Ryntenゲスト ~Vol.245:押尾コータローさん 1週目

【河童のひとり言】
暑さが増す6月は衣替えの時期ですね。気温の上昇と同じく、いわゆるアベノミクス効果なのでしょうか、最近の国内経済も活気という熱さを感じますよね。一方、暑さ対策と言えば、クールビズ。衆参両院では5月頭から取り入れているそうです。こちらも、そのクールビズを意識してか、近隣諸国とは相変わらず寒々しい関係が続き、追い打ちを掛けるように、周りの空気を読まない議員や首長のさむ~い、クールを通り越してコールドな発言があったりも、、、。皆さんには、是非、かっこいいクールな発言を期待したいものです。
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例年りも10日、それよりもより早く“梅雨”が始まりました。まっただ中の今日この頃、如何お過ごしでしょうか?

【河童のひとり言】から《クールビズ》。個人的にはかなり縁の遠い言葉ではあります。これは経済性、とくに“冷房”を意識しての処置なのかもしれませんが。。。
例えば、“クールビズ”を売っているデパートのコーナーなんかを見ても、使っている生地が少ない割には「少々高いんじゃないの?」「全然普通の値段と変わらないじゃないか?」という事も感じます。“世知辛い”のでしょうかねえ…僕が。。。
まあ、“クールビズ”もいいですが、諸外国に対する“発言”、日本という国の“立場”、“ポジション”…日本国民の1人として非常に《見えにくい》。今の時期、あと1ヶ月ちょっとにせまった“参院選”の方にターゲットが合わせてしまい、外交部分が非常に“あやふや”になっている…そんな気がします。
“クールビズ”もいいんですが、“発言”にしろ“外交”にしろ、しっかりやってもらいたいと思います!

■おたよりコーナー
・TAKさんから『《ボブ・ブロズマン》さんにご冥福をお祈りします。』
ー“ボブ”は、アメリカのギターリストで。亡くなる10日前には、日本で一緒に演奏したんですが、僕も本当に驚きました。今も信じられません。改めてボブのご冥福をお祈りします。
・アコギなさんから『Chaplin In New Shoesが弾きたくて大枚をはたいて、譜面集を買った。』
ー有り難うございます。
・tarkineWildさんから先日の“イムジン河”に『Sensational』
ー有り難うございます。

■ライブスケジュールです。
北海道ツアーです。FM G’skyをお聴きのみなさん、是非いらしてくださいね。
6月
・18日(火)旭川「フォークジャンボリー」
・19日(水)富良野「きつつき」
・22日(土)小樽「一匹長屋」
7月
・11日(木)釧路「えいが館」
・12日(金)帯広「ホーリーズ」
・13日(土)札幌「渡辺淳一記念館」
ソロライブです。FM夢ウエーブをお聴きのみなさん、福山に是非お越し下さいね。
・7月20日(土)浜松「なんでモール」
・7月21日(日)福山「とおり町交流館」
・7月26日(金)東京「バックインタウン」

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
http://www.rynten.com

【Ryntenダイアリー】
2年ぶりの東京水道橋「Ryin(らいん)」でのライブがありました。
らいんのリハ

今回も、キーボードに《平井宏》氏、パーカッションにはおなじみの《土屋“大魔王”祐介》氏にお手伝いいただきました。

店内狭いながらも熱気ムンムン。
お客さんがニコニコしながら聴いているのを見て、僕も本当に嬉しくなりました。
僕も演ってて楽しかった!
やっぱり、ステージに仲間がいるっていいな。
打ち上げ後

打ち上げは近くの居酒屋で「お疲れ様でした~」。

この3人で、7月26日の東京曙橋「バックインタウン」でも演りますよ。
是非、いらしてくださいね。

ここのところは久しぶりに、ずっと東京にいます。やる事は山積みですが。
そんな合間をぬって、僕のライブにも時折足を運んでくださる、北海道美瑛の写真家《菊池晴夫氏》が参加されている“写真展『北海道2013-大地と命をみつめ-』に行ってきました。
写真展 美瑛の写真家・菊池さんと

近々にブルーレイを出版されるそうです。
丘のある風景

音楽は、いつも僕のステージを手伝ってくれている、土屋祐介氏。
土屋氏はクラッシックギターリストとして参加されています。
土屋氏

いつも「パーカッション、“大魔王”!」なーんて言って笑いをとってますが、彼は本当にすごいアーティストなんです。
“大魔王”さん、いやいや、土屋さん、僕の事も宜しくです!

■アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

【譜面集『Eternal Rynten plays Teresa Teng』】
『Eternal Rynten plays Teresa Teng』譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【Ryntenゲスト】
今週と来週は、またまた素敵なゲストの登場です。
アコギ界のヒーロー《押尾コータロー》さん。
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4月に新しいアルバム《Reboot & Collabo(リブート & コラボ)》とLive DVDを同時リリース。
これからツアーがスタートするそうです。

そのアルバムに収録されている、“Ready, Go!”を聴きながら…。

コ『この曲はライブの僕の登場までの“SE”用なんです。ディレクターから「アルバムにも入れたいから!」と言われ、今までは抽象的なフワフワした感じでしたが、今回は「今からライブ、いくぞ~!」と高まる様な曲を創りました。』
倫『聴いてても「今から行くぞ~!」っという気持ちになる。』
コ『そう思ってもらえたら、嬉しい。』

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倫『今回のアルバムは、“Reboot”と“ Collabo” の2枚組?』
コ『ギターインストと今まで一緒に演った方々とのコラボなんです。自分自身の11枚目。11年目のけじめ。パソコンが調子が悪くなった時、“Reboot” を押すと良くなる。これまのいい思い出だけ残しイヤな物を消して「“Reboot” しよう!」と、そんな想いでつけました。』
倫『パソコンの“Reboot” というより“自分自身を濾過”?』
コ『それにすればよかった(笑)。』
倫『消去、リセットはダメだよ(笑)。』
コ『思わず再起動?!再フォーマット?!全てきれいにしたらダメなんですね(笑)。』
倫『それはいかんぞ!(爆)』

コラボの方は、それぞれ別なボーカリストの方の唄が入ってます。
今回も“押尾節”健在。アルバム創りの話を少し。。。
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コ『「ギターは楽しいな。」という想いでいつも創ります。中川イサト師匠や岡崎倫典師匠からギターの事、人生とかいろんな事を教えてもらった中で、ギター叩いたり。だけど10年やっているとやっぱり「押尾っぽく」』出来上がる。』
倫『それは自分が意識する以前に「押尾スタイルだ」、「押尾っぽいね」と世間で先行して出来上がってる。』
コ『そうですね。』
倫『そういった意味で“Reboot” というのは、自分らしさを残して、やっぱり“浄化”(笑)。』
コ『“浄化”とか“濾過”とかいい言葉ですね。』

押尾君のオリジナルの中にすごくヨーロパを感じる曲があり、僕も大好きな曲の1つ《黄昏》。
それを「一緒に演ってみたい。」と初めて演奏させてもらいました。

コ『倫典さんと大人の感じが出せると思うんです。』
倫『ちょっと大人過ぎる(笑)。』
コ『十分大人です(爆)。』

ここで、生ライブ。
押尾コータローwith岡崎倫典で《黄昏》。
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演奏後…

倫『素晴らしい!ヨーロッパというか大人っぽいというか。』
コ『“ショーロ”というスタイルもあるけど、倫典さんの《Europa Nocturn(オイロバ・ノクターン)》から影響を受けていて…だからヨーロッパっぽいアレンジなんです。』
倫『僕自身、“ショーロ”って造詣が深い訳じゃない。でも“好き”“嫌い”以前に「日本ってウエストコースト”よりも“ヨーロッパ”に近い。」と感じる。』
コ『ちょっとマイナーな方がグッとくる。』

先日までテレビでO.A.されていた《ギター講座》について。
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コ『ギターの先生なんて無理だと思いました。』
倫『とんでもいない!俺もちゃんとテキスト買って勉強したもん。』
コ『そうですか?!(笑)。僕も勉強しました、スリーフィンガーとか。』
倫『人に教えるって勉強になるでしょ?』
コ『そうなんですよ。例えば、“ピック”のコーナーで「こうやって持って下さい!」っての持ち方を教えられたんです。僕が先生なのに…(笑)。で、“ピックのストローク”「ジャンジャカジャカジャカ…」が出来ない!なので「もう指で弾くわ。」って(爆)。』
倫『でも、またひとつ押尾ワールドが広がったわけじゃない?』
コ『ピックが上手くなりました(笑)。』
倫『(爆)「何を今更!」とリスナーに言われそう…。テキストの字が非常に大くてメガネ無しでも読めた!のがよかった(笑)。』

この番組はいろんな世代、いろんな方が観られていて、ギターを始めるきっかけになった方も多かったとか。
押尾君は、これからもいろんな形で、色んな人がギターを始めるきっかけを創っていくんだと思います。

