本とアートとcoffeeと☆観光協会特派員の『大好き中央区』☆Art Focus @ Tokyo

本とアートとcoffeeと

銀座6丁目・銀座蔦屋書店からアート・コンシェルジュの有賀さんをスタジオにお招きして、現在、店内アートウォールギャラリーで開催中のグループ展「Anthropocene」についてお話を伺いました。

小津航  表良樹  増田将大 グループ展
『 Anthropocene 』

私達の生きている時代を令和とか21世紀とか、そんな単位ではなくもっと壮大な地質学・層序学の研究で地球年代として表現すると。。。今は「新生代第四紀完新世」だというお話!
何ですかそれはー?と思いますよね。
古代に恐竜が生きていた時代を「白亜紀」とか「ジュラ紀」と呼ぶことは知っていましたけど、今が「新生代第四紀完新世」であり、すでに11,700年間続いているとは。。。
そして丁度この数十年で地球年代が変わりつつあり、新年代を「人新世」と呼ぶことになるとか。
「人新世」という言葉の響きに不思議な感覚を覚えます。
地球の歴史の大きな転換期。
これまで層をなして繰り返し繰り返し積み重ねられてきたものを表現すること。
今回の展覧会では3人のアーティストがそれぞれ個性的な作品で多様な『層』を表現。
それを見る私達の様々な感情を呼び覚ましてくれる注目の展覧会です。
是非、会場で「人新世」時代の境界あたり?を体感なさってみてください。

小津航  表良樹  増田将大 グループ展
『 Anthropocene 』
開催期間:1月20日(月)~2月24日(月)
開催場所:銀座蔦屋書店 アートウォールギャラリー

*3人のアーティスト作品は店内で購入可能
または、コチラからも購入できるそうです
→『OIL By 美術手帳』 https://oil.bijutsutecho.com/gallery/730
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
観光協会特派員の『大好き中央区』

今日このコーナーにご登場くださったのはブログネーム『kimitaku』さんです。

2020オリンピックにボランティアスタッフとして参加なさるとおっしゃるkimitakuさん。日頃から色々な活動をなさっていらっしゃいます。
勿論!ここ中央区では晴海に選手村が開かれたくさんの海外からのお客様をお迎えすることになりますから、ご活躍の場も広がりそうですね。

そんなkimitakuさんが今回ご紹介くださったブログは・・・
『始まった「勝どき東地区第1種市街地再開発事業」今の建築現場です』

https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=412

そうです!選手村建設中の勝どき・晴海地区の日々の変化には驚かされます。
Kimitakuさんがほぼ毎日歩くこのエリアの変化をつぶさに観察してブログに書いてくださっています。
今回の話題は昨年末に完成した不思議な建築物。。。実は「エンブレム」とのこと。
その形は是非、kimutakuさんのブログでご確認いただきたいです。
こうしたものの1つ1つからも、どんどん近づいてくるオリンピックを感じられますね。
さあ!2020年。
kimutakuさんのブログで勝どき・晴海エリアの変化をこれからもチェックさせていただきましょう!。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Art Focus @ Tokyo

アートライターのヒロさんとともにお送りするこのコーナー。
今日は、根津美術館で開催中の「〈対〉で見る絵画」をご紹介

(1)龍虎、四季などの画題は対幅向き
2点以上の〈対〉で成り立つ美術にスポットを当てるユニークな展覧会。二幅対から五幅対の軸や一双の屏風に描かれた、龍虎、四季など対幅でメジャーな画題、桜と紅葉、馬など、美しい色彩で魅了する作品が展示されています。
「吉野龍田図屏風」は、奈良県・吉野の桜と龍田川の紅葉、春と秋、名所を対比させた圧巻の作品です。
雪村周継筆「龍虎図屏風」は地上の虎と上空の龍が睨み合う迫力の構図。流水と威嚇する虎の背中のライン、風と龍の体のうねりを呼応させています。
狩野山雪筆「梟鳥図(きょうけいず)」はフクロウとニワトリの対比がユニーク。夜と朝、松と竹、おとぼけ顔と凛々しい顔付きに注目です。

(2)組み合わせを楽しもう!
同展チラシの右上のフクロウの吹き出しに「組み合わせを楽しもう!」とあります。
中国では偶数の対幅が通例ですが、日本には三幅対、五幅対も存在し、三幅対は仏画の三尊形式が元になったと言われ、中央が最も格が高い絵となります。絵の左右にある細い裂地を「筋廻し」と言い、それがあるものが本来は中央にあったはずですが、海北友松の「呂洞賓・鷺・鶴図」(ろどうひん・さぎ・つるず)は、もともと六曲一双の屏風になっていた12図のうち3図が取り出されて軸装された作品です。その際に鶴はもともと中央にあったはずですが、伝来の過程で呂洞賓と入れ替えられたと考えられます。
対幅の作品は組み合わせにバリエーションがあるため、相互の関係や対比の妙に留意して鑑賞するとより楽しめると思います。

◎展覧会インフォメーション
根津美術館 http://www.nezu-muse.or.jp/
2020年2月11日(火・祝)まで 月曜休
午前10時〜午後5時 ※入館は閉館の30分前まで
一般1100円

展示風景

狩野山雪筆「梟鳥図」 江戸時代 17世紀 根津美術館蔵
::::::::::::::::::::::::::::::::
明日のハロラジ。
ナビゲーターはモモさんにバトンタッチ。

明日はもう1月最終日ですねー。早いなーー。

モモさんは昨年10月から毎週金曜日、ナビゲーターとして新鮮な目でここ中央区の話題を取り上げてくださっています。その頑張りに本当に感謝です。
明日はどんなお話を聴かせてくださるか楽しみ。
ところで、モモさんが「今GETしたいもの」ってなんでしょうか?

では明日1月31日、金曜日。
84.0 ハローラジオシティ、どうぞお聴きくださいませ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です