Ryntenバイエル #486 FastRagを弾こう Pt.1

気温が高いにしろ低いにしろ「何か気候が狂ってる、気象が狂ってるな」と感じがする事が多くなっている気がします。みなさんは如何でしょうか?ご機嫌いかがですか?

旅が多いので飛行機に乗ることがかなりあります。「当機は全席禁煙です。特に化粧室内での喫煙は固くお断りします。」と、アテンダントの方のアナウンスが流れて来ます。「特に化粧室内…」?「じゃあ、座席は特にではないのか???」区別する必要はないと思うのですが。僕のライブなどで会場スタッフさんがアナウンスをする言葉の中で「演奏中の録音・録画はお断りします。」。それでも写真など撮ってる人がいるんですね。「今は喋ってる最中で演奏中ではないじゃないか?!」と。理屈というのでしょうか?電車に乗りますと、注意書きが貼ってあります。特に優先席あたりに「お困りの方を見かけたら援助をお願いします。」僕は思わず「お金にお困りの方は助けていただけないんでしょうか?」と言いたくなります。まあ、これらの表示・アナウンスを聞いていると、あのトンチで有名な一休さん!ですねえ。『このはし渡るべからず』と書いてあった看板を見て、一休さんは橋の真ん中を渡った。これも理屈、でしょうか?

■Ryntenインプレッション
今週は、”ナイロン弦が奏でる世界 vol.1″と題し、ナイロン弦ギターで弾かれた楽曲を特集しました。
#0 J.S.Bach Suite in E Minor S.996-5「Bourree」(Julian Bream)
#1 アルハンブラの想い出(Andres Segovia)
#2 コーヒー・ルンバ(Paco de Lucia)

■Ryntenバイエル
Ryntenバイエル、今週からボクのオリジナル楽曲「FastRag」を取り上げていきます。TVドラマ「若者のすべて」のサントラを担当させてもらったときに作られた楽曲です。RegularTuning/Capo4で弾いています。ぜひご覧ください。
https://youtu.be/d1iikk3UJ6U

■Key Of R
今週最後は、チェット・アトキンスの演奏でも知られているカバー曲”チャップリン・イン・ニュー・シューズ/Chaplin in New Shoes”です。ぜひ、お聴きください。
https://youtu.be/5ir3Hp3aN3g

■Ryntenダイアリ
【韓国ツアー】
1年と2ヶ月ぶりの韓国です。しかし、今回は1月。寒いのなんのって…。
顔が凍るかと思うほどでした(笑)。
まずは、ソウル入りから。

《金浦空港にて》
空港に到着し、出迎えてくれた友人たち。ほっとした瞬間でもありました。

ホテルにチェックインするやいなや、早速「明日からよろしく!」の乾杯。鳥のお店へ。実に美味しかった!

「明日は早いのでこの辺で。」と外に出たら、雪がちらほらと。。。

《Cafe Dream@全州(ジョンジュ)》
ソウルから車で約3時間ほどでしょうか?
早朝、7時半に集合・出発…まだ夜も明けきっていなくて、薄暗い。
さらには、ホテルから出たら、なんと!昨夜からの雪が積もり…しかも、まだまだしんしんと降ってました。
車に荷物を詰め込み…まるでテトリス状態(笑)。
いざ出発。

途中渡ったソウル市内の川。凍っているんです。。。すごい。

休憩に立ち寄ったサービスエリアでは、ギター弾き語り女性のストリート?が!
当然のことながら、気温はマイナスです。。。なんと、たくましい…。

昼前に全州に到着。青空だったのが嬉しかった…かなり積もっていたけど。
地元スタッフと合流し、しばし街を探索。
「もっと韓国の歴史を勉強したい」と思わせる、歴史のある街です。

みんなの気遣いで、韓国の民族衣装を着せてもらいました〜!
そして朝鮮王朝を代表する全州の代表歴史遺跡〝慶基殿〟へ。
朝鮮王朝を建国した李成桂氏を描いた肖像画が奉安されています。

衣装の生地がかなり薄くて寒かったけど、楽しかった!まさか民族衣裳が着れるとは思ってもみなかったので、ちょっと恥ずかしかったけど、嬉しさ倍増でした〜!

ここはまた、韓国でのキリスト教発祥の地なんだそうです。立派な教会も当時のまま残っています。
圧巻でした。

さらには、ビビンバの発祥の地、とも言われ当然ながら昼食はビビンバをみんなで頂きました。これもまた美味。

そして会場へ。とってもおしゃれなカフェでした。

建物内にはこんなスペースが。ちょっと驚きです。

オーナーさんは手品師で、時折、このステージでマジックショーをやられているんだそうです。残念ながら、マジックは観れませんでしたが。

ライブは…初めての場所だけに、僕の音楽に触れた人たちも多かったですが、盛り上がりましたよ〜。アンコールでリクエストも出ました。
ライブ後に記念撮影。みなさん、有難うございました!

打ち上げは焼肉。これもまた美味しかったなあ。

この後、ソウルにとんぼ帰り。スタッフの皆さん、運転、お疲れ様でした!

