Ryntenゲスト #575 “松崎博彦さん(from SAM) 後半”

10月を迎えますね。如何お過ごしでしょうか?

日が短くなって来ました。夕方5時から呑み始めるビール。夏場ですとこの時間はまだまだ昼間ですが、これから先は、しっかりと夜になってます。一日が終わってからのビール、という事になります。同じ時間に呑み始めても季節によって酒の味が変わる!
さて、話は変わり〝恐竜〟のお話。恐竜は、今から約6,600年前「小惑星の衝突により絶滅した」とされていますが、多くは謎に包まれたままです。ところが、今年9月、地を800kmほど深く掘り下げて柱状にサンプルを採取、コアサンプルと言われているものです。その地質を調べていくと、恐竜が絶滅した頃に何が起こったか?を5分単位で分析する事が出来ると発表がありました。これはすごい!◯千◯百◯十◯万◯千年前の何月何日あたりに恐竜が絶滅した、という話もゆくゆくは出てくると思います。人間の技術・科学がそれほど進んでいるのか?!と驚かされます。僕らの世代だけではなく、人類がこの地球に生きている間にそれほどの衝突が起きるかどうか?まず、殆ど可能性はない!という話が大勢を占めていますが、現実はどうなるのか?は分かりません。今後は科学の進歩、というところに目を向けてみたいと思います。

■Ryntenゲスト《松崎博彦 from SAM》
先週に引き続き、今週も京都在住のシンガーソングライター〝松崎博彦さん〟にお越し頂きました。アルバム《HIROHIKO MATSUZAKI LIVE》から曲はフォスター、作詞が松崎さんの《辛い時代》を聴きながら。

R『このルバムの音源はライブですよね?』
松『ライブで収録して、そこに色々と(楽器)重ねました。』

レコーディングは東京と京都で松崎さんと平井宏さん(キーボード)の二人で録り、後日、音をかぶせたセミライブ。珍しい手法で、それほど例は多くない。

R『音の荒っぽさもなく、臨場感があり良さが出ている。』
松『空気感もほのかに感じる。』

お客さんの拍手もあるので、ライブ会場の雰囲気も想像出来るし、暖かさを感じます。

松崎さんとは年に一回、七夕の様にお会いしています。しかもそれは山の中。群馬県と新潟県の境に位置する《野反湖》という1500mのところにある湖畔で、年に一度開催されている《野反湖フィールドフォークコンサート》。そこで松崎さんはユニット〝SAM〟として参加されています。僕は参加させてもらって10年ほど。

R『今年は 2回お会いする事に。』
松『ほんとに!』
R『このイベントは終わってしまいましたが、今年で34回目。何回くらい参加してる?』
松『33回』
R『という事は、最初の頃は?』
松『大学生でした。』
R『皆勤賞!』
松『皆勤賞は〝赤木一孝〟(SAMのメンバー)一人です。』

34年の皆勤賞はすごいですよね。

松『毎年、山を登りながら「なんで毎年ここに来るのかな?」って思います。』
R『魅力!です。』
松『ローケションだったり来てくれる人たちの良さ、だったり。』
R『地元の人たちの熱い想い!』
松『そう!』
R『でも、空気が薄い、気圧が低い、夜が寒すぎる…。』
二人で(爆)

R『継続は力なり、と言うけど、34年は力だけじゃ済まない。これは大きな財産です。』
松『やはり、それは主催している人たちの力です。』

今日の
1曲目は山がテーマの曲。作詞が〝高石ともやさん〟作曲が〝杉田二郎さん〟の《八ヶ岳》。この楽曲は、この番組にも出演してくれた杉田二郎さんのサポート時代に何回演った事か!?

