Ryntenゲスト ~Vol.196:チョン・スンハさん(Sungha Jung)

【河童のひとり言】
もうすぐ七夕。日本では、その夜に雨が降ると彦星と織姫が会うことができないというのが一般的です。でも、お隣韓国では、七夕に雨が降ると彦星と織姫が1年振りに出会えての嬉し涙、そして翌日に雨が降ると、別れを惜しんでの涙と言うんだとか。同じ七夕でも、こうも違うんですね。韓国の人たちの捉え方のほうがロマンチックでいいなぁと、ふと思いにふけるリンテンなのでした。

【譜面集「Eternal」】
お待たせいたしました、「Eternal」譜面集が出ました!、自信作です。
何が自信作かというと…非常に読みやすく見やすい!実際に楽曲も素晴らしいものばかりですから、是非弾いてみて下さい。

【今週のRyntenNews】
【河童のひとり言】の《たなばた》。目前とはいえ、‘梅雨’真っ盛り。。。
いかがお過ごしでしょうか?

《たなばた》…趣きがありますよね。
今でこそ遠いイベントになりつつありますが、子供の頃には逆に待ち通しかった!そんな日です。ちなみに、韓国の《たなばた》は‘陰暦’が用いられる様で、8月下旬だそうです。そう言えば、仙台の《たなばた》は8月下旬ですし、コチラは‘旧暦’と言った方がいいですね。
一般的には7月7日でが、『‘天の川’が見える日はあるのか?!』という季節です。まあ、それだけ雨が降ると“うれし涙”、との捉え方の方が逆に『奥ゆかしくていいな。』と思います。“願い事”を書いてそれを飾るんですが、かつて子供の頃に僕が「何の願い事を書いたか?」それが「叶ったのか?!」「叶わなかったのか?!」という事も憶えていません。そもそも「“彦星”に祈るのか?」「“織り姫”に願うのか?」そのあたりも定かでない自分自身もいたりして…。
みなさんのご意見をお聞かせ頂ければ、と思います。

お便りを頂いています。
『trinitu1』さんから、5月の奈良ライブで演奏した僕のオリジナル曲『Dream』について『“DREAM”を弾いてくださいました。大好きな曲です。』と書いていらっしゃいます。《アコースティックウインド番外編》でも演奏した曲ですね。こちらこそありがとうございました!

■Ryntenダイアリーです。
今週は“北海道ツアー”のレポートです。

東京を出発する日の気温は「31℃」、新千歳経由で釧路入りしたのですが新千歳では「16℃」。さらに釧路に入った時には「9℃」、夜は「3℃」まで下がっていたのには驚きでした。翌日はすぐ近くにある、スーパーでマフラーを買い込みましたが、この時期にマフラーを買うなんて想像もしませんでした。尤も地元の方も「この時期にこんなに寒いのは珍しい。」んだとか。

初日の釧路では初登場の《あけぼの》。
ここでは‘食事付き’‘フリードリンク付き’です。「軽食がつくのでは?」と思っていたら、テーブルに並べられたお料理の数々にビックリしました。豪華ですねえ。

会場は満席でしたが、ライブが始まる頃には既に出来上がってしまっているお客さんも。。。
でも酔っぱらってるお客さんとのやり取りも楽しかったですよ。

写真はスタッフの“釧路の有吉”君、と僕が勝手によんでるんですが…似てると思いませんか?

翌日は初登場の池田町《よねくら》。
池田町はワインのメッカです。
そして、このお店は明治時代からの老舗、《バナナ饅頭》が有名です、それと《ステーキ弁当》。
僕も両方御馳走になりました!美味しかった~。

で駅前にはこんなオブジェが。


お客さんは女性が多かったのが嬉しかったなあ。
当初、予定には入っていなかった『冬のソナタ』を急遽演奏!喜んで頂けたのではないかと。。。
アンコールにはリクエストも出たりして、嬉しかったなあ。
お店のご主人たちと写真を撮るのを忘れてしまいました…次回は是非!

