国立映画アーカイブ・映画で旅するヨーロッパ「EUフィルムデーズ2018」*第37回中央区観光大使・ミス中央選考会 出場者募集のお知らせ!*Art Focus @ Tokyo

「今月の国立映画アーカイブ」

毎月、第1金曜日にお送りするこのコーナー。
京橋3丁目にある「国立映画アーカイブ」スタッフの方が、往年の数々の映画の上映イベントや企画を通してその魅力をご紹介くださいます。
今日、スタジオにお招きしたのは。。。客員研究員の篠儀直子さんです。


今月ご紹介する企画は
映画で旅するヨーロッパ「EUフィルムデーズ2018」
開催期間:5月26日(土)~6月21日(木)
開催場所:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU  (京橋3-7-6)
定員:310名(各回入れ替え制・全席自由席)

欧州連合(EU)28加盟国中25か国もの作品を一堂に上映するユニークな映画祭。
これだけの国々があると文化、歴史などもそれぞれ独自のものを持ち、映画の雰囲気、ストーリー、制作手法など作品の個性にきっと驚くことと思います。
また有名な映画監督の作品だけでなく、若手、新進気鋭の監督たちの新たな映画の息吹も感じることが出来るのではないでしょうか?

篠儀さんがご紹介してくださった作品は、今日6月1日(金)の19:00~、2日(土)の13:20~上映されるポーランドのドキュメンタリー映画
「ソラリスの著者」と「寄せ集め」

ポーランドSF作家スタニスワフ・レムについてのドキュメンタリーとレムによるあの巨匠映画監督・アンジェイ・ワイダの劇映画の2本が上映されます。
今から会場を目指せば間に合いますよ!💨

またこの期間中、特別プログラムやトークイベントがとてもたくさん開催されます。
「EUフィルムデーズ2018」の詳細はコチラからチェック!
→ http://www.nfaj.go.jp/exhibition/eufilmdays201805/
https://www.facebook.com/NFAJPR/
https://twitter.com/NFAJ_PR

「EUフィルムデーズ2018」チラシなどをご覧になって、あなたの注目映画を会場でご覧になってみてください。
ちなみに私は、、、6月5日・6日に上映されるイギリス映画の名作「日の名残り」を観たいです。
ノーベル賞文学賞受賞作家、カズオ・イシグロの小説の映画化。これは注目です!

映画を通して各国の文化や歴史、人びとの日々の営みや考え方を知ることが出来るって凄いことです。
日本初公開映画もありますので、ここ国立映画アーカイブでしか出会えない映画作品を是非、お愉しみになってください。

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第37回中央区観光大使・ミス中央選考会 出場者募集のお知らせ!

今日のスタジオは華やかでしたよー。
第36代 中央区観光大使・ミス中央でいらっしゃる、小島夏子さん、木内璃音さん、安田絵麗さんの3人と中央区観光協会の溝口さんをお招きして、
今日6月1日から出場者募集が始まる
「第37回中央区観光大使・ミス中央選考会」についてアドバイスやお仕事の内容などを教えて頂きました。


3人のミス中央の皆さんはやっぱり笑顔が素敵!!
昨年の9月から中央区内の様々なイベントなどに華を添えてくださり、沢山の皆さんと共にここ中央区を盛り上げてくださっています。

今日はミス中央のお仕事のやりがい、楽しさ、感動、発見などについてこれまでの経験をもとにスタジオでいろいろお話してくださいました。
「毎日、中央区に通勤することが楽しいです!」
「普段の何気ない発見に感動したり、沢山の方たちのバックアップを肌で感じて感謝の気持ちで一杯です」
「普段、自分では行くことが出来ない場所に行けてとても勉強になります」
「ミス中央に選ばれて本当に良かったと思っています」
など3人3様に素敵な感想を伺うことができました。
日々、中央区観光大使として一生懸命PR活動をなさっていらっしゃる3人にとっては瞬く間に毎日が過ぎていくのかもーー。
毎年、ミス中央に寄り添ってお母さんのように温かく見守ってくださっている中央区観光協会の溝口さんも目を細めてその成長を喜んでいらっしゃいます。