曲を聴き終えて
R『松ちゃんのテイクの中に二郎さんとは違う味わいがあります。平井さんのアレンジもニューヨークっぽい。「山だぞーっ」って。』
二人で(爆)
松『昔のイメージも残ってます。』
R『それが嬉しい。』

このアルバムには、この曲を作った高石ともやさんや故・坂庭省吾さん、※我夢土下座(カムトゲザ)の〝田口正和さん〟の楽曲を取り上げたりしています。※http://www.come-together.jp

R『どれも詞が迫って来ますよね。その為には、いいアレンジでなければならないし、もちろん歌唱力も!』
松『そうですね。』

言葉がすごく伝わってくる、いいアルバムです。僕が印象深かったのは《戦争を知らない子供たち》。
R『少しづつ詞が変わってきていますね。』
松『坂庭さんが亡くなった時、北山(修)さんが元歌をきちんと歌って行きましょう!と。』
R『元に戻した?』
松『そうです。』

ご存知の方も多いと思いますが〝戦争を知らない子供たち〟は、杉田二郎さんと北山修さんで1970年あたりに創られヒットしました。

R『同じタイトルで10数年経った後に出来上がった《戦争を知らない子供たち
‘83》は、全く表現が違う。』
松『あの戦争を伝えていこう、というところに主観が入ってます。』
R『国同士のいざこざが多い時代。過去を振り返るきっかけになる曲。』
松『そうなればいいな、と思う。野反湖でもよく演ってます。』

このアルバムではないけど、この曲を聴くとあの頃を思い出します。

R『松ちゃんの曲は、テーマを与えてくれる。』
松『ありがとうございます。肩でもお揉みしましょうか?』
R『お願いします!結構凝ってるんです。』
二人で(爆)

これまでにゲストに来られた方々は、みんなしっかりポジションを持っています。いいアーティストっているんだな、と思います。

R『もっと頻繁に会いましょうね。』
松『京都にも来て下さい。』

最後に坂庭省吾さんの曲に松崎さんが詞を書いた《風浪(ふうろう)》を聴きながらお別れしました。

収録を終えて
松崎くんに初めてお会いしてから40年ほど経ちます。あっという間でした。
初めて会った時、彼はまだ高校生。前回のO.A.でも話しました様に、今はあたまを剃り、まるでお坊さんの様な風貌でミュージシャンには見えない。
振り返ると、出会った時に何十年後か、自分がラジオ番組を持ち、そしてゲストに来てくれる、と想像できるよしもありませんでした。10歳以上も年下の松崎さんではありますが、巡り会いの有り難さ、人生への機微を感じます。そう考えると、これからの展開にワクワクします。
これからの人生、どんな人に出会うのでしょうか?また、これまでの人たちとどんな素晴らしい関係が築けるのか、とても楽しみです。
そんなことを考えさせてくれるゲストでした。

松崎くん、また遊びに来て下さいね。
そして呑みましょう!

■Ryntenダイアリ
【音茶@福岡朝倉】
またしても、台風との追いかけっこ、となったのでありました(苦笑)。東京を出発する時の天気は晴天。鮮やかな青空でしたが、福岡空港に近づくにつれ怪しい雲が…途中、かなり揺れましたねえ。
朝倉は雨が降ったり止んだり。

余談ですが、福岡行きの飛行機が偶然にも新しいエアバスだったんです。ワクワクでしたから(笑)。

ライブ当日、覚悟してはいまたのですが、それほど雨も降らず風も吹かず、僕としてみればラッキーでした。台風が近づいているにも関わらず、足を運んでくださった皆さんには、感謝!しかありません。
そして、ライブ予約のキャンセルも発生している中、奮闘してくださったマスターの〝羽野さん〟、本当にありがとう~!

オープニングの〝櫻井憲一郎〟さんとセッションも。

愛犬の〝カンタローくん〟も愛猫の〝にゃー〟も元気いっぱいでした。二人?はラブラブなんだとか。

今回、ミカちゃんこと〝三ケ尻聖一〟さんは仕事の都合で間に合いませんでしたが、打ち上げにはしっかり参加。しかもこんな格好で登場してました~(笑)。


ライブ翌日に東京に戻ったわけですが、朝倉を出る時間に運行状況を確認していたら、午後からの便は全て欠航。その翌日には千葉で仕事がありましたから「なんとしても帰らねば」と新幹線も考慮しつつ福岡空港へ。しかしながら、到着した時には欠航の文字が消え「ご搭乗案内中」となってたんです。嬉しいのなのって。
無事に東京に戻った僕らでした。

