Rynten #650 インプレッション ”Bossa Nova(ボサノヴァ)の軌跡” #2

地域によっては〝緊急事態宣言〟が解かれましたが、関東1都3県は2週間の延長となりました。さて、2週間後の状況はどう変わっているのでしょうか?予測はつきませんが。ご機嫌いかがですか?
〝桜〟が咲き始めている場所、あるいは満開、という場所もあるでしょう。陽気がよくなっていくと気持ちも明るくなっていきますね。

さて、今回は車の話題です。車の進歩・進化が異様に速い気がします。転換期の様でもあります。ふと、今の車には当たり前に装備されていて昔にはなかったものを思い起こしてみました。〝(シートの)ヘッドリスト〟〝リアワイパー〟〝パワーハンドル〟〝電動ミラー〟、デジタルですと〝カーナビ〟〝ドライブレコーダー〟。これら、登場してからそれほど間が経っていません。子どもの頃、近所に止めてあった車の窓が開いていたので、ハンドルにを動かしてみたことがあります。やたらと重かった!と記憶しています。まあ、窓越しではありましたが、やっと回せる程。「こんなに重いハンドルを大人たちは平気でよく回せるなあ。」と子供心に思ったものでした。大なり小なりハンドルが回せた、という事はパワーハンドルだけでなく、〝ハンドルロック〟も昔はありませんでしたね。あとは…みなさんご存知ないと思いますが、点滅するウインカー。赤い矢印の形をしたウインカーが轟音とともに、車のサイドからバーン!と飛び出し、曲がり切るとそのウインカーは元の鞘に戻る。映像があったらぜひみて頂きたいと思います。

【Rynten Impression】
先週に引き続き〝Bossa Nova(ボサノヴァ)〟の軌跡、と題そのVol.2。軌跡というよりGenesis。Bossa Novaの草創期を作った人たち、支えていった人たちのテイクをご紹介したいと思います。
・The Shadow of your Smile:歌 Astrid Glberto:1965年リリース。夫であるJoão Gilbertoが彼女の鼻歌を聴き「これがBossa Novaだ!」と引っ張りだしたのがきっかけでした。
・Call Me:歌 Astrud Gilberto & Walter Wanderley:1967年のアルバム〝A Certain Smile, a Certain Sadness〟より。オルガンの音を聴いただけで〝Walter Wanderley〟とわかるサウンドです。
3. How Insensitive :歌 Wes Montgomery :Wes Montgomeryの世界にBossa Novaを取り入れた、オクターブ奏法の真骨頂。
4. Smoke Gets in Your Eyes:歌 Nara Leao &Roberto Menescal :1930年代のカバー。47歳で亡くなったNara Leao最後のレコーディング。Bossa Novaの草創期の楽曲。

【Key Of R】
今日お届けするのは、日本のカバー曲《遠くへ行きたい》。昭和30年代、テレビ番組《夢で逢いましょう》から世に出た楽曲。この番組から出た曲は本当にたくさんあり《坂本九さん》の《上を向いて歩こう》《見上げてごらん夜の星を》など、どれも名曲揃いです。当時《ジェリー藤尾さん》が歌ったこの〝遠くへ行きたい〟は、僕のポピュラー音楽との最初の接点だと記憶しています。この曲がリリースされたのは1962年、前回の東京オリンピックよりまだ前のこと。戦後が色濃く残っていた時代。《クレイジーキャッツ》の《スーダラ節》《はいそれまでよ》なんて、無責任な歌が流行ったのもこの時代です。番組〝夢で逢いましょう〟の主題歌を歌っていた《坂本スミ子さん》も今年亡くなりました。〝ジェリー藤尾さん〟が歌った〝遠くへ行きたい〟の作詞は《永六輔さん》作曲は《中村八大さん》のゴールデンコンビ。1970年に始まったテレビ番組〝遠くへ行きたい〟は、今も続く大長寿番組、1998年〜2000年の2年間、僕も音楽を担当し歌は《石川さゆりさん》でした。今回はちょっとアレンジを変えてお届けします。

