Ryntenゲスト #347 谷山浩子さん 2

そろそろ〝梅雨〟も目前に迫ってまいました。そんな時節になろうかというところ。ご機嫌如何でしょうか?
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あっという間に“梅雨”がやって来ますね。“梅雨”と言えば、それに至るまでですが、年明け春先からと言っていいんでしょうか?続々と〝台風〟が生まれてきております。
日本が打ち上げた新しい気象衛星《ひまわり8号》。本格運用は来月あたりから始まりますが、その前にどんどんと画像を送って来ています。しかし、その画像はこれまでの衛星が送って来たものにはない、鮮明さんと緻密さがあります。例えば、“台風の目”ひとつにしても、これまではそこがどうなっているのか?未知の部分があったんですけれども、本当にくっきり綺麗に撮られているのには驚きました。
6月あたりから本格運用の“気象衛星”。これに限らずですが、技術の発達というのには、目をみはるものがあります。少なくともこれが《平和利用》であれば、もろ手を挙げて喜ぶべきところですが、必ずしもそうではなく、《軍事目的》というのもあったりします。しかし、軍事から生まれた技術が民間に転用され、非常に有用なものが生まれたりもしています。音響も多いですね。
いずれにしても、技術の発達は凄い勢いを感じます。そして“ひまわり8号”の画像を見ると涙が出るくらい頼もしく感じさせられます。“梅雨”の前線にも活躍してくれる事でしょう。

おたよりを頂いております。
・おなじみTAKさんから『〝花田植〟演奏の緊張感が伝わる映像。CDで聴くよりLiveでまた聴きたいアーティストですね。
ー嬉しいですね。この映像は“アコースティックウインド”のYoutubeですね。
・さらにTAKさん『〝ポール・マッカートニー〟行って来ました。最後ではないか?と言われてますが、楽曲〝ヘイジュード〟、イントロがなく歌い始めた途端にその場の雰囲気が出来上がってしまう。凄い!倫典さんの曲も、です。』
ー照れますね。

【Ryntenゲスト】
先週に引き続いて、ゲストに《谷山浩子》さんにお越し頂いています。
僕のアレンジの《まっくら森の歌》を聴きながらスタート。
これは、1997年富良野新プリンスホテルでの〝チャペルコンサート〟でのライブ収録です。“チャペルコンサート”には、“谷山”さんにも何度か来てもらっています。
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谷『“チャペルコンサート”で二人で演る、となってリハの時にピアノ無しギターだけだったらカッコイイんじゃないかなあ、って。』
倫『すぐ休もうとする(笑)。』
谷『結果、こんなに素晴らしいものになった訳だし、苦労したのは倫ちゃんだけだけど(笑)、このバージョンすごく評判がいい。』

このバージョンは、この後リリースしたアルバム《Memories》に入れて頂いているんです。有難いですね。
最初のアルバムリリース時に《みんなのうた》で流れていましたが、子供たちが怖がっていたんだとか(笑)。

僕たちの出会いについて語らいました。
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倫『初めて出会ったのは30数年前リリースしたアルバム《Lady Dazy》のレコーディング。』
谷『当時のディレクターさんが面白いギターの人がいるんだけど…って、レコーディングする時に初めて倫典さんが来てくれた。私も全然知らなくて「どういう音が出るんだろう」って思ってたらすごいのが出て来た。いろんな意味でみんなが度肝を抜かれた。美しさと時間がかかるのと(笑)何回重ねるんだろう、って。最初は「重ねるのね。」って思ってたけど終わらない(笑)。怖いもの見たさ、みたいな感じでみんなで見守っていました。でも本当に美しいです。』

今日の1曲目はその“Lady Dazy”。
ちなみにこれは谷山さんの友達の結婚式の為に頼まれて創ったそうです。

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谷『倫ちゃんって凄いのは、ギターだけを何回も重ねて、しかもギター1本だけなのにギターを叩いている訳でもないのにパーカッションみたいなビート感が出てる。』
倫『これは極上の褒め言葉。』
谷『岡崎倫典さんは私の中では〝アコースティックロックギターリスト〟。』
倫『僕の中では谷山浩子さんは、独自のジャンルを持つ〝クラッシック界の人〟。19世紀だと“ショパン”、もう少し後だと“フォスター”。』
谷『草競馬!』
倫『あれだけポップなのにクラッシックと言われている。』