【琥珀茶寮あずき@千葉野田】

台風一過!初めてお邪魔した〝あずき〟さん。まだ一年目なんだそうです。とても綺麗な素敵なお店でした。

着くやいなやランチを用意してくれた「サーモン定食」自家栽培の新鮮トマト。美味しかったですねえ。サーモンがあまりにも大きいのでびっくり!でした。

リハーサルで。

コーヒーカップやお茶碗など、とてもこだわりがあって素敵なものばかり。僕が機材置きに使わせてもらったのは〝伊万里焼〟なんだそうです。運送料(保証も含め)が十数万なんだとか。。。しかも一つじゃないんです。5個くらいはあったのではないかと(苦笑)。

ライブ終わりで開催された懇親会。たくさんの方達が参加してくれ、アレヤコレヤと話も弾みました。ここで出してくれたお料理も美味しかった~!
「また、来たい!」と思いました。
みなさん、ありがとうございました。
みんなで写真を撮るのを忘れてしまった(涙)。

■Ryntenライブ
・9月 28日(土)「岡崎倫典ギター教室発表会@Back In Town」
 15:00スタート 2,000円(オーダー別)
 (問)岡崎倫典音楽事務所 info@rynten.com

・10月19日(土)群馬中之条ツインプラザ交流ホール
 「中之条大学音楽講座 岡崎倫典コンサート」
 15:00スタート 前1,000円 当1,500円
 主催:中之条大学 
 (問)中之条大学事務局 TEL 0279-76-3113

・10月20日(日)群馬大泉町「スペース結」
 18:00スタート 料金3,500円
 (問)同 TEL 0276-63-0178 又は 久保田 TEL 090-2552-7556

・10月27日(日)三重志摩「Proof」
 20:00スタート 3,000円(ドリンク別)
 (問)同 TEL 0599-43-1872
http://proof.main.jp

・11月2日(土)秋田「カフェ・ブルージュ」
http://www.cafebrugge.com
 18:00スタート 4,000円(1ドリンク付)
 (問)秋田アコースティッククラブ 三田村 TEL 090-1828-6384

・11月6日(水)広島「Cafe Jive」
 ゲスト:白井京子(アナウンサー)をお迎えし、朗読とのコラボ企画です。
 19:30スタート 4,000円(ドリンク別)
 (問)同 TEL 082-246-2949
https://livecafe-jive.com

・11月9日(土)三重四日市「ガリバー」
 ゲスト:竹内いちろ
 19:00スタート 前3,000円 当3,500円(オーダー別)
 (問) TEL 059-346-7321
http://www.galliver.gr.jp

・11月30日(土)東京水道橋「Cafe らいん」
 バンドバージョンでお届けします。
 キーボード:平井 宏、パーカッション:土屋祐介
 18:00スタート 3,800円(ドリンク別)
 (問)同 TEL 03-3262-4675
https://www.caferijn.com

・12月1日(日)広島三原市芸術文化センターポポロ…10/15より発売
 「Acoustic Live in Christmas Rynten Okazaki」
 17:00スタート 料金 2,500円1ドリンクと軽食付き
 (問)同 TEL 0848-81-0886
https://mihara-popolo.hall-info.jp/event/2019/main_ev018.html

・12月14日(土)ギターセミナー開催
 大阪八尾「F2音楽教室」
 (問)F2音楽教室:TEL 0120-448-112
http://f2music.com

・12月15日(日)奈良・ビバリーヒルズ「岡崎倫典ライブ with 平井宏」
 ~恒例となった〝南かおりさん〟の朗読とのコラボ~
 キーボード:平井宏
 ゲスト:MCタレント:南かおり
 (問)同 TEL 0742-26-7444
http://flower6.jp/
 
 
●宿泊イベントのお知らせ
 日にち:11月16日(土)から17日(日)
 場所:長野県上田市鹿教湯温泉郷(かけゆ)「鹿の屋旅館」
 詳細はこちらから
 (問)岡崎倫典音楽事務所 info@rynten.com

●お知らせ
岡崎倫典が書き下ろした初のギター教則本『フィンガースタイル・ギターの全知識』がリットーミュージックより発売中です。3,000円+税 全288ページ 模範演奏CD付、奏法解説動画もアップされます。
奏法解説専用チャンネル https://www.youtube.com/channel/UCo1G2T06guXBHDODNzYJSDg

詳細はこちら

■アルバム/譜面集情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 珠玉のメロディ20 (CD付)』

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