最後に新しいアルバムから《Midnight Rain》。

曲の紹介時「押尾って“ドカーンドーン”な曲が多いけど、押尾も大人になったんだぞ!と大人の曲です。」と笑ってましたが、スローテンポな曲でもコード進行やタッチ、やっぱり“押尾節”なんです。
最初のハーモニックスが出たところで「あっ、押尾!」と分かります。
“色”があって個性が強い。
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●ここで、押尾コータロー《Reboot & Collabo》のライブスケジュールです。
・6月12日(水)大阪「NHKホール」
・6月16日(日)東京「東京文化村オーチャードホール」
・6月18日(火)名古屋「日本特殊陶業市民会館文化ホール」
●ギターも素敵な、いつまでも若い《伊勢正三》さんとのジョイントライブです。
・6月9日(日)- Featuring 押尾コータロー-「東京昭和女子大学人見記念講堂」
●“Reboot & Collabo”ではないですが、北海道ツアーもあります。
・6月25日(火)清里町生涯学習センター
・6月27日(水)大樹町生涯学習センター
・6月29日(土)北広島芸術文化ホール
・6月30日(日)由仁町文化交流会館

続きは来週。どうぞお楽しみに。

収録終了後、この日に使用した《うらのギター》。・6月12日(水)大阪「NHKホール」
・6月16日(日)東京「東京文化村オーチャードホール」
・6月18日(火)名古屋「日本特殊陶業市民会館文化ホール」
●ギターも素敵な、いつまでも若い《伊勢正三》さんとのジョイントライブです。
・6月9日(日)- Featuring 押尾コータロー-「東京昭和女子大学人見記念講堂」
●“Reboot & Collabo”ではないですが、北海道ツアーもあります。
・6月25日(火)清里町生涯学習センター
・6月27日(水)大樹町生涯学習センター
・6月29日(土)北広島芸術文化ホール
・6月30日(日)由仁町文化交流会館

続きは来週。どうぞお楽しみに。

収録終了後、この日に使用した《うらのギター》。
押尾君も生演奏に使ってくれました。
うらのギターで

【押尾コータロー 最新アルバム《Reboot&Collabo.》】
portrait
Reboot&Collabo.

この番組は中央エフエム(http://fm840.jp )をキーステーションに、 ラジオ・ミュー(http://www.fm761.co.jp )、 富山シティエフエム(http://www.city-fm.co.jp )、 エフエムとなみ(http://www.fmtonami.jp )、 エフエムおかざき(http://www.okazaki.fm )、 エフエムわっち(http://www.fm-watch.jp )、 エフエムちゃお(http://792.jp )、 エフエムゆめウェーブ(http://www.yumewave.jp )、 かずさエフエム(http://www.kazusafm.net )、ビーエフエム(http://www.befm.co.jp/)、フレンズエフエム(http://www.friendsfm.co.jp/)、エフエムG’Sky(http://www.fmgsky.com/)、あずみ野エフエム(http://www.azuminofm.co.jp/)以上、13局のコミュニティエフエム局で放送中です。

2 thoughts on “Ryntenゲスト ~Vol.245:押尾コータローさん 1週目”

  1.  ゲストトークが楽しいですね。なかなかリアルタイムで聞けない。今週の押尾さんは無理して聞きました。
     ヨーロッパの話は興味深く聞きました。倫典さんの楽曲にそれなりのにおいがあるのも感じていましたし、それに押尾さんが影響を受けていたなんて、聞いているとこちらまでニンマリしてきますね。
     ヨーロッパ・ノクターン、イントロだけコピーして止まっています。続きはいつになるのでしょうか。(笑)
     伊藤賢一さんは某ギター雑誌に「シーベグ・シーモア」の音源、譜面があったので、時々トライしています。これもアイルランドの名曲ですよね。いつか倫典アレンジも聞いてみたいです。
     押尾さんのバラード系、スタンダード・チューニング系はどれも好きなんですが、倫典さんの曲で手いっぱいでなかなか覚える余裕がありません。早くあれもこれも弾けるようになりたいものです。
     「黄昏」の生ライブ良かったです。スンハ君や伊藤さんの時のようにYou Yubeを期待していたのですが、押尾さんは難しいのかな。
     

  2.  ところで、昨日クロサワ楽器に立ち寄ったところ、個室の中にレッスン中の倫典さんがいらっしゃいました。かぶりつきで見たかったのですが、我に帰りそっと立ち去りました。(笑)
     ライブ以外の”お仕事”を拝見するのは初めてです。最近、何かと行き詰まることが多いのですが、教えている姿をみていると「俺は何をやっているんだろう」と思うと同時に励まされる気にもなりました。大袈裟か??

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