《Panta Garage@ソウル》
このお店にお邪魔するのは、今回で2度目。前回訪れた時は、デモの真っ最中でしたね。

ソウルも盛り上がりました〜!ここもアンコールでリクエスト。有難い事ですね。
終演後に記念撮影。

そして打ち上げ。ここも鳥のお店でした、が、食べる、というより呑む、と言う程かなりの量を呑みましたねえ。
僕だけじゃなくみんなで(笑)。

写真は、〝爆弾〟と言って、グラスに少量のビールにスプライトを入れグラスの底を叩き上げる…炭酸の泡が吹き出しそれを一気に飲むんです。もちろん、グラスの底を叩き上げる時にはグラスの上を塞ぎます。
みんなに振舞っていたのはいいけど、やりすぎて手が痛いと…(笑)。
そんなこんなで夜も更けていきました。

《OFF》
一日だけ、帰国を延ばしてソウルでのんびりと過ごしました。タクシーで回ったのですが、来月開催される平昌オリンピックの聖火が通ると言う事で、街中は渋滞も渋滞、大渋滞でした。

夜になり「さて、夕食は?」と、ソウルに入った初日にみんなで食べた鳥のお店を探し歩き、やっと見つけて食事にありつきました。
やっぱり、うまい!
この4日間で、一年分の鶏肉を食べた気がします。。。(笑)

今回も韓国ツアーが実現できて嬉しかった!
思い出もたくさん持って帰りました。寒かったけど(苦笑)。
みなさん、有難うございました。心から感謝です。

全州とソウルでゲスト出演した、Jang Jaehoonくん。カバーアレンジはもちろん、オリジナルも創っています。今回、彼のオリジナル「天の川(The Galaxy)」に僕がサポートし、僕のオリジナル「City of Tokyo」にサポートしてもらいました。これがなかなかの評判だったんです。彼もまた、韓国のギター界を背負っていく事でしょう。楽しみでもあります。

リーダーのParkさん。お疲れ様でした!

■Ryntenライブ
・1月26日(金)京都「都雅都雅」
・2月3日(土)高知「ビーステーション」
・2月10日(土)神奈川・横浜「イギリス館」
・3月2日(金)岡山笠岡「カフェド萌」
・3月30日(金)東京「バックインタウン」

■ギターセミナー
・2月11日(日)鳥取米子「BEXX」
・3月3日(土)、4日(日)広島福山「バーカブロ」

■岡崎倫典プロデュース『日中友好アコースティックギターコンサート』
フィンガーピッキングが盛り上がりつつある中国からギターリストが来日。昨年、中国最大のギターコンテストで優勝した、高校生もオープニングで演奏。乞うご期待!
・3月19日(月)横浜「ミリオンズ」
・3月20日(火)東京「バックインタウン」
・3月21日(祝水)長野上田「サンテラス内」

■イベント参加
・3月17日(土)東北震災復興支援チャリティーコンサート
「第8回 Sharing(シェアリング)2018 in 新宿」@全労済ホールスペースゼロ」
出演:庄野真代、沢田知可子、原田真二、中川五郎、PANTA、わいわい合唱団 with 田川りつ&竹田由美子、岡崎倫典、マコト&ゆうこ
・3月24日(土)フィンガーピッキングデイ「横浜赤レンが倉庫」フィンガースタイルギターのコンテストと祭典。

■アルバム/譜面集情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

譜面集『フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 珠玉のメロディ20 (CD付)』

2 thoughts on “Ryntenバイエル #486 FastRagを弾こう Pt.1”

  1. 今週はバイトがなかったので、FMわっちのサイマル放送を聴き、その後中央FMのサイマル放送と、少し間をおいて2度聴くという贅沢な時間を過ごしました(笑) アルハンブラの想い出は、村治佳織さんの演奏をよく聞きますが今週紹介していたAndres Segoviaの演奏も素敵ですね。やはり技術の進歩はめざましく、現代の録音技術はすごいですね。昔の演奏家もいい音源で聴くことができればいいのにとつくづく思います。その他にもジプシーキングスのインスピレーションなどもよく聴きます。共通して、心を豊かにしてくれる演奏に魅了されます。
     さて、18日(水)かねてから計画していた地元FMに倫典さんの「主語句のメロディ20」をプレゼントとして提供することを実行してきました。地元の清水バンドというグループの清水さん(火曜19:00~20:00までDJを担当)に、以前秋田のセリオンでのライブで購入しサインして頂いたCD2枚を一緒に手渡し、番組で放送してくださいとお願いしました。(もちろんCDは後日回収しますが・・)詳細については、別途ご連絡します。お楽しみに(笑)

  2. >>FastRagを弾こう

    もっぱらAメロ専門で三日坊主で終わっている曲なので楽しみです。よく考えてみるとそのパターンが多い。動画サイトでプロギターリストの方々の話(ギターを始めた頃)をよく見ますが、一貫しているのは「弾けるようになるまでどれだ弾いたか」なのです。3年かかってコピーしたとか・・・。チャーさんは高校3年間をクラプトンのクロスロードのコピーで過ごしたそうです。彼女も作らずと言っていますが??
    倫典さんの昔話にもそういうところが垣間見えます。そこが違うのかな。こらえ性がない。(笑)
    ところで見慣れないギターを抱えていますね。ハイフレットを弾かなければならない曲でも作ったのでしょうか。楽しみだ。

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