【Ryntenライブ】
●ライブ
・3月27日(土)群馬中之条「ツインプラザ交流館ホール」
※2月20日からの延期
https://www.town.nakanojo.gunma.jp/twinplaza/
14:00スタート 前1,000円 当1,500円 90名限定(先着順) 全席自由
主催:中之条大学 (問)中之条大学事務局 TEL 0279-76-3113

・4月9日(金)岡山笠岡「カフェド萌」
※3月5日からの延期
20:00スタート 2,000円(1ドリンク付)
問)同 TEL 0865-63-0511
http://cafedemoe.com

・4月29日(木祝)福岡朝倉「音茶〜昭和の日ライブ〜」
開場18:00〜O.A. 開演19:00〜岡崎倫典ライブ
前3.500円 当4,000円(要 1ドリンク)
※有料生配信あります。
配信は19:00よりスタート 2,100円 5月13日(木)23:59までご視聴できます。
(問)同 TEL 0946-52-3672 又は フィールドウイング TEL 0946-52-3671
http://www.asakura.ne.jp/onsa/

・5月1日(土)奈良「ビバリーヒルズ」

・5月2日(日)三重四日市「ガリバー」

・5月4日(火祝)山口美弥市「Sonoda Coffee 」
※2020年9月20日からの延期
開場17:00 開演18:00 3,500円(1ドリンク付)
https://sonodacoffee.stores.jp/

・5月14日(金)東京「Back In Town」
※3月19日から延期
19:30スタート 料金:3,850円(要1フードと1ドリンクオーダー)
ゲスト:白井京子(アナウンサー)
(問)同 TEL 03-3353-4655
http://backintown.jp/index.php?z=114001

●セミナー
・4月10日(土)&11日(日)福山「バーカブロ」
※3月6日&7日からの延期
形態:グループレッスン(2名〜3名)
時間:50分 2枠1セット(50分×2)
料金:11,000円(税込)
(問)同 TEL 084-926-5966 または info@bar-caboulot.com
http://www.bar-caboulot.com

・5月5日(水祝)山口美弥市「Sonoda Coffee 」
形態:プライベートレッスン
時間:50分
料金:8,800円(税込)
https://sonodacoffee.stores.jp/

●延期
3月19日(金)東京「Back In Town」→5月14日(金)
●中止
・3月14日(土)鈴木康博&岡崎倫典@奈良ビバリーヒルズ40周年記念ライブ※2020年3月21日→2020年7月19日からの振替公演。
チケット払い戻しはこちらから→https://flower6.jp/information01.html
・4月10日(土)横浜「2021 Morris Finger Picking Day」本年度の開催はありません。
・5月「東京ハンドクラフトフェス2021」本年度の開催はありません。

■アルバム/譜面集情報
●お知らせ

10年ぶりとなる、NEWアルバム「New Vistas」発売中

Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 珠玉のメロディ20 (CD付)』

One thought on “Rynten #650 インプレッション ”Bossa Nova(ボサノヴァ)の軌跡” #2”

  1.  今週はラジオミューさんのサイマル放送を拝聴しながらの書き込みです。車の話、小生も車内装品の設計経験もあるので思わず反応しました(笑)さすがに、いわゆる倫典さんが解説されたウインカーの初期(列車の信号のように板が再度にバタンと飛び出す)は実物を見たことがありません。何かの資料で見た記憶があるのですが。パワーハンドルと解説されていたパワステ。昔は細くて径がでかい。力学的にも理にかなった大きさだったんですね。
     先週・そして今週とボサノバの解説でした。いつもリラックスしながら拝聴しているこの時間、いつも以上にまったりした心地よい時間が過ぎています。夏の昼下がりにまた聴きたくなるような楽曲でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です