帯広《ホーリーズ》。
こちらも初登場ですが、帯広では十数年ぶりのソロライブです。

店内に貼ってあったおもしろいポスターを見ました。

ここでも店内はたくさんのお客さん。嬉しかった!
ここでも演りました!『冬のソナタ』。
客席には“韓流ファン”の女性の方もいらっしゃいましたねえ~。喜んで頂けたようです。
で打ち上げ後に記念撮影。
因みに真ん中でエプロンをしているのがご主人の堀さん…でホーリーズというんだそうです。。。

帯広までくると、それほど寒くはありませんでしたよ。

その翌日から、いいお天気に恵まれましたねえ。
オフ日だったので北海道のビールをいただきました。北海道ならではの飲物です。

ある駅の線路で見かけた真っ黒な猫。ノラなのかどうか…。

来週に続く。

■ライブスケジュールです。
・7月7日(土)福岡・朝倉「音茶」七夕ライブです!
韓国・釜山公演のお知らせ
・7月14日(土)『Rynten Okazaki Heart Strings Concert in Pusan』
 「Pusan Community Media Center」
・7月15日(日)『Rynten Okazaki Workshop』
 「Pusan Udada Hight School」

●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。

http://www.rynten.com

■最新アルバム情報
Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。

■好評発売中!
弟4弾CD付き譜面集「フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集ー永遠のメロディー20」

御陰様で大好評です!

【Rynten’s ゲスト】
今週は昨年に引き続き、韓国のギターリスト《チョン・スンハ》君にお越しいただきました。通訳は昨年同様、京都・プー横丁の《松岡さん》です。


『こんにちは。チョン・スンハです。』と日本語でご挨拶。約1年ぶりに会った彼はすっかり大きくなっていてギターが小さく見えましたね。『New Albumおめでとうございます。』と言ったら『ありがとうございます。』とこれも日本語で返ってきました。

倫『前作から1年5ヶ月、今回のAlbumジャケットを観てどう思いますか?』
ス『New Albumのジャケットは全て気に入ってます。前回とは違って‘Young man’をアピールしたかった。』
倫『今回もドイツのギター“Lake Wood”、気に入ってる一番のポイントは?』
ス『プロデューサーの“ウーリー・ボーガス・ハウゼン”さんが紹介してくださって以来、気に入って使ってます。』
“ウーリー”さんに会うまでは、韓国製を使っていたんだとか。

倫『今回もプロデューサーは“ウーリー”さん。「もし、3枚のCDを持って孤島に一年間行かなければならないとしたら、間違いなくその一枚になる。」と最高の賞賛をされてますが、どんな方ですか?』
ス『ドイツのギターリストで、僕がYoutubeに“ウーリー”さんのオリジナルやカヴァー曲をUpのを観てコンタクト取ってくたのが最初です。今回のアルバムには友だちの“トーマス”さんにも参加していただきました。
“トーマス”さんはエンジニア。お二人は、スンハ君を非常に愛していると、ひしひしと伝わってきますね。

倫『前回の“Perfect Blue”から今回の“Irony”にかけて、音楽・演奏で自分が一番変わったと思うところは?』
ス『ミュージシャン、ソングライター、パフォーマーとして成長したと思います。1st Albunのほとんどは他の人のアレンジでしたが、“Irony”はオリジナルが半分、カヴァーも全て僕がアレンジしました。』

ここで生演奏を1曲。「今回も一緒に生演奏するのが楽しみだった。」というスンハ君からのリクエストは、僕のオリジナル《めざめの瞬間》。スンハ君がメインの演奏で“with Rynten”でしたが、一年前と比べ進歩を見せてました。
http://www.youtube.com/watch?v=x8kctAK4K9M

倫『韓国の古典などの音楽はどう感じますか?』
ス『韓国には素晴らしいアーティストがたくさんいますから、K-POPやトラディショナルもよく聴きます。』
いつか韓国で古くから根付いている音楽の影響も出て来るのでは?と思います。


倫『これまでに印象に残った国.都市、ライブはどうでしょうか?』
ス『“日本”です。ファンの人たちも暖かく第二のふるさとの様でいつも「また戻って来たい。」と思います。倫典さんの曲も素晴らしくて、この様にラジオに出演させていただき、一緒に演奏できる事は光栄です。』
日本だけでなく、僕の曲まで登場して嬉しいです。末永くおつきあいをさせて頂ければ、と思います。

最後に、アルバム“Irony”からタイトル曲の“Irony”を聴きながらお別れしました。
これは特殊なチューニングでこれまでのオリジナルとは違う雰囲気で、ストロングな曲なんだそうです。

日本のファンの人たちもスンハ君の来日を待っている方が多いと思います。ますますの活躍を期待しています。
スンハ君、来日の時にはまたラジオに来て下さいね。

チョン・スンハNewAlbum『IRONY/アイロニー』

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