わず唸ってしまいました。こんな風に新鮮な気持ちで改めて聴くことができました。』
R『お役に立てた気がします。嬉しいですね。またいろんな聴き比べをお届けしますので、お便りお待ちしております。有難うございました。』

M1《Pure Love〜若者のすべてより》

【Rynten Impression】
今週も《ー オリジナル&カヴァー聴き比べ》その第 5弾をお届けします。
・Cross Road Blues/Robert Johnson:27歳で亡くなる前のレコーディング。〝Robert Johnson〟レコーディングはこれのみです。
・Crossroads(Live):Cream:Wheels of Fire:1968年リリースアルバム〝Wheels of Fire〟より。〝Eric Clapton〟は20代半ば。コード進行もギターフレーズが変わらず弾いていますが「この曲がこうなるのか?!」と、まるで別の楽曲の様です。
・Little Wing(Live) / Jimi Hendrix:〝Jimi Hendrix〟の弾くイントロに、当時「こんな弾き方があるのか?!」と世界を驚かせました。
・Little Wing / Derek & Dominos:カバー曲ではありますが、これを紹介しないわけにはいかない1曲です。

《Key of R》
今日お届けするのは、あの《Bee Gees》の名曲〝How Deep Is Your Love(愛はきらめきの中に)〟。1977年映画〝Saturday Night Fever〟の為に書き下ろされた曲。〝Barry Gibb〟〝Robin Gibb〟〝Maurice Gibb〟の3兄弟。中でも〝Robin Gibb〟〝Maurice Gibb〟は双子。二卵性なのであまり似ていません。弟たち〝Maurice Gibb〟は亡くなって18年ほど経つでしょうか。Robin Gibb〟も9年前に亡くなり、今や長男の〝Barry Gibb〟のみとなってしまいました。《Bee Gees》の初期の頃、70年代の映画音楽〝Saturday Night Fever〟をきっかけに音楽チャートを席捲。1977年終わりにこの〝How Deep Is Your Love〟がアメリカンチャートTOPに輝いてからが目をみはるものがありました。よく年、この曲を引き摺り下ろしたのが《Plyers》の〝Baby Come Back〟でした。その後に続いたのが、1978年〝Saturday Night Fever〟より〝Stayin’ Alive〟。それを引きずり下ろしたのがBee Geesではありませんが、兄弟である〝Andy Gibb〟の〝Love Is Thicker Than Water(愛の面影)〟。それをまたまた引き摺り下ろしたのが《Bee Gees》の〝Night Fever〟。さらにそれを引きずり下ろしたのが《Yvonne Elliman》の〝If I Can’t Have You 〟。〝Barry Gibb〟の作曲ですが〝Saturday Night Fever〟のサウンドトラックからでした。この連続技は凄いですね。

■Ryntenダイアリ
【まちポレいわき@福島いわき】
昨年に引き続き〝Bar Queen〟主催による〝いわき〟でのライブです。また訪れることが出来て嬉しかったですね〜。このホールのあるビルは、もともとは映画館街。1F〜4Fまで映画館があって、かつては若者や家族で賑わっていたんだとか。ライブ会場となっているのは地下。今は映画はやっていません。寂しい気持ちもありますが、ライブが出来る、のは有難い事ですね。

〝いわき〟ではこの時点では緊急事態宣言が解除された直後。果たしてお客さんは…と不安ではありましたが、〝Queen〟のマスターのお力添えのもと、足を運んでくれたお客さんが…(涙)。初めて僕のステージを観た方も多かった気がします。
終演後は、もちろん〝Bar Queen〟で乾杯!マスターが作ってくれた料理の数々、美味しかった!

で、マスターとのツーショット。

向かい合って笑うはずが…(苦笑)。充実した楽しい〝いわき〟滞在でした〜!マスター、有難う〜。感謝!

帰り間際、いつもきてくれる〝稲田さん〟と僕の楽曲をピアノでアレンジしてくれる〝響の助〟(真ん中)。この日は僕の友人が創った《La Foret Bleue》を弾いてくれました。感動!創った本人〝松っちゃん〟聴いててくれたかなあ。有難う、響の助!

●Rynten ライブ
・7月3日(土)横浜「イギリス館」
13:30スタート 前4,000円 当4,500円
チケット販売:e-plus http://eplus.jp
(問)サウンドポート TEL 045-243-9999
※未就学児のご入場はご遠慮下さい
※前回同様、定員の半数27名での開催となります。

・7月10日(土)静岡浜松「なんでモール」
18:30スタート 3,500円(要ドリンク)
(問)同 TEL053-474-8889
http://www.nandemall.com

・7月17日(土)福岡朝倉「音茶〜17周年記念ライブ」生ライブ配信あり。
19:00スタート 3,500円(要1ドリンク)
O.A. 18:30〜眞鍋正宏(配信はありません)
配信は19:00より 2,200円
配信チケットはこちらから↓
https://twitcasting.tv/c:onsaasakura/shopcart/71809

●ギターセミナー
・6月26日(土)大阪八尾「F2音楽教室」
全プライベートレッスン、50分、11,000円(消費税込)
(問)同 TEL 072-923-8112 <フリーダイヤル> TEL 0120-448-112
https://f2music.com/special01/index.html

・7月18日(日)福岡朝倉「音茶」
全プライベートレッスン、50分、8,800円(消費税込)
(問)同 TEL 0946-52-3672
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

●延期
・7月11日(日)福山「通り町交流館」→9月12日(日)
●中止
・7月14日(水)広島@Cafe Jive「アコースティックギターと朗読の夕べ vol.2」ゲスト:白井京子(アナウンサー)
・8月21日(土)群馬「野反湖フィールドフォークコンサート」

■アルバム/譜面集情報
●お知らせ
譜面集【New Vistas】発売!
2021年3月20日 KMP出版より 2,500円+税
AMAZONで販売中。


10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 珠玉のメロディ20 (CD付)』

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