谷山さんには独自の他の人にはない“谷山浩子ワールド”があり、年ごとに深く広くなっていく…宇宙が膨張してく感じ…それが凄いと思います。
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【谷山浩子〜放課後の音楽室 倫典先生と〜リベンジ】
 5月30日(土)東京文化会館小ホール
 開場18:00 開演18:30
 5,500円(税込)全席指定 
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■Ryntenダイアリー
【大輪路ルルカフェ@鳥取】
鳥取に向かう飛行機の中で、バイオリニストの《斉藤ネコ》さんに遭遇。何年ぶりかの再会。
with ネコさん@鳥取空港

でもいつから《コナン空港》になったんだ???

さて、その鳥取。〝ルルカフェの〟前日はとある施設でのホールでライブでした。もっとも、入所されている方々ではなく、ご家族やスタッフと地元の人たちなんです。たくさんの人たちが来てくれましたねえ。嬉しかったです。
写真はリハーサル風景。

施設@鳥取

〝ルルカフェ〟ライブには毎回シンガーソングライターの《ノグチアツシ》氏がゲストです。“ノグチ”氏は別な顔も持っていて、山陰では超有名で別名《安来のオジ》といいます。ラジオ番組もやられていて、僕も出演させてもらった事があります。歌もギターもウマイです。リハの合間にインストも弾いてたなあ。
RURUカフェ記念

今年もたくさんの人たちに来て頂きました!本当に有難いことです。
“ノグチ”氏とセッション、楽しかった〜。

打ち上げは主催者の一人でもあるアコースティック倶楽部《WEST》。いつの間にかライブが出来る様なステージまであり…そこで〝ノグチ〟氏といつの間にかセッションしてました。楽しかったなあ。
宴会でセッション@鳥取

翌日は、観光に連れていってもらいました。お天気でよかった。写真は《砂の美術館》の〝バッハ〟。凄いですねえ。
砂の美術館@鳥取

■ライブスケジュール
●ジョイントライブ
5月30日(土)「東京文化会館小ホール」
『谷山浩子コンサート 〜放課後の音楽教室 倫典先生と〜 revenge! 」
http://t-onkyo.co.jp
http://www.t-bunka.jp/calendar/calview.html?ym=20155&d=33&m=small

●ソロライブ
・6月4日(木)長野飯田「いろは亭」
http://p-nagano.com
64 IIda

・6月7日(土)新潟上越「メモリー」
http://k2.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/livehousememory/
2015.6.7上越

・6月27日(土)千葉九十九里「シーブリーズ」O.A.YASU、千葉英樹
http://kujukuri.net/sb/
627 Sea Breez

・7月3日(金)東京「バックインタウン」
73バックインタウン

・7月4日(土)福岡朝倉「音茶」O.A.三ケ尻聖一、櫻井憲一郎
7.4.Onsa

■お知らせ
北海道発信のアコギ専門フリー雑誌「Acoustic Guitar Life」が僕のPVを制作してくれました。

●イベント出演
・5月21日(日)東京サンライズホール「東京ハンドクラフトギターフェス2015」
http://handcraftguitar.jp
東京ハンドクラフトギターフェス2015

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng –
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

2 thoughts on “Ryntenゲスト #347 谷山浩子さん 2”

  1. >>ビート感、アコースティックロックギターリスト

    それぞれ的を得ています。同感です。

    >>谷山浩子ワールドwith倫典ワールド

    30日楽しみにしています。授業受けにいきますよ。

  2. Without Youのバイエルが進行中でコメントもはばかられますが、ショパンのノクターン素敵です。難しいのですが、譜割りがゆったりしているだけに、ポロポロ弾いているだけで癒されます。疲れて帰ってきた時、風呂上がりにAメロだけでも楽しめます。(そこしか弾けない・・・笑)

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