【河童のひとり言】
ケニアの環境保護活動家 ワンガリ・マータイさんの訃報のから、彼女によって「もったいない(MOTTAINAI)」という日本語を世界共通の言葉として広める活動があることを知りました。改めてこの「もったいない」について調べてみますと、「物体(もったい)」というのは仏教用語だそうですね。
物の本来あるべき姿が無くなるのを惜しむ気持ちだそうですが、その背景には日本人独自の命に対する敬意があることを知りました。こんな言葉の真意を知らずして使うことこそ「もったいない」話です。
【今週のRyntenNews】
季節の移り変わりの速さはこれほど目まぐるしかったか?!と昔を振り返って思っています。
これは年のせいなのでしょうか?それとも本当に変わりつつあるのでしょうか?
秋深し…いかがお過ごしでしょうか?
「河童のひとり言」から。
『マータイ』さんが亡くなりました。
『もったいない』という言葉は英訳出来ない。つまりこれに代わる英語が存在しない、という話も聞いた事がある様な気がします。
仏教用語…仏教から生まれた言葉というのは、たくさんあります。
しかし、本来あるべき姿が無くなるのを惜しむ気持ちを『もったいない』とすれば、これは「間違っている!」という事ではないと思いますが、日頃使っている意味とはちょっとズレている気もしなくもありません。
この様に「ちょっと使い方が違うのでは?」と僕がいつも感じているものに、『適当』という言葉があるんですね。
「あっ、それ適当にやっといて。」と『適当』というと「いい加減」のイメージがある気がしますが、本来は『的を得ている』という意味で、つまりこれは「ズバリ的を得ているやり方でやって下さい。」という事なんです。
『もったいない』の話に戻りますが、うちの母親がよく僕らの残した夕ご飯を「まあ、もったいない、こんなに残して!」と言いながら食べていました。気持ちは分かりますし大事な事です。
しかし、その甲斐もあって…といいましょうか?!今は医者にも咎められる程の見事な体格になっています…。
■Ryntenダイアリーです。
北海道第三弾が無事に終わりました!
釧路でラジオ出演した翌日、今各駅停車「足湯めぐり号」に乗って度は網走へ。
「足湯めぐり号」という名称からまるで観光のようですが、釧路から網走に行く為には、一日に一往復しかしていない、この電車しかなかったんですねえ。大変でしたが、楽しかったですよ。
名前の通り、途中の摩周駅と川湯温泉駅で数十分停車、足湯を楽しめる様な時間があります。
それよりも何よりも車窓が素晴らしかった。
まずは釧路湿原を通り、タンチョウで有名な「かやぬま駅」、摩周、川湯温泉、知床斜里を通り、そして終点の網走です。
釧路湿原に生息する植物たちも色づいていては雄大でした!
あっと言う間に通り過ぎてしまったので、写真は撮れませんでしたが、かやぬま駅を通り過ぎた頃タンチョウを見かけました。ちゃんと「つがい」でしたよ。
摩周では名物駅弁「豚丼」を買い込み車内で平らげましたが、これは旨かったですねえ、絶対お薦め!
川湯温泉駅構内足湯には、猫がお昼寝…何とものどかで…。
列車が進むにつれて徐々に夕方になると、夕日に染まり空に浮かぶ斜里岳を通り過ぎ…きれいだったなあ。
この時期はあっという間に暗くなります。網走近くの海岸では夕闇の中に、イカ釣り漁船の灯りが列をなしていました。
今年2月に流氷見学の際に立ち寄った事があるバーです。その時、マスターには初めてお会いしたのですが「あのー。岡崎倫典さんですか?」と言われ照れくさかったけど、僕の事を知っててくれて感激したのを覚えています。
その初ライブ、僕の音楽に触れる方もたくさんいましたが、盛り上げていただきました。
打ち上げでは、マスターから「シマエビ」など地元名物をたらふく御馳走になり…絶品でしたねえ。
翌日は毎年ライブをやらせてもらっている、赤平「常照寺」へ。
本堂ライブは相変わらずいい音でした!
今回は、市内のご住職たちが中心となり東北復興の為のチャリティーイベントを企画、そんな中で僕も演奏させてもらえた事は本当に光栄な事でした。
楽屋代わりに使わせてもらった客間のカレンダー、良い言葉です。
打ち上げでは住職のみなさんと会食。かたい話になるかな?と思ったのですが、とても和やかな雰囲気で人生の話も…。
勉強になりました。
そして再び釧路へ。春に引き続きでしたが、今回のライブは和食のお店「たちばな」。
前回、大きな和紙に「だるま」の絵を僕の演奏を聴きながら描いてくれた「達磨先生」は都合で来れませんでしたが、絵は描いておいてくれたそうです。さっそくステージに飾らせてもらいました。
ここでも盛り上がりました!春にいらして下さった方々とはまた違うお客さんだとか…。
主催してくださった皆さんの繋がりの広さには脱帽です。
ライブ終了後は市内にある「もつ鍋」のお店へ連れて行ってもらいましたが、釧路でもつ鍋、とはなかなか面白い。。。
釧路駅前の交番にはロシア語が。。。港町なので多くの商人が行き交っているんですね。
■スケジュールです。
10月~11月にかけてのお知らせです。
・25日(火)東京錦糸町「パピーズ」初めてお邪魔するライブハウスです、楽しみにしています。
・28日(金)群馬北高崎「青春の唄」僕の知人がフォークバーを開店。お祝いに駆けつけます。
11月
・5日(土)秋田「セルリアンホール」毎年お世話になっている、アコースティックギタークラブの皆さんにお会いするのが楽しみです。
・19日(土)四日市「ガリバー」サンドイッチとコーヒーの美味しいカフェです、是非食べてみてください。
・20日(日)広島「J’s Bar」広島に行った時には必ず立ち寄るバーです。
北海道ツアー最終章
・11月6日(日)増毛「ポルク」日本海が見渡せるウッディなカフェです。
・11月8日(火)富良野「きつつき」年2回お邪魔しています、今回は秋バージョンでお届けします。
●ライブにご来場の皆様へお願い●
ライブ中は録音や撮影は禁止です。
ステージに上がったり、ギターや機材に触ったりしないで下さい。
楽器はとてもデリケートで、なによりアーティストの命です。
マナーを守り来場者皆さんが心地良く楽しめるライブになるようご協力ください。
■Newアルバム情報
『Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng – 』
テレサ・テンとの夢のコラボレーションをスペシャルトラックとして収録。
■好評発売中!
弟4弾CD付き譜面集「フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集ー永遠のメロディー20」
御陰様で大好評です!
■『Eternal(エターナル) - Rynten plays Teresa Teng-』譜面集、KMP出版から発売予定。
大変お待たせしています、この譜面集…「年内に…」と頑張っておりましたが、来春になる可能性も出てきました。
必ず出版致しますので、今しばらくお待ち下さい。
【Ryntenバイエル】
Ryntenバイエルは、「MistyEyesを弾こう」の9回目です。僕のオリジナル曲「MistyEyes」は、アルバム「HeartStrings」に収録されているアンサンブルバージョンと、アルバム「YourSelection」に収録されているソロバージョンがありますが、今回はソロバージョンを取り上げていきます。Tuning:Standard/CAPO:2で演奏していきます。ぜひ、チャレンジしてみてください。
今週最後の曲は、カバー曲「YourSong/ユア・ソング」。ぜひ、お聴きください。
http://www.youtube.com/watch?v=2Cz2xxLSVKE
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