Ryntenゲスト ~Vol.249:南澤大介さん 2週目

【河童のひとり言】
1ヶ月くらい前になりますが、テレビをつけたら選挙選挙と騒いでいました。参議院選まで、しばらくあるのにおかしいなと思ったら、AKB48の選抜総選挙。すでに5回も行われ、おまけにテレビで生中継までされているそうですね。このプロモーション方法に賛否があるようですが、CDを購入してまで選挙に参加したいと思わせるのはたいしたものだと思います。
そして、まもなく参議院選。こちらの選挙は若い人たちの注目をどこまであつめられるのか気になるところです。
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先月の6月14日、沖縄の“梅雨明け”を皮切りに、“宣言”が続いています。今年は、例年より早いみたいですね。勿論、“梅雨入り”もかなり早かったんですが、季節が少しずれている 様な気がします…とは言うものの暦は着実に進んでいまして… 2013年も残り半分を切りました!如何お過ごしでしょうか?

【河童のひとり言】から《AKB48》。
僕にはふさわしくない“AKB48”なーんて言葉が出て来ました…。“AKB48”云々はここでは言いませんが、ただそれを取り囲んでいる《握手券》欲しさにCDを何枚も買ってしまう、若い男性陣…と言っていいんですかねえ…。そんな彼らが今も含めて、将来の日本を背負って行く時にどんな日本になるのか…首を傾げてしまう部分もあるんですが…。
“AKB48”からスタートして《48シリーズ》と言いますか…東京だけでなく日本中あちらこちらに“48”が誕生していますが、そのうち海外で“KGB48”とかアメリカでは“CIA48”なんて出て来たらどうなるんでしょうか…?

■ライブスケジュールです。
北海道ツアー第2弾
・7月11日(木)釧路「えいが館」初めてお邪魔するカフェです。楽しみです。
・7月12日(金)帯広「ホーリーズ」前回初めてお邪魔した時に暖かく迎えてもらったのが嬉しかったなあ。
・7月13日(土)札幌「渡辺淳一文学館」とても素敵なホールです。
ソロライブ
・7月20日(土)浜松「なんでモール」うなぎの値上がりが心配な今日この頃…。
・7月21日(日)福山「とおり町交流館」仲間に会うのも楽しみです。
・7月26日(金)東京「Back In Town」キーボードとパッカッションのバージョンでお届けします。

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
http://www.rynten.com

【Ryntenダイアリー】
ここ1週間程は、部屋にこもって譜面を書いたり、音を入れたりしていました。

今年の夏も韓国へ行ってきます。
冬には台湾でもコンサートをする事になりました!今から楽しみです。
台湾コンサートに関しては、また改めて紹介しますね。

さて、その韓国。
ソロライブではありませんが、韓国内のたくさんのギターリストが参加するコンサートでのゲスト出演です。
“スペシャルゲスト”なんて、有り難い事ですね。
日本ではおなじみの、「Sungha Jung(チョン・スンハ君)」も出演しますよ。

日にち:2013年9月1日(日)
タイトル:2013 Fingerstyle Cafe Concert
会場:Sowol Arthall
http://sowol.sdmc.go.kr/lending/swp_investinfo01.asp
コンサート:16:00~19:00
出演:Sungha Jung, Youngho Jung, Jong-geol Kim, Sanghyuk Chun, Hyoung-il Han
スペシャルゲスト:岡崎倫典

日本からも「行きます!」という方々もいたりして…。
みなさんも観光を兼ねて是非ソウルに来て下さい。お待ちしております。

昨年は釜山だけのライブでしたので釜山のみんなはもちろんですが、ソウルから車で、新幹線で、バスに揺られて来てくれた人たち…本当に嬉しかった!
改めて感謝致します!

昨年アップ出来なかった写真をいくつか…。
釜山コンサートのリハーサル風景。
釜山コンサート

釜山の音楽学校「UDADA School」で、セミナー終了後、生徒さんたちと記念撮影。みんな素直ないい子たちでした。今年も行きますから、待ってて下さいね。
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Yeosuの「海洋博」に連れていってもらいましたが、暑かったなあ…。
でも楽しかった!
EXPO入り口

Yeosuの海でこんな動画を撮って遊んだりもしました。

係員に怒られるのを覚悟で、足を踏み入れたサッカー球場。そばに立っ
てるだけで何にもお咎めなし、でした。
スタジアム

釜山で泊まったホテル前の夜景が奇麗でした
釜山湾の夜景

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
■ゲストコーナー
先週に引き続き、今週も《南澤大介さん》にお越しいただきました。
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倫『アルバムタイトルの意味、“従順な森”という真意は?』
南『アルバムとしては、2作目で、「2」という数字をどこかに入れたかったんです。「2=Two」なので「Obedient」の「 t 」と「Wood」の「 wo 」というのが先ずありきで、「 ○○ 」と「 wo 」というタイトルを探してました。』
倫『じゃあ、“Obeditent”じゃなくて“accident”でも
よかった?(笑)』
南『そうですね。でも《従順な森》というのは《木を使った家具》という意味もあるので、広い意味でギターもそうかな、と。「いつも我がままな弾き方してごめんね。」って“従順にいう事を聞いてくれてるギター”という意味も含めてなんです。』
倫『Obeditent Guitar”にしてしまうと“Two”にならない。』
南『そうなんです。』
倫『なるほどなあ。3枚目のタイトルが楽しみ(笑)。』
南『(爆)大変なんです。』