そして、いよいよ
「第37代 中央区観光大使・ミス中央選考会」への募集が始まりました。
申し込み期間:6月1日(金)~7月16日(月)
予選会:8月18日(土)10:00~
本選会:9月1日(土)13:00~
*応募資格など募集の詳細はコチラから

http://www.chuo-kanko.or.jp/
検索は「中央区観光協会」で。

現役の3人の方に、ミス中央に応募なさる方への一言アドバイスもいただきましたよ。
応募するときにまず一番大事なのは「中央区が大好き!」ということ。
あなたの言葉で「中央区の魅力」をPRできること。

我こそは!と思う方は一歩前に踏み出す勇気をもって是非、観光大使・第37代ミス中央選考会にご応募なさってください!!

第36代 中央区観光大使・ミス中央として大活躍中の小島さん、木内さん、安田さん。まだまだ活動は続きます。イベント等で彼女たちの姿をみかけたら是非、温かい声援を送ってあげてくださいネ。
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Art Focus @ Tokyo
伊東豊雄展「聖地・大三島を護る=創る」

お馴染みアートライターのヒロさんと注目のアートをご紹介するこのコーナー。
今日はLIXILギャラリーで開催中の伊東豊雄展「聖地・大三島を護る=創る」をご紹介しました。

(1)瀬戸内海の小さな島、再生プロジェクト
しまなみ海道で通過する大三島(おおみしま)、そこを再生するプロジェクトの経過を伝える報告展です。
2011年に今治市伊東豊雄建築ミュージアムが開館したのをきっかけに、大三島で伊東さんが10年計画で取り組むことになった「これからのライフスタイル」を紹介する展覧会が2015年にLIXILギャラリーでスタートしました。

(2)特別な島、大三島
大三島にある大山祇(おおやまづみ)神社(594年に創建)は、日本総鎮守として全国に1万以上の支社を持つと言われています。大三島はこの神社があることで、神の島とされてきました。島へ入る手段は船しかなかったため、これまで開発されることはありませんでしたが、しまなみ海道の開通(2006年)により、車で大山祗神社に来る参拝者が増え、参道を歩いて神社を訪れる人が少なくなってしまったのです。「聖地」としての存在感、美しさを保ちながら、深刻な過疎化を止めること、Uターンや外部からのIターンを増やし、島の人達と交流しながら暮らしていけるように、伊東さんはそんなライフスタイルを提案し、展開しているのです。
「大山祇神社の参拝者や〈しまなみ海道〉のサイクリスト達が島を訪れてくれるのは有難い限りですが、単なる観光客としてではなく、彼らの明日のライフスタイルを探すために島を訪れて欲しいのです。」(伊東豊雄)

(3)大三島を日本一住みたい島にするために
現在、以下のような進捗状況です。
・参道の空き家をリノベーションして「みんなの家」として2016年5月にオープン、島の素材による食事を提供、近隣住民の憩いの場となっている。
・旧小学校を改修した宿泊施設「大三島 憩の家」が2018年4月にオープン。自家採取の野菜やワインを作る人を育成。伊東自身はオーベルジュの建設プランを立てている。
今回の展示では、大三島で暮らし、頑張っている若者たちをパネルや彼らが使っている道具を紹介しています。2015年の展示で今後のプランとして紹介されていたことが着実に実現されているのを感じました。建物を建てるだけでなく、人も育て島の活性化に尽力している伊東さんの仕事はとても興味深いです。

◎インフォメーション
LIXILギャラリー http://www.livingculture.lixil/gallery/
2018年6月17日(日)まで 水曜休館
午前10時〜午後6時
入場無料


現在の展示風景

会場風景(2015年の展覧会)
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来週月曜日、6月4日(月)のナビゲーターは新宮志歩さん。
どんな話題が飛び出すか楽しみですねー。

私JUMIは来週水曜日、6月6日(水)にまたお目にかかります。
6月はどんな月になりそうでしょうかネ?

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