今週も「ハロー・ラジオシティ」お聴きいただきありがとうございました❤
リスナーの銀造さんから届いた「春のお便り」
スタジオのある東京スクエアガーデン南側道路沿いで見られます!(*^^*)
****************************
『今月の国立映画アーカイブ』
毎月、第1金曜日にお送りするこのコーナー。
京橋3丁目にある「国立映画アーカイブ」スタッフの方が、数々の映画上映イベントや企画を通してその魅力をご紹介くださいます。
今日、スタジオにお招きしたのは。。。
客員研究員の佐野享さんです。
今回は先月ご紹介した上映企画『1980年代日本映画――試行と新生』から
「奇っ怪な作品」という表現で敢えて2本について詳しく解説してくださいました。
1980年代半ば過ぎはまさに「バブル絶頂期」
その頃制作された映画は映像の端々にバブルを感じるものとのこと。
『いこかもどろか』
『おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!』
いずれも当時話題のキャストで制作された作品です。
もし、見逃してしまっていた方は、是非、今回の上映機関に国立映画アーカイブでご覧になってみてはいかがでしょう。
「バブル」とは何だったのか。良くも悪くも狂騒的な80年代を振り返るのに絶好の作品群です。
『1980年代日本映画――試行と新生』
2月16日より開催の上映企画
企画名:1980年代日本映画――試行と新生
会 期:2021年2月16日(火)-5月5日(水・祝)
HP:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/japanese1980s202101/
会 場:長瀬記念ホール OZU(2階)
定 員:155名
事前予約制ですので必ず国立映画アーカイブのHPを事前にご確認ください。
****************** *****************
Art Focus @Tokyo
アートライターのヒロさんがご紹介くださる注目の展覧会。
今回ご紹介くださったのは・・・
三井記念美術館で開催中「小村雪岱スタイル」
千代田区立日比谷図書文化館で開催中「複製芸術家 小村雪岱」
●雪岱の多彩な仕事を通覧
大正・昭和初期に活躍した画家・小村雪岱(1887-1940)の展覧会が現在2箇所で開催されています。
三井記念美術館では雪岱の装幀や挿絵、肉筆画、舞台装置原画、そして雪岱のルーツとされる浮世絵師・鈴木春信の錦絵、雪岱が影響を受けた、影響を与えたと思える明治から現代作家の工芸作品により、雪岱の多彩な仕事と影響を総覧できる内容になっています。
一方、千代田区立日比谷図書文化館は装幀と挿絵に絞って展示していますが、複製仕事に焦点を当てて雑誌や広告の仕事まで紹介しています。
●秀逸なセンスを堪能
雪岱は27歳の時、泉鏡花の新作単行本「日本橋」の装幀を依頼され、それ以降ずっと鏡花本の装幀を担当しました。表紙と裏表紙を繋げ、斬新な構図を展開した装幀本、表と裏の見返しも手を抜きません。それを収める箱までもモダンで美しいものばかりです。
37歳の時、日本画家・松岡映丘の紹介で舞台装置原画を描き始めます。50分の1サイズの原画をもとに大道具・小道具さんが装置に仕上げるのですが、雪岱の舞台原画は歌舞伎役者にも好評で、生涯で200の芝居を手掛けました。
以上はほんの一部で、たくさんの見どころがありますのでぜひ2会場ともご覧ください。
◎展覧会インフォメーション
三井記念美術館 http://www.mitsui-museum.jp/
2021年4月18日(日)まで 月曜休
午前11時〜午後4時 ※入館は閉館の30分前まで
一般1300円 ※日時指定予約制(予約枠人数に空きがある場合のみ当日入場可)
千代田区立日比谷図書文化館 https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/
2021年3月23日(火)まで 3/15休
月〜木・土曜:午前10時〜午後7時 金曜:午前10時〜午後8時 日曜祝日:午前10時〜午後5時
※入館は閉館の30分前まで
一般300円
三井記念美術館 会場風景
千代田区立日比谷図書文化館 会場風景
********************************
目と耳で楽しむ中央区 ~いつも心に音楽を~『月島歌劇団』
中央区に歌劇団がある!❤
一体どんな歌劇団なのか?