先週も話題になった、“Guitarists”というサークル。
91年、22年前のフライアーも持って来てくれました。
“Bayside Resor”が発売になった時のもので、僕の写真が若いこと…。
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僕が書かせてもらったのが、五十何号…という事は、既に何年も前から
出していたという事になります。
こんなにバイタリティーを持っている人って少ないでしょうね。

ここで、1曲目。
2人で南澤君の新しいアルバムから、オリジナル《故郷へのながい道》。
http://youtu.be/gGKPbYReSrE

演奏を終えて…
倫『いい曲ですね。すぐに覚えてしまう。』
南『有り難うございます。』
倫『チューニングもそうだけど「カポの使い方も普通じゃないぞ!」って感じ。1弦目を外してカポを付けて1弦目は解放にする。』
南『チューニングが“ドロップD”なので弾いた感じがオープンチューニングぽく…。』
倫『独自ですか?』
南『考えたのは独自ですけど、やってる人はいっぱいいました。』
倫『いるでしょうね。「不本意にもそうなってしまった」「つけたらずれちゃったよ」って人も。』
南『(笑)』
倫『ひょうたんから駒(笑)。』
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ギターを弾かれる方は、その多才なカポの使い方も参考になりますので
是非“Obeditent Woods”を聴いてみて下さいね。

南澤君、と言えばアレンジの“譜面集”“教則本”などかなり出版されていて、
《ソロギターの調べ》シリーズは有名ですよね。大ヒット商品です。

南『御陰様でたくさん出ています。』
倫『僕も何冊か持っています。面白いのはそのサブタイトル。“天上の”、“至極の”、“悦楽の”、“無情の”とか…もっといくと“官能の”…とか。まあ、これは出版社の方が付けたんですよね。』
南『そうです。僕がつけてるわけじゃないですよ。』
倫『シリーズとして何作目?』
南『11作目です。』
倫『凄い。トータルにして何十万部!』
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先週も話した事ですが、この教則本から育っていったり、参考にして磨きをあげていく若者たちが出て来るわけです。
南『いっぱい出るといいなあ。』
倫「そう言ってると徐々にライバルになっていくよ。』
南『大丈夫です!』

「何に影響をうけましたか?」「何で育ちましたか?」となった時、素晴らしい事ですよね。
それだけ南澤君はいい仕事をしているという査証でもあります。

倫『今後の動きは?』
南『7月に“Obeditent Woods”の譜面集が出ます。あっ、もう7月!もうすぐ出ます(笑)。』

千葉と大阪でギターレッスンもやっているそうです。是非HPを観て下さいね。

最後にアルバムから《星を継ぐもの》を聴きながらお別れしました。
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日本では、教則関係やアレンジものの第一人者。
ギターを初めたばかりの人たちも含めてギターを弾かれる方たちを育てている立場です。
その“ソロギターの調べ”をパラパラとめくっていると、初心者にも分かり易いアレンジをされていますが、僕の場合はやたら難しくなったりします。
それは、アレンジをする際に「あまり外したくないな。」っという楽曲の和音の微妙な個性。
極力取り入れてると押さえ方が複雑になっていってしまうのも少なからず…。
南澤君の場合は、それらを犠牲にしても初級の人たちが弾ける様に持って行く、という姿勢が見られます。
“姿勢の違い”と言ってしまえばそれまでですが、それが大ヒットに繋がっている様な気がします。
僕が言うのもなんですが、「南澤君の“ソロギターの調べ”シリーズから入って、そこから僕の譜面集へ、というステップを踏んでくれるのもいいかな。」という気もします。

【南澤大介 最新アルバム《Obedient Woods》】
portrait
Obedient Woods

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2 thoughts on “Ryntenゲスト ~Vol.249:南澤大介さん 2週目”

  1. >>南澤君の“ソロギターの調べ”シリーズから・・・ステップを踏んでくれるのもいいかな

    完璧にステップを踏み外しました。(笑)
    たぶん「弾けるようになりたい」より「こういう感じのギターが弾きたい」の欲求が優っていたのだと思います。
    あと、倫典さんの譜面集はオリジナル、カバー問わず、各曲ごとにその曲のエピソードなりが丁寧に書かれているのもいいですね。読んでるだけでも面白いです。

  2. >>コメントつづき
    そういう譜面集の特徴はいまや絶版となっている初期の作品から共通している部分で、アレンジのポリシー同様、30年以上もブレずに継続していることに驚かされます。ライブ会場で譜面を購入した時のことですが、倫典さんの「弾いてやってください」の言葉が印象的でした。楽曲に対する「愛」を感じましたよ。だから少々難しくても・・・・。

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