4月OPEN! 独立行政法人国立美術館 「国立映画アーカイブ」@京橋3丁目
スタジオには現、東京国立近代美術館フィルムセンター 主幹のとちぎあきらさんをお招きしました。
思春期に出会った映画に心揺り動かされ、その記憶と少年のようなピュアな心をいつまでも持ち続けていらっしゃるとちぎさん。
「映画」が私達に語りかけてくれるさまざまな意味を熱く語って下さいました。
これまで東京国立近代美術館フィルムセンターでセミナーや映画、展示を楽しみ、タイムトリップし、少しの時間我を忘れる、感動する、、ことをこちらで体験させていただいてきた私ですが、、、
4月からは「国立映画アーカイブ」として再始動するとのこと。
一体どのような施設になるのか、ワクワクしますー。
「国立映画アーカイブ」の現在の所蔵作品はなんと約8万本!
今後は作品上映、展示に加え、これだけの貴重な作品の数々を沢山の方たちに「知って・観て・感じて・見守って・保存して」もらうための様々な活動をなさっていくとのこと。
アーカイブされた映画作品を通して人生のいろいろなことを学ぶことが出来る場として
「国立映画アーカイブ」はますます貴重な施設になることでしょう。
是非、4月からの「国立映画アーカイブ」にご注目ください!
http://www.momat.go.jp/ge/topics/fc20180206/
++++++++++++++++++++++++++++++
Art Focus @ Tokyo
アートライターのヒロさんがご紹介くださるアート情報!
「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」@東京都美術館 開催中!!
(1)偉大なる父、ピーテル・ブリューゲル1世
2017年4月に同館で開催された「バベルの塔」展は記憶に新しいところですが、その目玉としてポスター・チラシに使用されていたのがピーテル・ブリューゲル1世の手による作品でした。
その精緻な描写に度肝を抜かれた人も多かったのではないでしょうか?
現存する油彩画はわずか40点とフェルメール並みの少なさです。
この展覧会は、ひ孫まで一族の画業を紹介するブリューゲル展の決定版!とも言える内容です。
(2)ブリューゲル家の画家作品を一堂に
父から子、孫、ひ孫まで9人の作品を比較鑑賞できます。
ピーテル・ブリューゲル1世(父)、ピーテル・ブリューゲル2世(長男)、ヤン・ブリューゲル1世(次男)
ヤン・ブリューゲル2世(孫)、アンブロシウス・ブリューゲル(孫)、ダーフィット・テニールス2世(孫の夫)
ヤン・ピーテル・ブリューゲル(ひ孫)、アブラハム・ブリューゲル(ひ孫)、ヤン・ファン・ケッセル1世(ひ孫)
(3)ブリューゲル様式の継承
長男のピーテル・ブリューゲル2世は、父のスタイルを受け継ぎ、生涯模倣作を描きました。
モチーフの一部を変えた派生画も描き、同じ主題の作品が100点以上存在した作品もあったとのこと。そのため、貴族だけでなく中流階級の人々も作品を入手することができました。
次男のヤン・ブリューゲル1世は、父の模倣作を描くだけでなく花の描写で才能を発揮し、花の画家と呼ばれて名声を得ました。ビジネス的にも成功し、友人ルーベンスとの共作も存在しています。
息子の模倣という経緯によって「ブリューゲル様式」は形成されていったのです。
模倣作を効率的に制作するために作業は分担され、複数画家による共同制作も少なくなかった時代でした。
細部まで描きこまれた描写、奥行きのある幻想的風景、偉大な父の作風を子孫がどのように継承・発展させていったのかが通覧できる展覧会です。
◎展覧会インフォメーション
東京都美術館 http://www.tobikan.jp/
2018年4月1日(日)まで 月曜休館(祝日の場合は翌日休館)
午前9時30分〜午後5時30分 ※金曜は午後8時まで 入館は閉館の30分前まで
一般1600円
会場風景
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
お花のお話「C’mon A Kamon」
今日のお花はコチラ!
詳しくはFacebookページへ!
https://www.facebook.com/KAMON.FLOWERGATE
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
明日3月8日(木)のメッセージテーマは、、、
「この春からあなたが始めたいこと!」教えてください