興味津々。今日は月島歌劇団の団長でいらっしゃる佐々木さんとお電話を繋いでその活動内容についてお話を伺いました。
中央区文化推進事業助成事業として、2009年の歌劇団旗揚げのきっかけから現在のコロナ禍での活動まで、皆さんで工夫しながら「音楽の素晴らしさを伝え続ける」ための熱い想いを語ってくださいました。
大学の同期メンバーで構成された『月島歌劇団 lunace』の皆さん。コロナ前までは「日本語でオペラ」を上演なさっていたそうですが、そうしたライブやコンサート活動が難しくなった今、新たな形式でお家時間の増えた私達に~いつも心に音楽を~届けてくださっています。
日本人なら誰でも幼い頃に歌った、そして小学校などで習った懐かしい日本唱歌。
ある意味、歌心の原点と言える楽曲たち。
現在、この懐かしい曲たちを大切に歌い紡いでいらっしゃいます。
https://www.facebook.com/tsukishimakagekidan.lunace/
コロナ禍でライブが開けない中、動画で美しいメロディーを聞かせてくださいます。
月に2,3回のペースで動画配信中(Youtube)
是非、ご覧になってください。
#月島歌劇団 #lunace
『月島歌劇団』と検索!
今年は是非、観客の方を招いてのコンサートが実現できることをお祈りしています!!
******************************
『かまパン&フレンズ 産直エブリー!from GINZA SONY PARK』
Ginza Sony Park地下3階にあるかまパン&フレンズ<ナチュラル物産館>から
毎週金曜日は、食べて感じたこと、おいしかった食べ方、こうだったらいいのにな。などなど、みなさんからつくり手へのメッセージを送れる「フレンズはがき」をご紹介!
今日はかまパン&フレンズで販売中の「ひみつのクリームソーダ」を召し上がった30代やまもとさんからのおハガキ。
Q)「ひみつのクリームソーダをいただきました。無添加なものが多いなか、びかびかのピンク色をしているドリンクが出てきて、ちょっとびっくりしましたが、味はさっぱりおいしかったです。どんなものを使ってあのピンク色になっているのですか?よかったら教えてください」
A)弓削店長からのお返事
「美味しく食べていただき、ありがとうございます!ピンクのクリームソーダ珍しいですよね。実は、野菜のビーツで作ったシロップを使って作っています!ビーツというと、ロシアのボルシチが思い浮かびますが、ビーツは加熱すると甘味と色が強くでるのでデザートやドリンク作りにもおすすめです。」
ひみつのクリームソーダの素材は、季節によって変わっていきます。次のフレーバーも絶賛開発中!お店にいらしたときには、ぜひ召し上がってみてください。
こういうはがきでのやり取り、いいなーーと思うのです。
あなたも是非!
******************************
来週3月8日(月)のハロラジ、ナビゲーターは新宮志歩さんにバトンタッチ。
●来週のサウンドコネクト
「お別れ・さよならソング」
3月は卒業式や人事の異動など別れもある季節ですね。
ちょっとセンチメンタルに。。。「別れの曲」をテーマに募集します。
来週の月曜ハロラジ番組ラインナップは・・・
松屋銀座で3月8日より開催の展覧会「銀の匙 Silver Spoon展」について展覧会担当の方にインタビュー。
中央エフエムで毎週火曜日11:45から放送の「ジャストマイブレンド」より、川内さんに季節にあったハーブのご紹介です。
では、また来週3月8日(月)。84.0 ハローラジオシティお聴きくださいませ。
今日も素敵な午後を、そして良い週末をお過ごし下さい。